30 / 45
第五章 2
しおりを挟む
異様な暑さがカウンターキッチンを包み込んだ。ジュルジュルと音を立て、横井が生唾を嚥下する。剥き出しになった桃尻に熱い肉の塊が触れた。ペニスの存在を肌で感じる。
「えっまさか……!?」
前のめりになってシンクに手をついて凭れ掛かる美鈴は、首を振ってチラリと窺ってみる。
(うっ嘘でしょ……!? 駄目よ無理っ絶対に無理っ挿入(い)れちゃ駄目っ……)
横井が右手でペニスを扱きながら、膣口を探っている様子を確認した途端、全身に嫌な汗が噴き出た。
下衆な痴漢師は、夫が近くにいるにも拘らず、そんなことはお構いなしに、その賤しい牡棹を女の穴に挿入(い)れる気なのだ。そう悟った瞬間、人妻女教師は背徳感と異常な興奮を同時に覚えた。
「いつもみたいに、ナマで挿入れるぞ」
「だ、駄目ぇっ……や、ヤダぁ……止めてぇぇ……」
「ん? ゴム使うか……? 寝室にでも置いてあるんだろ、修二に取りに行かせよか、それとも外に買いに行くか」
横井という悪辣な男は、実に恐ろしいことを平然と口した。
「……このまま、このまま挿入れて……」
卑劣な痴漢師に追い詰められた美鈴は、夫がいる前で避妊具の使用を断り、直に男性器を膣内に挿入することを許可するのであった。
「じゃあお望み通りナマでぶち込んでやる」
いいながら横井は、白い果汁を垂らし続ける熟し切った肉の果実に、赤黒い肉の棒を深く突き刺した。メリメリと音を立てて膣内を凌辱したあと、亀頭冠が子宮口に密着する。
「あうっ……ひいっ」
美鈴は、咄嗟に手のひらで口許を押さえ喘ぎ声を噛み殺した。奥歯を噛み締める。
「どうだ、治りそうか美鈴?」
時折リビングにいる夫が首を伸ばし尋ねて来る。すると人妻は、彼に悟られまいと無理に笑顔を作ってみせる。
「大丈夫よ、でもあと少し時間が掛かりそう……あっ……ひっ」
「……そうか。うん、分かった」
取り敢えず納得してくれたみたいで、夫は腰を下ろした。
しかしいつまでもこんなことを続ける訳にはいかない。
「は、早くぅっ、お願いだから早く逝ってぇぇぇ」
美貌を朱に染めた人妻女教師は、立ちバックで自らを犯す邪悪な男に小声で懇願する。
「知ってるだろ、美鈴、お前も俺が遅漏だってこと」
最悪だ。この男は確かに遅漏だった。このままじゃ男が逝くよりも先に、美鈴の方が逝ってしまう。それもいつものようにド派手逝き果てる。辺り一面ハメ潮を撒き散らし洪水状態になって。
(あぁぁぁ……あっ……ひぃっ……声がぁ……こ、声がぁ……で、出ちゃう……)
子宮をペニスで突き上げられる度、美鈴は必死に奥歯を噛み締めて、喘ぎ声を漏らすまいと息を詰まらせた。
(お願いぃぃ……もう無理ぃ……駄目ぇぇっ……)
官能の嵐の波状攻撃を受け、美鈴の眼球は裏返り白目を剥き始めた。
「ゆ、許してぇぇぇぇ……もう駄目ぇっ!!」
遂に美鈴は声を上げてしまった。
「いいのか、バレちゃうぜ、お前の旦那に」
横井が美鈴の耳元で囁いた。
しかし幸いなことに、リビングの夫には妻の喘ぎ声は届いていないようだ。美鈴が歓喜の声を上げた瞬間、翔馬と和葉の笑い声が響いた。ちょうどその時、絶妙のタイミングで、テレビ画面の中の関西芸人が定番ギャクを放ったからだ。
「お願いぃぃぃ……早く、早く逝ってぇぇ……膣内で、中でいいから……」
これ以上、この野蛮人に子宮を犯され続けると、美鈴は確実に夫の前で醜態を晒すに違いない。そう悟った人妻は、憚ることなく膣内射精を懇願した。
美鈴の甘ったるい声を聞いた横井は、口角弛め薄い笑みを浮かべる。
「じゃあ、ご希望通り膣内で射精してやるっ、子宮で確りと味わえ、俺の精液をっ」
人妻女教師の膣内に咥え込んだ淫獣の肉棒の先から、不純な孕ませ汁がドバっと溢れ出した。体温と同じ温度の粘液が子宮いっぱいに広がるのが、美鈴にもはっきりと認識出来た。
(逝っちゃった私ぃぃ……翔馬君と和葉の目の前でぇぇぇ……)
背徳感と快感を同時に味わい、美鈴はその場にへたり込んだ。突先に矢野が彼女の身体を支える。
「奥さん……大丈夫ですか?」
「ふぁい……」
美鈴は焦点の定まらない目で矢野を見詰め頷く。
一方、人妻の膣内を夫の間近で冒した横井は満足気な笑みを浮かべ、尿管に残った精液を絞り出した。
「翔馬君……もう少し時間が掛かりそうなの。私が立ち会っているから、あなたは和葉ちゃんを連れて、近所の公園にでも遊びに行って来て。終わったら迎えに行くから……」
美鈴は、これ以上夫に傍にいられては困ると思い、心ならずも最愛の夫をこの場から追い出すことにした。
「悪い奥さんだぜ……」
横井がせせら笑いを浮かべる。
「もうッ」
美鈴は不貞腐れ膨れ面になった。
「そうか、じゃあ俺は和葉連れて遊びに行って来る」
「和葉ちゃん、パパのいうことちゃんと聞いてお利口さんでいるのよ」
「はぁーいママ」
玄関先まで夫と娘を見送りに出た美鈴は、二人の足音が聞こえなくなった途端、ドアを閉めた。振り向き様、嘗ての夫の教え子だった窪青年と抱き合い、濃厚な口づけを交わした。そしてこの三人の淫獣どもが満足するまで、熟れた牝の身体を提供するのであった。
「えっまさか……!?」
前のめりになってシンクに手をついて凭れ掛かる美鈴は、首を振ってチラリと窺ってみる。
(うっ嘘でしょ……!? 駄目よ無理っ絶対に無理っ挿入(い)れちゃ駄目っ……)
横井が右手でペニスを扱きながら、膣口を探っている様子を確認した途端、全身に嫌な汗が噴き出た。
下衆な痴漢師は、夫が近くにいるにも拘らず、そんなことはお構いなしに、その賤しい牡棹を女の穴に挿入(い)れる気なのだ。そう悟った瞬間、人妻女教師は背徳感と異常な興奮を同時に覚えた。
「いつもみたいに、ナマで挿入れるぞ」
「だ、駄目ぇっ……や、ヤダぁ……止めてぇぇ……」
「ん? ゴム使うか……? 寝室にでも置いてあるんだろ、修二に取りに行かせよか、それとも外に買いに行くか」
横井という悪辣な男は、実に恐ろしいことを平然と口した。
「……このまま、このまま挿入れて……」
卑劣な痴漢師に追い詰められた美鈴は、夫がいる前で避妊具の使用を断り、直に男性器を膣内に挿入することを許可するのであった。
「じゃあお望み通りナマでぶち込んでやる」
いいながら横井は、白い果汁を垂らし続ける熟し切った肉の果実に、赤黒い肉の棒を深く突き刺した。メリメリと音を立てて膣内を凌辱したあと、亀頭冠が子宮口に密着する。
「あうっ……ひいっ」
美鈴は、咄嗟に手のひらで口許を押さえ喘ぎ声を噛み殺した。奥歯を噛み締める。
「どうだ、治りそうか美鈴?」
時折リビングにいる夫が首を伸ばし尋ねて来る。すると人妻は、彼に悟られまいと無理に笑顔を作ってみせる。
「大丈夫よ、でもあと少し時間が掛かりそう……あっ……ひっ」
「……そうか。うん、分かった」
取り敢えず納得してくれたみたいで、夫は腰を下ろした。
しかしいつまでもこんなことを続ける訳にはいかない。
「は、早くぅっ、お願いだから早く逝ってぇぇぇ」
美貌を朱に染めた人妻女教師は、立ちバックで自らを犯す邪悪な男に小声で懇願する。
「知ってるだろ、美鈴、お前も俺が遅漏だってこと」
最悪だ。この男は確かに遅漏だった。このままじゃ男が逝くよりも先に、美鈴の方が逝ってしまう。それもいつものようにド派手逝き果てる。辺り一面ハメ潮を撒き散らし洪水状態になって。
(あぁぁぁ……あっ……ひぃっ……声がぁ……こ、声がぁ……で、出ちゃう……)
子宮をペニスで突き上げられる度、美鈴は必死に奥歯を噛み締めて、喘ぎ声を漏らすまいと息を詰まらせた。
(お願いぃぃ……もう無理ぃ……駄目ぇぇっ……)
官能の嵐の波状攻撃を受け、美鈴の眼球は裏返り白目を剥き始めた。
「ゆ、許してぇぇぇぇ……もう駄目ぇっ!!」
遂に美鈴は声を上げてしまった。
「いいのか、バレちゃうぜ、お前の旦那に」
横井が美鈴の耳元で囁いた。
しかし幸いなことに、リビングの夫には妻の喘ぎ声は届いていないようだ。美鈴が歓喜の声を上げた瞬間、翔馬と和葉の笑い声が響いた。ちょうどその時、絶妙のタイミングで、テレビ画面の中の関西芸人が定番ギャクを放ったからだ。
「お願いぃぃぃ……早く、早く逝ってぇぇ……膣内で、中でいいから……」
これ以上、この野蛮人に子宮を犯され続けると、美鈴は確実に夫の前で醜態を晒すに違いない。そう悟った人妻は、憚ることなく膣内射精を懇願した。
美鈴の甘ったるい声を聞いた横井は、口角弛め薄い笑みを浮かべる。
「じゃあ、ご希望通り膣内で射精してやるっ、子宮で確りと味わえ、俺の精液をっ」
人妻女教師の膣内に咥え込んだ淫獣の肉棒の先から、不純な孕ませ汁がドバっと溢れ出した。体温と同じ温度の粘液が子宮いっぱいに広がるのが、美鈴にもはっきりと認識出来た。
(逝っちゃった私ぃぃ……翔馬君と和葉の目の前でぇぇぇ……)
背徳感と快感を同時に味わい、美鈴はその場にへたり込んだ。突先に矢野が彼女の身体を支える。
「奥さん……大丈夫ですか?」
「ふぁい……」
美鈴は焦点の定まらない目で矢野を見詰め頷く。
一方、人妻の膣内を夫の間近で冒した横井は満足気な笑みを浮かべ、尿管に残った精液を絞り出した。
「翔馬君……もう少し時間が掛かりそうなの。私が立ち会っているから、あなたは和葉ちゃんを連れて、近所の公園にでも遊びに行って来て。終わったら迎えに行くから……」
美鈴は、これ以上夫に傍にいられては困ると思い、心ならずも最愛の夫をこの場から追い出すことにした。
「悪い奥さんだぜ……」
横井がせせら笑いを浮かべる。
「もうッ」
美鈴は不貞腐れ膨れ面になった。
「そうか、じゃあ俺は和葉連れて遊びに行って来る」
「和葉ちゃん、パパのいうことちゃんと聞いてお利口さんでいるのよ」
「はぁーいママ」
玄関先まで夫と娘を見送りに出た美鈴は、二人の足音が聞こえなくなった途端、ドアを閉めた。振り向き様、嘗ての夫の教え子だった窪青年と抱き合い、濃厚な口づけを交わした。そしてこの三人の淫獣どもが満足するまで、熟れた牝の身体を提供するのであった。
1
あなたにおすすめの小説
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる