人妻女教師調教痴漢電車 女生徒の身代わり身体を捧げる女教師

繁村錦

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第五章 4

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 茶道部の部長の水野真由子は、期末試験の初日が終わると、仲のいい友達数人とカラオケに繰り出した。偏差値七十台前半の城北学園にあって彼女は、成績優秀な生徒だった。だからテスト勉強も一夜漬け程度で何とかなった。初日の国語と数学もかなりの手応えを感じていた。この分だと何れの教科も九十点以上は間違いない。
 午後三時を回った頃、カラオケ大会はお開きとなった。
「じゃあ、また明日」
 真由子は同じクラスの男子木村祥吾にそういって、カラオケ店を後にした。彼女はこの男子生徒と交際していた。しかし、キスすらまだしていなかった。お互い初心だったのだ。
「おうっ、じゃあな」
 祥吾は真由子に手振ると、踵を返した。
 彼とは帰る方向が逆だった。祥吾は数人女子たちと一緒にバス停に向かって歩き出した。真由子も数人の生徒たちと集団になって地下鉄の駅に向かって歩き始めた。
「お腹空いたね。このあとどっか寄ってく?」
 同じクラスの堀本郁恵が真由子に尋ねる。
「遠慮しておく、あまり帰り遅くなるとお母さんに叱られるから」
「真由子んち、教育熱心だからね」
「……今度また誘って」
「テスト終わったら、たっぷりと遊べるからね」
 女生徒たちは他愛もない話に夢中になりながら闊歩する。
 途中四つ角で、ファミレスに立ち寄る数人の生徒たちと別れ、真由子と親友の金井夏美の二人は、そのまま地下鉄の駅へ向かった。改札を抜け、それぞれ反対側のホームに行く。
 ホームは既に乗車待ちをする人たちで溢れていた。その列の中に、真由子は部活の顧問をしている女教師の姿を捉えた。声を掛けるべきかどうか迷った挙句、結局止めることにした。理由は、期末試験期間中であるにも拘らず、テスト勉強も程々に遊び歩いていることがバレてしまうからだ。もし成績が悪かったら後々厄介なことになる。しかしそんな心配はする必要ない。何しろ真由子は成績優秀な生徒なのだから。
 間もなくして案内放送が流れ、列車がホームに入って来た。ドアが開き、客たちが押し出されるようにホームに降り立った。やがて乗車を促すチャイムが鳴り、女生徒は列車に乗った。入口は違ったが部活の顧問を務める女教師沢村美鈴と同じ車両だった。ドアが閉まり、静かに列車が動き始めた。
 真由子が下りる駅は、次の次の駅だった。乗車時間は約十分足らずだ。
 列車が動き出して暫くすると横揺れした。その直後だった。真由子は下半身に妙な違和感を覚えた。それは決して鞄などの硬さではない。生温く柔らかい感触だった。
(えっ……何ぃっ!?)
 夕方のラッシュアワーではないため、車内は鮨詰め状態ではなく、無理せずに身動き出来る。ニーハイソックスの直ぐ上の辺りを弄るその柔らかい感触の正体が、一体何なのか確かめるため、真由子は恐る恐る振り向いた。真後ろに立つスーツ姿の中年男性と目が合った。その男の目が、血走っていた。
「ひいぃぃぃぃーっ!」
 真由子は思わず声を上げてしまった。
 スーツ姿の中年男性の口許がニンマリと弛んだ。
 何事かと思い、周りの乗客たちが真由子を見やった。
(ち、痴漢だ……どうしよう)
 真由子にとって、痴漢被害に遭った体験はこれで三度目だった。過去の二件は、何れもスカートの裾をたくし上げられ、臀部を撫でられる程度で済んだ。しかし、年頃の乙女にとっては忘れられない出来事だ。
「や、止めて……触らないで……」
 真由子は背後の男に、小声で痴漢を拒否する旨を伝える。
 しかし男は大胆不敵というか、ニマニマと頬を弛めると舌なめずりをした。
「ひいぃっ……」
(キモいっ! 何なのこのオッサン!?)
 少し焦り始めた女生徒の太腿を執拗に撫でるその手のひらが、ゆっくりと上がって行く。
「ヤァっ、触んないでぇっ……」
 真由子はしつこい痴漢師を追い払おうと肘打ちする。
 だが痴漢の手は止まることなく、遂に女生徒のもっとも敏感なデルタゾーンにまで迫ろうとしていた。
 堪え切れず真由子は移動することにした。ところが前後左右を完全にブロックされ、気づいた時は痴漢師の仲間に取り囲まれていたのだ。彼女の左に立つ作業着姿の男が、いやらしい目つきで胸元を見詰める。右隣の半袖のワイシャツにストライプ柄のネクタイ姿の男が、手提げ鞄の中から生徒手帳を抜き取った。スリではないことは明白だ。痴漢師は彼女の素性を確かめたいだけなのだ。そのために生徒手帳を抜き取り、氏名を確認する。
「ほう、お嬢ちゃんも城北学園に通ってるのか……水野真由子ちゃんか、可愛いね」
「か、返して下さい、私の生徒手帳を……」
 手を伸ばし、真由子は痴漢の手から奪われた生徒手帳を取り返そうとする。
「嫌だよっ、返して上げない……ねえ、細川愛実ちゃんて知ってる? 真由子ちゃんと同じ学校に通ってる娘さん。彼女、僕のセフレなんだよ。この前さ、僕の逸物で大人の女にして上げたんだ」
「えぇっ……!?」
 意味が分からず首を傾げる真由子の股間を、背後に立つスーツ姿の男が弄り始める。その触り方が、緩急をつけた実にいやらしいフェザータッチなのだ。
「あぁっ……止めてぇ……」
 真由子は両脚を閉じ、モジモジと身体をくねらせる。
「そうそうもう一人城北の生徒がいた、確か長田怜奈ちゃんだったかな、あのお嬢ちゃんも無事に貫通式が済んで、今じゃ俺たちの肉便器」
 作業着姿の男がいいながら、その手を真由子の夏用の制服の胸元に伸ばした。
 更に真正面に立つイケメン青年が、突然真由子の唇を奪った。
「ぶちゅうぅぅぬぱぁあ」
(ヤダっ、私キスしてるぅぅ……!?)
 その幼い顔を真っ赤に染め、真由子はウルルと泣き始めた。
 水玉模様のパンティーの上から、幼気な少女の蕾を、男は指先で擦り出した。薄い布越しに肉の芽を弄られた途端、真由子の未熟な密壺からとろみを帯びた果汁が溢れて来た。クロッチに肉の襞が張り付き、その形がくっきりと浮かび上がった。
 痴漢師たちにその若い女体(からだ)を弄ばれながら、女生徒は先ほど友達と一緒にファミレスに行かなかったことを、今更ながらひどく悔やんでいた。
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