人妻女教師調教痴漢電車 女生徒の身代わり身体を捧げる女教師

繁村錦

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第六章 9

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 九月に入り新学期になっても、天野泉の姿は城北学園にはなかった。そればかりではなく、細川愛実や長田怜奈、水野真由子、速水恵梨香といった横井こと草薙と関わった女生徒が、退学届けを提出したのだ。
 しかしあの日以来、沢村美鈴の方は彼ら痴漢師に狙われることはなかった。
「天野先生、この学校辞めるみたいですよ」
 同僚の女教師がさり気なく美鈴に声を掛けた。
「そうですか……」
 頷くと美鈴は、自分が顧問を務める茶道部の部室に足を運んだ。
 自分を慕っていた後輩の女教師が学校を辞めてから数ヵ月が経った。季節は秋から冬に変わっていた。女生徒たちに痴漢行為を働いていた男たちは、裁判の結果収監されることが決まった。実際ざま見ろ、といった気分だったが、何故か美鈴としてはしっくりこないのだ。正直なところあの異常な快楽を味わって以来、夫翔馬の淡白なセックスだけでは、性生活が満足いかないのだ。
 年明け、三学期に入ったある日、通勤列車の中で美鈴は実に数か月振りにあの変態紳士の姿を目撃した。相変わらずその目は、女性を物色している。美鈴は背後から横井こと草薙に近寄り、今まさに目の前に立つ女子大生を凌辱しようとする彼の手を握り捻った。
「痛っ何するんだぁ……あんたは……?」
 草薙は呆け顔で美鈴を見やった。
「お嬢さん、大丈夫。あとは私に任せて行きなさい」
 正義感の強い人妻女教師は、顎でその女子大生に逃げるように告げた。
「その子の代わりに私が身代わりになるわ……それでどう?」
「ふん。まあいいだろう。次の駅で降りるぞ」
「ああぁ分かったわ」
 美鈴は小さく頷き、横井こと草薙に従うことにした。
 いわれた通り、次の駅で列車を降り、痴漢師の後をついて行った。
「どこに行く気なの……?」
「そうだな、俺のアジトといいたいところだが、取り敢えずその辺の公衆便所で一発やろうか」
 草薙は、夕闇に包まれた公園の隅に建つ公衆便所を顎で示した。無言で頷くと美鈴はそこに足を向けた。
 公園に向かって歩く美鈴の生殖器は既に、期待で濡れていた。あの異常ともいえる快楽をこうして再び味わえるかと思っただけで、胸が高鳴った。
 男性トイレの個室のドアを草薙が開けた。人目に付き難い一番奥の個室だ。
「入れ」
「……分かったわ」
 美鈴はいわれた通り個室トイレに入った。
「そのコートを捲って、下半身を俺に見せろ」
「はい」
 草薙に命じられたまま清楚な人妻女教師は、ロングコートの裾を捲り、濃紺のスカートをたくし上げた。
「……濡れてるじゃないかオマ×コが」
 冷ややかな視線を注ぎつつ草薙がいった。
「どうして欲しんだ美鈴、自分の口からいえよ」
 飽くまで草薙は命令口調だ。
 美鈴はこの卑劣な痴漢師の本名を知らない。
「横井さん、私のオマ×コに……あなたのオチ×ポを……あっ恥ずかしい、やっぱりいえない」
 一応、清楚な人妻女教師として恥じらう姿を演じてみる。
「欲しいんだろ、ちゃんといえよ。ホラどうした美鈴っ」
 草薙は無表情のまま告げる。
「俺は忙しいんだ。アジトでお前の知ってるあの天野泉って女が待ってるから……さあ、おねだりしてみろよ。いえないんだったら帰るぜ俺は」
 草薙から泉の名前を聞かされ、美鈴は嫉妬心が芽生えた。
(あんな小娘如きに負けて堪るか)
 意を決めた美鈴はパンティーを下ろすと便器に腰掛け、M字開脚になった。両手の指を使って小陰唇の襞を開き、
「横井さん、私のオマ×コにあなたのオチ×ポをぶち込んで下さいっ」
 美鈴は禁断の快楽を貪る決意を固めた。そこには最早清楚で気高い人妻女教師の顏はなく、一匹の熟れた牝の貌があった。
「……よくいえたね美鈴、ご褒美だチンポを挿入れて上げよう」
 恋焦がれていた横井こと草薙の極太男根を、美鈴の牝穴が美味そうに咥え込んだ瞬間、止めどなく愛液が噴き出した。
「ちっ、これだから締まりのないオマ×コは嫌なんだ。ハメた瞬間潮を吹くのかぁっ!?」
 嘲るように草薙がいうが、美鈴は既に狂ったように腰を跳ね上げ、辺りにハメ潮を捲き散らかしていた。
 亀頭冠のえらで膣天井の突起を擦りつけられ、美鈴は身悶えなら自ら腰を動かす。肉の傘が子宮口を圧迫する。それだけで気が狂いそうだった。カリで肉の襞を抉られ、美鈴は何度も膣逝きを味わった。決して夫とのセックスでは味わえない快楽を人妻女教師は貪り続ける。この背徳感が新たな快感を彼女に与えるのだ。
「……いっ逝くっ……いっ逝くっ逝っちゃうぅっーっ!」
 便器の上でエビ反りになり身悶える人妻女教師に向かって草薙は、
「そろそろ限界だ、こんなに締め付けやがって……美鈴、どこに射精して欲しい?」
「あっあぁあっ……逝くっ逝くっ……お願いぃぃ……な、膣内なかに、膣内なか射精してぇぇぇ……」
 牝堕ちした美鈴は、遂に膣内射精なかだしを懇願した。これからは一匹の牝として生きることを決意した瞬間だった。膣奥深く子宮に吐き出された白濁した熱い精液を感じながら。
                                  (完)
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