『帰還勇者のRe:スクール(学園無双)』~リエナIf~異世界を救って帰還したら聖女がついてきたのでイチャコラ同棲して面倒をみようと思います。
マナシロカナタ✨ねこたま✨GCN文庫
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第1章 異世界を救った勇者、リエナと共に現実世界に帰還する。
第9話 帰還勇者、リエナと一緒に2学期から高校デビューする。
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「おはよう!」
俺はクラスに入るなり元気よく朝の挨拶をした。
するとクラスメイト達が一様にぎょっとしたように俺を見る。
何人かが反射的に「おはよう」と返してくれるけど、彼ら彼女らも驚いたような顔をしているのは同じだった。
ああうん。
まあそうなるよな。
1学期はずっと陰キャでネクラだった織田くん(下手したら名前すら覚えられていない)が、夏休みが明けた途端に陽キャに変身してハイテンションで挨拶しながら教室に入ってくるようになってたら、そりゃみんな驚くよな。
(ま、今じゃこっちのほうが素になってるから、わざわざ元の陰キャに戻すつもりはないんだけどさ)
だがしかし。
クラスメイト達は陰キャ織田くんが陽キャにモデルチェンジしたことよりも、もっと興味のあることにすぐに意識を向け直していた。
クラスメイトたちの視線の先にいるのは、もちろん一緒に来たリエナだった。
そして、
「皆さん、おはようございます。本日より留学生としてこのクラスで一緒に勉強することになりました、リエナエーラと申します。以後お見知りおきを。あ、呼びにくいのでどうぞリエナって呼んでくださいね」
「「「「「「うおおおおおおおっっっ!!!???」」」」」」
リエナが自己紹介した途端に教室中がどよめいたかと思ったら、一気にお祭り騒ぎになった。
もはや2学期から遅れた高校デビューをかました織田くんの存在は、みんなの意識から完全に消え失せてしまっている。
「えっ、なになに!? どゆこと!?」
「まさかの転校生!?」
「留学生って言ってたよな!?」
「めっちゃ美人じゃね?」
「金髪きれー!」
「可愛い~」
「でもなんでこんな時期なんだ?」
「お前知らないのかよ、海外は9月入学が普通なんだぞ」
「なるほどそういうことか」
「そんなことよりお前ちょっと話しかけてみろよ?」
「何で俺だよ? お前が行けよ」
「おいおいそんなこと俺にできるわけないだろ」
「リエナちゃんって言ったよな?」
「あの新しい席ってリエナちゃんのだったんだ」
「留学生ってだけあって日本語上手だなぁ」
などなど、教室の全員がリエナに全集中しているからだ。
これを見て、俺は担任の先生の計略を察した。
これって絶対に、ホームルームでリエナを紹介したら収拾がつかなくなるから、先に俺と一緒にクラスに行かせたよな?
「じゃあリエナ、行くぞ。俺の机はあそこで、隣の1個だけ綺麗な机がリエナの席だ」
「はい、勇者様♪」
期待にざわめきながらも、なかなかリエナとの最初のコミュニケーションを図れないでいるクラスメイト達を突っ切って、俺はリエナを机へと案内した。
そしてそんな様子を見てやっと、リエナと俺がセットであることにみんなは思い至ったようだ。
「なぁなぁ勇者様ってなんだ?」
「なんだってそりゃ織田の下の名前なんだろ?」
「織田勇者って名前だったのか、知らなかった」
「まぁ最近だとなくはないのかな?」
「古い名前でも『正義』とか『英雄』とか『勝利』とか普通にいるしな」
「名前なんか親がつける親ガチャの1つなんだからどうでもいいじゃん。それより俺のリエナちゃんは織田と知り合いなのか? そこが一番大事だろ?」
「まぁそうっぽいよな」
「めっちゃ仲良さそうだもんな」
「っていうか恋人? 付き合ってそうじゃね?」
「そもそもの話として、リエナちゃんはお前のじゃねえよ」
「時期的に夏休みに何かあったのかな?」
「っていうか織田ってあんなに明るかったっけ? 別人みたいじゃね?」
「つまり夏休みにリエナちゃんと出会って変わったってこと?」
「そもそも織田がどんな奴だったかほとんど覚えてないんだけど」
「少なくとも朝一で元気よく挨拶して教室に入ってくるタイプじゃなかったな。帰宅部だし」
「俺もほとんど別人に見えるかも」
「前は暗くてちょっと話しかけにくかったもんな」
いやおいちょっと待て。
俺がネクラで話しかけにくかったってのは事実だから別にいいとして。
織田勇者はないだろ、織田勇者は。
どんなキラキラネームだよ。
しかもなんでそこでみんな普通に納得してるんだよ?
このクラス、斜め上に順応性高すぎだろ。
クラスメイト達が遠巻きに見ている中、
「修平、おはようさん。あとリエナエーラさん……えっとその……あの、お、おはようございます……」
俺の高校での唯一の友人・柴田智哉が近寄ってくると、おどおどと挙動不審気味に話しかけてきた。
俺はクラスに入るなり元気よく朝の挨拶をした。
するとクラスメイト達が一様にぎょっとしたように俺を見る。
何人かが反射的に「おはよう」と返してくれるけど、彼ら彼女らも驚いたような顔をしているのは同じだった。
ああうん。
まあそうなるよな。
1学期はずっと陰キャでネクラだった織田くん(下手したら名前すら覚えられていない)が、夏休みが明けた途端に陽キャに変身してハイテンションで挨拶しながら教室に入ってくるようになってたら、そりゃみんな驚くよな。
(ま、今じゃこっちのほうが素になってるから、わざわざ元の陰キャに戻すつもりはないんだけどさ)
だがしかし。
クラスメイト達は陰キャ織田くんが陽キャにモデルチェンジしたことよりも、もっと興味のあることにすぐに意識を向け直していた。
クラスメイトたちの視線の先にいるのは、もちろん一緒に来たリエナだった。
そして、
「皆さん、おはようございます。本日より留学生としてこのクラスで一緒に勉強することになりました、リエナエーラと申します。以後お見知りおきを。あ、呼びにくいのでどうぞリエナって呼んでくださいね」
「「「「「「うおおおおおおおっっっ!!!???」」」」」」
リエナが自己紹介した途端に教室中がどよめいたかと思ったら、一気にお祭り騒ぎになった。
もはや2学期から遅れた高校デビューをかました織田くんの存在は、みんなの意識から完全に消え失せてしまっている。
「えっ、なになに!? どゆこと!?」
「まさかの転校生!?」
「留学生って言ってたよな!?」
「めっちゃ美人じゃね?」
「金髪きれー!」
「可愛い~」
「でもなんでこんな時期なんだ?」
「お前知らないのかよ、海外は9月入学が普通なんだぞ」
「なるほどそういうことか」
「そんなことよりお前ちょっと話しかけてみろよ?」
「何で俺だよ? お前が行けよ」
「おいおいそんなこと俺にできるわけないだろ」
「リエナちゃんって言ったよな?」
「あの新しい席ってリエナちゃんのだったんだ」
「留学生ってだけあって日本語上手だなぁ」
などなど、教室の全員がリエナに全集中しているからだ。
これを見て、俺は担任の先生の計略を察した。
これって絶対に、ホームルームでリエナを紹介したら収拾がつかなくなるから、先に俺と一緒にクラスに行かせたよな?
「じゃあリエナ、行くぞ。俺の机はあそこで、隣の1個だけ綺麗な机がリエナの席だ」
「はい、勇者様♪」
期待にざわめきながらも、なかなかリエナとの最初のコミュニケーションを図れないでいるクラスメイト達を突っ切って、俺はリエナを机へと案内した。
そしてそんな様子を見てやっと、リエナと俺がセットであることにみんなは思い至ったようだ。
「なぁなぁ勇者様ってなんだ?」
「なんだってそりゃ織田の下の名前なんだろ?」
「織田勇者って名前だったのか、知らなかった」
「まぁ最近だとなくはないのかな?」
「古い名前でも『正義』とか『英雄』とか『勝利』とか普通にいるしな」
「名前なんか親がつける親ガチャの1つなんだからどうでもいいじゃん。それより俺のリエナちゃんは織田と知り合いなのか? そこが一番大事だろ?」
「まぁそうっぽいよな」
「めっちゃ仲良さそうだもんな」
「っていうか恋人? 付き合ってそうじゃね?」
「そもそもの話として、リエナちゃんはお前のじゃねえよ」
「時期的に夏休みに何かあったのかな?」
「っていうか織田ってあんなに明るかったっけ? 別人みたいじゃね?」
「つまり夏休みにリエナちゃんと出会って変わったってこと?」
「そもそも織田がどんな奴だったかほとんど覚えてないんだけど」
「少なくとも朝一で元気よく挨拶して教室に入ってくるタイプじゃなかったな。帰宅部だし」
「俺もほとんど別人に見えるかも」
「前は暗くてちょっと話しかけにくかったもんな」
いやおいちょっと待て。
俺がネクラで話しかけにくかったってのは事実だから別にいいとして。
織田勇者はないだろ、織田勇者は。
どんなキラキラネームだよ。
しかもなんでそこでみんな普通に納得してるんだよ?
このクラス、斜め上に順応性高すぎだろ。
クラスメイト達が遠巻きに見ている中、
「修平、おはようさん。あとリエナエーラさん……えっとその……あの、お、おはようございます……」
俺の高校での唯一の友人・柴田智哉が近寄ってくると、おどおどと挙動不審気味に話しかけてきた。
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