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―最終章―
第77話 俺の、勝ちだ!
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「必滅奥義――! 《紅蓮螺旋槍》!」
インパクトの瞬間に、力という力を全開放!
黒と赤のオーラをまとった力の塊となった右ストレートが打ち放たれた――!
そしてそれは《蒼混じりの焔》も同じだった。
「《流星落》!!」
さっき使ったよりもはるかに重く鋭く放たれた渾身の一撃が、衝撃波をまき散らしながら振り下ろされる――!
「おおおおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーっっっっっ!!!!」
「ぬぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
互いの力と想い、意地とプライドがこれでもかと激しくぶつかりあい、
「うぉおおおおおおおおおおおおっっっ!!」
「ぐぉおおおおおおおおおおおおっっっ!!」
猛烈に火花を散らしては互いに互いを削りあい、喰らいあってゆく。
だけど俺には負ける気なんて猫の額ほども感じていなかった。
「――だって俺には、背中を押してくれる想いがある! 守るべき人がいる! それが、ちっぽけで独りよがりの《蒼混じりの焔》ごときに、負けるわけがねぇだろうがぁぁぁっっっっ――――!!」
俺の慟哭のような雄たけびに反応して、マナカからさらにさらにさらに! 膨大な力が俺の中へと流れ込み、ロケットエンジンのように激烈な推進力となって俺の背中を押してゆく――!
その力は余りに強大すぎて、俺の許容限界を超えてあふれ出た力の一部が、肩甲骨の後ろから二手に分かれると、まるで鳥の翼のように放出されていった。
「なんと、なんと凄まじい力の迸りか――そしてその美しいことか――まるで炎の翼だ――」
《紅蓮螺旋槍》が《流星落》を一方的に弾き上げた!
「素晴らしい――単に異能の力だけではない。応援したい、支えたい、そんな祈りにも似た純粋な想いまでをも、力の一部に変えて――。火の鳥のごとく未来へと羽ばたこうとする――なんと力強い未来への咆哮――。これが最強の名をほしいままにした剣部の《真なる心剣》――実にエクセレント」
真っ向勝負で打ち負け、無防備になった《蒼混じりの焔》の顎を、俺の右拳が完全にとらえた。
「おおおおおおぉぉぉぉぉ――! 撃ち抜け、《紅蓮螺旋槍》!! おらあああぁぁぁっっ――――!!」
インパクトの瞬間、残った全パワーを完全開放しながら、俺は力の限りに右の拳を振り抜いた!
致命的な一撃を受け、立って堪える力すら失った《蒼混じりの焔》が、
「そして――実に、実に《最強》だ――」
天を仰ぎながらあおむけに倒れてゆく。
「俺の、勝ちだ!」
全ての力と想いを込めたフォロースルーを、俺は勝利の手応えとともに引き戻した。
見下ろす視線の先には《蒼混じりの焔》。
大の字になってあおむけに倒れた《蒼混じりの焔》の表情は、負けたというのに春の日差しのように穏やかなものだった。
そこにはもう戦う意思も最強への渇望も、わずかも見い出すことはできなかった。
致命的なダメージを受けたことに加え、《真の最強》に敗北したことで《最強の想念獣》としての存在意義が揺らぎ、存在そのものが失われようとしていたのだ。
インパクトの瞬間に、力という力を全開放!
黒と赤のオーラをまとった力の塊となった右ストレートが打ち放たれた――!
そしてそれは《蒼混じりの焔》も同じだった。
「《流星落》!!」
さっき使ったよりもはるかに重く鋭く放たれた渾身の一撃が、衝撃波をまき散らしながら振り下ろされる――!
「おおおおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーっっっっっ!!!!」
「ぬぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
互いの力と想い、意地とプライドがこれでもかと激しくぶつかりあい、
「うぉおおおおおおおおおおおおっっっ!!」
「ぐぉおおおおおおおおおおおおっっっ!!」
猛烈に火花を散らしては互いに互いを削りあい、喰らいあってゆく。
だけど俺には負ける気なんて猫の額ほども感じていなかった。
「――だって俺には、背中を押してくれる想いがある! 守るべき人がいる! それが、ちっぽけで独りよがりの《蒼混じりの焔》ごときに、負けるわけがねぇだろうがぁぁぁっっっっ――――!!」
俺の慟哭のような雄たけびに反応して、マナカからさらにさらにさらに! 膨大な力が俺の中へと流れ込み、ロケットエンジンのように激烈な推進力となって俺の背中を押してゆく――!
その力は余りに強大すぎて、俺の許容限界を超えてあふれ出た力の一部が、肩甲骨の後ろから二手に分かれると、まるで鳥の翼のように放出されていった。
「なんと、なんと凄まじい力の迸りか――そしてその美しいことか――まるで炎の翼だ――」
《紅蓮螺旋槍》が《流星落》を一方的に弾き上げた!
「素晴らしい――単に異能の力だけではない。応援したい、支えたい、そんな祈りにも似た純粋な想いまでをも、力の一部に変えて――。火の鳥のごとく未来へと羽ばたこうとする――なんと力強い未来への咆哮――。これが最強の名をほしいままにした剣部の《真なる心剣》――実にエクセレント」
真っ向勝負で打ち負け、無防備になった《蒼混じりの焔》の顎を、俺の右拳が完全にとらえた。
「おおおおおおぉぉぉぉぉ――! 撃ち抜け、《紅蓮螺旋槍》!! おらあああぁぁぁっっ――――!!」
インパクトの瞬間、残った全パワーを完全開放しながら、俺は力の限りに右の拳を振り抜いた!
致命的な一撃を受け、立って堪える力すら失った《蒼混じりの焔》が、
「そして――実に、実に《最強》だ――」
天を仰ぎながらあおむけに倒れてゆく。
「俺の、勝ちだ!」
全ての力と想いを込めたフォロースルーを、俺は勝利の手応えとともに引き戻した。
見下ろす視線の先には《蒼混じりの焔》。
大の字になってあおむけに倒れた《蒼混じりの焔》の表情は、負けたというのに春の日差しのように穏やかなものだった。
そこにはもう戦う意思も最強への渇望も、わずかも見い出すことはできなかった。
致命的なダメージを受けたことに加え、《真の最強》に敗北したことで《最強の想念獣》としての存在意義が揺らぎ、存在そのものが失われようとしていたのだ。
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