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変則?ケーキバース 20230607
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運命のケーキ(被捕食者/フォークにとって唯一味覚を感じられる存在)を見つけられないフォーク(捕食者/味覚喪失者でケーキに捕食衝動を感じる)は年々捕食衝動が強くなり、自我を無くすことが知られている世界。そのため25歳になると死ぬまで施設で隔離される。
フォークとして生まれた攻めくんは、20を過ぎても運命のケーキと出会うことが出来ず焦る。勉強も運動も人一倍できる攻めくん、ただフォークだっただけで生涯の自由がなくなる事が嫌だった。手を尽くすものの見当たらず、仕方なしに後輩に「運命のケーキのフリをしろ!」
もちろん後輩くんは必死の抵抗。そもそも自分はケーキじゃない。そんな事はフォークの攻めくんが1番分かりきってる、でも後がない。運命のケーキを探すより、手近な人間をケーキに擬態させた方が楽だから。
「なんで僕が!?」「は?だってお前、俺の事好きだろ」
なんと攻めくんは後輩くんの気持ちを知ってて利用する屑っぷりを発揮する。項垂れるもののもうこうなりゃヤケだと協力することにした後輩くん。
「一生俺のそばにいろよ」なんて、勝手な理由のためだと分かってるのにときめいちゃうから、後輩くんの負け。
後輩くん相手だと捕食衝動も湧かないし気楽な事に気づく攻めくん。
数年後、運命のいないフォークであっても自我を失わない薬の開発に成功したけど、それでも攻めくんは、生涯後輩くんだけをそばに置いた、って話。
フォークとして生まれた攻めくんは、20を過ぎても運命のケーキと出会うことが出来ず焦る。勉強も運動も人一倍できる攻めくん、ただフォークだっただけで生涯の自由がなくなる事が嫌だった。手を尽くすものの見当たらず、仕方なしに後輩に「運命のケーキのフリをしろ!」
もちろん後輩くんは必死の抵抗。そもそも自分はケーキじゃない。そんな事はフォークの攻めくんが1番分かりきってる、でも後がない。運命のケーキを探すより、手近な人間をケーキに擬態させた方が楽だから。
「なんで僕が!?」「は?だってお前、俺の事好きだろ」
なんと攻めくんは後輩くんの気持ちを知ってて利用する屑っぷりを発揮する。項垂れるもののもうこうなりゃヤケだと協力することにした後輩くん。
「一生俺のそばにいろよ」なんて、勝手な理由のためだと分かってるのにときめいちゃうから、後輩くんの負け。
後輩くん相手だと捕食衝動も湧かないし気楽な事に気づく攻めくん。
数年後、運命のいないフォークであっても自我を失わない薬の開発に成功したけど、それでも攻めくんは、生涯後輩くんだけをそばに置いた、って話。
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