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異世界転移に巻き込まれた陰キャニート受けくん 20240221
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異世界転移に巻き込まれた陰キャニート受けくん。巻き込まれなのに見た目良くないせいか神子が自分のストーカーだと濡れ衣を着せてきたため牢屋送り。神子は特別な力があるのだと大事にされる一方で受けくんはジメッとした牢屋で黒パンを齧っていた。
しかし牢屋は暇。
「ゲームしてぇ」
そう思わず呟くと、手元にポンとゲーム機が出てきた。青と赤のコントローラーがついてる、愛用のそれ。
意味が分からないながらも充電はフル。お気に入りのソフトのデータまである。やらない理由がなかった。引きこもりニート、ゲームさえあれば苦ではない。
だけどそろそろパンにも飽きてきた。
「カップラ食いてぇ」
そう呟くとお気に入りのシーフードのカップラーメンが出てきた。ご丁寧にお湯が注がれ箸が乗ったものが。
「……」
色々考えてみたが思考を止めた。それからあれこれ呟いてみると牢屋の中は日本の自室が再現された。
食べたいものも呟けば現れるし快適快適。思う存分ゴロゴロしていた。
だがさすがに見張りが気づかない訳が無い。慌てて上に相談に行き、イケメン騎士団長が聞き取りに現れた。
イケメン滅びろ、と受けくんが内心舌打ちすると物腰柔らかな騎士団長は恭しく膝をつく。
「ひょっとして貴方が神子様なのでは?」
「チガイマース」
そんなものに担ぎ出されて、こんな世界のために使い捨てられるのはゴメンだと思った受けくんは、牢屋から出ない事にした。
不思議と受けくんがそう望むと、何故か牢屋の鍵は開かないし壊れない。
初動をミスった事に上が気付いたものの受けくんはもう完全に異世界を見放してた。
そんな受けくんをなんとか説得しろと言われた騎士団長は頭を抱えた。
絶対に牢屋から出たくない受けくんvs出してみせると意気込む騎士団長。
鉄柵を挟んで交わされる交流に恋が芽生えて愛になるのは、ニセ神子と王子をぎゃふんと言わせたその後の話である。
終
しかし牢屋は暇。
「ゲームしてぇ」
そう思わず呟くと、手元にポンとゲーム機が出てきた。青と赤のコントローラーがついてる、愛用のそれ。
意味が分からないながらも充電はフル。お気に入りのソフトのデータまである。やらない理由がなかった。引きこもりニート、ゲームさえあれば苦ではない。
だけどそろそろパンにも飽きてきた。
「カップラ食いてぇ」
そう呟くとお気に入りのシーフードのカップラーメンが出てきた。ご丁寧にお湯が注がれ箸が乗ったものが。
「……」
色々考えてみたが思考を止めた。それからあれこれ呟いてみると牢屋の中は日本の自室が再現された。
食べたいものも呟けば現れるし快適快適。思う存分ゴロゴロしていた。
だがさすがに見張りが気づかない訳が無い。慌てて上に相談に行き、イケメン騎士団長が聞き取りに現れた。
イケメン滅びろ、と受けくんが内心舌打ちすると物腰柔らかな騎士団長は恭しく膝をつく。
「ひょっとして貴方が神子様なのでは?」
「チガイマース」
そんなものに担ぎ出されて、こんな世界のために使い捨てられるのはゴメンだと思った受けくんは、牢屋から出ない事にした。
不思議と受けくんがそう望むと、何故か牢屋の鍵は開かないし壊れない。
初動をミスった事に上が気付いたものの受けくんはもう完全に異世界を見放してた。
そんな受けくんをなんとか説得しろと言われた騎士団長は頭を抱えた。
絶対に牢屋から出たくない受けくんvs出してみせると意気込む騎士団長。
鉄柵を挟んで交わされる交流に恋が芽生えて愛になるのは、ニセ神子と王子をぎゃふんと言わせたその後の話である。
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