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第十話 呪いと精 ※③
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他人から与えられる刺激の強さにリウの身体はガクガクと震えるが、魔法で手足を拘束されているせいで快楽に逃げ場がない。
ビクビクと跳ねる腰だけが自由で、だが実際は全てがラーゴに支配されている。
「やめ……っ、く、う……っ!」
全ての幹がラーゴの口の中にすっぽりと収められる。
ぬめる熱い口内の締め付けに、リウの身体は一瞬で弓なりに反った。
「ラーゴ、うっ、ンく」
恥ずかしさといたたまれなさ、それから自分の足元で陰茎を頬張るラーゴという倒錯的な姿に、リウの頭はクラクラと揺れる。
やめてほしいのにやめてほしくない。
与えられる快感に抵抗しようと息を吐くが、すぐに新しい快楽の波に身体が飲み込まれるのだ。
リウの陰茎に丹念に舌を這わせ、淫らにラーゴの口が窄められる。
「う、うあっ!」
段差のくびれをチロチロと舐められたかと思えば裏筋を上下に吸われて、たまらず双球がキュウと持ち上がった。
導かれるままに吐き出したい気持ちはあるが、だがそれをラーゴの口に出すわけにはいかない。
美しいこの男をリウの欲望で汚してはならないと、なんとか冷静であろうとする頭で抵抗した。
「ああ!」
そんなリウの決意とは裏腹に、身体は快楽に抗えない。
ピクピクと震える腹筋は、気を抜けばすぐにでも吐精してしまいそうだった。
耐えるリウの耳にノック音が響き、ビクリと身体を硬直させる。
「入ってもよろしいですか」
乱れた衣類、寝台に縫い止められたリウの身体と間に顔を埋めるラーゴ。
いまのこの状態はどう考えても入られてはならないだろう。
リウは小声で、だが必死に抵抗する。
「ラーゴ、やめてくれ――ッ」
焦るリウの言葉は届いているだろうに、ラーゴは更に強くリウの陰茎を舐めしゃぶる。
いやらしく品のない水音は、扉の外にまで響いていないだろうか不安になるほどだ。
「ンッ、うっ、ンく……っ、ラーゴ、ッ!」
「リウ様?」
このままではメメルが室内に入りかねない。
だがラーゴによって追い詰められ、ピクピクと震える陰茎はもはや射精寸前だ。
「このまま、メメルに見てもらいましょうか? なに、呪いを解くためだと説明すれば、気にしないでしょう」
「いやだ……っ、うあ!」
ジュルルル、と亀頭を吸い上げられて大きな声が漏れた。いくら奥歯を噛みしめようとこういった経験の浅いリウの我慢は、とっくに限界を迎えている。
あとは意地だけで堪えているようなものだ。
「メメル――」
扉の外に声を掛けようと顔を上げたラーゴに、リウは焦る。
「ラーゴ……!」
もはやなりふり構っていられなかった。リウは大きな声でラーゴを制止する。
だがラーゴはことさらゆっくりリウへ顔の向きを戻す。口角を上げて微笑んでいるはずなのに、その目の置くにはどこかゾッとするほどの深い闇を孕んでいるように見えた。
「どうしてです? 気持ちいいのでしょう? なにも気にせず、射精してください」
「いやだっ、ラーゴ、やめ……っ!」
先端を扱かれたまま裏筋を強く吸われ、腰が跳ねる。リウの口端から溜まっていた唾液が溢れ、シーツを濡らした。
「リウ様? 主様もいらっしゃるんですか?」
メメルの声はもはやリウの耳には遠く聞こえる。
全てを投げ出して射精してしまいたい。男としての本能がそう訴える反面、この状況でそれは許されないとリウは必死に抵抗した。
「開けますね」
返事がないことを不審に思ったのか、メメルが扉に手をかける気配がした。
リウの喉奥が狭まり、ヒュッと音が鳴る。
――ガチン
だが扉は開けられることはない。
「魔法で鍵をかけているんですよ。僕が他の誰かに貴方の痴態を見せるわけないでしょう?」
薄ら笑いを浮かべるラーゴの態度は、リウの怒りを一気に溢れさせた。
誰も部屋に入らないことを分かっていた。だからあれほど執拗にリウを追い立てていたのだ。
結果としてリウは守られていたことになるのかもしれないが、いくらなんでもやっていいことと悪いことがあるだろう。
「お前……っ!」
目の前が真っ赤になるような怒りで、射精欲など一気に萎えた。
両腕をどうにか振りほどこうと激しく肩を振るリウだったが、なぜかラーゴはそれを傷ついたような目で見つめる。
「そんなに暴れたら怪我をしますよ。それとも僕から離れるためなら、怪我をしようと構わない?」
ラーゴの発言の真意をリウは考えることはできなかった。
どう考えてもリウを傷つけようとしていた男が、なぜまるで被害者のような顔をするのか
。一瞬気になったものの、だがそれは全てリウの怒りの渦に飲み込まれて消えた。
「いいから、この拘束を解け!」
そう叫ぶと同時に、ラーゴは宙で指をクルリと回した。
途端に、今までびくともしなかった手足が自由になる。
リウは怒りのまま腹筋を使って跳ねるように起き上がり、足元に座るラーゴの顔を殴った。
ゴッと硬い音がするが、ラーゴからはうめき声一つ上がらない。
「ねえリウ。僕を嫌いになりました?」
そして泣きそうな顔をしてそんなことを言うのだ。
嫌いになれたらどれだけいいか。
いくら解呪のためとはいえ性行為のようなことされ、衆人環視に晒されそうになり、嫌いになるには十分だろう。
そのラーゴの行動自体には当然、強い怒りがある。
だがだからといってラーゴを嫌いになるかと言われれば、それは違うとすぐさま答えられる程度には、リウは彼に愛情を感じているのだ。
それでも素直にそう口にするには、ついさっきされたことへの拒否感が強い。
「ふざ、けるなよ……!」
怒りを押し殺したリウの言葉を聞きながら、ラーゴは静かに目を閉じた。
どうぞ殴ってくださいとでも言わんばかりのその態度は、リウの怒りに火に油を注ぐ。
望むならば殴ってやろうか。普段は決して暴力的ではないはずなのに、あまりのことに再び頭に血が上る。
拳を握って、だが全てを受け入れるようなラーゴを見るとそんな気も削がれた。
怒りの次に、リウに訪れた感情は悲しみだった。
なぜこんなことをしたのか? わざわざリウを傷つけようとしたのか? やはり好意は口だけで、呪いを受けたリウを厄介者だと迷惑に思っていたからか?
様々な仮定が一瞬のうちに頭の中に駆け巡る。
リウはきつく握りこんでいた拳からゆるりと力を抜いた。
「……顔も見たくない」
そう呟くと、リウは寝台を降りて扉を開く。
驚いた顔のメメルの隣を通り過ぎて、階段を降りて正面の扉を目指す。
歩調は徐々に早くなり、門扉へ辿り着く頃には走り出していた。
走って、走って、肺が痛くなるほど走る。
脚が痛くなっても、胸が苦しくなっても、リウは走ることを止めなかった。
それよりもなにより、リウは心が痛かった。
好きだと自覚した途端に傷つけられ、まだ柔らかい恋心を踏みつけられた思いだった。
竜騎士ともあろう者が情けなく女々しい。そう自嘲しながらもリウは、滲みそうになる目元を何度も腕で擦った。
破裂しそうな心臓を宥めながら城へと向かう。顔見知りの門番に足早に挨拶をし、再び駆け抜けた先には竜舎があった。
この世に生を受けて二十八年、そのうちの十年は竜と共に生きたリウにとって、ここは実家のようなものだ。
大きな竜舎の扉に手をかけ、ゆっくりと開ける。
真っ赤に染まった日差しが竜舎の中へと注がれた。
「ガジャラ」
相棒の名を呼ぶリウの声には、もはや力がない。
馬車で来るような距離を疾走してきたのだ。病み上がりのリウの脚は突然の酷使に驚き震えている。
広く取られた竜舎ではそれぞれの竜房に区分けされている。顔見知りの竜たちが中央の通路を歩くリウを見るが、リウはただまっすぐに前を見つめガジャラへと歩いた。
その一角、ガジャラの近くへと寄ると柵にもたれたリウの身体はズルズルと地面にへたり込んだ。
「グルル」
心配そうなガジャラの顔が、リウの近くへと来た。
手を伸ばして優しい相棒の顔を撫でようとするが、呪いの痛みを思いだし止る。
こんなに近くにいるのに、大切なガジャラに触れることもできない。
ガジャラに触れたリウが痛みに苦しんでいた様子をガジャラも覚えているのか、彼女もまたリウに寄り添うものの触れようとはしなかった。
竜は賢い生き物だ。
リウを竜騎士として取り上げてくれたガジャラは、リウを失えば二度とその背に誰か乗せることはしないだろう。
それがリウには
「すまない、ガジャラ。俺はもう駄目かもしれない」
屋敷を飛び出した時には怒りと悲しみに支配されていた。
だが次第にその感情は後悔へと変化したのだ。
「いよいよラーゴに愛想を尽かされたかもしれない。ラーゴには俺はずっとおんぶに抱っこで、何をされようと腹を立てられるような立場じゃないくせにな」
疲労と悲しみのせいか、いつになく卑屈な独白が竜舎に落ちた。
夕日の差し込む竜舎の中に、影が差す。
その足音と気配が誰か、顔を上げるまでもなかった。
「リウ」
ラーゴの小さな声が、だがはっきりと竜舎に響いた。
ビクビクと跳ねる腰だけが自由で、だが実際は全てがラーゴに支配されている。
「やめ……っ、く、う……っ!」
全ての幹がラーゴの口の中にすっぽりと収められる。
ぬめる熱い口内の締め付けに、リウの身体は一瞬で弓なりに反った。
「ラーゴ、うっ、ンく」
恥ずかしさといたたまれなさ、それから自分の足元で陰茎を頬張るラーゴという倒錯的な姿に、リウの頭はクラクラと揺れる。
やめてほしいのにやめてほしくない。
与えられる快感に抵抗しようと息を吐くが、すぐに新しい快楽の波に身体が飲み込まれるのだ。
リウの陰茎に丹念に舌を這わせ、淫らにラーゴの口が窄められる。
「う、うあっ!」
段差のくびれをチロチロと舐められたかと思えば裏筋を上下に吸われて、たまらず双球がキュウと持ち上がった。
導かれるままに吐き出したい気持ちはあるが、だがそれをラーゴの口に出すわけにはいかない。
美しいこの男をリウの欲望で汚してはならないと、なんとか冷静であろうとする頭で抵抗した。
「ああ!」
そんなリウの決意とは裏腹に、身体は快楽に抗えない。
ピクピクと震える腹筋は、気を抜けばすぐにでも吐精してしまいそうだった。
耐えるリウの耳にノック音が響き、ビクリと身体を硬直させる。
「入ってもよろしいですか」
乱れた衣類、寝台に縫い止められたリウの身体と間に顔を埋めるラーゴ。
いまのこの状態はどう考えても入られてはならないだろう。
リウは小声で、だが必死に抵抗する。
「ラーゴ、やめてくれ――ッ」
焦るリウの言葉は届いているだろうに、ラーゴは更に強くリウの陰茎を舐めしゃぶる。
いやらしく品のない水音は、扉の外にまで響いていないだろうか不安になるほどだ。
「ンッ、うっ、ンく……っ、ラーゴ、ッ!」
「リウ様?」
このままではメメルが室内に入りかねない。
だがラーゴによって追い詰められ、ピクピクと震える陰茎はもはや射精寸前だ。
「このまま、メメルに見てもらいましょうか? なに、呪いを解くためだと説明すれば、気にしないでしょう」
「いやだ……っ、うあ!」
ジュルルル、と亀頭を吸い上げられて大きな声が漏れた。いくら奥歯を噛みしめようとこういった経験の浅いリウの我慢は、とっくに限界を迎えている。
あとは意地だけで堪えているようなものだ。
「メメル――」
扉の外に声を掛けようと顔を上げたラーゴに、リウは焦る。
「ラーゴ……!」
もはやなりふり構っていられなかった。リウは大きな声でラーゴを制止する。
だがラーゴはことさらゆっくりリウへ顔の向きを戻す。口角を上げて微笑んでいるはずなのに、その目の置くにはどこかゾッとするほどの深い闇を孕んでいるように見えた。
「どうしてです? 気持ちいいのでしょう? なにも気にせず、射精してください」
「いやだっ、ラーゴ、やめ……っ!」
先端を扱かれたまま裏筋を強く吸われ、腰が跳ねる。リウの口端から溜まっていた唾液が溢れ、シーツを濡らした。
「リウ様? 主様もいらっしゃるんですか?」
メメルの声はもはやリウの耳には遠く聞こえる。
全てを投げ出して射精してしまいたい。男としての本能がそう訴える反面、この状況でそれは許されないとリウは必死に抵抗した。
「開けますね」
返事がないことを不審に思ったのか、メメルが扉に手をかける気配がした。
リウの喉奥が狭まり、ヒュッと音が鳴る。
――ガチン
だが扉は開けられることはない。
「魔法で鍵をかけているんですよ。僕が他の誰かに貴方の痴態を見せるわけないでしょう?」
薄ら笑いを浮かべるラーゴの態度は、リウの怒りを一気に溢れさせた。
誰も部屋に入らないことを分かっていた。だからあれほど執拗にリウを追い立てていたのだ。
結果としてリウは守られていたことになるのかもしれないが、いくらなんでもやっていいことと悪いことがあるだろう。
「お前……っ!」
目の前が真っ赤になるような怒りで、射精欲など一気に萎えた。
両腕をどうにか振りほどこうと激しく肩を振るリウだったが、なぜかラーゴはそれを傷ついたような目で見つめる。
「そんなに暴れたら怪我をしますよ。それとも僕から離れるためなら、怪我をしようと構わない?」
ラーゴの発言の真意をリウは考えることはできなかった。
どう考えてもリウを傷つけようとしていた男が、なぜまるで被害者のような顔をするのか
。一瞬気になったものの、だがそれは全てリウの怒りの渦に飲み込まれて消えた。
「いいから、この拘束を解け!」
そう叫ぶと同時に、ラーゴは宙で指をクルリと回した。
途端に、今までびくともしなかった手足が自由になる。
リウは怒りのまま腹筋を使って跳ねるように起き上がり、足元に座るラーゴの顔を殴った。
ゴッと硬い音がするが、ラーゴからはうめき声一つ上がらない。
「ねえリウ。僕を嫌いになりました?」
そして泣きそうな顔をしてそんなことを言うのだ。
嫌いになれたらどれだけいいか。
いくら解呪のためとはいえ性行為のようなことされ、衆人環視に晒されそうになり、嫌いになるには十分だろう。
そのラーゴの行動自体には当然、強い怒りがある。
だがだからといってラーゴを嫌いになるかと言われれば、それは違うとすぐさま答えられる程度には、リウは彼に愛情を感じているのだ。
それでも素直にそう口にするには、ついさっきされたことへの拒否感が強い。
「ふざ、けるなよ……!」
怒りを押し殺したリウの言葉を聞きながら、ラーゴは静かに目を閉じた。
どうぞ殴ってくださいとでも言わんばかりのその態度は、リウの怒りに火に油を注ぐ。
望むならば殴ってやろうか。普段は決して暴力的ではないはずなのに、あまりのことに再び頭に血が上る。
拳を握って、だが全てを受け入れるようなラーゴを見るとそんな気も削がれた。
怒りの次に、リウに訪れた感情は悲しみだった。
なぜこんなことをしたのか? わざわざリウを傷つけようとしたのか? やはり好意は口だけで、呪いを受けたリウを厄介者だと迷惑に思っていたからか?
様々な仮定が一瞬のうちに頭の中に駆け巡る。
リウはきつく握りこんでいた拳からゆるりと力を抜いた。
「……顔も見たくない」
そう呟くと、リウは寝台を降りて扉を開く。
驚いた顔のメメルの隣を通り過ぎて、階段を降りて正面の扉を目指す。
歩調は徐々に早くなり、門扉へ辿り着く頃には走り出していた。
走って、走って、肺が痛くなるほど走る。
脚が痛くなっても、胸が苦しくなっても、リウは走ることを止めなかった。
それよりもなにより、リウは心が痛かった。
好きだと自覚した途端に傷つけられ、まだ柔らかい恋心を踏みつけられた思いだった。
竜騎士ともあろう者が情けなく女々しい。そう自嘲しながらもリウは、滲みそうになる目元を何度も腕で擦った。
破裂しそうな心臓を宥めながら城へと向かう。顔見知りの門番に足早に挨拶をし、再び駆け抜けた先には竜舎があった。
この世に生を受けて二十八年、そのうちの十年は竜と共に生きたリウにとって、ここは実家のようなものだ。
大きな竜舎の扉に手をかけ、ゆっくりと開ける。
真っ赤に染まった日差しが竜舎の中へと注がれた。
「ガジャラ」
相棒の名を呼ぶリウの声には、もはや力がない。
馬車で来るような距離を疾走してきたのだ。病み上がりのリウの脚は突然の酷使に驚き震えている。
広く取られた竜舎ではそれぞれの竜房に区分けされている。顔見知りの竜たちが中央の通路を歩くリウを見るが、リウはただまっすぐに前を見つめガジャラへと歩いた。
その一角、ガジャラの近くへと寄ると柵にもたれたリウの身体はズルズルと地面にへたり込んだ。
「グルル」
心配そうなガジャラの顔が、リウの近くへと来た。
手を伸ばして優しい相棒の顔を撫でようとするが、呪いの痛みを思いだし止る。
こんなに近くにいるのに、大切なガジャラに触れることもできない。
ガジャラに触れたリウが痛みに苦しんでいた様子をガジャラも覚えているのか、彼女もまたリウに寄り添うものの触れようとはしなかった。
竜は賢い生き物だ。
リウを竜騎士として取り上げてくれたガジャラは、リウを失えば二度とその背に誰か乗せることはしないだろう。
それがリウには
「すまない、ガジャラ。俺はもう駄目かもしれない」
屋敷を飛び出した時には怒りと悲しみに支配されていた。
だが次第にその感情は後悔へと変化したのだ。
「いよいよラーゴに愛想を尽かされたかもしれない。ラーゴには俺はずっとおんぶに抱っこで、何をされようと腹を立てられるような立場じゃないくせにな」
疲労と悲しみのせいか、いつになく卑屈な独白が竜舎に落ちた。
夕日の差し込む竜舎の中に、影が差す。
その足音と気配が誰か、顔を上げるまでもなかった。
「リウ」
ラーゴの小さな声が、だがはっきりと竜舎に響いた。
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