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お茶と吸血鬼に関する一考察
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「小夜さんって、吸血鬼ですよね?」
とある日の朝、居間。
俺は、水出しのお茶を美味しそうに飲んでいる小夜さんに話しかけた。
「今更どうしたの、優夜さん?」
「何で、お茶ばかり飲んでるんですか?」
俺は、素朴な疑問をぶつけてみた。
「小夜さんって、一度も俺の血を吸ったことないですよね」
「優夜さんの白濁液なら、何度も飲み干しているけどね~」
「…か、陰で吸ってたんですか?」
「ううん、赤い血は全く吸ってないわよ」
「母乳は飲んでるんですね?」
「…あれは、吸血鬼は血を吸って生きるものだと信じて疑わなかった頃のこと」
俺のツッコミに動じることなく、小夜さんは遠い目をして話を続けた。
「逃亡中、たまたま目にした本に面白いことが書いてあってね」
「追われていたんですか?」
「ヘモグロビンと葉緑素って、化学構造が近いらしいのよ」
「文系の知らない世界」
「で、『お茶を飲むことは、血を飲むことに近い』と書いてあったのよ」
「まさかの仮説」
「で早速、赤い血の代わりにお茶を飲む生活を実行してみたの」
「…白い血は飲んでいたんですね」
「そしたら…赤い血を全く欲しなくなったのよ!」
「まさかの生活改善!」
俺は思わず、声を上げた。
「今日日、血を買うのも安くないしね~」
「エンゲル係数も改善!」
「そして私は警察官に転身した、と」
「追われる立場から追う立場になった、と」
「喉に引っ掛かった優夜さんの白濁液も流し込めるしね」
「…だから今朝も、お茶をがぶ飲みしてるんですか」
「フラボノイド様様ね」
とある日の朝、居間。
俺は、水出しのお茶を美味しそうに飲んでいる小夜さんに話しかけた。
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「優夜さんの白濁液なら、何度も飲み干しているけどね~」
「…か、陰で吸ってたんですか?」
「ううん、赤い血は全く吸ってないわよ」
「母乳は飲んでるんですね?」
「…あれは、吸血鬼は血を吸って生きるものだと信じて疑わなかった頃のこと」
俺のツッコミに動じることなく、小夜さんは遠い目をして話を続けた。
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「で早速、赤い血の代わりにお茶を飲む生活を実行してみたの」
「…白い血は飲んでいたんですね」
「そしたら…赤い血を全く欲しなくなったのよ!」
「まさかの生活改善!」
俺は思わず、声を上げた。
「今日日、血を買うのも安くないしね~」
「エンゲル係数も改善!」
「そして私は警察官に転身した、と」
「追われる立場から追う立場になった、と」
「喉に引っ掛かった優夜さんの白濁液も流し込めるしね」
「…だから今朝も、お茶をがぶ飲みしてるんですか」
「フラボノイド様様ね」
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