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妹のお茶会に参加しました
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父親と妹に怒り散らした翌日。
スッキリとした目覚めの朝をベットの中で迎えていた。
あんなに人に対して怒りをぶつけたのは初めてかもしれない。
今までは言いたい事があったとしても、全て飲み込んできた人生だったから。
ベットから降り、今日もあの着古したドレスを着なければいけないのかと少し憂鬱になっていると、
部屋がノックされ、可愛いらしい声が聞こえてきた。
「お姉様、入ってもよろしいでしょうか?」
ローラがやってきたようだ。
こんな朝早くに何の用だろうと思いつつも扉を開けてローラを迎え入れた。
「どうしたの?」
部屋に入ってきたローラにそう聞くと、ローラは私の顔色を伺いながら口を開いた。
「昨日の事を謝りたくて・・・お姉様を不快にさせてごめんなさい。
これ、お姉様に似合うと思って持ってきましたの。」
そう言ってローラが差し出してきたのは、ドレスだった。
新品ではないようだし、恐らく自分の手持ちのドレスを持ってきたのだろう。
まあ、ちょうど着古したドレスに嫌気がさしていたし、有難くいただくことにしよう。
「ありがとう。昨日は私も熱くなってしまったわ。ごめんなさい。」
改めて昨日の事を振り返り、ローラに謝った。
これで少しは、関係を改善できるといいけど。
「お姉様、そのドレスに着替えたら、ぜひ今日家で開くお茶会に招待したいのです。」
その言葉にびっくりした。
今まで馬鹿にし無視してきたような姉をお茶会に招待するなんて。
もしかして、本当に昨日のことで心を入れ替えたのだろうか。
「ありがとう。参加させていただくわ。」
私はこの時、少しもローラを疑いはしなかった。
やっと貴族らしいことがこれからできるのではないかと胸を弾ませていたのだ。
しかし、その期待は早くも打ち砕かれることになった。
「昨日、お姉様に汚い言葉でたくさん罵られたのです。
お姉様の気持ちに気が付かなかった私が悪いのですが・・・うううっ」
「まあひどい!」
「ローラ様に嫉妬なさっているのね。」
午後三時、おやつの時間に開かれたお茶会に行き、席でお茶を飲んでまもなく私に掛けられた言葉の数々は、歓迎ではなく敵意を向けるものしかなかった。
やられた。
ローラは心を入れ替えたのでもなく、反省したわけでもない。
昨日の私の態度に腹が立ち、仕返しをする気でいたのだ。
「あら、今ユリア様がお召しになっているドレス、前にローラ様が着ていたものではありませんか?」
「まさか、ローラ様から無理矢理奪ったのですか!?」
ローラの方を見ると、悪意たっぷりの笑みでこちらを見ていた。
「あのドレスは、気に入っていたのですが、お姉様に言われて差し上げたのです。
でも・・・、お姉様の為なら構いません。それでお姉様が少しでも納得するなら・・・。」
涙を目に浮かべ、ウルウルした目で周りに私の悪評を流すローラには思わず感心してしまう。
同情を得るのがなんと上手いことか。
それにしてもこの状況、一体どうするべきだろう。
このままやられっぱなしは気に食わないが、かと言って私にはこの場に味方が一人もいない。
「ユリア様、もう少し妹を大切にするべきではありませんか?」
「悪女に言っても無駄でしょうか。」
「ローラ様が可哀想です!」
でも、このまま黙っていてもこの罵倒はやみそうにない。
仕方がない。
「好きに言ってろ、って感じですね。」
お茶を一口飲んでから、私は怒りを込めた目で周りを見てから静かに言った。
一瞬でお茶の席が氷ついた。
昨日から少し感じていたのだが、どうやら私は怒ると結構怖いらしい。
転生した先の姿が美人で、強めな顔立ちのせいあるかもしれないが。
「わたしを傷つけようとするなら、どんな身分の方も許さなくってよ。」
それだけ告げて、席を立ち、一礼してからその場を去った。
あれだけ騒がしかったお茶会がまるでお通夜のように静かになった。
全く、嫌がらせがガキ過ぎて相手にしてられないわ。
少しも傷付いていなさそうな私の様子に、不満そうにしているローラの顔だけが、少し私の心を落ち着かせていた。
スッキリとした目覚めの朝をベットの中で迎えていた。
あんなに人に対して怒りをぶつけたのは初めてかもしれない。
今までは言いたい事があったとしても、全て飲み込んできた人生だったから。
ベットから降り、今日もあの着古したドレスを着なければいけないのかと少し憂鬱になっていると、
部屋がノックされ、可愛いらしい声が聞こえてきた。
「お姉様、入ってもよろしいでしょうか?」
ローラがやってきたようだ。
こんな朝早くに何の用だろうと思いつつも扉を開けてローラを迎え入れた。
「どうしたの?」
部屋に入ってきたローラにそう聞くと、ローラは私の顔色を伺いながら口を開いた。
「昨日の事を謝りたくて・・・お姉様を不快にさせてごめんなさい。
これ、お姉様に似合うと思って持ってきましたの。」
そう言ってローラが差し出してきたのは、ドレスだった。
新品ではないようだし、恐らく自分の手持ちのドレスを持ってきたのだろう。
まあ、ちょうど着古したドレスに嫌気がさしていたし、有難くいただくことにしよう。
「ありがとう。昨日は私も熱くなってしまったわ。ごめんなさい。」
改めて昨日の事を振り返り、ローラに謝った。
これで少しは、関係を改善できるといいけど。
「お姉様、そのドレスに着替えたら、ぜひ今日家で開くお茶会に招待したいのです。」
その言葉にびっくりした。
今まで馬鹿にし無視してきたような姉をお茶会に招待するなんて。
もしかして、本当に昨日のことで心を入れ替えたのだろうか。
「ありがとう。参加させていただくわ。」
私はこの時、少しもローラを疑いはしなかった。
やっと貴族らしいことがこれからできるのではないかと胸を弾ませていたのだ。
しかし、その期待は早くも打ち砕かれることになった。
「昨日、お姉様に汚い言葉でたくさん罵られたのです。
お姉様の気持ちに気が付かなかった私が悪いのですが・・・うううっ」
「まあひどい!」
「ローラ様に嫉妬なさっているのね。」
午後三時、おやつの時間に開かれたお茶会に行き、席でお茶を飲んでまもなく私に掛けられた言葉の数々は、歓迎ではなく敵意を向けるものしかなかった。
やられた。
ローラは心を入れ替えたのでもなく、反省したわけでもない。
昨日の私の態度に腹が立ち、仕返しをする気でいたのだ。
「あら、今ユリア様がお召しになっているドレス、前にローラ様が着ていたものではありませんか?」
「まさか、ローラ様から無理矢理奪ったのですか!?」
ローラの方を見ると、悪意たっぷりの笑みでこちらを見ていた。
「あのドレスは、気に入っていたのですが、お姉様に言われて差し上げたのです。
でも・・・、お姉様の為なら構いません。それでお姉様が少しでも納得するなら・・・。」
涙を目に浮かべ、ウルウルした目で周りに私の悪評を流すローラには思わず感心してしまう。
同情を得るのがなんと上手いことか。
それにしてもこの状況、一体どうするべきだろう。
このままやられっぱなしは気に食わないが、かと言って私にはこの場に味方が一人もいない。
「ユリア様、もう少し妹を大切にするべきではありませんか?」
「悪女に言っても無駄でしょうか。」
「ローラ様が可哀想です!」
でも、このまま黙っていてもこの罵倒はやみそうにない。
仕方がない。
「好きに言ってろ、って感じですね。」
お茶を一口飲んでから、私は怒りを込めた目で周りを見てから静かに言った。
一瞬でお茶の席が氷ついた。
昨日から少し感じていたのだが、どうやら私は怒ると結構怖いらしい。
転生した先の姿が美人で、強めな顔立ちのせいあるかもしれないが。
「わたしを傷つけようとするなら、どんな身分の方も許さなくってよ。」
それだけ告げて、席を立ち、一礼してからその場を去った。
あれだけ騒がしかったお茶会がまるでお通夜のように静かになった。
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