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新婚旅行編
海で遊ぼう!
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リュークは行ってしまった。
私はただ、彼の無事を祈って帰りを待つだけ。
「心配するな」と言って笑ったリューク。
その表情に昔のことを思い出し、少しだけ胸が痛んだ。
私は、馬上の彼が小さくなって見えなくなるまで、ずっと手を振っていた。
どうか気をつけて。
決して無理はしないで。
宿に戻ると、沈んでいた私を見兼ねたのか、マリエッタが提案してきた。
「さ、ブランカ様。邪魔者はいなくなったことだし、みんなで海に行きましょう!」
マリエッタ、人の旦那を邪魔者ってそんな……
でも、みんなと一緒の海には心を惹かれる。
リュークと二人きりの時とは、また違って見えるかもしれない。彼はすぐに私を甘やかそうとするから……ってほら、出掛けたそばから私はもう彼のことを考えている。戻ってくるとわかっているのに不安になるなんて、『新婚旅行』が聞いて呆れるわね。
さてと、気持ちを切り替えてみんなと楽しむことにしますか。
体育会系のライオネルはもちろん反対しないだろうし、ユーリスはマリエッタの言うことなら大抵従う。まあ、あまりに変なことを言い出す場合は大慌てで止めるけれど。ジュリアンは肩を竦めているから、みんなが行くとなったら参加するだろう。
「マリエッタ、でも貴女水着は?」
「もちろん用意しましたよー。私だけでなくみんなも。ちょっと高かったけど、近くで買っちゃいました」
そうか、ここは観光地。
さすがに水着くらいは売っている。
近くってことは新市街で買ったのね?
だったら値段は高いけど、品質には問題ないはず。
「そう。じゃあ私の部屋で着替えて……って、みんなもここに泊まるの?」
私は確認してみた。
もしかしたら、別の旅籠に宿泊するのかもしれない。
「うん。でも、僕ら一部屋しか取れなかったんだ。ブランカはマリエッタをお願いできる?」
ユーリスに頼まれた。
観光シーズンなのに、急に来て部屋が取れただけでも大したものだ。
「ブランカ様、お願い!」
「もちろんいいわよ。それにしても一部屋だけとはいえ、よく確保できたわね?」
リュークもいなくなったことだし、広い部屋に一人ではもったいないのでちょうどいい。それに、私が愛らしいマリエッタの頼みを断るわけがない。寮生活が長かったから、誰かと同室でも苦にならないしね。
「だって僕、一応王家の人間だよ? それにこういうところは大抵、賓客用に普段空けている部屋がある。まあ、運よく前の人が出て行った後だったから入れたんだけどね」
そうだった。
ジュリアンはカイルの従弟で王家の人間。
特別な扱いには慣れている。
それにしても、『海の街』恐るべし。
最高級旅籠の賓客用の部屋までもがフル回転とは、何たる盛況ぶり。というより、手配もせずにいきなり来たみんなもすごい。
「もし部屋が空いていなかったら、どうするつもりだったの?」
聞いてみると、ジュリアンが可愛らしく首を傾げて答えた。
「そんなの、ブランカの部屋にみんなで泊まるに決まっているよね? リュークもいなくなったことだし、せっかくのチャンスだったのに残念だな」
空いてて良かった――
マリエッタはともかく、他の三人と同じ部屋に泊まったとなったら、今度こそリュークに一生外出禁止にされてしまう。
水着に着替えて上着を羽織れば準備は万端!
海に行く前に受付に寄った。
昨日のアシュリーが尋ねて来て、入れ違いになるといけない。「すぐ前の海にいるから知らせて欲しい」と旅籠の人に頼んでおいた。快く了承してくれたので、ひとまず安心だ。
目の前の浜辺に移動する。
みんなでぞろぞろ歩いていると、何だか修学旅行に来たみたい。さすがに囚人服のような袖の長い水着を着るのは恥ずかしかったので、私はリュークに封印されていた水色のフリルワンピースの水着を引っ張り出した。
マリエッタが着ているのはピンク。
彼女ももちろんワンピースだけれど、胸の所に赤と白のストライプの大きなリボンが付いていて、袖がフリルで飾られている。そんな可愛い水着を着ているマリエッタは、夢見るように愛らしい!
ライオネルは赤と黒の海水パンツ……というか、キュロット。普通の人が着たら派手に見えるけれど、彼が着ると赤い髪に映えてすごく似合っている。もっとも彼の場合、つい上半身の筋肉に目がいってしまうけれど。
ユーリスは膝から腰まである深緑色の長めのパンツスタイル。彼らしい大人しいデザインだけど、無駄のない引き締まった身体によく合う。本ばかり読んでる印象が強い彼だけど、きちんと鍛えているようだ。
ジュリアンならワンピースも似合いそう! と、思ったらとんでもなかった。スカイブルーに白い線が入ったキュロットは、可愛らしいけどカッコいい。しかも、脱いだらすごいんです……じゃなくって、彼も鍛えていたようで、均整の取れた身体つきをしている。細マッチョって、こういうことを言うのだろうか?
いけない、携帯アプリの『プリマリ』ですらせいぜい浴衣姿。水着イベントなんてなかったから、つい興奮して凝視してしまった。じろじろ見るから変なやつだと思われて、逃げられてしまったらどうしよう?
「もう、ブランカ様ったらぁ。どうしたんですか? じっと見て。恥ずかしいですよ~」
私に抱きつきながら言うマリエッタ。
「ごめんなさい。あなたがあまりにも可愛いらしいから」
私は率直な感想を述べた。
太陽の下のマリエッタはまた格別だ。
「えへへー、ブランカ様に褒められちゃいました」
「ブランカ、僕は? リュークよりいいかもって思わない? いっそのこと、僕にかえない?」
「ジュリアンったら。もちろん素敵よ? でも、変な冗談はやめましょうね」
「ちぇー」
ぷくぅと頬を膨らませるジュリアンはまだまだ可愛らしい。カッコよく成長した彼だけど、ゲーム通りの肉食系にならずに済んで、本当に良かったわ。
「こいつの場合冗談じゃないぞ。まあ、リュークが帰って来なかったら、俺が護衛して帰ってやるよ」
ライオネルったら。
そういう冗談も止めてほしい。
リュークも途中にある山道は克服したはずだから、大丈夫。元々旅慣れているし一人だから、役目を終えて早く戻ってくるに違いない。
「ほら、海を前にしてお喋りだけではもったいないよ? せっかくだから、入ってみない?」
さすがはユーリス。
私やマリエッタ、ライオネルより一つ年下だけど、この中では一番冷静だ。
「来るときもビックリしたけど、海って本当に青いのね! まるで空を溶かしたような色だわ」
マリエッタの感想は、意外に近い。
正確には空ではなく、太陽の光の青だけど。
でもせっかくの休暇だ。難しいことは考えずに、みんなと心ゆくまで楽しむことにしよう!
足を水に浸して波打ち際で止まると、波が引いた時に足下が動いているような変な感じがする。この奇妙な感覚を、みんなに教えてあげた。一番喜んだのはライオネルだった。
「うわっ、気持ち悪~~! てか、くすぐったいな、これ」
「砂に埋もれてしまわないのかしら?」
マリエッタが不思議そうに言う。
大丈夫、そんなことにはならないから。
もし可愛い貴女が砂に埋もれたとしても、助け出したい男性陣が列を作るに違いない。
巻貝を気に入ったのはユーリス。
耳に当てると「波の音が聞こえる」と教えてあげた。
「本当だ、ブランカって物知りだね!」
褒められて悪い気はしない。
まあ、全部が前世の知識だけれど。
ジュリアンは色とりどりの貝に興味を示したようで、見つけては拾って眺めている。
「ねぇ見て! すごく綺麗だね。内側がブランカの髪と同じ紫色の貝もあるよ」
波打ち際に佇む笑顔の美少年。
ベストショットいただきました。
携帯があれば連写していたのに。
まあいいか。脳内にしっかり保存しておこう。
カイルとリュークがいないのは残念だけれど、みんなと一緒の海はすごく楽しい。『新婚旅行』だと思って浮かれていたけれど『修学旅行』もいいもんだ。そういえば『王立カルディアーノ学園』にはなかった。もし意見を言う機会があれば、『修学旅行』を提案するのもいいかもしれない。
「海って言ったら、やっぱり泳がなきゃな」
「僕も泳ぎは得意だよ」
ライオネルとジュリアンが話している。
でも、あれ?
我が国には海がないのに何で?
「あなた達、もしかして泳げるの?」
「もちろん。軍人には泳ぎも必要だ」
「僕も。城で習うよ? カイルも泳げるはずだ」
「だって、海が無いのに……」
私は質問してみた。
「そんなの、川や湖とおんなじだろ?」
「水が塩辛いけど、多分変わらないよね」
ああ、そうか。
四方を他国に囲まれている我が国に海は無いけれど、川や湖なら当たり前のようにある。それに、軍隊は国外にも出ないといけないから、万一の時のためにライオネルは泳ぎの練習をしているのだろう。
「そう。それなら一緒に泳ぎましょう」
「お? まさかブランカ、女性なのに泳げるのか?」
「無理しなくていいよ? ライオネルなら適当にあしらえるから」
「ふふ、楽しみだわ。リュークは泳ぐというより、魔法を使ってズルするし。この辺でもあまり泳げる人を見かけなかったから、嬉しいわ」
そう。初日のナンパ男以外、この浜で出会う人はあまり泳ぐ気がないみたい。せいぜい手前で水遊びをする程度だった。俄然やる気がわいてきた。私は柔軟体操をすると、張り切って海の中に入っていった。
私はただ、彼の無事を祈って帰りを待つだけ。
「心配するな」と言って笑ったリューク。
その表情に昔のことを思い出し、少しだけ胸が痛んだ。
私は、馬上の彼が小さくなって見えなくなるまで、ずっと手を振っていた。
どうか気をつけて。
決して無理はしないで。
宿に戻ると、沈んでいた私を見兼ねたのか、マリエッタが提案してきた。
「さ、ブランカ様。邪魔者はいなくなったことだし、みんなで海に行きましょう!」
マリエッタ、人の旦那を邪魔者ってそんな……
でも、みんなと一緒の海には心を惹かれる。
リュークと二人きりの時とは、また違って見えるかもしれない。彼はすぐに私を甘やかそうとするから……ってほら、出掛けたそばから私はもう彼のことを考えている。戻ってくるとわかっているのに不安になるなんて、『新婚旅行』が聞いて呆れるわね。
さてと、気持ちを切り替えてみんなと楽しむことにしますか。
体育会系のライオネルはもちろん反対しないだろうし、ユーリスはマリエッタの言うことなら大抵従う。まあ、あまりに変なことを言い出す場合は大慌てで止めるけれど。ジュリアンは肩を竦めているから、みんなが行くとなったら参加するだろう。
「マリエッタ、でも貴女水着は?」
「もちろん用意しましたよー。私だけでなくみんなも。ちょっと高かったけど、近くで買っちゃいました」
そうか、ここは観光地。
さすがに水着くらいは売っている。
近くってことは新市街で買ったのね?
だったら値段は高いけど、品質には問題ないはず。
「そう。じゃあ私の部屋で着替えて……って、みんなもここに泊まるの?」
私は確認してみた。
もしかしたら、別の旅籠に宿泊するのかもしれない。
「うん。でも、僕ら一部屋しか取れなかったんだ。ブランカはマリエッタをお願いできる?」
ユーリスに頼まれた。
観光シーズンなのに、急に来て部屋が取れただけでも大したものだ。
「ブランカ様、お願い!」
「もちろんいいわよ。それにしても一部屋だけとはいえ、よく確保できたわね?」
リュークもいなくなったことだし、広い部屋に一人ではもったいないのでちょうどいい。それに、私が愛らしいマリエッタの頼みを断るわけがない。寮生活が長かったから、誰かと同室でも苦にならないしね。
「だって僕、一応王家の人間だよ? それにこういうところは大抵、賓客用に普段空けている部屋がある。まあ、運よく前の人が出て行った後だったから入れたんだけどね」
そうだった。
ジュリアンはカイルの従弟で王家の人間。
特別な扱いには慣れている。
それにしても、『海の街』恐るべし。
最高級旅籠の賓客用の部屋までもがフル回転とは、何たる盛況ぶり。というより、手配もせずにいきなり来たみんなもすごい。
「もし部屋が空いていなかったら、どうするつもりだったの?」
聞いてみると、ジュリアンが可愛らしく首を傾げて答えた。
「そんなの、ブランカの部屋にみんなで泊まるに決まっているよね? リュークもいなくなったことだし、せっかくのチャンスだったのに残念だな」
空いてて良かった――
マリエッタはともかく、他の三人と同じ部屋に泊まったとなったら、今度こそリュークに一生外出禁止にされてしまう。
水着に着替えて上着を羽織れば準備は万端!
海に行く前に受付に寄った。
昨日のアシュリーが尋ねて来て、入れ違いになるといけない。「すぐ前の海にいるから知らせて欲しい」と旅籠の人に頼んでおいた。快く了承してくれたので、ひとまず安心だ。
目の前の浜辺に移動する。
みんなでぞろぞろ歩いていると、何だか修学旅行に来たみたい。さすがに囚人服のような袖の長い水着を着るのは恥ずかしかったので、私はリュークに封印されていた水色のフリルワンピースの水着を引っ張り出した。
マリエッタが着ているのはピンク。
彼女ももちろんワンピースだけれど、胸の所に赤と白のストライプの大きなリボンが付いていて、袖がフリルで飾られている。そんな可愛い水着を着ているマリエッタは、夢見るように愛らしい!
ライオネルは赤と黒の海水パンツ……というか、キュロット。普通の人が着たら派手に見えるけれど、彼が着ると赤い髪に映えてすごく似合っている。もっとも彼の場合、つい上半身の筋肉に目がいってしまうけれど。
ユーリスは膝から腰まである深緑色の長めのパンツスタイル。彼らしい大人しいデザインだけど、無駄のない引き締まった身体によく合う。本ばかり読んでる印象が強い彼だけど、きちんと鍛えているようだ。
ジュリアンならワンピースも似合いそう! と、思ったらとんでもなかった。スカイブルーに白い線が入ったキュロットは、可愛らしいけどカッコいい。しかも、脱いだらすごいんです……じゃなくって、彼も鍛えていたようで、均整の取れた身体つきをしている。細マッチョって、こういうことを言うのだろうか?
いけない、携帯アプリの『プリマリ』ですらせいぜい浴衣姿。水着イベントなんてなかったから、つい興奮して凝視してしまった。じろじろ見るから変なやつだと思われて、逃げられてしまったらどうしよう?
「もう、ブランカ様ったらぁ。どうしたんですか? じっと見て。恥ずかしいですよ~」
私に抱きつきながら言うマリエッタ。
「ごめんなさい。あなたがあまりにも可愛いらしいから」
私は率直な感想を述べた。
太陽の下のマリエッタはまた格別だ。
「えへへー、ブランカ様に褒められちゃいました」
「ブランカ、僕は? リュークよりいいかもって思わない? いっそのこと、僕にかえない?」
「ジュリアンったら。もちろん素敵よ? でも、変な冗談はやめましょうね」
「ちぇー」
ぷくぅと頬を膨らませるジュリアンはまだまだ可愛らしい。カッコよく成長した彼だけど、ゲーム通りの肉食系にならずに済んで、本当に良かったわ。
「こいつの場合冗談じゃないぞ。まあ、リュークが帰って来なかったら、俺が護衛して帰ってやるよ」
ライオネルったら。
そういう冗談も止めてほしい。
リュークも途中にある山道は克服したはずだから、大丈夫。元々旅慣れているし一人だから、役目を終えて早く戻ってくるに違いない。
「ほら、海を前にしてお喋りだけではもったいないよ? せっかくだから、入ってみない?」
さすがはユーリス。
私やマリエッタ、ライオネルより一つ年下だけど、この中では一番冷静だ。
「来るときもビックリしたけど、海って本当に青いのね! まるで空を溶かしたような色だわ」
マリエッタの感想は、意外に近い。
正確には空ではなく、太陽の光の青だけど。
でもせっかくの休暇だ。難しいことは考えずに、みんなと心ゆくまで楽しむことにしよう!
足を水に浸して波打ち際で止まると、波が引いた時に足下が動いているような変な感じがする。この奇妙な感覚を、みんなに教えてあげた。一番喜んだのはライオネルだった。
「うわっ、気持ち悪~~! てか、くすぐったいな、これ」
「砂に埋もれてしまわないのかしら?」
マリエッタが不思議そうに言う。
大丈夫、そんなことにはならないから。
もし可愛い貴女が砂に埋もれたとしても、助け出したい男性陣が列を作るに違いない。
巻貝を気に入ったのはユーリス。
耳に当てると「波の音が聞こえる」と教えてあげた。
「本当だ、ブランカって物知りだね!」
褒められて悪い気はしない。
まあ、全部が前世の知識だけれど。
ジュリアンは色とりどりの貝に興味を示したようで、見つけては拾って眺めている。
「ねぇ見て! すごく綺麗だね。内側がブランカの髪と同じ紫色の貝もあるよ」
波打ち際に佇む笑顔の美少年。
ベストショットいただきました。
携帯があれば連写していたのに。
まあいいか。脳内にしっかり保存しておこう。
カイルとリュークがいないのは残念だけれど、みんなと一緒の海はすごく楽しい。『新婚旅行』だと思って浮かれていたけれど『修学旅行』もいいもんだ。そういえば『王立カルディアーノ学園』にはなかった。もし意見を言う機会があれば、『修学旅行』を提案するのもいいかもしれない。
「海って言ったら、やっぱり泳がなきゃな」
「僕も泳ぎは得意だよ」
ライオネルとジュリアンが話している。
でも、あれ?
我が国には海がないのに何で?
「あなた達、もしかして泳げるの?」
「もちろん。軍人には泳ぎも必要だ」
「僕も。城で習うよ? カイルも泳げるはずだ」
「だって、海が無いのに……」
私は質問してみた。
「そんなの、川や湖とおんなじだろ?」
「水が塩辛いけど、多分変わらないよね」
ああ、そうか。
四方を他国に囲まれている我が国に海は無いけれど、川や湖なら当たり前のようにある。それに、軍隊は国外にも出ないといけないから、万一の時のためにライオネルは泳ぎの練習をしているのだろう。
「そう。それなら一緒に泳ぎましょう」
「お? まさかブランカ、女性なのに泳げるのか?」
「無理しなくていいよ? ライオネルなら適当にあしらえるから」
「ふふ、楽しみだわ。リュークは泳ぐというより、魔法を使ってズルするし。この辺でもあまり泳げる人を見かけなかったから、嬉しいわ」
そう。初日のナンパ男以外、この浜で出会う人はあまり泳ぐ気がないみたい。せいぜい手前で水遊びをする程度だった。俄然やる気がわいてきた。私は柔軟体操をすると、張り切って海の中に入っていった。
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