51 / 109
1.6 潜む悪夢
4.ニヒル
しおりを挟む
すぐさま、部屋の外からドタドタと急いでかけてくる音が聞こえてきた。
「イグニスさん! 大きな声を出して一体どうしたんですか!?」
大きなノック音とともに聞こえてきたのは、幼く可愛らしい声が聞こえる。その声の持ち主はもちろんニヒルである。そこまで大きな声を出したつもりはなかったが、一階にまで響く声を出してしまったようだ。
これではまるで、一人事で怒鳴りつける頭のおかしな人間だ。いや、決して差別的な話ではない。これはあくまで僕の心の問題だ。
ともかく、変に思われないようにすぐにドアの鍵を開ける。
「やあ、ニヒル!」
なんとか、爽やかさで誤魔化そうと思ったが、先程まで大声で怒鳴っていた人物がそんなことをしても対して誤魔化すことは出来ない。親子が喧嘩していたところを目撃した子供より震えているニヒルに対してどのような言い訳をしようかと考え込むが、それがかえって恐ろしく感じたようだ。
「ちょっ、イグ、イグニスさん!」
どもった声で僕に語りかけてくるその様子はまるでアレのように、そうアレのようだった。どうやら僕自身も思考が追いついていないようだ。
「ちょっと落ち着いてニヒル! 別に怒ってるとかそういうんじゃないから……!」
彼女に対していった言葉はそのまま僕に当てたことばであった。それもこの小さく何もない部屋の中をこだまするように響き渡った。それだけでも自分がどれほど大きな声を出したのか思い知らされたが、ニヒルの様子を見るに自分が意識するよりも遥かに大きな声で怒鳴るように言葉を発したことは目に見えて明らかだ。
耳を抑えてしゃがみ込むニヒルだかと思うと、すぐに立ち上がりプリプリと頬を膨らませているニヒルはなんだか愛らしかった。
「もう! こんな朝早くから大声を出すなんて、イグニスさんは何を考えているのですか!?」
今度は僕がニヒルの声に圧倒される。彼女の声はおそらくだが、僕の出した声よりも大きかったのではないかと思う。彼女のその小さな体からは想像もつかないような声量だから、僕は動揺してそれについての文句を言いそびれてしまった。
「ごめん、ニヒル……」
さっきよりも大分声量を落とし、ご近所様の迷惑にならないように出来るだけ、小さな声でつぶやいた。
「いえ、正直な話ですが、大きな声を出していたことに関してはあまり気にしてません。ただ、どう考えても一人で話しているようではなかったので、少し様子をみにきたのですが、お相手の声が聞き取れなかったので、ちょっと気になってしまったというだけです。ほら、相手の声が聞こえない会話というのはかなり気になるものではありませんか? だからつい部屋の前まで来てしまったんですが……悪魔と言うワードが聞こえた気がして……」
そう申し訳なさそうにいうニヒルだが、考えても見ればそりゃそうだ。一人暮らししているはずの男の部屋から大きなひとりごとが聞こえてきたら、何事かと気になるのが普通だろう。まして、同じアパートで暮らしており、なおかつよく話す人物友なればなさらである。今回ばかりは僕の配慮が不足していたからこそ、彼女に重要な話を聞かれてしまった。これは僕の落ち度といえるだろう。
……うん、例え僕の中の悪魔に苛ついていたとはいえ、僕が悪いということにしておこう。
だが、聞かれてしまったものは仕方がない。どのあたりからどのあたりまで聞かれたのかはわからないが、ともかく彼女には事情を説明しておくべきだろう。
とはいえ、僕自身まだ状況を完全に把握できているわけではないし、彼女を全面的に信頼することも出来ない。
今まで最上級の信頼を置いていたやつが何をいうか、なんて思われるかもしれないが、敵かも知れないとなると話は別だ。いくらなんでも、疑わしい人物を信用しろと言う方が人間の心理的にはまともだろうが……それでも僕はニヒルは信用できる。いやどうしても信用しかった。むしろ彼女に裏切られたとしても僕はそれで良いのかもしれない。
「実は……」
そう僕が口をあけたところで、悪魔の考えが流れ込んできた。
(おい、本当にそいつを信頼するのか? 俺は悪魔だから、感情論抜きで考えるが、そいつは一応敵の協力者だぞ? もしベリアルと組んでなかったとしても、ベリアルこと火山に対して信頼を置いていたらどうする? お前の言葉を信用せず、お前を疑ったら?)
確かに悪魔の想像は的を大きく外しているわけではないだろう。もしかするとその通りなのかもしれない。だけど、彼女にだけは嘘を言うつもりははじめからない。本当のことを言った結果が、どれほど最悪な事態が待っていようとも、それを初めから予言されていたとしても僕は本当のことを話すつもりだ。
これは僕のわがままかも知れないし、悪魔を道連れにするのは気が引けなくもない。
だが、『彼女』と『彼』を救えていない僕は、彼女を守る意思すら見せないのでれば、僕の存在意義そのものがなくなってしまう。
ただそれだけのプライドのために話すのだ。まあ彼女を救いたいという気持ちがくだらないプライドによってもたらされたものかと言われれば若干違うのだが、今はまあそういうことにしておいてくれ。
(お前がそう言うなら止めないよ……)
僕は悪魔の言葉を同意と決めつけ、再び話始めようかと思ったが、彼女の不安そうな顔を見て少しだけ戸惑ってしまった。そんな僕を見た彼女は更に不安をつのらせ僕に問いかける。
「あの……。イグニスさん……?」
こんな表情のニヒルは初めて見た。だけど、僕は決意を決めた。それは揺るぐことがないだろう。
「多分なんとなく気がついているとは思うけど、僕達の他にもう一人このアパートには住んでいたんだ。『彼』の名前は堺。君ならきっと覚えていると思う」
僕の言葉をなんとなくではあるようだが理解しているようで、彼女は困惑しているようだ。
「堺……さん……?」
そんな彼女の脳に更に追い打ちをかけるように、僕は堺の特徴や独特な話し方などについて話した。
「そう、堺。あいつはいつも変な関西弁で話してきてさ……」
「変な関西弁? 似非関西弁ですか?」
彼女が言う似非という言葉は初めて聞いたが、なんとなくしっくりきた。
「うん、そんな喋り方だからさ、いつも笑いをこらえるので大変なんだ。しかも、そんな喋り方なのにいつも核心を突くようなことを言うんだよ。だからかな? 僕はそんな彼が好きだった。いや、もちろん友達としてだよ?」
そう友達。堺……フロンスは僕の親友だった。
「とても仲がよろしかったんですね……」
そう優しく呟くニヒルの目から一筋の雫がこぼれ落ちたような気がした。きっとそれは気のせいではないだろう。
「どうした?」
「……あれ? どうしたんでしょう? 涙が止まりません……何か大切なものを失ったような気がしてっ!」
最初ほど静かに涙するニヒルもだんだんしゃくりあげるようになくようになり、それをなだめるために僕が出来ることなど、ただ頭をなでてやることぐらいだった。
「イグニスさん! 大きな声を出して一体どうしたんですか!?」
大きなノック音とともに聞こえてきたのは、幼く可愛らしい声が聞こえる。その声の持ち主はもちろんニヒルである。そこまで大きな声を出したつもりはなかったが、一階にまで響く声を出してしまったようだ。
これではまるで、一人事で怒鳴りつける頭のおかしな人間だ。いや、決して差別的な話ではない。これはあくまで僕の心の問題だ。
ともかく、変に思われないようにすぐにドアの鍵を開ける。
「やあ、ニヒル!」
なんとか、爽やかさで誤魔化そうと思ったが、先程まで大声で怒鳴っていた人物がそんなことをしても対して誤魔化すことは出来ない。親子が喧嘩していたところを目撃した子供より震えているニヒルに対してどのような言い訳をしようかと考え込むが、それがかえって恐ろしく感じたようだ。
「ちょっ、イグ、イグニスさん!」
どもった声で僕に語りかけてくるその様子はまるでアレのように、そうアレのようだった。どうやら僕自身も思考が追いついていないようだ。
「ちょっと落ち着いてニヒル! 別に怒ってるとかそういうんじゃないから……!」
彼女に対していった言葉はそのまま僕に当てたことばであった。それもこの小さく何もない部屋の中をこだまするように響き渡った。それだけでも自分がどれほど大きな声を出したのか思い知らされたが、ニヒルの様子を見るに自分が意識するよりも遥かに大きな声で怒鳴るように言葉を発したことは目に見えて明らかだ。
耳を抑えてしゃがみ込むニヒルだかと思うと、すぐに立ち上がりプリプリと頬を膨らませているニヒルはなんだか愛らしかった。
「もう! こんな朝早くから大声を出すなんて、イグニスさんは何を考えているのですか!?」
今度は僕がニヒルの声に圧倒される。彼女の声はおそらくだが、僕の出した声よりも大きかったのではないかと思う。彼女のその小さな体からは想像もつかないような声量だから、僕は動揺してそれについての文句を言いそびれてしまった。
「ごめん、ニヒル……」
さっきよりも大分声量を落とし、ご近所様の迷惑にならないように出来るだけ、小さな声でつぶやいた。
「いえ、正直な話ですが、大きな声を出していたことに関してはあまり気にしてません。ただ、どう考えても一人で話しているようではなかったので、少し様子をみにきたのですが、お相手の声が聞き取れなかったので、ちょっと気になってしまったというだけです。ほら、相手の声が聞こえない会話というのはかなり気になるものではありませんか? だからつい部屋の前まで来てしまったんですが……悪魔と言うワードが聞こえた気がして……」
そう申し訳なさそうにいうニヒルだが、考えても見ればそりゃそうだ。一人暮らししているはずの男の部屋から大きなひとりごとが聞こえてきたら、何事かと気になるのが普通だろう。まして、同じアパートで暮らしており、なおかつよく話す人物友なればなさらである。今回ばかりは僕の配慮が不足していたからこそ、彼女に重要な話を聞かれてしまった。これは僕の落ち度といえるだろう。
……うん、例え僕の中の悪魔に苛ついていたとはいえ、僕が悪いということにしておこう。
だが、聞かれてしまったものは仕方がない。どのあたりからどのあたりまで聞かれたのかはわからないが、ともかく彼女には事情を説明しておくべきだろう。
とはいえ、僕自身まだ状況を完全に把握できているわけではないし、彼女を全面的に信頼することも出来ない。
今まで最上級の信頼を置いていたやつが何をいうか、なんて思われるかもしれないが、敵かも知れないとなると話は別だ。いくらなんでも、疑わしい人物を信用しろと言う方が人間の心理的にはまともだろうが……それでも僕はニヒルは信用できる。いやどうしても信用しかった。むしろ彼女に裏切られたとしても僕はそれで良いのかもしれない。
「実は……」
そう僕が口をあけたところで、悪魔の考えが流れ込んできた。
(おい、本当にそいつを信頼するのか? 俺は悪魔だから、感情論抜きで考えるが、そいつは一応敵の協力者だぞ? もしベリアルと組んでなかったとしても、ベリアルこと火山に対して信頼を置いていたらどうする? お前の言葉を信用せず、お前を疑ったら?)
確かに悪魔の想像は的を大きく外しているわけではないだろう。もしかするとその通りなのかもしれない。だけど、彼女にだけは嘘を言うつもりははじめからない。本当のことを言った結果が、どれほど最悪な事態が待っていようとも、それを初めから予言されていたとしても僕は本当のことを話すつもりだ。
これは僕のわがままかも知れないし、悪魔を道連れにするのは気が引けなくもない。
だが、『彼女』と『彼』を救えていない僕は、彼女を守る意思すら見せないのでれば、僕の存在意義そのものがなくなってしまう。
ただそれだけのプライドのために話すのだ。まあ彼女を救いたいという気持ちがくだらないプライドによってもたらされたものかと言われれば若干違うのだが、今はまあそういうことにしておいてくれ。
(お前がそう言うなら止めないよ……)
僕は悪魔の言葉を同意と決めつけ、再び話始めようかと思ったが、彼女の不安そうな顔を見て少しだけ戸惑ってしまった。そんな僕を見た彼女は更に不安をつのらせ僕に問いかける。
「あの……。イグニスさん……?」
こんな表情のニヒルは初めて見た。だけど、僕は決意を決めた。それは揺るぐことがないだろう。
「多分なんとなく気がついているとは思うけど、僕達の他にもう一人このアパートには住んでいたんだ。『彼』の名前は堺。君ならきっと覚えていると思う」
僕の言葉をなんとなくではあるようだが理解しているようで、彼女は困惑しているようだ。
「堺……さん……?」
そんな彼女の脳に更に追い打ちをかけるように、僕は堺の特徴や独特な話し方などについて話した。
「そう、堺。あいつはいつも変な関西弁で話してきてさ……」
「変な関西弁? 似非関西弁ですか?」
彼女が言う似非という言葉は初めて聞いたが、なんとなくしっくりきた。
「うん、そんな喋り方だからさ、いつも笑いをこらえるので大変なんだ。しかも、そんな喋り方なのにいつも核心を突くようなことを言うんだよ。だからかな? 僕はそんな彼が好きだった。いや、もちろん友達としてだよ?」
そう友達。堺……フロンスは僕の親友だった。
「とても仲がよろしかったんですね……」
そう優しく呟くニヒルの目から一筋の雫がこぼれ落ちたような気がした。きっとそれは気のせいではないだろう。
「どうした?」
「……あれ? どうしたんでしょう? 涙が止まりません……何か大切なものを失ったような気がしてっ!」
最初ほど静かに涙するニヒルもだんだんしゃくりあげるようになくようになり、それをなだめるために僕が出来ることなど、ただ頭をなでてやることぐらいだった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる