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2.2 悪魔との出会い
6.憑依
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魂とは、時として人を惑わす存在としてこの世に留まっていたり、救いを求めて天に登ったりするものであるというのが多くの人の見解たりえるのだろうが、実のところ、そうであるという確固たる証拠は無い。だからといって、それ以外に何か魂が問題を起こすのか? なんて聞かれたところで僕は知らないと答える以外の方法を知らない。
もちろん、噂程度のことなら知っていなくもない。その噂の一つが悪魔によって魂を奪われるという恐ろしいものだ。だが、魂というものは目に見えるものというわけではない。だからこそ、それが存在するという事実すら疑われても仕方がない。だけど、国民の殆どがその存在を信じている。それは、悪魔教の信者とて例外ではない。
「おい、その魂たちをどうするつもりだ?」
僕は師匠、いやその男に対してそう問いかけていた。
「おいおい、師匠に対してなんていう口の利き方だ……。まあいいだろう。背徳者には浄化が必要だろう? だから、神に魂を捧げる事によって救ってやろうというのだ。もちろん神といっても、背信者の神にじゃがの。じゃが、それも仕方ないだろう? 我が神に対して邪悪な者の魂など捧げるわけにはいかんしな……」
そう語る男の表情は、いつもとは打って変わり、常軌を逸している。
「いつもの優しさに満ちた顔はどうしたんだ?」
「もう、人格を偽る必要はないじゃろう? だって悪魔の使いたちは全員死んだのじゃから」
悪魔教信者に対して、悪魔の使いという言葉を使うのはあまりに不謹慎であるが、それだけに、今の彼は本当の意味で狂信者だったということを表しているのだろう。国で一番人気のある宗教にご就寝というわけだ。だからこそ狂っていると言う言葉が一番似合っている。
「僕は悪魔の使いという呼び方は感心しないな……」
「お前が感心しようが、どうしようが儂になんの関係があるというのじゃ? 儂にとってお前は仮初めの王の器にすぎない」
「僕は王であるつもりはない」
「だからこそ、お前は王足り得るのだ。王であるべきだというその自信がないお前だからこそ、王になるための努力を怠らないし、魔法を使えないお前だからこそ、儂らの神の名のもとに王を名乗ることを赦される。儂が信じる神とは、唯一の神を信じる限りは絶対に全てのものに平等を与えてくださる」
彼の言うとおりだと言うのであれば、なるほど、僕は王に向いているのだろう。だが、だからこそ、僕は王ではないし、騎士であるはずもない。そもそも、僕はどのようなものであったとしても出来る限り人を殺したくないし、神など信じていない。
「僕は……」
「みなまで言うでない。儂はお前を仮初の王だと言ったじゃろう? お前の体と精神は確かに神のものじゃが、お前の思想は神のものではない。つまり、完全でないからこそ、人間の王足り得る。もしも、完璧であるのだとしたら、お前は救世主であり、神であり、精霊だ。だが、お前はそうではないじゃろう?」
彼は僕に対しては、すごく優しい物腰で話す。だが、それでも、僕は本当の意味で王になるつもりも、彼女を裏切るつもりもない。
「なんども言っているが、僕は国の王になるつもりはない。僕は騎士の代表である騎士王でいい。彼女に継ぐ2番目ぐらいがちょうど良いんだ!」
本当に言いたかったことだけ言い放ち、剣を構える。それを見て僕の意思を汲んでくれたのであろう、彼は大きなため息をついた。
「結局、お前は儂の思い通りにならんというわけか……まあ、いい。どうせお前の代わりはいないわけじゃから、お前を傀儡にしてでも王に仕立ててやるつもりじゃったし、儂の言うことを聞かんのであれば、聞くように作り変えてやるだけじゃ……!」
中を舞っていた魂たちが、彼の周囲を覆っていた霧の元へと吸い込まれていく。僕は大きくつばを飲み、次の変化を待った。待つしかなかった。この待ち時間に彼を切り捨てることは簡単だ。だが、悪魔が召喚される儀式の途中でそれが中断するわけにはいかない。――そんなことをすれば、今ここに集まっているエネルギーがどのような作用を引き起こすのかわかったものではない。
だから、僕は霧が魂を吸い込んで赤くなるまでの間ひたすらに待った。待って、待って、ひたすらにチャンスを待った。そうして、長くはかからず、そのチャンスは訪れた。
「俺の眠りを覚ますとは、命知らずなやつがいたものだな? 一体どんなやつなのか……気になるところであるし、話し足りないが、これだけの生命力しか持たないものに付き合っている暇などないしな……」
突如として発せられた。いや、突如として現れたその狼は、気だるそうに地面に伏した。その悪魔を待っていたと言わんばかりに、彼ははしゃいだ。
「名もなき悪魔と聞いておったが、これは大当たりじゃな!」
彼がそう言ってはしゃぐのも仕方がない。この火山に封印されていたのは下級悪魔ということだったから、僕もその封印がとかれてもなんとかなるなんて、油断していたのも仕方がないなんて言い訳をさせてほしいぐらいではあるが、この圧倒的な殺意、それは殺意と言うにはあまりにも優しく、いともたやすく行われるであろう殺人行為が、さも愛情表現であると勘違いしまいそうなほど、当然な物であるかのように向けられていた。――だが、それは僕に向けられたものではない。
しかし、それに気がついた時にはすでに全てが決している。それほどに、その悪魔の殺意は強大で、理解の外側にあった。
「爺さん、生まれ変わりなんてものがあったなら、次は俺を怒らせるなよ……」
僕は悪魔のはなつその言葉によって、ようやく意識を現実に引き戻された。だが、もはや僕が倒すべき敵はこの世にはいなかった。あれだけ大きな野望を持っていたようなそんな言い回しをしていただけに、彼の野望の内容は気になったが、それを詳しく聞くことは永遠にかなわない。どうして、頑なに僕を王にしようとしていたかなんてことももう二度とわからないわけだ。
それほどまでに、彼は一瞬で消滅してしまった。
「……!」
「何をそんなに驚く? そいつは俺の眠りを妨げて、俺の話し声を妨げて、俺の許しを妨げた。もし俺が神だったとしてもそんなやつは殺してしまうのが普通だろ? まあ、俺はもはや神ではないし、自分が何者かすらわからなわけだが……それでも、自分のルールだけには忠実でいるつもりだ。だから、お前も俺の話をさえぎるんじゃないぞ……まあ、遮っても殺しはしないが、ちょっと痛い目に会うからな。それが嫌なら、絶対に俺の話をさえぎるなよ? いいな絶対に遮るんじゃないぞ……」
「って、うるさいわ! 僕がお前の話を遮ったとしても僕は痛い目なんて見ないし、名前すら忘れられた神力を失った神に負けるわけもない」
悪魔は級に枷でも外れたかのように笑い転げる。
「ふ、ふ、ふ。お前面白いやつだな……。あくまで俺を神と呼ぶのか? それで悪性を消すつもりというわけか? だが、それは無理ってもんだ。お前の言うとおり、俺は神聖を失った。神でも天使でもないただの悪魔なんだから……。それにお前の知り合いの……名前はしらないあいつを殺したのも俺だ。神は、罰を与えはしてもただ無意味に殺しはしないだろう? 故に堕天、天から堕ちたというわけだ。まあ、神が天にいたなんて事自体人間の勝手な妄想だから、落ちてなどいないわけだがな……。勝手に人を神だの悪魔だの言いやがって、迷惑しているのはこっちだってのに、俺をこんな辺鄙な場所に封印しやがって……」
まさか、悪魔の愚痴がこれから数時間に渡って垂れ流されるなんて、誰が予想しただろう……僕はあまりにも長いその愚痴を最後まで聞くことはなかった。
もちろん、噂程度のことなら知っていなくもない。その噂の一つが悪魔によって魂を奪われるという恐ろしいものだ。だが、魂というものは目に見えるものというわけではない。だからこそ、それが存在するという事実すら疑われても仕方がない。だけど、国民の殆どがその存在を信じている。それは、悪魔教の信者とて例外ではない。
「おい、その魂たちをどうするつもりだ?」
僕は師匠、いやその男に対してそう問いかけていた。
「おいおい、師匠に対してなんていう口の利き方だ……。まあいいだろう。背徳者には浄化が必要だろう? だから、神に魂を捧げる事によって救ってやろうというのだ。もちろん神といっても、背信者の神にじゃがの。じゃが、それも仕方ないだろう? 我が神に対して邪悪な者の魂など捧げるわけにはいかんしな……」
そう語る男の表情は、いつもとは打って変わり、常軌を逸している。
「いつもの優しさに満ちた顔はどうしたんだ?」
「もう、人格を偽る必要はないじゃろう? だって悪魔の使いたちは全員死んだのじゃから」
悪魔教信者に対して、悪魔の使いという言葉を使うのはあまりに不謹慎であるが、それだけに、今の彼は本当の意味で狂信者だったということを表しているのだろう。国で一番人気のある宗教にご就寝というわけだ。だからこそ狂っていると言う言葉が一番似合っている。
「僕は悪魔の使いという呼び方は感心しないな……」
「お前が感心しようが、どうしようが儂になんの関係があるというのじゃ? 儂にとってお前は仮初めの王の器にすぎない」
「僕は王であるつもりはない」
「だからこそ、お前は王足り得るのだ。王であるべきだというその自信がないお前だからこそ、王になるための努力を怠らないし、魔法を使えないお前だからこそ、儂らの神の名のもとに王を名乗ることを赦される。儂が信じる神とは、唯一の神を信じる限りは絶対に全てのものに平等を与えてくださる」
彼の言うとおりだと言うのであれば、なるほど、僕は王に向いているのだろう。だが、だからこそ、僕は王ではないし、騎士であるはずもない。そもそも、僕はどのようなものであったとしても出来る限り人を殺したくないし、神など信じていない。
「僕は……」
「みなまで言うでない。儂はお前を仮初の王だと言ったじゃろう? お前の体と精神は確かに神のものじゃが、お前の思想は神のものではない。つまり、完全でないからこそ、人間の王足り得る。もしも、完璧であるのだとしたら、お前は救世主であり、神であり、精霊だ。だが、お前はそうではないじゃろう?」
彼は僕に対しては、すごく優しい物腰で話す。だが、それでも、僕は本当の意味で王になるつもりも、彼女を裏切るつもりもない。
「なんども言っているが、僕は国の王になるつもりはない。僕は騎士の代表である騎士王でいい。彼女に継ぐ2番目ぐらいがちょうど良いんだ!」
本当に言いたかったことだけ言い放ち、剣を構える。それを見て僕の意思を汲んでくれたのであろう、彼は大きなため息をついた。
「結局、お前は儂の思い通りにならんというわけか……まあ、いい。どうせお前の代わりはいないわけじゃから、お前を傀儡にしてでも王に仕立ててやるつもりじゃったし、儂の言うことを聞かんのであれば、聞くように作り変えてやるだけじゃ……!」
中を舞っていた魂たちが、彼の周囲を覆っていた霧の元へと吸い込まれていく。僕は大きくつばを飲み、次の変化を待った。待つしかなかった。この待ち時間に彼を切り捨てることは簡単だ。だが、悪魔が召喚される儀式の途中でそれが中断するわけにはいかない。――そんなことをすれば、今ここに集まっているエネルギーがどのような作用を引き起こすのかわかったものではない。
だから、僕は霧が魂を吸い込んで赤くなるまでの間ひたすらに待った。待って、待って、ひたすらにチャンスを待った。そうして、長くはかからず、そのチャンスは訪れた。
「俺の眠りを覚ますとは、命知らずなやつがいたものだな? 一体どんなやつなのか……気になるところであるし、話し足りないが、これだけの生命力しか持たないものに付き合っている暇などないしな……」
突如として発せられた。いや、突如として現れたその狼は、気だるそうに地面に伏した。その悪魔を待っていたと言わんばかりに、彼ははしゃいだ。
「名もなき悪魔と聞いておったが、これは大当たりじゃな!」
彼がそう言ってはしゃぐのも仕方がない。この火山に封印されていたのは下級悪魔ということだったから、僕もその封印がとかれてもなんとかなるなんて、油断していたのも仕方がないなんて言い訳をさせてほしいぐらいではあるが、この圧倒的な殺意、それは殺意と言うにはあまりにも優しく、いともたやすく行われるであろう殺人行為が、さも愛情表現であると勘違いしまいそうなほど、当然な物であるかのように向けられていた。――だが、それは僕に向けられたものではない。
しかし、それに気がついた時にはすでに全てが決している。それほどに、その悪魔の殺意は強大で、理解の外側にあった。
「爺さん、生まれ変わりなんてものがあったなら、次は俺を怒らせるなよ……」
僕は悪魔のはなつその言葉によって、ようやく意識を現実に引き戻された。だが、もはや僕が倒すべき敵はこの世にはいなかった。あれだけ大きな野望を持っていたようなそんな言い回しをしていただけに、彼の野望の内容は気になったが、それを詳しく聞くことは永遠にかなわない。どうして、頑なに僕を王にしようとしていたかなんてことももう二度とわからないわけだ。
それほどまでに、彼は一瞬で消滅してしまった。
「……!」
「何をそんなに驚く? そいつは俺の眠りを妨げて、俺の話し声を妨げて、俺の許しを妨げた。もし俺が神だったとしてもそんなやつは殺してしまうのが普通だろ? まあ、俺はもはや神ではないし、自分が何者かすらわからなわけだが……それでも、自分のルールだけには忠実でいるつもりだ。だから、お前も俺の話をさえぎるんじゃないぞ……まあ、遮っても殺しはしないが、ちょっと痛い目に会うからな。それが嫌なら、絶対に俺の話をさえぎるなよ? いいな絶対に遮るんじゃないぞ……」
「って、うるさいわ! 僕がお前の話を遮ったとしても僕は痛い目なんて見ないし、名前すら忘れられた神力を失った神に負けるわけもない」
悪魔は級に枷でも外れたかのように笑い転げる。
「ふ、ふ、ふ。お前面白いやつだな……。あくまで俺を神と呼ぶのか? それで悪性を消すつもりというわけか? だが、それは無理ってもんだ。お前の言うとおり、俺は神聖を失った。神でも天使でもないただの悪魔なんだから……。それにお前の知り合いの……名前はしらないあいつを殺したのも俺だ。神は、罰を与えはしてもただ無意味に殺しはしないだろう? 故に堕天、天から堕ちたというわけだ。まあ、神が天にいたなんて事自体人間の勝手な妄想だから、落ちてなどいないわけだがな……。勝手に人を神だの悪魔だの言いやがって、迷惑しているのはこっちだってのに、俺をこんな辺鄙な場所に封印しやがって……」
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