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5 笑われる
35 密会
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――ほの暗い闇の中で誰か男女の二人が会話をしている。一人はレーヴェ組のアムールと呼ばれた幹部の男だが、もう一人の顔はよく見えない。
長い年月かけて崩れた建物と建物の間にある路地、そこをずっと奥へと行ったところには空の光すら届かない場所がある。二人はそんな中で会話をしているのだ。
「それは本当なのですか?」
男は冷静に、それでいて信じられないと言った口調で聞き返す。
「もちろん……」
事実をかみしめるように、女性は静かに笑う。恐ろしいほどに小さく、それでいて圧倒的強者が弱者を嘲るかのような笑いだ。
そんな様子の女性に対してアムールは少しだけ萎縮し、それでも何とか言葉を吐きだす。
「私が口にするのもおこがましいことではありますが、この国において犬種というのは……」
犬種を差別することを嫌う相手の前で、犬種を蔑むような言葉を口にするのはどれほど恐ろしいことだろう。その恐ろしさは、彼の額から流れるように湧き出てくる汗の量を見れば理解できるだろう。それでも、何とか口に出せ少しだけ彼はほっとした。
彼自身の眼前に立つ、彼自身よりはるかに上位の相手に対して、本心を隠して話すことこそ失礼だからだ。
そんな彼だからこそ、女性は密会の相手に選んだ。
「言いたいことはわかる。言いよどむ理由も……私は犬種の獣人に対する差別を嫌っているし、お前もそんな私に従事してくれているし、本音を話してくれる。だからこそお前を信頼している。恐れる必要はない」
「はっ! ありがとうございます」
女性の言葉に対して、アムールは頭を下げる。
貴族でないどころか、下民である自分を組織に招き入れてくれた彼女に、アムールは恩義を感じている。だから絶対に彼女の嫌がることはしないし、命令には絶対服従してきた。そんな自分を信頼してくれていることには、どれだけ感謝しても足りないぐらいだ。
彼のそんな気持ちを知っているからこそ、今の自分たちの状況がよくないとも感じている。
「私を信頼してくれるのはうれしいが、頭から信頼するな……今や私は名ばかりのボスだ。組にもほとんど帰っていない。ほとんど部外者みたいなものさ」
「私にとっては、あなたはいつまでもボスですよ」
アムールは最大限の敬意を払うために、深々とお辞儀をする。
それを見て、女性はため息をつきながらも、口角が少しだけ上がった。それから少しの沈黙をおいて、厳しい口調で言う。
「だがしかし、私はロットワイラーの敵だ。わかるだろう?」
そのことはアムールも気にしていたようだ。
「はい、ロットワイラー家は多額の投資を我が組にしております。それがなくなれば組の運営すら出来なくなるほどに」
「それが問題だ。私は組をここまで大きくするつもりはなかった。それなのにあいつがしゃしゃり出てきやがった」
「ライオネル・バーバリですか?」
「ああ、ライオネルには奴らの動向を監視するためのスパイとしてロットワイラー家に近づかせたが、まさか寝返るとは……リグダミスにそれほどのカリスマ性があるとは思ってもみなかった」
「おかげで組はバーバリ率いる反犬種派と、あなたの率いる犬種保護派の二つに分かれてしまいました。これこそがロットワイラーの策略だったのでしょう。まんまと乗せられました」
今度は二人同時にため息をつく。
二人にとって、最も厄介な相手はやはりリグダミス・ロットワイラーで、組の上層部へと入り込んでしまったライオネル・バーバリの手腕を侮っていたために、レーヴェ組はほぼ国家の犬に成り下がってしまったことを悔やんでいるのだ。
それでも、全くどうすることも出来ないというわけでもない。『ボス』と呼ばれた女性には秘策があった。
だからこそ、このような状況に陥ってもなお、笑みを浮かべる余裕すらある。
「いや、そうなることは予想通りだ。ライオネルをレーヴェ組に勧誘したのはそのためだからな」
その言葉を聞いて、アムールも笑みを浮かべる。
しかしそれと同時に、もう一つ懸念材料があると切り出した。
「……なるほど、そういう事でしたか。ですがライオネルの息子アトラスは向こう側の派閥につくでしょう。それは予想外のはずです」
それを聞いてもなお彼女は表情を崩さない。
「予想外……とまではいかないが、そうなると厄介ではある。そうならぬように、お前にも計画の全貌を話しておくべきだったか……まあいい、いずれにせよ。もうすぐだ。もうすぐリグダミスは失墜し、当主は娘のアルタ・ロットワイラーになるだろう。……とはいえ、アルタが大けがを負ったのも、ポーションをなくしたのも完全に予想外だった」
予想外だとは言いながらも、全く取り乱す様子もない女性に対し、アムールは少しばかりの違和感があったが、それを胸の中にしまった。
「そっちは問題ありませんよ。病院に確認を取りましたからね」
事実を並べてすべて確認しなおすように、アムールは確認を怠らない。そんな彼が落ち着いているのだから、彼女は取り乱すはずもないのだが、彼は全くそれに気がついていない。――目の前に立つものを絶対的な存在だと思っているからこそ、他者に対して信頼などあるはずもないと思い込んでいる。
もちろん、そんな信頼がなかったとしても、彼女が取り乱すことはない。今までも一度たりとも冷静な態度を崩したことはない。親が死のうが、友達が殺されようが、裏社会のボスとしての彼女は、まるで日常生活を送っているかのように冷静だった。
付け加えるなら、彼女はアルタが無事であるという事実はすでに知っていたが、それはアムールの知らない話だ。
しかしながら、今までの話自体が彼女にとってはもはやどうでもいいことになりつつあった。
なぜなら、それよりも優先されるべき者が現れたからだ。だからこそ、彼女はこのときはじめて『ボス』としての冷静さを失っていた。
「ああ、そんなことより重要なのは、私たちの同士になり得る人物のことだ!」
逸るような口調で、口早に声を弾ませて彼女は言う。
それはアムールにとっても初めての体験だった。いや、実際のところは何度も目撃した姿と言ってもいい、だがそれは表の姿としての彼女の話だ。ここまではしゃぐ『ボス』の姿を見て、疑問を持たずにはいられない。
「あの少年ですか? 私も会いましたが、彼には獣人を殺せるだけの覚悟があるようには思えません。能力だってお世辞にも優れているとは言えませんし」
だからこそ不思議でならない。何の変哲もない獣人で、むしろ獣人としては最底辺だと言わざるを得ない能力で、この世界においてもっとも恥じるべき職に就いている。地位も名誉も力もない獣人、そんな者にとってこの世界は生きているだけで地獄だ。
今にも殺されるかもしれないし、おそらくこの世界で普通に生きても芽が出ることはないそんな少年をなぜボスはここまで買っているのだろうと、アムールは理解できなかった。
それこそ、アムールとボスの考え方の相違である。
「いいや、能力も覚悟も後でどうにでもなることだ。一番重要なのは思想。犬種の獣人に対する熱い心だ。私はそれをかっている」
彼女のこの発言によって彼は納得した。ボスは、少年の犬種に対する愛情をかっていると。
だからこそ、理解できない。なぜならあの少年が愛情をそそぐのは――
「ですが、それは犬種の獣人にではなく……」
「犬そのものに、だ。だがそこに引っ張られて犬種の獣人も気にかけているようだ」
もちろん、彼女はそれも理解している。
ボスが理解したうえで納得しているのであれば、これ以上自分がとやかく言うべきではないとアムールは自分自身に言い聞かせる。
「では、今回の計画は……?」
「ああ、彼の力を使わせてもらうとしよう。――最後に笑うのは、リグダミスではない。この私だ。私たちを笑ったあの男達に後悔の二文字を教えてあげよう」
「ええ、もちろんです――マスター」
長い年月かけて崩れた建物と建物の間にある路地、そこをずっと奥へと行ったところには空の光すら届かない場所がある。二人はそんな中で会話をしているのだ。
「それは本当なのですか?」
男は冷静に、それでいて信じられないと言った口調で聞き返す。
「もちろん……」
事実をかみしめるように、女性は静かに笑う。恐ろしいほどに小さく、それでいて圧倒的強者が弱者を嘲るかのような笑いだ。
そんな様子の女性に対してアムールは少しだけ萎縮し、それでも何とか言葉を吐きだす。
「私が口にするのもおこがましいことではありますが、この国において犬種というのは……」
犬種を差別することを嫌う相手の前で、犬種を蔑むような言葉を口にするのはどれほど恐ろしいことだろう。その恐ろしさは、彼の額から流れるように湧き出てくる汗の量を見れば理解できるだろう。それでも、何とか口に出せ少しだけ彼はほっとした。
彼自身の眼前に立つ、彼自身よりはるかに上位の相手に対して、本心を隠して話すことこそ失礼だからだ。
そんな彼だからこそ、女性は密会の相手に選んだ。
「言いたいことはわかる。言いよどむ理由も……私は犬種の獣人に対する差別を嫌っているし、お前もそんな私に従事してくれているし、本音を話してくれる。だからこそお前を信頼している。恐れる必要はない」
「はっ! ありがとうございます」
女性の言葉に対して、アムールは頭を下げる。
貴族でないどころか、下民である自分を組織に招き入れてくれた彼女に、アムールは恩義を感じている。だから絶対に彼女の嫌がることはしないし、命令には絶対服従してきた。そんな自分を信頼してくれていることには、どれだけ感謝しても足りないぐらいだ。
彼のそんな気持ちを知っているからこそ、今の自分たちの状況がよくないとも感じている。
「私を信頼してくれるのはうれしいが、頭から信頼するな……今や私は名ばかりのボスだ。組にもほとんど帰っていない。ほとんど部外者みたいなものさ」
「私にとっては、あなたはいつまでもボスですよ」
アムールは最大限の敬意を払うために、深々とお辞儀をする。
それを見て、女性はため息をつきながらも、口角が少しだけ上がった。それから少しの沈黙をおいて、厳しい口調で言う。
「だがしかし、私はロットワイラーの敵だ。わかるだろう?」
そのことはアムールも気にしていたようだ。
「はい、ロットワイラー家は多額の投資を我が組にしております。それがなくなれば組の運営すら出来なくなるほどに」
「それが問題だ。私は組をここまで大きくするつもりはなかった。それなのにあいつがしゃしゃり出てきやがった」
「ライオネル・バーバリですか?」
「ああ、ライオネルには奴らの動向を監視するためのスパイとしてロットワイラー家に近づかせたが、まさか寝返るとは……リグダミスにそれほどのカリスマ性があるとは思ってもみなかった」
「おかげで組はバーバリ率いる反犬種派と、あなたの率いる犬種保護派の二つに分かれてしまいました。これこそがロットワイラーの策略だったのでしょう。まんまと乗せられました」
今度は二人同時にため息をつく。
二人にとって、最も厄介な相手はやはりリグダミス・ロットワイラーで、組の上層部へと入り込んでしまったライオネル・バーバリの手腕を侮っていたために、レーヴェ組はほぼ国家の犬に成り下がってしまったことを悔やんでいるのだ。
それでも、全くどうすることも出来ないというわけでもない。『ボス』と呼ばれた女性には秘策があった。
だからこそ、このような状況に陥ってもなお、笑みを浮かべる余裕すらある。
「いや、そうなることは予想通りだ。ライオネルをレーヴェ組に勧誘したのはそのためだからな」
その言葉を聞いて、アムールも笑みを浮かべる。
しかしそれと同時に、もう一つ懸念材料があると切り出した。
「……なるほど、そういう事でしたか。ですがライオネルの息子アトラスは向こう側の派閥につくでしょう。それは予想外のはずです」
それを聞いてもなお彼女は表情を崩さない。
「予想外……とまではいかないが、そうなると厄介ではある。そうならぬように、お前にも計画の全貌を話しておくべきだったか……まあいい、いずれにせよ。もうすぐだ。もうすぐリグダミスは失墜し、当主は娘のアルタ・ロットワイラーになるだろう。……とはいえ、アルタが大けがを負ったのも、ポーションをなくしたのも完全に予想外だった」
予想外だとは言いながらも、全く取り乱す様子もない女性に対し、アムールは少しばかりの違和感があったが、それを胸の中にしまった。
「そっちは問題ありませんよ。病院に確認を取りましたからね」
事実を並べてすべて確認しなおすように、アムールは確認を怠らない。そんな彼が落ち着いているのだから、彼女は取り乱すはずもないのだが、彼は全くそれに気がついていない。――目の前に立つものを絶対的な存在だと思っているからこそ、他者に対して信頼などあるはずもないと思い込んでいる。
もちろん、そんな信頼がなかったとしても、彼女が取り乱すことはない。今までも一度たりとも冷静な態度を崩したことはない。親が死のうが、友達が殺されようが、裏社会のボスとしての彼女は、まるで日常生活を送っているかのように冷静だった。
付け加えるなら、彼女はアルタが無事であるという事実はすでに知っていたが、それはアムールの知らない話だ。
しかしながら、今までの話自体が彼女にとってはもはやどうでもいいことになりつつあった。
なぜなら、それよりも優先されるべき者が現れたからだ。だからこそ、彼女はこのときはじめて『ボス』としての冷静さを失っていた。
「ああ、そんなことより重要なのは、私たちの同士になり得る人物のことだ!」
逸るような口調で、口早に声を弾ませて彼女は言う。
それはアムールにとっても初めての体験だった。いや、実際のところは何度も目撃した姿と言ってもいい、だがそれは表の姿としての彼女の話だ。ここまではしゃぐ『ボス』の姿を見て、疑問を持たずにはいられない。
「あの少年ですか? 私も会いましたが、彼には獣人を殺せるだけの覚悟があるようには思えません。能力だってお世辞にも優れているとは言えませんし」
だからこそ不思議でならない。何の変哲もない獣人で、むしろ獣人としては最底辺だと言わざるを得ない能力で、この世界においてもっとも恥じるべき職に就いている。地位も名誉も力もない獣人、そんな者にとってこの世界は生きているだけで地獄だ。
今にも殺されるかもしれないし、おそらくこの世界で普通に生きても芽が出ることはないそんな少年をなぜボスはここまで買っているのだろうと、アムールは理解できなかった。
それこそ、アムールとボスの考え方の相違である。
「いいや、能力も覚悟も後でどうにでもなることだ。一番重要なのは思想。犬種の獣人に対する熱い心だ。私はそれをかっている」
彼女のこの発言によって彼は納得した。ボスは、少年の犬種に対する愛情をかっていると。
だからこそ、理解できない。なぜならあの少年が愛情をそそぐのは――
「ですが、それは犬種の獣人にではなく……」
「犬そのものに、だ。だがそこに引っ張られて犬種の獣人も気にかけているようだ」
もちろん、彼女はそれも理解している。
ボスが理解したうえで納得しているのであれば、これ以上自分がとやかく言うべきではないとアムールは自分自身に言い聞かせる。
「では、今回の計画は……?」
「ああ、彼の力を使わせてもらうとしよう。――最後に笑うのは、リグダミスではない。この私だ。私たちを笑ったあの男達に後悔の二文字を教えてあげよう」
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