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4章 悪魔狩り
12.再会
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随分と長い間、聞き込みをすれども出てくるのは噂程度のもので、神隠しの路地に関する確かな情報は出てこなかった。そもそもだが、大金を軽々と叩く貴族からの依頼だ。ただの興味本位で依頼を出したとは思えないが、万が一ということもあり得る。
「もうギルドを出てから4時間になるぞ? そろそろ魔法を使ってもいいだろ?」
しびれを切らしたルシフにとっては、たった数時間とリスクの天秤では数時間の方が重かったようだ。しかし、レヴィアはその反対だった。
「ダンダリオンみたいなやつに狙われたらどうするつもりなの? 次は殺されるかもしれないのよ!」
「狙われるとしても俺だけだ・・お前らに迷惑はかけないようにするよ・・・・」
「あなたが死ぬことは私にとって迷惑なのよ・・?」
悲哀を抱いたレヴィアはか細い声で呟いた。空気の読めないハムートでも流石にこの場では何も言わなかった。
「俺は死ぬなんてひと欠片も思ってないけどな・・・・だけど、お前たちに多額の借金だけを残していくのもなんか癪だろう? だからせめてサバトだけでも見つけてやろうと思ってな・・」
その意見には誰も合意出来ないが、レヴィアはルシフの頑固さを知っているからこそこれ以上否定することはできなかった。
「・・・・わかった・・でも、あなたが悪魔に狙われることになったら全力で護るから・・・・」
レヴィアの言葉に釈然としないハムートではあったが、二人の様子を見た上でなにか諦めのような感情が浮かんでいた。
「私はレヴィア様と共にあります。たとえどれほど嫌いな相手であろうが全力で保護しますよ!」
そう言い切るハムートであるが、その表情は苦虫を噛み潰したような苦悶にも似たものである。
「ダメだ! って言いたいところだが、レヴィアは頑固だから聞かないんだろうな・・・・」
そう呟き魔法発動のための詠唱に入ったるしふだった。
「あーあめんどくせぇ! 神様、俺が魔法使うことをゆるしてくれよな!」
神父が魔法を使う上で絶対に欠かしていけない決まり事、神へ魔法使用のゆるしを乞うことはルシフにとっては足枷でしかない。 それはこんな時でも同じである。もはや適当過ぎる文言にも神は許可してくれることに気がついたルシフは教会公認の文言を使うことをやめた。
「光を失し金の星よ、暫時の間我の光を与えよう。汝に与えし光を贄にその魔力を我に与えよ!我が名はルシフェル!血の条約に答えよ!」
ルシフの目が凄まじい光を放つ、魔法は成功したようだ。
「わかったぞ! こっちだ!」
光る目を左右に揺らしながら、中央通りを駆け抜ける。当然辺りの住民からは注目される。レヴィア達聖者組は若干の恥ずかしさを覚えながら必死についていった。
突然、足を止めたルシフが見つめるは何の変哲もない壁だが、そこからはわずかに悪魔の気配を感じる。それはあまりにも小さなもので、言われなければ気がつかない程だ。
「この壁のところだ!」
ルシフは、レヴィアが静止するのも聞かず壁に向かって飛び込んだ。レヴィアとハムートもそれを追う。壁に衝突することはなく、壁をすり抜けた3人と1つ。
彼らの目前に広がるのはぽつんとある井戸、そしてその前に立つ一人の男だった。
「よう! やっとここまで来たかルシフ・・待ちくたびれたぞ・・・・」
その男をみてルシフは固まっていた。レヴィアはその男がルシフの知り合いであることはわかったが、どのような関係かわからなかったため男に訪ねた。
「あなたがサバスの一人なの?」
「もうギルドを出てから4時間になるぞ? そろそろ魔法を使ってもいいだろ?」
しびれを切らしたルシフにとっては、たった数時間とリスクの天秤では数時間の方が重かったようだ。しかし、レヴィアはその反対だった。
「ダンダリオンみたいなやつに狙われたらどうするつもりなの? 次は殺されるかもしれないのよ!」
「狙われるとしても俺だけだ・・お前らに迷惑はかけないようにするよ・・・・」
「あなたが死ぬことは私にとって迷惑なのよ・・?」
悲哀を抱いたレヴィアはか細い声で呟いた。空気の読めないハムートでも流石にこの場では何も言わなかった。
「俺は死ぬなんてひと欠片も思ってないけどな・・・・だけど、お前たちに多額の借金だけを残していくのもなんか癪だろう? だからせめてサバトだけでも見つけてやろうと思ってな・・」
その意見には誰も合意出来ないが、レヴィアはルシフの頑固さを知っているからこそこれ以上否定することはできなかった。
「・・・・わかった・・でも、あなたが悪魔に狙われることになったら全力で護るから・・・・」
レヴィアの言葉に釈然としないハムートではあったが、二人の様子を見た上でなにか諦めのような感情が浮かんでいた。
「私はレヴィア様と共にあります。たとえどれほど嫌いな相手であろうが全力で保護しますよ!」
そう言い切るハムートであるが、その表情は苦虫を噛み潰したような苦悶にも似たものである。
「ダメだ! って言いたいところだが、レヴィアは頑固だから聞かないんだろうな・・・・」
そう呟き魔法発動のための詠唱に入ったるしふだった。
「あーあめんどくせぇ! 神様、俺が魔法使うことをゆるしてくれよな!」
神父が魔法を使う上で絶対に欠かしていけない決まり事、神へ魔法使用のゆるしを乞うことはルシフにとっては足枷でしかない。 それはこんな時でも同じである。もはや適当過ぎる文言にも神は許可してくれることに気がついたルシフは教会公認の文言を使うことをやめた。
「光を失し金の星よ、暫時の間我の光を与えよう。汝に与えし光を贄にその魔力を我に与えよ!我が名はルシフェル!血の条約に答えよ!」
ルシフの目が凄まじい光を放つ、魔法は成功したようだ。
「わかったぞ! こっちだ!」
光る目を左右に揺らしながら、中央通りを駆け抜ける。当然辺りの住民からは注目される。レヴィア達聖者組は若干の恥ずかしさを覚えながら必死についていった。
突然、足を止めたルシフが見つめるは何の変哲もない壁だが、そこからはわずかに悪魔の気配を感じる。それはあまりにも小さなもので、言われなければ気がつかない程だ。
「この壁のところだ!」
ルシフは、レヴィアが静止するのも聞かず壁に向かって飛び込んだ。レヴィアとハムートもそれを追う。壁に衝突することはなく、壁をすり抜けた3人と1つ。
彼らの目前に広がるのはぽつんとある井戸、そしてその前に立つ一人の男だった。
「よう! やっとここまで来たかルシフ・・待ちくたびれたぞ・・・・」
その男をみてルシフは固まっていた。レヴィアはその男がルシフの知り合いであることはわかったが、どのような関係かわからなかったため男に訪ねた。
「あなたがサバスの一人なの?」
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