永劫回帰の黙示録(レヴェレーション)

真白 悟

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4章 悪魔狩り

11.探索

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 結局一番金にがめついのは神父のルシフであった。魔女の集団『サバス』の討伐報酬金は金貨120,000枚、重さに換算すると600キログラムだ。それだけクエストの難易度が高いということを表している。
 ギルドを出て中央通りを歩く3人と一つは途方に暮れていた。井戸のサバスは今までに約150人の人間を殺したとされる悪魔達だ。その中には王国騎士団の団員もいるといわれている。それだけに、ただの弱小悪魔の集まりだとは到底思えないレヴィアだった。

「本当にこのクエスト受けてよかったのかしらね?」
 そう疑問を漏らすレヴィアにルシフが煽るようにいった。
「なんだ? 聖者様ともあろうお方がびびっているのか?」
「そうじゃないけど・・・・でも、金貨12万枚ってのはいくらなんでもおかしいわ! だってそれは王国騎士団の一年間の運営費よりも遥かに多いわ・・・・そんな懸賞金が下位の悪魔にかけられているなんて狂っているわ・・・・・・・・」
「ああ、国家予算並とはいかないがそれの100分の1くらいだろうな・・・・よくそれだけの費用が出たものだ。そのサバスを退治するために依頼を出した貴族がいかれてるんじゃないか?」
 とにかく、お金が沢山掛かっているだけに慎重に行かなければならない。

「だけどよ! 一体例の路地は何処にあるんだろうな?」
「さあ、アリサは何か知らない?」
 アリサに問いかけるレヴィアだが、噂も知らぬアリサが知っている訳などない。
「レヴィア様、ここは私が魔法で探してみましょう。」
 いざとなる時は頼りになるハムートだ。いくら嫌いだからといって、ルシフはその提案を無視できるほど愚かではない。それに関してはレヴィアも同感なようだった。

「しまった・・・・私の魔法はここで使うには派手すぎるぞ。」
 ハムートはやっぱり役立たずである。

「仕方ない、あまり使いたくはないけど使うしかないか・・・・」
 ルシフはやれやれとい風にめんどきさそうにした。
「まって、あなたの魔法は目立ち過ぎるわ! ザバス達にも気付かれかねない!」
 レヴィアの言うことは、ルシフも重々承知の上でのことだった。前のように他の悪魔や聖者に勘付かれる可能性も捨て切れない。
「だけどよ・・ハムートは役に立たないし、レヴィアは探索向きじゃないし、アリサは角だ。この手掛かりのない状況を打破できるやつは、俺以外いないと思うけどな」
「そうかも知れないけど、先ずは聞き込みから行って、それでも見つからなかった時の最後の手段でいいじゃない!」
 そう言われてみればそうだと思うルシフだった。

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