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ため息が止まらない
言われてないと《ヤラナイ》の?
しおりを挟む私は工場で発送のチェック作業をしている。
□□□
今日は明後日の棚卸しに向け奮闘開始。
二日分の出荷品のチェックはしんどいです。
しかし!
これを終わらせないとマズイ!
棚卸しに響くので頑張ります!
作業場所に製品が溢れてきました。
そろそろ保管場所に移動させないといけない。
台車の上に出荷日別に並べました。
後は順次保管場所に運ぶだけ(^^)
おーイイトコロに同じ課の【N君】が戻ってきた。
「【N君】この台車、保管場所まで一緒に運んで!」
「・・・・・」
「ダメ?ナノ?」
返事がないので聞き返すと・・・
「それ俺の仕事じゃない」
「それに上司からいわれていない」
それだけ言うと空の台車を引いて保管場所に向かい歩き去った。
おっ同じ場所に行くんだからいいじゃないか。
それに空台車じゃなくてもいいじゃないか。
「 俺の仕事じゃない」って意味わかんないよ~
同じ職場だろ同僚だろう。
ナンだよ今の態度。
チョッとぐらい手伝ったていいじゃないか!
ナニ考えてんだよー
「ハア」
もうアイツはどうでもいいや。
仕事しよ。
私は台車に製品を並べてはチェックした。
そして1台づつ運んでいった。
半分ほど運び終えたとこで【N君】が戻ってきた。
「今、課長が手伝ってやれと言ったので手伝います」
ハーァーなんですとー
ここコイツどんな頭してんだ!
言われないとヤれないのか!
思わず睨んでしまった。いかん。
「この台車全部運んで下さいね」
と作り笑いを浮かべお願いした。
【N君】の後ろ姿を見ながら仕事を再開した。
だがヤツは台車を1台だけ片付けると戻ってこなかった。
「「ハーアー」」
ため息が出てきた。
「「ハーアー」」
アイツどこ消えたんだよ・・・
「「はぁ~」」
そしてヤツは終った後で帰ってきた。
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#読んで頂きありがとうございます。
懲りずに又お読みください。
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