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ため息が止まらない
これは怒ってもいいの?私だけじゃなかった!
しおりを挟む私は工場での組み立て作業に従事している。
□□□
今日の仕事は無事終わった。
うん終わった今日は恐い【M子さん】に遭遇することなく終わった。
ほーとして帰る準備をしていると、先輩の【S田さん】がヒョコヒョコと歩いてきた。
「【S田さん】遅いですよ早く帰りましょ!」
「アラ!今日は帰るの早いね」
「帰れるときに帰らないとねー」
「そうね。これ(部品在庫の用紙)提出してくるね」
「ふ~はぁ~」
【S田さん】がため息をもらした。
「どうしたんですか?」
「【M子さん】がねーこの部品在庫用紙の備考欄に書いてあるメモ書きと記入数字の合計が違うからもう一度確認してくださいってこんな目でいってきたのよぉ」
と自分の目に指をあて目を吊り上げて見せた。
「ハハハ・・・」
私は乾いた笑いをもらした。
【M子さん】きついなぁー・・・
「彼女なら私の所にもきましたよ。日報に間違いがあるって」
「ただ見せられても間違いすぐにわからなくてね」
チョッと不親切だよね。「分からないんですか」じゃなくて一言ここ違いますって言ってくれればいいのに・・・
「「はぁ~」」
いかんいかん思い出したら又ため息が出てきた。
「「はぁ~」」
スッキリした気分で帰えろうと思っていたのに・・・・・
「「はぁ~」」
ため息が止まらなかった。
★
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★
#ありがとうございます。
またまたよろしくお願いします。
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