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40‥朗報に沸くside 魔族
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#お久しぶりです。よろしくお願いします。短めです。
☆☆☆
魔王(伊藤)side
飛翔文鳥が暗闇のなかを物凄い勢いで人族王宮から魔国王宮に向け飛び続けていた。通常の倍の速度と結界に守られ瞬く間に魔王城上空に到達した。
ザーン魔導師の構築した飛翔文鳥は性能がよく通常の半分の日程で魔王城まで飛んだのである。
飛翔文鳥の飛来を受け手紙の内容を確認した魔王(伊藤)は心から安堵した。
手紙の文書は全部日本語で掛かれており魔王だけが読むことが出来た。少々まるこしい文字だが久しぶりに見る自分以外の日本の文字が嬉しかった。
「さぁて迎えに行きますか」
今から飛竜に乗れば明日の昼の刻までに着きそうですね?
ついて来て貰うのは【風】部隊長ゼロスさんと【風】部隊の半分ほどでいいですかね後はグーリド!連れていかないとマナト君泣いちゃいそうですし。
グーリドそろそろ戻る頃ですしね!
もうすぐ迎えに行きますね。待っててください。
「ギール!真人君見つかったから迎えに行ってきますね」
手紙を見せながら自分が行くと言うと「ジロウちゃんが行くなら私も行きます」と抱きすくめられた。
「けど、留守番は?」
「グアンド居るから大丈夫です!ジロウちゃんと行きますね」
私を抱き締めたまま口づけをおとしてきた。
唇にチュー
目尻にチュッ
頬にチュッ
首筋にチュッ
チュー
そのままソファーに降ろされギールが覆い被さってきた。
「ジロウちゃん……」
私を見つめる瞳には情欲の炎が灯っていた。
・・・・・・
グーリドside
マナト様の行方を捜索するため獣人の村近くの遺跡を中心に部下達と捜索したが成果かなく自分自身に苛立っていた。
捜索地点を見直すべきか思案していると通話機(魔道具)が魔王陛下からの知らせを告げた。
マナト様が人族領内で王族に保護されていたので向かえに行くから帰って来るようにとの知らせだった。
マナト様の無事を聞き心の底から安堵したが一抹の不安がよぎった。あの国にはクラッシュ皇子がいる。マナト様に懸想していたあの男が……
早くお迎えにいかねば!
ここ数日、マナト様をこの腕に抱いていないのがこんなに辛いなんて匂いを嗅ぎたい。
触りたい。
キスしたい。
舐めたい。
いろんな思いが爆発していった。
「喰いたい」
マナト様が………
【炎】部隊副隊長ジルside
殿下が城に参られてからグーリド隊長の様子に変化が現れだした。
時々笑うのだ。
始めてみたとき自分が何を見たのか理解できなかった!
顔に筋肉が無いんじゃないかと思うほど表情が変わらない人だったのに………
特に殿下と居るときは別人かと思うほど笑っていた。
殿下がお笑いになるとグーリド隊長は必ず微笑み返していた。
笑えたんですね?
と言うか副隊長になって五年間一度も笑った顔見たことないですが……
幸せそうなのはいいですがナンかショックです!
まぁいいか。チョット親しみやすくなったと思っていたら殿下が消えました。行方不明!
グーリド隊長の顔から完全に表情が消えてしまった。
まずい!
早く殿下を捜さねば!
グーリド隊長から黒いオーラが立ち上っているのが見えるようです。
恐ろしい。
ピリピリした空気が肌に痛いです。このままでは殺気だけで殺されそうだと悩んでいたら本国からの連絡で殿下が人族領内で保護されていたと連絡が入り心から安堵した。グーリド隊長の殺気が消えた。
殿下が見つかって本当に助かりました。
☆☆☆
魔王(伊藤)side
飛翔文鳥が暗闇のなかを物凄い勢いで人族王宮から魔国王宮に向け飛び続けていた。通常の倍の速度と結界に守られ瞬く間に魔王城上空に到達した。
ザーン魔導師の構築した飛翔文鳥は性能がよく通常の半分の日程で魔王城まで飛んだのである。
飛翔文鳥の飛来を受け手紙の内容を確認した魔王(伊藤)は心から安堵した。
手紙の文書は全部日本語で掛かれており魔王だけが読むことが出来た。少々まるこしい文字だが久しぶりに見る自分以外の日本の文字が嬉しかった。
「さぁて迎えに行きますか」
今から飛竜に乗れば明日の昼の刻までに着きそうですね?
ついて来て貰うのは【風】部隊長ゼロスさんと【風】部隊の半分ほどでいいですかね後はグーリド!連れていかないとマナト君泣いちゃいそうですし。
グーリドそろそろ戻る頃ですしね!
もうすぐ迎えに行きますね。待っててください。
「ギール!真人君見つかったから迎えに行ってきますね」
手紙を見せながら自分が行くと言うと「ジロウちゃんが行くなら私も行きます」と抱きすくめられた。
「けど、留守番は?」
「グアンド居るから大丈夫です!ジロウちゃんと行きますね」
私を抱き締めたまま口づけをおとしてきた。
唇にチュー
目尻にチュッ
頬にチュッ
首筋にチュッ
チュー
そのままソファーに降ろされギールが覆い被さってきた。
「ジロウちゃん……」
私を見つめる瞳には情欲の炎が灯っていた。
・・・・・・
グーリドside
マナト様の行方を捜索するため獣人の村近くの遺跡を中心に部下達と捜索したが成果かなく自分自身に苛立っていた。
捜索地点を見直すべきか思案していると通話機(魔道具)が魔王陛下からの知らせを告げた。
マナト様が人族領内で王族に保護されていたので向かえに行くから帰って来るようにとの知らせだった。
マナト様の無事を聞き心の底から安堵したが一抹の不安がよぎった。あの国にはクラッシュ皇子がいる。マナト様に懸想していたあの男が……
早くお迎えにいかねば!
ここ数日、マナト様をこの腕に抱いていないのがこんなに辛いなんて匂いを嗅ぎたい。
触りたい。
キスしたい。
舐めたい。
いろんな思いが爆発していった。
「喰いたい」
マナト様が………
【炎】部隊副隊長ジルside
殿下が城に参られてからグーリド隊長の様子に変化が現れだした。
時々笑うのだ。
始めてみたとき自分が何を見たのか理解できなかった!
顔に筋肉が無いんじゃないかと思うほど表情が変わらない人だったのに………
特に殿下と居るときは別人かと思うほど笑っていた。
殿下がお笑いになるとグーリド隊長は必ず微笑み返していた。
笑えたんですね?
と言うか副隊長になって五年間一度も笑った顔見たことないですが……
幸せそうなのはいいですがナンかショックです!
まぁいいか。チョット親しみやすくなったと思っていたら殿下が消えました。行方不明!
グーリド隊長の顔から完全に表情が消えてしまった。
まずい!
早く殿下を捜さねば!
グーリド隊長から黒いオーラが立ち上っているのが見えるようです。
恐ろしい。
ピリピリした空気が肌に痛いです。このままでは殺気だけで殺されそうだと悩んでいたら本国からの連絡で殿下が人族領内で保護されていたと連絡が入り心から安堵した。グーリド隊長の殺気が消えた。
殿下が見つかって本当に助かりました。
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