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第43話 ササニシキ難民、続出!?
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第43話 ササニシキ難民、続出!?
「リュウさーん、大変です! 雑貨屋の前が……ちょっとした騒ぎになってますっ!」
厨房亭の奥、汗まみれでおにぎりを握っていたモモの声が、鉄扉の向こうからけたたましく響き渡った。背後のフィナも眉をひそめ、慌てて駆け寄ってくる。
「何ごと!?」
「“ササニシキ、炊いたけど芯が残った!”、“水っぽくて食べられなかった!”って苦情が山ほど……」
モモが震える声で言う。フィナは白飯の湯気を追うように店先を覗き込み、表情をぐっと引き締めた。
「えっ!? そんなはずないよ! 俺たちの厨房では完璧に炊けてたはずなのに!」
「それが……一般家庭のかまどや鍋じゃ、火加減も水加減もバラバラだからか、うまくいかないみたいなんよ」
リュウは大きく天を仰ぎ、思わず絶叫する。
「なぜだぁぁぁ! ササニシキは悪くないぃぃぃ! でも悪評だけが残るぅぅぅ!」
せっかく芽吹き始めた“米とおにぎり文化”。このままでは「筆の家の米は難しい」と誤解されてしまう。何としても、誰でも簡単に同じ炊き上がりを再現できる方法を整えねばならない。
その日の夕暮れ。ログハウスの居間には、緊急対策会議のテーブルが据えられていた。リュウを中心に、ティア、ミランダ、ルナ、エルド、フィナ、モモらが円陣を組む。全員の顔には、真剣な表情が浮かんでいた。
「……というわけで、まずは“炊き方の統一”が急務です」
リュウが書き留めた走り書きを示す。そこには「水量目盛り」「魔導コンロ」「マジックスクロール」など、解決策のキーワードがずらりと並んでいる。
「火力、時間、水加減。それぞれが微妙に異なれば、同じササニシキでもまったく違う仕上がりになりますからね」
ティアが静かに頷き、レンズ越しに資料を覗き込む。彼女の知識が、このプロジェクトの根幹を支える。
「べちゃつくのは水加減以外にも、鍋の素材や蓋の密閉具合で蒸気が逃げちゃうことも原因でしょう」
ミランダが腕を組み、ソファにどっかりと腰かけたまま、経験に基づいた意見を述べる。
「だから専用の釜を作って、米の量と水の量を“目盛り”で指定できるようにするんです!」
モモが目を輝かせながら付け加える。彼女の発案は、シンプルながらも画期的な解決策だった。
「なるほど! これなら誰でも同じ水加減で炊ける!」
ルナも大きく頷いた。一同の表情に、かすかな光明が差す。
「そして火加減は、ティアとエルドで“時間・温度・蒸気量”を自動調整する魔法式スクロールを組み合わせましょう」
ティアが言うと、エルドが真剣な表情で魔導式の図をメモし始める。彼の魔導に対する情熱が、このプロジェクトを推進する。
「マジックスクロール付き魔導コンロ、ですか……。面白そうだね!」
エルドは目を輝かせるが、その背後でルナが苦笑した。
「お前が一番魔法を撒き散らしそうなアイデアやね……」
「うるさい! でも、できたら最高だよね!」
リュウはおもむろに立ち上がり、拳を握った。彼の頭の中では、すでに完成した炊飯器が思い描かれている。
「よし! 異世界炊飯器、爆誕だあああああ!!」
「うるさいばい」
ルナがすかさずツッコミを入れる。厨房の隅からは、微かな笑いが漏れた。
こうして──。
異世界に“ご飯革命”を起こすためのプロジェクトが始動した。
目指すは、誰でも、どこでも、ふっくら炊きたての白ごはんが食べられる世界!
次なる舞台は、王都職人街の鍛冶屋や魔導工房、そして各地の家庭。
「よーし、みんな! 明日から試作開始だ!」
リュウの声に応え、メンバー全員が深く頷いた。彼らの目には、未来への期待が輝いている。
おにぎりの未来は、まだまだ加速する。
「まずは専用釜の設計からだね」
厨房亭の炭火を背に、ミランダが腕を組んで睨みを利かせる。まるで伝統ある名料理店の“鍋奉行”を思わせるその風格に、リュウは思わず身を正した。
「見てわかるように、米一人前の目盛り、その上に対応する水一人前の目盛りを釜の内側につけてやるんよ」
リュウは原稿帳を開き、筆を走らせる。ササニシキ専用炊飯釜のシンプルなスケッチが、次々と生み出されていく。
「“ササニシキ専用釜”見た目もシンプルにして、“初心者でも絶対に失敗しない”ってキャッチコピーで売り出そう!」
「リュウ、それ、完全に企業の新商品企画会議やんね……?」
ルナのツッコミも空しく、リュウの企画熱は止まらない。彼の頭の中は、すでにマーケティング戦略でいっぱいだ。
次に舞台へ登場したのは、魔法陣と呪文文字を手にしたティアとエルドの研究チーム(仮)だ。彼らの研究室には、奇妙な魔道具の残骸が散乱している。
「リュウさん、時間と温度の自動調整スクロール、仮完成しました」
ティアが差し出す紙片には、精緻な呪文文字が美しく浮かんでいる。その緻密さに、リュウは感嘆の声を漏らした。
「ふふ……火加減三段階、自動で調整、炊き上がれば保温までしてくれる完璧な術式だよ。名付けて“白米ノ極”!」
「名前のクセがすごい!!」
ティアは頬を染め、慌てて補足する。
「正式名称は“炊飯補助術式:中級以下対応”です……エルドが勝手に命名しました」
「……ごめんなさい」
エルドが申し訳なさそうに頭をかく一幕。その場の空気が和む。
そして三日後。
王都・職人街にて。リュウは胸に抱えた設計図を握りしめ、釜職人と魔道具職人を次々と訪ね歩いた。彼の熱い説明に、職人たちの目が輝く。
「“釜に目盛り”だと? 面白れぇじゃねぇか!」
「火力自動調整するコンロ? 新しい魔導機構の実験にもなるな」
王都きっての腕利きたちは、その発想に目を輝かせ、制作を快諾してくれた。彼らの協力がなければ、この計画は絵に描いた餅で終わっていただろう。
そして一週間後。
ログハウス裏手に回り込んだフィナの呼び声に、リュウは振り返った。彼女の声には、驚きと興奮が混じり合っている。
「リュウさん、裏手が……とんでもないことに!」
「おおおおお……」
そこにあったのは、木箱に詰められた“ササニシキ専用炊飯器セット”の山。
ピカピカの魔導釜、魔導コンロ、そして“白米ノ極”のスクロールがセットになって、壮観なまでに積み上げられている。その数は、リュウの想像をはるかに超えていた。
「これを売りさばくのが……俺たちの使命かぁぁぁぁ!!」
「さぁ、次はデモンストレーション販売会ばい!」
ルナは早速エプロンを装着し、ミランダは「炊き上がりの香りだけで客をノックアウト」と不敵に笑った。
「異世界炊飯器、いざ、実食!」
リュウが両手を掲げると、王都に“ごはんの香り”がたちまち満ちていった。それは、新たな食文化の幕開けを告げる、甘く芳しい香りだった。
「リュウさーん、大変です! 雑貨屋の前が……ちょっとした騒ぎになってますっ!」
厨房亭の奥、汗まみれでおにぎりを握っていたモモの声が、鉄扉の向こうからけたたましく響き渡った。背後のフィナも眉をひそめ、慌てて駆け寄ってくる。
「何ごと!?」
「“ササニシキ、炊いたけど芯が残った!”、“水っぽくて食べられなかった!”って苦情が山ほど……」
モモが震える声で言う。フィナは白飯の湯気を追うように店先を覗き込み、表情をぐっと引き締めた。
「えっ!? そんなはずないよ! 俺たちの厨房では完璧に炊けてたはずなのに!」
「それが……一般家庭のかまどや鍋じゃ、火加減も水加減もバラバラだからか、うまくいかないみたいなんよ」
リュウは大きく天を仰ぎ、思わず絶叫する。
「なぜだぁぁぁ! ササニシキは悪くないぃぃぃ! でも悪評だけが残るぅぅぅ!」
せっかく芽吹き始めた“米とおにぎり文化”。このままでは「筆の家の米は難しい」と誤解されてしまう。何としても、誰でも簡単に同じ炊き上がりを再現できる方法を整えねばならない。
その日の夕暮れ。ログハウスの居間には、緊急対策会議のテーブルが据えられていた。リュウを中心に、ティア、ミランダ、ルナ、エルド、フィナ、モモらが円陣を組む。全員の顔には、真剣な表情が浮かんでいた。
「……というわけで、まずは“炊き方の統一”が急務です」
リュウが書き留めた走り書きを示す。そこには「水量目盛り」「魔導コンロ」「マジックスクロール」など、解決策のキーワードがずらりと並んでいる。
「火力、時間、水加減。それぞれが微妙に異なれば、同じササニシキでもまったく違う仕上がりになりますからね」
ティアが静かに頷き、レンズ越しに資料を覗き込む。彼女の知識が、このプロジェクトの根幹を支える。
「べちゃつくのは水加減以外にも、鍋の素材や蓋の密閉具合で蒸気が逃げちゃうことも原因でしょう」
ミランダが腕を組み、ソファにどっかりと腰かけたまま、経験に基づいた意見を述べる。
「だから専用の釜を作って、米の量と水の量を“目盛り”で指定できるようにするんです!」
モモが目を輝かせながら付け加える。彼女の発案は、シンプルながらも画期的な解決策だった。
「なるほど! これなら誰でも同じ水加減で炊ける!」
ルナも大きく頷いた。一同の表情に、かすかな光明が差す。
「そして火加減は、ティアとエルドで“時間・温度・蒸気量”を自動調整する魔法式スクロールを組み合わせましょう」
ティアが言うと、エルドが真剣な表情で魔導式の図をメモし始める。彼の魔導に対する情熱が、このプロジェクトを推進する。
「マジックスクロール付き魔導コンロ、ですか……。面白そうだね!」
エルドは目を輝かせるが、その背後でルナが苦笑した。
「お前が一番魔法を撒き散らしそうなアイデアやね……」
「うるさい! でも、できたら最高だよね!」
リュウはおもむろに立ち上がり、拳を握った。彼の頭の中では、すでに完成した炊飯器が思い描かれている。
「よし! 異世界炊飯器、爆誕だあああああ!!」
「うるさいばい」
ルナがすかさずツッコミを入れる。厨房の隅からは、微かな笑いが漏れた。
こうして──。
異世界に“ご飯革命”を起こすためのプロジェクトが始動した。
目指すは、誰でも、どこでも、ふっくら炊きたての白ごはんが食べられる世界!
次なる舞台は、王都職人街の鍛冶屋や魔導工房、そして各地の家庭。
「よーし、みんな! 明日から試作開始だ!」
リュウの声に応え、メンバー全員が深く頷いた。彼らの目には、未来への期待が輝いている。
おにぎりの未来は、まだまだ加速する。
「まずは専用釜の設計からだね」
厨房亭の炭火を背に、ミランダが腕を組んで睨みを利かせる。まるで伝統ある名料理店の“鍋奉行”を思わせるその風格に、リュウは思わず身を正した。
「見てわかるように、米一人前の目盛り、その上に対応する水一人前の目盛りを釜の内側につけてやるんよ」
リュウは原稿帳を開き、筆を走らせる。ササニシキ専用炊飯釜のシンプルなスケッチが、次々と生み出されていく。
「“ササニシキ専用釜”見た目もシンプルにして、“初心者でも絶対に失敗しない”ってキャッチコピーで売り出そう!」
「リュウ、それ、完全に企業の新商品企画会議やんね……?」
ルナのツッコミも空しく、リュウの企画熱は止まらない。彼の頭の中は、すでにマーケティング戦略でいっぱいだ。
次に舞台へ登場したのは、魔法陣と呪文文字を手にしたティアとエルドの研究チーム(仮)だ。彼らの研究室には、奇妙な魔道具の残骸が散乱している。
「リュウさん、時間と温度の自動調整スクロール、仮完成しました」
ティアが差し出す紙片には、精緻な呪文文字が美しく浮かんでいる。その緻密さに、リュウは感嘆の声を漏らした。
「ふふ……火加減三段階、自動で調整、炊き上がれば保温までしてくれる完璧な術式だよ。名付けて“白米ノ極”!」
「名前のクセがすごい!!」
ティアは頬を染め、慌てて補足する。
「正式名称は“炊飯補助術式:中級以下対応”です……エルドが勝手に命名しました」
「……ごめんなさい」
エルドが申し訳なさそうに頭をかく一幕。その場の空気が和む。
そして三日後。
王都・職人街にて。リュウは胸に抱えた設計図を握りしめ、釜職人と魔道具職人を次々と訪ね歩いた。彼の熱い説明に、職人たちの目が輝く。
「“釜に目盛り”だと? 面白れぇじゃねぇか!」
「火力自動調整するコンロ? 新しい魔導機構の実験にもなるな」
王都きっての腕利きたちは、その発想に目を輝かせ、制作を快諾してくれた。彼らの協力がなければ、この計画は絵に描いた餅で終わっていただろう。
そして一週間後。
ログハウス裏手に回り込んだフィナの呼び声に、リュウは振り返った。彼女の声には、驚きと興奮が混じり合っている。
「リュウさん、裏手が……とんでもないことに!」
「おおおおお……」
そこにあったのは、木箱に詰められた“ササニシキ専用炊飯器セット”の山。
ピカピカの魔導釜、魔導コンロ、そして“白米ノ極”のスクロールがセットになって、壮観なまでに積み上げられている。その数は、リュウの想像をはるかに超えていた。
「これを売りさばくのが……俺たちの使命かぁぁぁぁ!!」
「さぁ、次はデモンストレーション販売会ばい!」
ルナは早速エプロンを装着し、ミランダは「炊き上がりの香りだけで客をノックアウト」と不敵に笑った。
「異世界炊飯器、いざ、実食!」
リュウが両手を掲げると、王都に“ごはんの香り”がたちまち満ちていった。それは、新たな食文化の幕開けを告げる、甘く芳しい香りだった。
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