42 / 43
第42話 焼き味噌おにぎり、異世界グルメ戦線へ!そして訪れる“冷めても旨い衝撃”
しおりを挟む
厨房亭の奥。大きな鉄板の上で、塗りたくった味噌を纏ったおにぎりがじゅうっと音を立てて焼かれている。溶けた味噌が香ばしく泡を吹き、炭火のはぜる音と混ざり合い、まるで小さな祝祭のような匂いを空気中に響かせた。
「ジュゥゥ……」
リュウはその光景を見つめる。口元を自然と歪め、唾液がにじむのに気づかないほど、脳内で熱々の味が再生されている。
「焼き味噌おにぎり……これぞ和食の暴力…!」
「リュウ、涎、垂れてるばい」
「すまん、脳が勝手に“あの味”を再生してた…!」
初日にして“焼き味噌おにぎり”は爆発的人気を呼んだ。厨房亭のテーブルに立ち並ぶ冒険者や商人、行商人、旅人、王都の市井の者たちが、次々にその焼き立てを頬張る。
「……うっま…なにこれ、香ばしっ…!」
「味噌がじゅわっと染みて、米の甘みが一段と引き立ってる…!」
「これ、もう“完全食”じゃねぇか!? 持ち歩きながら戦えるぞ!」
「しかも冷めても美味しいんですけど!? 魔法か!? 味噌魔法か!?」
噂を聞きつけた商人までもが厨房亭に詰め寄り、「ぜひ商品化させてくれ!」と懇願し、王都中の行列は朝から夕暮れまで途切れなかった。その熱狂は、まさしく異世界グルメ戦線の始まりだった。
そんな興奮の最中、リュウのもとにまたしても“厄介な依頼”が舞い込む。
「リュウ殿、王宮より使者参上!」
「えっ…またなに?」
現れたのは、見覚えのある小さな貴族装束の少年、レオネル・アグナス・ディ・ルミア皇太子、通称レオ。十歳ながら王都のレストランを片っ端から食べ歩き、史上最年少のグルメハンターとして知られるお忍びの常連だ。
「今回は“冷めてもおいしい焼き味噌おにぎり”があるのだろう!? 城でも評判になっておる!」
レオの瞳が期待にきらきらと輝く。王宮の内大臣からも「非常食として備蓄すべきだ」と真剣に検討が始まっているという。
「うわぁぁぁ! また国家事業にされるぅぅぅ!!」
リュウはひとまず卒倒しかけ、しかしその日の夕方、厨房の片隅で焼き味噌おにぎりを至福の表情で頬張るレオと、それをにこやかに見守るミランダの姿を目にし、少しだけ覚悟が固まった。
「……まあ、旨いもんな。そりゃ王族も夢中になるか…」
ルナが隣に腰掛け、おにぎりの一片を口に運びつつつぶやく。
「“冷めてもおいしい”って、ほんとすごいことやけんね。どこでも誰でも、食べられるっちゃ」
「……だな。これさえあれば、遠征先でも…」
リュウは視線を遠くの空へ泳がせた。
「冒険でも、旅でも、街角でも…どこにでも“ごはん”がある。それって、本当に幸せだろ?」
「……うん。スローライフはまた一歩遠のいたけど、そのぶん誰かの日常に寄り添えた気がする」
そしてその夜。厨房亭の扉が静かに軋み、エルドがひょっこり顔を出す。目の奥で小さく笑いながら言った。
「……ふふ。じゃあ次は、おにぎりの中に何か詰めてみようか……」
「……やっぱり、おにぎりは罪深い食べ物だな…」
筆の家、異世界おにぎり戦線編は、この“冷めても旨い”革命とともに、まだまだ拡大中である。
朝の厨房亭には、いつもの賑わいとは異なる厳かな空気が漂っていた。鉄扉の向こうには王宮からの要人たちが列を成し、調理場のスタッフは皆、固唾を呑んでその時を待っている。
「リュウさん……マジで来ちゃったよ、国王陛下……!」
フィナは青ざめ、モモはあまりの緊張に塩をむんずと握りしめていた。
「塩、多っ!? それもうおにぎりじゃなくて岩だよ!」
リュウのツッコミにも気づかぬほど、厨房亭の中央テーブルには威厳に満ちた一団が腰掛けている。主賓は、漆黒のマントに金糸の刺繍を施したルミアステラ国王陛下。本日のお忍びではなく、公式行事としてのご来訪だ。
「これが、例の“焼き味噌おにぎり”か……」
国王は静かに頷き、整った指先でそっとおにぎりを掴む。その動作一つ一つに、厳粛な雰囲気が漂う。
「はい……お手を煩わせず、こちらでどうぞ」
リュウは震える手で、炭火の熱を帯びた焼き味噌おにぎりを両手で差し出した。
国王は一瞥ののち、ゆっくりと口元へ運ぶ。そしてひと口。
「…………」
時間が止まったようだった。厨房中の息遣いが一瞬で消え、鉄板のパチパチという音だけが静かに響く。
「……ほう」
「ほ、ほう!?」
スタッフたちが思わず声を漏らす。その国王のたった一言に、全員の視線が集中する。
「香ばしさ、米の甘み、味噌の深み……これは……旨い!!」
国王陛下の眼差しに、純粋な喜びが宿る。その威厳ある顔に、わずかながら子供のような表情が浮かんだ。
「リュウ、よくぞ作ってくれた!」
「いや、はい、ありがとうございます……!」
「この味、万人の腹を満たす。旅人も兵士も、そして王でさえ例外ではない」
国王は重厚な声で宣言した。その言葉は、王国の未来を決定づける重みを持っている。
「よって正式に王命とする。“筆の家製おにぎり”を、王国標準非常食とする!」
「ひょえぇぇぇぇぇぇ!!」
リュウは思わず後ずさりし、モモもあまりの驚きに、思わず椅子から転げ落ちそうになるほど驚いた。フィナは完全に固まり、その場に立ち尽くしている。
こうして“焼き味噌おにぎり”は、王国の公式携帯食として採用されることとなった。軍部は大量の保存用おにぎりを定期発注し、城内備蓄庫には米俵が積み上げられる。街の人々は「王が食べた飯」として大行列を作り、雑貨屋には連日、米俵と味噌玉の予約が殺到した。筆の家は、名実ともに異世界の食文化を牽引する存在へと成長したのだ。
閉店後。ログハウス前のハンモックに腰かけ、夕闇に包まれたリュウは呟く。
「……なぁルナ……俺、やっぱスローライフって縁遠いよね?」
「なに言いよると。リュウのおにぎりは、ちゃんとスローで、あったかくて、みんなを笑顔にしとるやん」
ルナは優しく微笑んだ。その言葉は、リュウの心にじんわりと染み渡る。
「……そっか……」
リュウはハンモックの揺れに身を任せ、静かに目を閉じる。確かに、多くの人々の笑顔を見ていると、疲れも報われる気がする。
「でもやっぱ、ハンモックで寝たいぃぃぃぃ!!!」
思わず絶叫し、夜空に向けて拳を振り上げた。彼の本能的な叫びは、夜の帳に吸い込まれていく。
「無理ばい!」
ルナが笑いながら、いたずらっぽくハンモックを揺らす。
こうして、異世界に“米の革命”が起きた。
その始まりは、小さな一粒の塩むすびから。
筆の家の物語は、リュウのスローライフの夢とともに、まだまだ続く。
「ジュゥゥ……」
リュウはその光景を見つめる。口元を自然と歪め、唾液がにじむのに気づかないほど、脳内で熱々の味が再生されている。
「焼き味噌おにぎり……これぞ和食の暴力…!」
「リュウ、涎、垂れてるばい」
「すまん、脳が勝手に“あの味”を再生してた…!」
初日にして“焼き味噌おにぎり”は爆発的人気を呼んだ。厨房亭のテーブルに立ち並ぶ冒険者や商人、行商人、旅人、王都の市井の者たちが、次々にその焼き立てを頬張る。
「……うっま…なにこれ、香ばしっ…!」
「味噌がじゅわっと染みて、米の甘みが一段と引き立ってる…!」
「これ、もう“完全食”じゃねぇか!? 持ち歩きながら戦えるぞ!」
「しかも冷めても美味しいんですけど!? 魔法か!? 味噌魔法か!?」
噂を聞きつけた商人までもが厨房亭に詰め寄り、「ぜひ商品化させてくれ!」と懇願し、王都中の行列は朝から夕暮れまで途切れなかった。その熱狂は、まさしく異世界グルメ戦線の始まりだった。
そんな興奮の最中、リュウのもとにまたしても“厄介な依頼”が舞い込む。
「リュウ殿、王宮より使者参上!」
「えっ…またなに?」
現れたのは、見覚えのある小さな貴族装束の少年、レオネル・アグナス・ディ・ルミア皇太子、通称レオ。十歳ながら王都のレストランを片っ端から食べ歩き、史上最年少のグルメハンターとして知られるお忍びの常連だ。
「今回は“冷めてもおいしい焼き味噌おにぎり”があるのだろう!? 城でも評判になっておる!」
レオの瞳が期待にきらきらと輝く。王宮の内大臣からも「非常食として備蓄すべきだ」と真剣に検討が始まっているという。
「うわぁぁぁ! また国家事業にされるぅぅぅ!!」
リュウはひとまず卒倒しかけ、しかしその日の夕方、厨房の片隅で焼き味噌おにぎりを至福の表情で頬張るレオと、それをにこやかに見守るミランダの姿を目にし、少しだけ覚悟が固まった。
「……まあ、旨いもんな。そりゃ王族も夢中になるか…」
ルナが隣に腰掛け、おにぎりの一片を口に運びつつつぶやく。
「“冷めてもおいしい”って、ほんとすごいことやけんね。どこでも誰でも、食べられるっちゃ」
「……だな。これさえあれば、遠征先でも…」
リュウは視線を遠くの空へ泳がせた。
「冒険でも、旅でも、街角でも…どこにでも“ごはん”がある。それって、本当に幸せだろ?」
「……うん。スローライフはまた一歩遠のいたけど、そのぶん誰かの日常に寄り添えた気がする」
そしてその夜。厨房亭の扉が静かに軋み、エルドがひょっこり顔を出す。目の奥で小さく笑いながら言った。
「……ふふ。じゃあ次は、おにぎりの中に何か詰めてみようか……」
「……やっぱり、おにぎりは罪深い食べ物だな…」
筆の家、異世界おにぎり戦線編は、この“冷めても旨い”革命とともに、まだまだ拡大中である。
朝の厨房亭には、いつもの賑わいとは異なる厳かな空気が漂っていた。鉄扉の向こうには王宮からの要人たちが列を成し、調理場のスタッフは皆、固唾を呑んでその時を待っている。
「リュウさん……マジで来ちゃったよ、国王陛下……!」
フィナは青ざめ、モモはあまりの緊張に塩をむんずと握りしめていた。
「塩、多っ!? それもうおにぎりじゃなくて岩だよ!」
リュウのツッコミにも気づかぬほど、厨房亭の中央テーブルには威厳に満ちた一団が腰掛けている。主賓は、漆黒のマントに金糸の刺繍を施したルミアステラ国王陛下。本日のお忍びではなく、公式行事としてのご来訪だ。
「これが、例の“焼き味噌おにぎり”か……」
国王は静かに頷き、整った指先でそっとおにぎりを掴む。その動作一つ一つに、厳粛な雰囲気が漂う。
「はい……お手を煩わせず、こちらでどうぞ」
リュウは震える手で、炭火の熱を帯びた焼き味噌おにぎりを両手で差し出した。
国王は一瞥ののち、ゆっくりと口元へ運ぶ。そしてひと口。
「…………」
時間が止まったようだった。厨房中の息遣いが一瞬で消え、鉄板のパチパチという音だけが静かに響く。
「……ほう」
「ほ、ほう!?」
スタッフたちが思わず声を漏らす。その国王のたった一言に、全員の視線が集中する。
「香ばしさ、米の甘み、味噌の深み……これは……旨い!!」
国王陛下の眼差しに、純粋な喜びが宿る。その威厳ある顔に、わずかながら子供のような表情が浮かんだ。
「リュウ、よくぞ作ってくれた!」
「いや、はい、ありがとうございます……!」
「この味、万人の腹を満たす。旅人も兵士も、そして王でさえ例外ではない」
国王は重厚な声で宣言した。その言葉は、王国の未来を決定づける重みを持っている。
「よって正式に王命とする。“筆の家製おにぎり”を、王国標準非常食とする!」
「ひょえぇぇぇぇぇぇ!!」
リュウは思わず後ずさりし、モモもあまりの驚きに、思わず椅子から転げ落ちそうになるほど驚いた。フィナは完全に固まり、その場に立ち尽くしている。
こうして“焼き味噌おにぎり”は、王国の公式携帯食として採用されることとなった。軍部は大量の保存用おにぎりを定期発注し、城内備蓄庫には米俵が積み上げられる。街の人々は「王が食べた飯」として大行列を作り、雑貨屋には連日、米俵と味噌玉の予約が殺到した。筆の家は、名実ともに異世界の食文化を牽引する存在へと成長したのだ。
閉店後。ログハウス前のハンモックに腰かけ、夕闇に包まれたリュウは呟く。
「……なぁルナ……俺、やっぱスローライフって縁遠いよね?」
「なに言いよると。リュウのおにぎりは、ちゃんとスローで、あったかくて、みんなを笑顔にしとるやん」
ルナは優しく微笑んだ。その言葉は、リュウの心にじんわりと染み渡る。
「……そっか……」
リュウはハンモックの揺れに身を任せ、静かに目を閉じる。確かに、多くの人々の笑顔を見ていると、疲れも報われる気がする。
「でもやっぱ、ハンモックで寝たいぃぃぃぃ!!!」
思わず絶叫し、夜空に向けて拳を振り上げた。彼の本能的な叫びは、夜の帳に吸い込まれていく。
「無理ばい!」
ルナが笑いながら、いたずらっぽくハンモックを揺らす。
こうして、異世界に“米の革命”が起きた。
その始まりは、小さな一粒の塩むすびから。
筆の家の物語は、リュウのスローライフの夢とともに、まだまだ続く。
0
あなたにおすすめの小説
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
男が英雄でなければならない世界 〜男女比1:20の世界に来たけど簡単にはちやほやしてくれません〜
タナん
ファンタジー
オタク気質な15歳の少年、原田湊は突然異世界に足を踏み入れる。
その世界は魔法があり、強大な獣が跋扈する男女比が1:20の男が少ないファンタジー世界。
モテない自分にもハーレムが作れると喜ぶ湊だが、弱肉強食のこの世界において、力で女に勝る男は大事にされる側などではなく、女を守り闘うものであった。
温室育ちの普通の日本人である湊がいきなり戦えるはずもなく、この世界の女に失望される。
それでも戦わなければならない。
それがこの世界における男だからだ。
湊は自らの考えの甘さに何度も傷つきながらも成長していく。
そしていつか湊は責任とは何かを知り、多くの命を背負う事になっていくのだった。
挿絵:夢路ぽに様
https://www.pixiv.net/users/14840570
※注 「」「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています。
唯一無二のマスタースキルで攻略する異世界譚~17歳に若返った俺が辿るもう一つの人生~
専攻有理
ファンタジー
31歳の事務員、椿井翼はある日信号無視の車に轢かれ、目が覚めると17歳の頃の肉体に戻った状態で異世界にいた。
ただ、導いてくれる女神などは現れず、なぜ自分が異世界にいるのかその理由もわからぬまま椿井はツヴァイという名前で異世界で出会った少女達と共にモンスター退治を始めることになった。
初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる!
霜月雹花
ファンタジー
神の悪戯により死んでしまった主人公は、別の神の手により3つの便利なスキルを貰い異世界に転生する事になった。転生し、普通の人生を歩む筈が、又しても神の悪戯によってトラブルが起こり目が覚めると異世界で10歳の〝家無し名無し〟の状態になっていた。転生を勧めてくれた神からの手紙に代償として、希少な力を受け取った。
神によって人生を狂わされた主人公は、異世界で便利なスキルを使って生きて行くそんな物語。
書籍8巻11月24日発売します。
漫画版2巻まで発売中。
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
鬼死回生~酒呑童子の異世界転生冒険記~
今田勝手
ファンタジー
平安時代の日本で魑魅魍魎を束ねた最強の鬼「酒呑童子」。
大江山で討伐されたその鬼は、死の間際「人に生まれ変わりたい」と願った。
目が覚めた彼が見たのは、平安京とは全く異なる世界で……。
これは、鬼が人間を目指す更生の物語である、のかもしれない。
※本作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ネオページ」でも同時連載中です。
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる