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第四章
黄金の鬣と聖なる乙女
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雲一つない紺碧の空の下、ブラッディジャガー号は白波を蹴立てて進んでいた。
甲板の上では、ホムラサキから同行することとなった巫女、ヒナタが凛とした佇まいで海風を浴びている。
「皆様、改めまして。わたくしのことは『ヒナタ』とお呼びください。癒やしと守りの術については、この身にすべてを修めております。お怪我や、あるいは心身の不調を感じた方は、遠慮なく申し出てくださいませ」
その澄んだ声が響き渡るやいなや、これまで荒くれ者の男たちばかりであった船内は、奇妙な動揺に包まれた。大陸において「女性」とは、教会の奥深くで魔法と魔導具を研究する得体の知れない学者。それが目の前で、瑞々しい肌を晒し、優雅に微笑んでいるのだ。
「……っくそ……本当に……。この揺れだけは、どうにかならんのか……」
その傍らで、無残にも威厳を失っていたのは白狼の騎士、ウォルカであった。
普段は完璧な所作を誇る彼も、海という名の巨大なゆりかごには勝てない。手すりにしがみつき、青ざめた顔で吐き気を堪える姿に、もはや無敵の護衛騎士の面影はなかった。
「ウォルカさん、お辛そうですね。……竜神の加護をその身に授けましょう」
ヒナタがそっとウォルカの背に掌を添える。
淡い光が彼の背中を包み込むと、ウォルカの荒い呼吸が劇的に落ち着きを取り戻した。
「……これは……。恩に着る、ヒナタ殿。……魔法というのは、すごいものだな……」
「いいえ、お役に立てて光栄です」
その様子を少し離れた場所から見ていたアリオスは、胸を打たれていた。
(素晴らしい……。身分や種族を問わず、慈愛を振りまくその姿。彼女こそ、真に人の上に立つ者の鑑ではないか!)
アリオスは、王子として、そして一人の男として、彼女をエスコートすることを決意した。
「ヒナタさん、大陸のことは何でも俺に聞いてくれ。……例えば、今向かっている国は……」
アリオスはここぞとばかりに、宮廷学者から詰め込まれた大陸の地名や歴史を語って聞かせた。ヒナタは時折、「まあ!」「素晴らしいです」と目を輝かせ、片時も離さない分厚い手帳に、猛烈な速さで筆を走らせる。
(なんて熱心なんだ! 俺の拙い話さえ、一言一句漏らすまいと……。ああ、彼女の期待に応えられる、立派な王子にならねば……!)
しかし、アリオスの視線は、時折どうしてもヒナタの豊かな胸元の膨らみや、風に踊る柔らかな髪の質感に奪われてしまう。そのたびに、彼の「誇り」が極めて不適切に存在感を主張し、彼は己の不潔さを呪いながら必死に教鞭を振るうのだった。
―――
その夜。
船上では新たな仲間を歓迎する宴が、いつしか狂乱の様相を呈していた。
ネピスがむっちりとした肉体を揺らしながら、
「飲んで食った後のいつものお楽しみじゃ~!」
と、船員たちに「花丸射精」のご褒美を振りまき始める。甲板は瞬く間に、男たちの雄叫びと白濁が飛び交う歓喜の渦に巻き込まれた。
アリオスは一瞬、その光景に「おおっ……!」と目を輝かせたが、すぐ隣で静かに立ち尽くすヒナタの存在を思い出し、顔を真っ赤にした。
「こ、これはよろしくない!ヒナタさん、ここに居てはいけない!」
アリオスは、何故だか名残惜しそうに甲板を振り返るヒナタの手を引き、慌てて船内へと逃げ込んだ。
しかし、逃げ込んだ先の廊下も、決して「清浄」な場所ではなかった。
薄暗い廊下の角で、二つの人影が重なり合っている。
「……んっ、おい、アルティリオ……! 部屋まで待てねえのかよ……!」
不満げな、しかしどこか甘い声を上げているのは、海賊の一人、ジャックだった。その身体は、屈強なジャガーの獣人・アルティリオによって壁に押し付けられ、太い腕で強引に抱きすくめられている。
「がたがた抜かすな。今日一日、あの狼ばっか見つめやがって。……俺の隣でいい度胸だ。たっぷり可愛がってやる……」
アルティリオの鋭い牙がジャックの首筋を噛み、大きな掌がジャックの腰回りを執拗に撫で回す。ジャックの衣服は既に乱れ、獣の荒い吐息と、衣擦れの音が静かな廊下に生々しく響いていた。
「なっ……!? こんなところで何を……!?」
アリオスが絶句する中、ヒナタは目を爛々と輝かせて手帳を握り締めた。
「ヒナタさん!? 行きましょう、早く!」
アリオスはパニックになりながら、再び彼女の手を引いて走り出した。
しかし、ようやく辿り着いた自分たちの居住区でも、悲劇(?)は続く。
「……っ、ふぅ。まったく、海賊達は公の場だろうがところ構わずだな……。ウォルカ達はもう先に休んだのか、姿が無かったな。ヒナタさん、ここが貴女の部屋……」
勢いよく隣のドアを開けたアリオスは、その場で凍結した。
「……ひっ!……っ、ウォルカ……! ティーガ……!?」
そこには、月明かりの下、獣の本能を剥き出しにして重なり合う二人の姿があった。
ティーガの太ももを強引に割り、獣じみた執着を宿した瞳でその最奥を貫き通すウォルカ。ティーガは仰け反り、黄金の毛並みを振り乱して、甘く掠れた声を漏らしている。
「お邪魔しましたぁぁぁッ!!」
アリオスは全力でドアを閉めた。心臓が口から飛び出しそうだ。
(落ち着け、俺! 隣だ、隣の部屋なら……!)
「失礼、ヒナタさんの部屋はこっちだったか……ッ!」
バッと隣のドアを開けると、そこには冷徹な笑みを浮かべ、二人の海賊を跪かせて「指の運動」に勤しむシグルドの姿があった。
「おや、殿下。……まだ、お休みには早いのでは。この者たちの『凝り』は、少々根深いようでして」
「お前も何やってんだよぉぉぉッ!?」
再び、ドアを閉める。
アリオスは怒りと混乱、そして己の卑猥な想像を止められない情けなさに、膝をついて憤慨した。
「……なんなんだ、この船は……! どいつもこいつも、色欲に溺れている! ヒナタさんもそう思うだろう……!?」
同意を求めて振り返ったアリオスは、言葉を失った。
ヒナタは、先ほどまでの凛とした巫女の姿ではない。
その瞳はらんらんと怪しく輝き、鼻息も荒く、手帳に凄まじい筆圧で絵と文字を書きなぐっていた。
『白狼の執着、虎の受容。角度、約45度。……執事の指技、多点同時攻撃。……素晴らしい……っ!』
「……ヒ、ヒナタさん?」
アリオスは悟った。
(……ああ、そうか。彼女は、この破廉恥な状況さえも、世界を解き明かすための『学び』として捉えているのだ。それなのに、俺はどうだ。いちいち動揺し、股間を熱くし、俗世の快楽に一喜一憂している……!)
アリオスは猛省した。
ヒナタの、一寸の曇りもない(ように見える)学究的な横顔を見つめ、彼は拳を握りしめる。
「俺が未熟だった……。ヒナタさん、君こそが真の賢者だ。……よし、俺も逃げない! 君と共に、この世界の『真実』を、しかと見届けてみせよう!」
その言葉を聞いた瞬間、ヒナタの手が止まった。彼女はゆっくりと顔を上げ、かつてないほど潤んだ瞳でアリオスを見つめた。
『まさか、この方も……わたくしと同じ、業(カルマ)を背負いし同志……!?』
ヒナタはアリオスの両手をがっしりと握りしめた。その掌は、興奮で熱く火照っている。
「アリオス様も、『そう』だったのですね……!これほど、心強いことはございません。共に研鑽を積んで参りましょう!攻めの呼吸、受けの震え……一秒たりとも見逃してはなりませんわ」
アリオスもしっかりとヒナタの手を握り返す。
「ああ、もちろんだ! 立ち居振る舞い、心の制御……すべてを吸収してみせる!」
熱く見つめ合う二人。二人の間には、誰にも邪魔できない強固な「友情」の炎が灯っていた。
「では早速、ウォルカさんのお部屋を静かに窺いましょう。……さあ、アリオス様も、筆の用意を!」
「分かった、任せてくれ! 俺の暗闇さえ見通す視力で、彼らの『覇気』の根源を暴いてみせる!」
壁の向こうから響くティーガの甘い喘ぎ声と、肉のぶつかり合う重厚な音。
それを聞きながら、二人は並んで壁に貼り付き、ある者は己の煩悩を殺すために、ある者は至高の見聞録を刻むために、等しく真剣な眼差しで暗闇を見つめる。
こうして、ブラッディジャガー号には、夜な夜な足音を忍ばせ、真剣な眼差しで情事を見守る「でばがめコンビ」が生まれた。
アリオスの股間に、黄金の鬣に相応しい「覇気」が戻る日は、まだ遠い。
甲板の上では、ホムラサキから同行することとなった巫女、ヒナタが凛とした佇まいで海風を浴びている。
「皆様、改めまして。わたくしのことは『ヒナタ』とお呼びください。癒やしと守りの術については、この身にすべてを修めております。お怪我や、あるいは心身の不調を感じた方は、遠慮なく申し出てくださいませ」
その澄んだ声が響き渡るやいなや、これまで荒くれ者の男たちばかりであった船内は、奇妙な動揺に包まれた。大陸において「女性」とは、教会の奥深くで魔法と魔導具を研究する得体の知れない学者。それが目の前で、瑞々しい肌を晒し、優雅に微笑んでいるのだ。
「……っくそ……本当に……。この揺れだけは、どうにかならんのか……」
その傍らで、無残にも威厳を失っていたのは白狼の騎士、ウォルカであった。
普段は完璧な所作を誇る彼も、海という名の巨大なゆりかごには勝てない。手すりにしがみつき、青ざめた顔で吐き気を堪える姿に、もはや無敵の護衛騎士の面影はなかった。
「ウォルカさん、お辛そうですね。……竜神の加護をその身に授けましょう」
ヒナタがそっとウォルカの背に掌を添える。
淡い光が彼の背中を包み込むと、ウォルカの荒い呼吸が劇的に落ち着きを取り戻した。
「……これは……。恩に着る、ヒナタ殿。……魔法というのは、すごいものだな……」
「いいえ、お役に立てて光栄です」
その様子を少し離れた場所から見ていたアリオスは、胸を打たれていた。
(素晴らしい……。身分や種族を問わず、慈愛を振りまくその姿。彼女こそ、真に人の上に立つ者の鑑ではないか!)
アリオスは、王子として、そして一人の男として、彼女をエスコートすることを決意した。
「ヒナタさん、大陸のことは何でも俺に聞いてくれ。……例えば、今向かっている国は……」
アリオスはここぞとばかりに、宮廷学者から詰め込まれた大陸の地名や歴史を語って聞かせた。ヒナタは時折、「まあ!」「素晴らしいです」と目を輝かせ、片時も離さない分厚い手帳に、猛烈な速さで筆を走らせる。
(なんて熱心なんだ! 俺の拙い話さえ、一言一句漏らすまいと……。ああ、彼女の期待に応えられる、立派な王子にならねば……!)
しかし、アリオスの視線は、時折どうしてもヒナタの豊かな胸元の膨らみや、風に踊る柔らかな髪の質感に奪われてしまう。そのたびに、彼の「誇り」が極めて不適切に存在感を主張し、彼は己の不潔さを呪いながら必死に教鞭を振るうのだった。
―――
その夜。
船上では新たな仲間を歓迎する宴が、いつしか狂乱の様相を呈していた。
ネピスがむっちりとした肉体を揺らしながら、
「飲んで食った後のいつものお楽しみじゃ~!」
と、船員たちに「花丸射精」のご褒美を振りまき始める。甲板は瞬く間に、男たちの雄叫びと白濁が飛び交う歓喜の渦に巻き込まれた。
アリオスは一瞬、その光景に「おおっ……!」と目を輝かせたが、すぐ隣で静かに立ち尽くすヒナタの存在を思い出し、顔を真っ赤にした。
「こ、これはよろしくない!ヒナタさん、ここに居てはいけない!」
アリオスは、何故だか名残惜しそうに甲板を振り返るヒナタの手を引き、慌てて船内へと逃げ込んだ。
しかし、逃げ込んだ先の廊下も、決して「清浄」な場所ではなかった。
薄暗い廊下の角で、二つの人影が重なり合っている。
「……んっ、おい、アルティリオ……! 部屋まで待てねえのかよ……!」
不満げな、しかしどこか甘い声を上げているのは、海賊の一人、ジャックだった。その身体は、屈強なジャガーの獣人・アルティリオによって壁に押し付けられ、太い腕で強引に抱きすくめられている。
「がたがた抜かすな。今日一日、あの狼ばっか見つめやがって。……俺の隣でいい度胸だ。たっぷり可愛がってやる……」
アルティリオの鋭い牙がジャックの首筋を噛み、大きな掌がジャックの腰回りを執拗に撫で回す。ジャックの衣服は既に乱れ、獣の荒い吐息と、衣擦れの音が静かな廊下に生々しく響いていた。
「なっ……!? こんなところで何を……!?」
アリオスが絶句する中、ヒナタは目を爛々と輝かせて手帳を握り締めた。
「ヒナタさん!? 行きましょう、早く!」
アリオスはパニックになりながら、再び彼女の手を引いて走り出した。
しかし、ようやく辿り着いた自分たちの居住区でも、悲劇(?)は続く。
「……っ、ふぅ。まったく、海賊達は公の場だろうがところ構わずだな……。ウォルカ達はもう先に休んだのか、姿が無かったな。ヒナタさん、ここが貴女の部屋……」
勢いよく隣のドアを開けたアリオスは、その場で凍結した。
「……ひっ!……っ、ウォルカ……! ティーガ……!?」
そこには、月明かりの下、獣の本能を剥き出しにして重なり合う二人の姿があった。
ティーガの太ももを強引に割り、獣じみた執着を宿した瞳でその最奥を貫き通すウォルカ。ティーガは仰け反り、黄金の毛並みを振り乱して、甘く掠れた声を漏らしている。
「お邪魔しましたぁぁぁッ!!」
アリオスは全力でドアを閉めた。心臓が口から飛び出しそうだ。
(落ち着け、俺! 隣だ、隣の部屋なら……!)
「失礼、ヒナタさんの部屋はこっちだったか……ッ!」
バッと隣のドアを開けると、そこには冷徹な笑みを浮かべ、二人の海賊を跪かせて「指の運動」に勤しむシグルドの姿があった。
「おや、殿下。……まだ、お休みには早いのでは。この者たちの『凝り』は、少々根深いようでして」
「お前も何やってんだよぉぉぉッ!?」
再び、ドアを閉める。
アリオスは怒りと混乱、そして己の卑猥な想像を止められない情けなさに、膝をついて憤慨した。
「……なんなんだ、この船は……! どいつもこいつも、色欲に溺れている! ヒナタさんもそう思うだろう……!?」
同意を求めて振り返ったアリオスは、言葉を失った。
ヒナタは、先ほどまでの凛とした巫女の姿ではない。
その瞳はらんらんと怪しく輝き、鼻息も荒く、手帳に凄まじい筆圧で絵と文字を書きなぐっていた。
『白狼の執着、虎の受容。角度、約45度。……執事の指技、多点同時攻撃。……素晴らしい……っ!』
「……ヒ、ヒナタさん?」
アリオスは悟った。
(……ああ、そうか。彼女は、この破廉恥な状況さえも、世界を解き明かすための『学び』として捉えているのだ。それなのに、俺はどうだ。いちいち動揺し、股間を熱くし、俗世の快楽に一喜一憂している……!)
アリオスは猛省した。
ヒナタの、一寸の曇りもない(ように見える)学究的な横顔を見つめ、彼は拳を握りしめる。
「俺が未熟だった……。ヒナタさん、君こそが真の賢者だ。……よし、俺も逃げない! 君と共に、この世界の『真実』を、しかと見届けてみせよう!」
その言葉を聞いた瞬間、ヒナタの手が止まった。彼女はゆっくりと顔を上げ、かつてないほど潤んだ瞳でアリオスを見つめた。
『まさか、この方も……わたくしと同じ、業(カルマ)を背負いし同志……!?』
ヒナタはアリオスの両手をがっしりと握りしめた。その掌は、興奮で熱く火照っている。
「アリオス様も、『そう』だったのですね……!これほど、心強いことはございません。共に研鑽を積んで参りましょう!攻めの呼吸、受けの震え……一秒たりとも見逃してはなりませんわ」
アリオスもしっかりとヒナタの手を握り返す。
「ああ、もちろんだ! 立ち居振る舞い、心の制御……すべてを吸収してみせる!」
熱く見つめ合う二人。二人の間には、誰にも邪魔できない強固な「友情」の炎が灯っていた。
「では早速、ウォルカさんのお部屋を静かに窺いましょう。……さあ、アリオス様も、筆の用意を!」
「分かった、任せてくれ! 俺の暗闇さえ見通す視力で、彼らの『覇気』の根源を暴いてみせる!」
壁の向こうから響くティーガの甘い喘ぎ声と、肉のぶつかり合う重厚な音。
それを聞きながら、二人は並んで壁に貼り付き、ある者は己の煩悩を殺すために、ある者は至高の見聞録を刻むために、等しく真剣な眼差しで暗闇を見つめる。
こうして、ブラッディジャガー号には、夜な夜な足音を忍ばせ、真剣な眼差しで情事を見守る「でばがめコンビ」が生まれた。
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