転生したら何もかも真逆の人生でした

転生しちゃいました…。

浮気性…？

「ナオ…大丈夫…じゃないか…」
『うん…まさか…あの、生徒会長様が僕をね…』
「うん…まぁ、嫌だったらちゃんと断るんだよ？そこら辺はちゃんとわかってくれる人っぽいし…」
『うん…でも、なんか…婚約者もいるし、断りたい…けど…なんでだろう…はっきり断れない…
優柔不断…浮気性だね…僕…』
「うーん…そんな事ないんじゃない？別にこれで浮気って言う人いないと思うよ？まだ、結婚したわけじゃないんだし、結婚してたら、問題だけど、別に今の状態では、さっき会長が言ってたみたいに、罪もなんにもないけど…」
『いやぁ～そうなんだけど…もし、断らなかったら3人目だよ？多くない？』
「もっと多くの人と結婚した人いるから平気だと思うけど…っというか、そんなこと言ったら僕それ以上いるよ…婚約者…」
『えっ!?そうなの!?1人だと思ってた…』
「うーん…婚約者1人だけの方が珍しいと思うよ…」
『うそーん…』
まぁ、そうだとは思ってたけど、こう実際に言われると、うーん…
というか、僕まだ生徒会長の名前知らない…

『僕、まだ生徒会長の名前知らない…』
「あっ…確かに…入学式で紹介されてた時も歓声すごすぎて名前聞こえなかったしなぁ…」
『うん…副会長に聞く…？』
「そうだね…ナオまぁ、今悩む気持ちはわからなくもないけど、今は生徒会長の事を知ることから始めたら？まだ、結婚はしないんだろうし…それで、結婚も付き合うのも嫌っってなったら断ればいいんだし…」
『うん…確かにそうだね～…そうしてみようかな…』
「うんっ♪あっ、もうすぐでHR始まるっ！急ごっ！」
『えっ!?あっ！本当だっ！待って！』