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アンバー・ドゥリー伯爵令嬢
学園を卒業後にデイブ・ルイスと結婚
プロポーズの言葉は
『君のその魅力的な腹黒い笑顔を一生守ってみせる』
だった。
尚、プロポーズする際のデイブの顔は瞳は熱を帯び甘く蕩けるような笑顔で、硬直し糸目になったアンバーに跪いて結婚を請うたと言われている。
アンバーは学園在学中に、ミミルの故郷の石を使用して作ったネックレスを『ドゥリー家アンバーのお守り』として発売したらこれが大ヒット。伯爵家の大きな収入源となる。今でも根強い人気だ。
またホラーハウスドゥリー伯爵邸は、近隣国から来る観光客の人気のスポットとなっており、毎日門の前には人集りができ門番の仕事を増やしいる。これについては屋敷の一部を有料で解放するのを検討中。
一年に一回ドゥリー伯爵邸で夜会が開催されるが、その招待客の選出は謎とされている。ただ伝え聞いた話では、会場には一体感と妙な連帯感があり、始終しめやかな雰囲気で行われているのだとか。
ドゥリー伯爵夫妻は夫であるデイブが妻のアンバーを溺愛し、約束通りデイブがアンバーの腹黒い笑顔を守っている。非常に夫婦仲が良く一男一女に恵まれた。子供が二人しかいないのは、出産に苦しむアンバーを見て、デイブがこれ以上の出産は無理と、ガタガタと震え涙目になった為との説が有力視されている。デイブ産んでないのに。たぶん。
アンバーの父も一時期(エルノーラ砂化直後)老け込んでしまったが、孫の顔を見る頃には回復し、孫の面倒を見ながら穏やかな晩年を過ごしている。
デイブ・ルイス侯爵令息
婚約者アンバーの卒業を待ち結婚する。その頃には宰相補佐として辣腕を振るい、のちに最年少で宰相の席に座る。仕事一辺倒かと思いきや、定時には溺愛するアンバーの元へ帰り、妻の観察を怠らない良人だったと言う。
『その冷酷な笑顔素敵だね!』『悪巧しているときの君ほど綺麗な人はいないよ』など常に妻への褒め言葉と贈り物も、欠かさなかったとか。
そんな彼の悩みは妻を褒めると、妻が糸目になることだったと伝えられている。
ソコロ・モルガン公爵令嬢
エルノーラ砂化現象を目にしたソコロは、自分の見識の狭さを自覚し、学園卒業後に近隣国へ留学する。
数年後国に戻り、臣籍降下していた元王太子と結婚。
『わたくし、王妃になりたかったわけではなくてよ、あなたの妻になりたかったのです』
と、ソコロまさかの逆プロポーズで元王太子を射止める。
仲良く領地経営に勤しみ、国で一二を争う発展をさせている。
二男二女に恵まれ、夫婦仲もいいが時たまジョイという言葉をだして元王太子を縮こませ、ソコロはあの頃の鬱憤を晴らしている。
アンバーとジエネッタとは今でも大親友である。
ジエネッタ・キャンベル子爵令嬢
実は在学中はずっと首席を通した才女のジエネッタは、卒業と同時に婚約者との婚約を(円満)解消し、この国初の女性外交官になり独身を通す。
また恋多き女としても有名だったが、彼女の一番は仕事、二番は友人、三番が男性で、その順位は生涯変わることがなかった。
退職後は教鞭を持ち、多くの弟子を抱える。
家族は持たなかったが、多くの人に慕われ賑やかな人生を過ごす。
アンバー、ソコロとは大親友だけど、ドゥリー伯爵邸にはあの日以後近くことはなかった。
オブリン・パーカー子爵令息
アンバーと婚約解消後、エルノーラに溺れ過ぎた代償に学園を留年、それを機に学園を辞めて市井で働く。
元来は真面目だったオブリンはコツコツと金をため、市井に小さな店をもつ。
平民の女性と結婚し、一女をもうけた。
『俺、昔、伯爵令嬢に婚約破棄突きつけたんだー』
が自慢で口癖だとか。
余談だが、それを伝え聞いたアンバーは冷めた顔(激おこ)で、持っていたグラスを力任せに割り、その姿を観察していたデイブは『アンバー!君はなんて素敵なんだ!その顔!最高に可愛いよ……駄目だ我慢できない、寝室へ行こう』と、アンバーは強制的に寝室へ連れ込まれたのだった。アンバーの目が糸目になっていたのは言うまでもない。
ジョイ・リベラ(元)男爵令嬢
リベラ男爵家の不正で爵位剥奪され家族が強制労働という刑罰を受けるが、ジョイは辛うじて免れる。が、魅了の力の恐ろしさに気付いた国家は、研究材料としてジョイを拘束する。現在も日々魅了の力の解明に何処かで協力をしているはずだ。
(完)
学園を卒業後にデイブ・ルイスと結婚
プロポーズの言葉は
『君のその魅力的な腹黒い笑顔を一生守ってみせる』
だった。
尚、プロポーズする際のデイブの顔は瞳は熱を帯び甘く蕩けるような笑顔で、硬直し糸目になったアンバーに跪いて結婚を請うたと言われている。
アンバーは学園在学中に、ミミルの故郷の石を使用して作ったネックレスを『ドゥリー家アンバーのお守り』として発売したらこれが大ヒット。伯爵家の大きな収入源となる。今でも根強い人気だ。
またホラーハウスドゥリー伯爵邸は、近隣国から来る観光客の人気のスポットとなっており、毎日門の前には人集りができ門番の仕事を増やしいる。これについては屋敷の一部を有料で解放するのを検討中。
一年に一回ドゥリー伯爵邸で夜会が開催されるが、その招待客の選出は謎とされている。ただ伝え聞いた話では、会場には一体感と妙な連帯感があり、始終しめやかな雰囲気で行われているのだとか。
ドゥリー伯爵夫妻は夫であるデイブが妻のアンバーを溺愛し、約束通りデイブがアンバーの腹黒い笑顔を守っている。非常に夫婦仲が良く一男一女に恵まれた。子供が二人しかいないのは、出産に苦しむアンバーを見て、デイブがこれ以上の出産は無理と、ガタガタと震え涙目になった為との説が有力視されている。デイブ産んでないのに。たぶん。
アンバーの父も一時期(エルノーラ砂化直後)老け込んでしまったが、孫の顔を見る頃には回復し、孫の面倒を見ながら穏やかな晩年を過ごしている。
デイブ・ルイス侯爵令息
婚約者アンバーの卒業を待ち結婚する。その頃には宰相補佐として辣腕を振るい、のちに最年少で宰相の席に座る。仕事一辺倒かと思いきや、定時には溺愛するアンバーの元へ帰り、妻の観察を怠らない良人だったと言う。
『その冷酷な笑顔素敵だね!』『悪巧しているときの君ほど綺麗な人はいないよ』など常に妻への褒め言葉と贈り物も、欠かさなかったとか。
そんな彼の悩みは妻を褒めると、妻が糸目になることだったと伝えられている。
ソコロ・モルガン公爵令嬢
エルノーラ砂化現象を目にしたソコロは、自分の見識の狭さを自覚し、学園卒業後に近隣国へ留学する。
数年後国に戻り、臣籍降下していた元王太子と結婚。
『わたくし、王妃になりたかったわけではなくてよ、あなたの妻になりたかったのです』
と、ソコロまさかの逆プロポーズで元王太子を射止める。
仲良く領地経営に勤しみ、国で一二を争う発展をさせている。
二男二女に恵まれ、夫婦仲もいいが時たまジョイという言葉をだして元王太子を縮こませ、ソコロはあの頃の鬱憤を晴らしている。
アンバーとジエネッタとは今でも大親友である。
ジエネッタ・キャンベル子爵令嬢
実は在学中はずっと首席を通した才女のジエネッタは、卒業と同時に婚約者との婚約を(円満)解消し、この国初の女性外交官になり独身を通す。
また恋多き女としても有名だったが、彼女の一番は仕事、二番は友人、三番が男性で、その順位は生涯変わることがなかった。
退職後は教鞭を持ち、多くの弟子を抱える。
家族は持たなかったが、多くの人に慕われ賑やかな人生を過ごす。
アンバー、ソコロとは大親友だけど、ドゥリー伯爵邸にはあの日以後近くことはなかった。
オブリン・パーカー子爵令息
アンバーと婚約解消後、エルノーラに溺れ過ぎた代償に学園を留年、それを機に学園を辞めて市井で働く。
元来は真面目だったオブリンはコツコツと金をため、市井に小さな店をもつ。
平民の女性と結婚し、一女をもうけた。
『俺、昔、伯爵令嬢に婚約破棄突きつけたんだー』
が自慢で口癖だとか。
余談だが、それを伝え聞いたアンバーは冷めた顔(激おこ)で、持っていたグラスを力任せに割り、その姿を観察していたデイブは『アンバー!君はなんて素敵なんだ!その顔!最高に可愛いよ……駄目だ我慢できない、寝室へ行こう』と、アンバーは強制的に寝室へ連れ込まれたのだった。アンバーの目が糸目になっていたのは言うまでもない。
ジョイ・リベラ(元)男爵令嬢
リベラ男爵家の不正で爵位剥奪され家族が強制労働という刑罰を受けるが、ジョイは辛うじて免れる。が、魅了の力の恐ろしさに気付いた国家は、研究材料としてジョイを拘束する。現在も日々魅了の力の解明に何処かで協力をしているはずだ。
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