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29話 新しい仲間の力

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名前:栗原陽一
レベル:59 
職業:料理人
攻撃力:1896
魔法攻撃力:500
防御力:2235(2385)(2485)
魔法防御力:2235(2335)
魔力量:0
ユニークスキル:料理強化、スライム料理強化
ノーマルスキル:衝撃掌、レベル鑑定眼、真空波、威圧、飾り切り、指刃(一時的に指を刃に変える)
パッシブスキル:香しい誘惑、食い気、計測、視力強化(強化不可のため、区分けが基礎とならない)
基礎パッシブ:敏捷強化LV1、溜めるLV1
魔法:不可
ステータスポイント:12
【バフ効果】
経験値取得量増加(永続)2倍
経験値取得量増加(永続)2倍【テイム効果】
経験値取得量増加(永続)2倍【テイム効果】
経験値取得量増加(永続)3倍
全属性耐性付与(永続)
火事場の馬鹿力(永続)
煉獄の炎(永続)
水属性魔法小強化(ランダム)
防御力強化中(ランダム)
【ステータスポイント割り振り状況】
防御:+50
【武器登録】
なし
【テイムモンスター,人間】
ミーク(獣人族:雌牛型)
朝比奈ひなた
【アイテムポケット】
なし
【次回レベルアップまでに必要な経験値】
5346
【累計経験値】
142589
――――――――――
――――――――――
名前:ミーク(獣人族:雌牛型)
レベル:55
職業:闘牛
攻撃力:2182(2392)
魔法攻撃力:500
防御力:895(1095)
魔法防御力:700
魔力量:0
ユニークスキル:急速鎮痛、低効果回復液生成
ノーマルスキル:レベル鑑定眼、貫通角(ブレイクホーン)、威圧、怒号
パッシブスキル:赤の衝動、計測、視力強化
基礎パッシブ:溜めるLV1、敏捷強化LV1
魔法:不可
ステータスポイント:12
【バフ効果】
経験値取得量増加(永続)2倍
経験値取得量増加(永続)2倍【テイム効果】
経験値取得量増加(永続)2倍【テイム効果】
経験値取得量増加(永続)3倍【テイム効果】
全属性耐性付与(永続)
火事場の馬鹿力(永続)
煉獄の炎(永続)
防御力強化中
水属性魔法小強化
【ステータスポイント割り振り状況】
攻撃力:+42
【武器登録】
なし
【テイムモンスター】
不可
【アイテムポケット】
なし
【次回レベルアップまでに必要な経験値】
1241
【累計経験値】
123755
――――――――――
――――――――――
名前:朝比奈ひなた
レベル:33
職業:武器職人
攻撃力:795
魔法攻撃力:640
防御力:623(723)
魔法防御力:510
魔力量:0
ユニークスキル:武器生成【ランクC+】
ノーマルスキル:2段攻撃(攻撃直後、同じ威力のダメージを相手に与える)
パッシブスキル:視力強化
基礎パッシブ:溜めるLV1、敏捷強化LV1
魔法:【火属性】ファイアボール(初級)
ステータスポイント:32
【バフ効果】
経験値取得量増加(永続)2倍
経験値取得量増加(永続)2倍【テイム効果】
経験値取得量増加(永続)2倍【テイム効果】
経験値取得量増加(永続)3倍【テイム効果】
全属性耐性付与(永続)
火事場の馬鹿力(永続)
煉獄の炎(永続)
防御力強化中
水属性魔法小強化
【ステータスポイント割り振り状況】
なし
【武器登録】
なし
【テイムモンスター】
不可
【アイテムポケット】
スライムの眼球(2)、アルミラージの角(1)、コボルトの牙(2)
【次回レベルアップまでに必要な経験値】
683
【累計経験値】
36000
――――――――――
 まだモンスターを倒したことがない人とは思えないステータス。
 こうしてみるとやっぱり俺の料理人っていう職業は基礎ステータスがかなり低いみたいだ。

「凄い……。これなら、私でもモンスターの1匹くらい……」
「そうよ、あなたはもうかなり強いんだから。それで防御力的に今後はタンク、とは言わないけど私よりも前衛で戦ってもらうからね」
「前衛……」
「クラデビーパの武器を作ったらその試しにまずは1匹倒してみましょうよ。あいつにまずは1匹って言われてるなら、なおのこと丁度いいわ」
「そう、ですね……。緊張しますけど……頑張ります! ミーク姉さん!」
「うむ!」

 荒井さんに指導された反動か、指導する側に回ってミークの奴嬉しそうだな。
 あんまり無理をさせるようなら止めに入らないといけないとも思ったけど、朝比奈さんも前向きみたいだからとりあえずは任せよう。

 それに朝比奈さんが戦えるようになってくれるのは俺としても嬉しいからな。特に経験値的に。

「それではこのグラデビーの死体をいただきますね。武器生成は部位ごとよりも、まとめてやっちゃった方が強いものが作れるみたいなので」
「勿体ないけど、しょうがないわね。作れる武器は決められるの?」
「はい。私の知ってるものなら、何でも作れると思います」
「へぇ。じゃああなたが使いやすい剣……でいいわよね、陽一」
「できれば片手で使えるくらいのものでもいいですか? 全員扱えるような武器の方が何かと便利なので」
「分かりました。それでは武器生成……開始」

 さっき見せた時よりも、スキルの発動に負担がかかるのか朝比奈さんは額から汗を噴き出しながらクラデビーパの死体を変形させていく。

 丸みを帯びた柄と刀身は言われればクラデビーパの素材から出来たんだと思えはするが……。

「で、出来ました!」
「おお……。きもい見た目のモンスターだった割にかっこいいのができたな」
「ええ……。それに……これ結構いいんじゃない?」

 テイムしたことが原因か、俺とミークにもその武器情報が映り、俺たちはその出来栄えに唸り声を漏らした。
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