3 / 4
父の日に御両親来訪 【前編】
しおりを挟む
先日妻より
「父の日やけど両親来ることなったわ」 との事。
妻のご両親は行事や記念日を非常に大事にされている。
妻もそう教育されたのだろう、誕生日、父の日、母の日、正月、お盆などは家族で集まる事はもちろん、祝日の由来がどうだとか、中秋の名月にはお団子を食べる、1月7日には七草粥を食べる、他には……忘れてしまった。
記念日を重んじる事は素晴らしい。僕はどちらかというと昔からあまり気にしたことがなかったのでとても新鮮な気持ちになれる。
ただ問題は、
「今日は七草粥の日だから、ちゃんと作ってね」
「今日はお団子食べる日だから、作ってね」
「今日はそうめん食べなきゃだめだから……」
と、自分では全く作ろうとしないことである。
しかも、前もって言ってくれているならまだしも、毎回買い出しを終えたタイミングで言われるからたまったもんじゃない。もちろん、そういった日を僕が覚えればいいのだが、どうやら昔から日付を覚えるのが苦手らしく、妻の誕生日と結婚記念日、クリスマス、ホワイトデーなど、プレゼントを欠かすとまずい日以外は中々覚えていられない。
そんな話はさておき、父の日に妻のご両親が家に来ることになった。
まぁ今回は妻の父であり、父の日のメインは妻が何かと責任を持ってやるのだろうと油断していた。
……そう、油断していた。
もちろん確認は行った。
「うちに来るって料理とかはどうするの?マルモの散歩(いつもは妻が夜に行っている)はどうする?」
「もちろん私が作るにきまってるやん。マルモは朝散歩行くし問題ない。」
「じゃあ、僕は仕事行って、帰ってきたらゆっくりしてていいんやね?」
「当たり前やん」
その日は僕が昼まで仕事の日で、終わってすぐに帰ってきても14時を過ぎる。おまけにかなり疲れていることが多いので、ご両親と会うなら1時間くらいは昼寝しておきたいところ。
「ご両親は何時くらいに来るの?」
「17時過ぎくらいかな」
よかった。それなら昼寝しても余裕をもってお迎えできる。
タイムスケジュールは決まった。そもそも今回は僕が考えることはあまりない。余った時間は妻のサポートしながら過ごせばいい。
その後は特に気にかけることなく当日を迎えることになった……
「父の日やけど両親来ることなったわ」 との事。
妻のご両親は行事や記念日を非常に大事にされている。
妻もそう教育されたのだろう、誕生日、父の日、母の日、正月、お盆などは家族で集まる事はもちろん、祝日の由来がどうだとか、中秋の名月にはお団子を食べる、1月7日には七草粥を食べる、他には……忘れてしまった。
記念日を重んじる事は素晴らしい。僕はどちらかというと昔からあまり気にしたことがなかったのでとても新鮮な気持ちになれる。
ただ問題は、
「今日は七草粥の日だから、ちゃんと作ってね」
「今日はお団子食べる日だから、作ってね」
「今日はそうめん食べなきゃだめだから……」
と、自分では全く作ろうとしないことである。
しかも、前もって言ってくれているならまだしも、毎回買い出しを終えたタイミングで言われるからたまったもんじゃない。もちろん、そういった日を僕が覚えればいいのだが、どうやら昔から日付を覚えるのが苦手らしく、妻の誕生日と結婚記念日、クリスマス、ホワイトデーなど、プレゼントを欠かすとまずい日以外は中々覚えていられない。
そんな話はさておき、父の日に妻のご両親が家に来ることになった。
まぁ今回は妻の父であり、父の日のメインは妻が何かと責任を持ってやるのだろうと油断していた。
……そう、油断していた。
もちろん確認は行った。
「うちに来るって料理とかはどうするの?マルモの散歩(いつもは妻が夜に行っている)はどうする?」
「もちろん私が作るにきまってるやん。マルモは朝散歩行くし問題ない。」
「じゃあ、僕は仕事行って、帰ってきたらゆっくりしてていいんやね?」
「当たり前やん」
その日は僕が昼まで仕事の日で、終わってすぐに帰ってきても14時を過ぎる。おまけにかなり疲れていることが多いので、ご両親と会うなら1時間くらいは昼寝しておきたいところ。
「ご両親は何時くらいに来るの?」
「17時過ぎくらいかな」
よかった。それなら昼寝しても余裕をもってお迎えできる。
タイムスケジュールは決まった。そもそも今回は僕が考えることはあまりない。余った時間は妻のサポートしながら過ごせばいい。
その後は特に気にかけることなく当日を迎えることになった……
0
あなたにおすすめの小説
アルファポリスであなたの良作を1000人に読んでもらうための25の技
MJ
エッセイ・ノンフィクション
アルファポリスは書いた小説を簡単に投稿でき、世間に公開できる素晴らしいサイトです。しかしながら、アルファポリスに小説を公開すれば必ずしも沢山の人に読んでいただけるとは限りません。
私はアルファポリスで公開されている小説を読んでいて気づいたのが、面白いのに埋もれている小説が沢山あるということです。
すごく丁寧に真面目にいい文章で、面白い作品を書かれているのに評価が低くて心折れてしまっている方が沢山いらっしゃいます。
そんな方に言いたいです。
アルファポリスで評価低いからと言って心折れちゃいけません。
あなたが良い作品をちゃんと書き続けていればきっとこの世界を潤す良いものが出来上がるでしょう。
アルファポリスは本とは違う媒体ですから、みんなに読んでもらうためには普通の本とは違った戦略があります。
書いたまま放ったらかしではいけません。
自分が良いものを書いている自信のある方はぜひここに書いてあることを試してみてください。
妻を蔑ろにしていた結果。
下菊みこと
恋愛
愚かな夫が自業自得で後悔するだけ。妻は結果に満足しています。
主人公は愛人を囲っていた。愛人曰く妻は彼女に嫌がらせをしているらしい。そんな性悪な妻が、屋敷の最上階から身投げしようとしていると報告されて急いで妻のもとへ行く。
小説家になろう様でも投稿しています。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私のドレスを奪った異母妹に、もう大事なものは奪わせない
文野多咲
恋愛
優月(ゆづき)が自宅屋敷に帰ると、異母妹が優月のウェディングドレスを試着していた。その日縫い上がったばかりで、優月もまだ袖を通していなかった。
使用人たちが「まるで、異母妹のためにあつらえたドレスのよう」と褒め称えており、優月の婚約者まで「異母妹の方が似合う」と褒めている。
優月が異母妹に「どうして勝手に着たの?」と訊けば「ちょっと着てみただけよ」と言う。
婚約者は「異母妹なんだから、ちょっとくらいいじゃないか」と言う。
「ちょっとじゃないわ。私はドレスを盗られたも同じよ!」と言えば、父の後妻は「悪気があったわけじゃないのに、心が狭い」と優月の頬をぶった。
優月は父親に婚約解消を願い出た。婚約者は父親が決めた相手で、優月にはもう彼を信頼できない。
父親に事情を説明すると、「大げさだなあ」と取り合わず、「優月は異母妹に嫉妬しているだけだ、婚約者には異母妹を褒めないように言っておく」と言われる。
嫉妬じゃないのに、どうしてわかってくれないの?
優月は父親をも信頼できなくなる。
婚約者は優月を手に入れるために、優月を襲おうとした。絶体絶命の優月の前に現れたのは、叔父だった。
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる