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五章 テクサイス帝国編 4 再会と帝都からの旅立ち
821 足早に双塔の街を離れる
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双塔に近付くにつれて以前来た時と同様、第五迷宮から数日振りに出て来て、料理にがっつき酒を煽いで腹を一杯にしてる冒険者の姿がちらほらと。
双塔の街の冒険者ギルドを過ぎ、カズ達一行は双塔の真下までやって来た。
「たか~い!」
「ここからてっぺんを見ると、首が痛くなるわね」
「観光名所なのはわかりますが、学生のような方も多いですね」
「確か銀貨一枚で双塔に入れるんだよ。護衛の冒険者を雇って、観光客が興味本位で入ったりするとか聞いた覚えある」
「へぇ~そうなんだ」
「だからギルドの近くなのに、こんなに観光客が来てるのね」
「その観光客の護衛目的で、声を掛けてるく低ランク冒険者には注意とかも言ってたなぁ。ビワとレラは、俺とアレナリアから離れないように」
冒険者ギルドを通しての護衛依頼ではなく、冒険者ギルドよりも安く護衛をすると声を掛けて第五迷宮に入り、低級のモンスターから守る度に金銭を要求する質の悪い冒険者もいると言ったそばから「おやおや! 女子四人で観光してんの?」と、三人の若い男の冒険者が声を掛けてきた。
双塔の街を拠点に活動してる冒険者なら、ギルド職員に見付かればどうなるか分かりそうなものだが、酔っているらしく、三人からは酒の臭いがしていた。
相手にせず無視してその場を離れようとしたが、三人の若い男の冒険者は進行方向に回り込み行く手を阻む。
「あちし達になんか用なん?」
「迷宮入るなら、おれらが護衛してやるよ」
「ギルドに頼むより安くすむぜ」
「必要ないわ」
「大丈夫だって。一階に出るモンスターなんか、こわくないこわくない。おチビちゃんみたいな子供だって何人も入ってるんだぜ」
「そっちの獣人さんもよぉ、迷宮に入ってみたいだろ。怖かったおれに抱きついてもいいから行こうぜ」
「け…結構です」
「そう言うなよ。優しくしてやるからさ」
こうもあからさまに寄って来るとは思ってもなかったので、カズは呆れていたが、ビワに向ける視線と言葉に腹が立つ。
アレナリアも子供扱いされ、苛立ちを覚えた。
ビワを舐め回すように見る茶髪の若い男の冒険者が、ビワの腕を掴もうと手を伸ばす。
カズはビワを自分の後ろに隠して、茶髪の若い男の冒険者から守る。
「それくらいにしてもらおうか」
「色黒の女は好みじゃねぇんだが、たまには相手をするのも悪くわねぇか」
「こういった勧誘は、ギルドが禁止しているはずだが?」
「互いの同意があれば、ギルドだって何も言って来ねえんだよ。ちゃんとモンスターからは守ってやるから、一緒に迷宮行こうぜ」
「襲って来るのはモンスターじゃなくて、あんたらでしょ。実力差にも気づけない低レベルは、ギルドの訓練所からやり直しなさい。わかったらどっか行って」
三人の若い男の冒険者に、目の前から消え失せろと、優しく? 言うアレナリア。
「このクソチビが!」
一番好戦的な茶髪の若い男の冒険者が、アレナリアに殴りかかる。
カズか止めに入ろうとしたが「大丈夫よ」と、アレナリアが自分で処理をする。
迫る拳を容易く避け、アレナリアの左拳が茶髪の若い男の冒険者の腹部にめり込む。
狙いすましたかのように、二人の若い男の冒険者を巻き込み数メートル吹っ飛ぶ。
そこに騒ぎを聞きつけたギルド職員数人がやって来た。
カズはビワとレラの手を引き、アレナリアに「離れるぞ」と声を掛けて、その場からそそくさと立ち去る。
周囲の人々が証言すれば、質の悪い冒険者が無理な勧誘をしていたとして、三人の若い男の冒険者は処罰を受ける事だろう。
「追っては来てないな」
「別に逃げる事ないじゃない」
「事情を聞かれたら、アレナリアがBランクの冒険者だと知られるだろ。あの三人はDランク程度の実力なら、やり過ぎだと言われる」
「ちゃんと手加減したわ。あんな連中には、あれくらいやらなくっちゃ」
「アレナリアがギルドカードを提示したら、帝都のギルド本部に確認の連絡がいく。皇族の会談が終わるまでは、目立たないようにしような」
「そうよね。ごめんなさい」
「いいさ。悪いのはあいつらだからな。アレナリアがやらなければ、俺が何かしらしていた。目立たないように…とは、ならなかったかも知れないが」
「知れないがって、カズがやった方が目立ったんじゃないの?」
「かもな。だからアレナリアが一発で終わらせてくれて助かったよ。ありがとな」
「なんか謝ってそん損した気分」
「こめんな。帝都には殆どいないが、ここにはああいうのが、そこらで獲物を狙ってるって、一応注意しておきたかったんだよ」
「カズが他から、女性に見えるようにしてなければ、声を掛けてきたりしなかったんじゃない?」
「どうだかなぁ。あの手のやからは、デカくてゴツい見た目でもしてなければ、狙った獲物から手を引こうとはしないんじゃないか? 酔っていたから余計に」
「……それもそうね。帝都に住んでいた間は、ああいう連中見なかったから忘れてたわ」
「色々とあったが、それだけ帝都は平和だってことだな」
オリーブ王国からの旅で、質の悪い冒険者は少なからずいたのを、アレナリアは忘れていた。
カズが行方不明になってからの半年を、レラと共にフジに乗り帝国中を探していた時も、地方の街の冒険者ギルドで絡んでくる連中はいたが、アレナリアの眼中に入っていなかったので、絡まれた事すら気付いてない。
肩や腕を掴もうと敵意を向けると、アレナリアは見ずに腹部や顎に一撃を入れて終わらせていた。
絡んできた者のは全てDランク以下だったので歯牙にもかげず、記憶にすら残ってなかった。
「あ~あ。ちょっとだけでも、中に入ってみたかったのに」
「通路が続いてるだけで、別に面白くないぞ」
「迷宮なんでしょ。分かれ道や行き止まりがあるんしょ? なんか楽しそうじゃん!」
「あのねぇレラ。一応モンスターが出てくるダンジョンなのよ。そこんとこわかってるの?」
「わかってるよ、アレナリア。でも一階や二階に出て来るモンスターなんて、あちしでも余裕で倒せるんしょ」
「そう軽口をたたく冒険者が、痛い目にあってるのを、私は多く知ってるわよ」
「ぅ…で、でも、カズが一緒だから心配いらないっしょ!」
「それには同意するけど、その考えを改めなさい。事が起きてからでは遅いのよ。半年前の……わかるでしょ」
「……そうだね。ごめん、アレナリア」
アレナリアが半年前と口に出すと、カズが行方が不明になった時の、胸が締め付けられた事を思い出し、レラは反省した。
「こうして三人の元に、無事帰ってこれたんだ。もうその事を話すのはやめよう」
「そうよね。ごめんなさい、カズ」
レラを注意するために、辛い出来事を思い出せる事を言ったアレナリアも反省した。
双塔の街に居ると、先程のゴタゴタを見ていた者が、ギルドに報告しかねないので、昼食を取ってから双塔の街を出るつもりだったが、予定を繰り上げて双塔の駅に向かった。
日暮れ前には宿屋を確保したいと考え、暗くなる前に着ける街を駅員に尋ね、三十分後に到着する魔導列車に乗る事にした。
魔導列車が到着する前に、住宅街方面にあった小さなパン屋で昼食用のパンを買い、駅に戻り到着した魔導列車に乗り双塔の街を離れた。
フジには〈念話〉で双塔の街を離れると連絡した。
双塔の近くで押し付け護衛の勧誘をしていた三人の若い男の冒険者は、今回が初めてで未遂だった事で、数日街の清掃活動をする事で許された。
街での清掃活動は同じ様な事をする者達への見せしめとして、無理矢理な勧誘をした結果、女性に一撃で気を失わされたと、恥ずかしい看板を背負って、ギルド職員監視下で清掃活動が行われた。
これが何度も続けていると、冒険者登録が抹消され、新たに登録もできなくなる。
それでも続けようとする者は、捕らえられ数年牢に入れられる。
流石に禁固刑になるまで続ける者は、現時点ではまだいない。
双塔の街の冒険者ギルドを過ぎ、カズ達一行は双塔の真下までやって来た。
「たか~い!」
「ここからてっぺんを見ると、首が痛くなるわね」
「観光名所なのはわかりますが、学生のような方も多いですね」
「確か銀貨一枚で双塔に入れるんだよ。護衛の冒険者を雇って、観光客が興味本位で入ったりするとか聞いた覚えある」
「へぇ~そうなんだ」
「だからギルドの近くなのに、こんなに観光客が来てるのね」
「その観光客の護衛目的で、声を掛けてるく低ランク冒険者には注意とかも言ってたなぁ。ビワとレラは、俺とアレナリアから離れないように」
冒険者ギルドを通しての護衛依頼ではなく、冒険者ギルドよりも安く護衛をすると声を掛けて第五迷宮に入り、低級のモンスターから守る度に金銭を要求する質の悪い冒険者もいると言ったそばから「おやおや! 女子四人で観光してんの?」と、三人の若い男の冒険者が声を掛けてきた。
双塔の街を拠点に活動してる冒険者なら、ギルド職員に見付かればどうなるか分かりそうなものだが、酔っているらしく、三人からは酒の臭いがしていた。
相手にせず無視してその場を離れようとしたが、三人の若い男の冒険者は進行方向に回り込み行く手を阻む。
「あちし達になんか用なん?」
「迷宮入るなら、おれらが護衛してやるよ」
「ギルドに頼むより安くすむぜ」
「必要ないわ」
「大丈夫だって。一階に出るモンスターなんか、こわくないこわくない。おチビちゃんみたいな子供だって何人も入ってるんだぜ」
「そっちの獣人さんもよぉ、迷宮に入ってみたいだろ。怖かったおれに抱きついてもいいから行こうぜ」
「け…結構です」
「そう言うなよ。優しくしてやるからさ」
こうもあからさまに寄って来るとは思ってもなかったので、カズは呆れていたが、ビワに向ける視線と言葉に腹が立つ。
アレナリアも子供扱いされ、苛立ちを覚えた。
ビワを舐め回すように見る茶髪の若い男の冒険者が、ビワの腕を掴もうと手を伸ばす。
カズはビワを自分の後ろに隠して、茶髪の若い男の冒険者から守る。
「それくらいにしてもらおうか」
「色黒の女は好みじゃねぇんだが、たまには相手をするのも悪くわねぇか」
「こういった勧誘は、ギルドが禁止しているはずだが?」
「互いの同意があれば、ギルドだって何も言って来ねえんだよ。ちゃんとモンスターからは守ってやるから、一緒に迷宮行こうぜ」
「襲って来るのはモンスターじゃなくて、あんたらでしょ。実力差にも気づけない低レベルは、ギルドの訓練所からやり直しなさい。わかったらどっか行って」
三人の若い男の冒険者に、目の前から消え失せろと、優しく? 言うアレナリア。
「このクソチビが!」
一番好戦的な茶髪の若い男の冒険者が、アレナリアに殴りかかる。
カズか止めに入ろうとしたが「大丈夫よ」と、アレナリアが自分で処理をする。
迫る拳を容易く避け、アレナリアの左拳が茶髪の若い男の冒険者の腹部にめり込む。
狙いすましたかのように、二人の若い男の冒険者を巻き込み数メートル吹っ飛ぶ。
そこに騒ぎを聞きつけたギルド職員数人がやって来た。
カズはビワとレラの手を引き、アレナリアに「離れるぞ」と声を掛けて、その場からそそくさと立ち去る。
周囲の人々が証言すれば、質の悪い冒険者が無理な勧誘をしていたとして、三人の若い男の冒険者は処罰を受ける事だろう。
「追っては来てないな」
「別に逃げる事ないじゃない」
「事情を聞かれたら、アレナリアがBランクの冒険者だと知られるだろ。あの三人はDランク程度の実力なら、やり過ぎだと言われる」
「ちゃんと手加減したわ。あんな連中には、あれくらいやらなくっちゃ」
「アレナリアがギルドカードを提示したら、帝都のギルド本部に確認の連絡がいく。皇族の会談が終わるまでは、目立たないようにしような」
「そうよね。ごめんなさい」
「いいさ。悪いのはあいつらだからな。アレナリアがやらなければ、俺が何かしらしていた。目立たないように…とは、ならなかったかも知れないが」
「知れないがって、カズがやった方が目立ったんじゃないの?」
「かもな。だからアレナリアが一発で終わらせてくれて助かったよ。ありがとな」
「なんか謝ってそん損した気分」
「こめんな。帝都には殆どいないが、ここにはああいうのが、そこらで獲物を狙ってるって、一応注意しておきたかったんだよ」
「カズが他から、女性に見えるようにしてなければ、声を掛けてきたりしなかったんじゃない?」
「どうだかなぁ。あの手のやからは、デカくてゴツい見た目でもしてなければ、狙った獲物から手を引こうとはしないんじゃないか? 酔っていたから余計に」
「……それもそうね。帝都に住んでいた間は、ああいう連中見なかったから忘れてたわ」
「色々とあったが、それだけ帝都は平和だってことだな」
オリーブ王国からの旅で、質の悪い冒険者は少なからずいたのを、アレナリアは忘れていた。
カズが行方不明になってからの半年を、レラと共にフジに乗り帝国中を探していた時も、地方の街の冒険者ギルドで絡んでくる連中はいたが、アレナリアの眼中に入っていなかったので、絡まれた事すら気付いてない。
肩や腕を掴もうと敵意を向けると、アレナリアは見ずに腹部や顎に一撃を入れて終わらせていた。
絡んできた者のは全てDランク以下だったので歯牙にもかげず、記憶にすら残ってなかった。
「あ~あ。ちょっとだけでも、中に入ってみたかったのに」
「通路が続いてるだけで、別に面白くないぞ」
「迷宮なんでしょ。分かれ道や行き止まりがあるんしょ? なんか楽しそうじゃん!」
「あのねぇレラ。一応モンスターが出てくるダンジョンなのよ。そこんとこわかってるの?」
「わかってるよ、アレナリア。でも一階や二階に出て来るモンスターなんて、あちしでも余裕で倒せるんしょ」
「そう軽口をたたく冒険者が、痛い目にあってるのを、私は多く知ってるわよ」
「ぅ…で、でも、カズが一緒だから心配いらないっしょ!」
「それには同意するけど、その考えを改めなさい。事が起きてからでは遅いのよ。半年前の……わかるでしょ」
「……そうだね。ごめん、アレナリア」
アレナリアが半年前と口に出すと、カズが行方が不明になった時の、胸が締め付けられた事を思い出し、レラは反省した。
「こうして三人の元に、無事帰ってこれたんだ。もうその事を話すのはやめよう」
「そうよね。ごめんなさい、カズ」
レラを注意するために、辛い出来事を思い出せる事を言ったアレナリアも反省した。
双塔の街に居ると、先程のゴタゴタを見ていた者が、ギルドに報告しかねないので、昼食を取ってから双塔の街を出るつもりだったが、予定を繰り上げて双塔の駅に向かった。
日暮れ前には宿屋を確保したいと考え、暗くなる前に着ける街を駅員に尋ね、三十分後に到着する魔導列車に乗る事にした。
魔導列車が到着する前に、住宅街方面にあった小さなパン屋で昼食用のパンを買い、駅に戻り到着した魔導列車に乗り双塔の街を離れた。
フジには〈念話〉で双塔の街を離れると連絡した。
双塔の近くで押し付け護衛の勧誘をしていた三人の若い男の冒険者は、今回が初めてで未遂だった事で、数日街の清掃活動をする事で許された。
街での清掃活動は同じ様な事をする者達への見せしめとして、無理矢理な勧誘をした結果、女性に一撃で気を失わされたと、恥ずかしい看板を背負って、ギルド職員監視下で清掃活動が行われた。
これが何度も続けていると、冒険者登録が抹消され、新たに登録もできなくなる。
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