不自由と快楽の狭間で

Anthony-Blue

文字の大きさ
51 / 231

51.導く

しおりを挟む
「ねぇ、入れていい?」

 そう言う間もなく、ボクに跨がろうとしている萌に言った。

「待って。早いよ。ゴムもしてないのに」

「えー、わたし着けてしたことないし。大丈夫だよ。出来たことないし」

「いや、それは相手が相手だからじゃないの」

「そうなのかなぁ」

「きっと、そうだと思うよ。だから、ちょっと待って」

 萌は、ボクの硬くなったままのペニスを自分の割れ目にあてがって言った。

「ちょっとだけ、大きさと硬さを確かめたいの」

 ボクの答えは待たずに、位置を確かめながら腰を落とした。

「あああっ」

 ボクのペニスは、先の方から徐々に暖かさと圧迫感に包まれていく。

「なんか、初めての感触がする。今までとは違って、ピタッとはまった感じがする」

「わかったから、早く抜いて」

「えー、気持ちいいのにぃ。抜かないとダメなの?どうせ逝かないんでしょ。だったら少しの間、このままでいいよね」

 萌は、そう言って腰を前後にゆっくりとスライドさせていった。

「だめだって」

 ボクは、そう言って強引に体をひねって、萌乃のカラダからペニスを抜いた。

「もう。せっかくいいところだったのに。なんでやめるのよ」

「だめだよ。ちゃんと自分を大切にしなくっちゃ。その代わり、ボクが気持ちいいことしてあげるから」

 ボクは、上体を起こして萌に覆い被さる。萌の唇にキスをしながら乳房に手をかける。ほどよい弾力が手のひらを押し返してくる。ボクは唇から口を離して、乳房の頂点にあるピンクの突起に移動する。乳首を舌で転がしながら、手はすでに下半身に触れようとしていた。

「もっと、吸って。もっと、よだれを垂らして濡らしてよ」

 萌の乳房全体に、舌を這いずり回せてベトベトにしてゆく。カラダの位置をずらして、手が自由になるようにする。膝に裏に手を回して、膝を立たせて大きく股を開かす。萌の程よく隆起した無毛の恥丘を手でまさぐり、割れ目の上部にあるクリトリスを刺激する。

「あの人とは、違うの。舐め方だって揉み方だって。ねえ、わたしのあそこに指を入れて、そしてその舌で舐めて欲しいの。もっともっと、気持ちよくさせて」

 萌は自分の手で、ボクの指をつかんで膣口に導いた。

「わたしの中身、触ってみたいでしょ。二本でも三本でも、指を入れていいわよ。さっき、瑞樹のおちんちんを入れたから、その感触が残ってるの。だから入れてよ。早く」

 萌は、自分の腰を前に突きだしてボクの指を迎え入れた。もうすでに、愛液が溢れてスルスルとボクの人差し指と中指を飲み込んだ。

「うっううっん」

 萌は声も漏らして、カラダを弓なりに反らせた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

お父さんのお嫁さんに私はなる

色部耀
恋愛
お父さんのお嫁さんになるという約束……。私は今夜それを叶える――。

おじさん、女子高生になる

一宮 沙耶
大衆娯楽
だれからも振り向いてもらえないおじさん。 それが女子高生に向けて若返っていく。 そして政治闘争に巻き込まれていく。 その結末は?

処理中です...