不自由と快楽の狭間で

Anthony-Blue

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「がんばるのは律子さんじゃなくて、お母さんの方でしょ」

 律子はボクの言葉を聞いて、唇をとがらせ頬を膨らませて目一杯の不満そうな顔をした。

「なに言ってるの。瑞樹さんのおちんちんを気持ちよくさせるのは、わたしの名器なんですからね」

「ほぉ、名器宣言をご自身でしちゃいますか」

「せめて、そうありたいなの願望ですから」

 言った本人が、一番恥ずかしそうにうつむいている。

「でも、あながち間違ってないかもしれませんよ。律子さんの膣の上壁がザラザラしたのって、数の子天井って言うのかもしれないです」

「その、名称。聞いたことあるわ。わたし、そうなのかなぁ」

 一気に上機嫌になった律子の手は、ボクのペニスを扱くスピードを一層上げた。

「ボクも、そういう名器を持ってる人としたことないから、はっきりそうだとは言えませんけどね。でも、他の男性で試して聞いてみてくださいなんて言いませんからね」

「あら、嫉妬ですか。うれしいな」

「いや、ボクに律子さんを縛る権利はありませんから」

「そこは、ボクだけとしてくださいって、言うべきところではないの」

 と、また少し拗ねたように言った律子に、節子が言葉を挟んだ。

「今から試してみればいい事じゃないの。背面騎乗位なら数の子天井におちんちんが当たりやすくなるし。それに、Gスポットに亀頭が当たりやすくなるのよね」

 ものすごくエロいことを、平然と言い放った節子にボク達は驚いた。その言葉が、まるで経験則の言い回しだったことに、一層大きな衝撃となって脳を揺らした。

「おっお母さん、そんなことよく知ってるわね」

「やあね、律子さんたら。耳年増なだけだわよ」

「まあね、お母さんも立派な女性なんだから、知識はわたしより詳しいわよね」

 無難にその場をやり過ごした。

「さあ、せっかくのチャンスなんですから、やってみましょう」

 いつになく、積極的な節子の言葉が部屋の中に響く。

「じゃあ、お母さん。お手伝いをお願いね。最初は瑞樹さんの顔を見たいから普通の騎乗位でいいわよね」

 ボクに同意を求めた律子は、母親に脇を抱えられそうにしていた。

「ちょっと待って。お母さん、そのバスローブ邪魔だから脱いだ方がいいんじゃない」

「これ脱ぐと、裸になっちゃうんだけど」

「いいじゃないの。みんな裸なんだし」

 節子の視線がボクに向けられたが、ボクは視線を泳がせて無関心を装った。

「わかったわ、裾が瑞樹さんに当たったりるすると、気が散るといけないものね」

 節子は、あっさりとバスローブを脱ぐと、律子の背中から手を回して抱えあげた。

「瑞樹さん、位置合わせをよろしくね」

 律子は、ボクを跨ぐために自分の片手で足を広げる努力をしている。ボクは自分のペニスに手を添えて、ゆっくり降りてくる律子の割れ目に標準を定める。節子は、律子の割れ目がペニスに触れたところを見計らかって動きを止める。

「位置はいいですか」

「はい、大丈夫そうです。そのままゆっくりと降ろしてください」

 割れ目をペニスで広げて、膣口の位置を探る。降りてきた割れ目に、ペニスが刺さってゆく。

「ああっ」

 処女を失った膣に、再びペニスを迎え入れて律子は声を上げる。上手くボクの脇腹に、律子の膝が収まった体勢になる。

「こうしてみると、律子さんの胸って大きいんだね」

 節子に、背中から脇に腕を入れて支えられているので、律子の乳房が押されていた。

「こういう視界で、瑞樹さんを見たこと初めてだから新鮮ね」

 節子は、律子の右手をボクの胸の上に置いた。

「これで少しは、安定するでしょ」

「なんか、支配してるみたいでいやらしくていいわ」

 節子は再び脇に入れている腕に力を入れて、律子の腰を少し浮かせてまた降ろす上下運動を始めた。動かす幅を変えてみたり、スピードにも変化をつけて騎乗位の動きをコントロールしていた。先ほどとは違う感覚の快感が、ボクの脊椎を駆け上がり脳を刺激した。視覚でも、裸の親子のカラダが揺れ動いているのを見ると興奮が高まった。

「ああっっ、ああっ。これ、とても気持ちいいわ。おかあさん、わたしをもっと動かして」
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