不自由と快楽の狭間で

Anthony-Blue

文字の大きさ
207 / 231

207.連携

しおりを挟む
「さっきのバックも、すごく気持ちよかったです。瑞樹さんのもすごく硬くって、当たるところも全然違うんですよね」

 目を少し潤ませて、律子は初めての感覚を告げた。

「騎乗位とは、やっぱり違うんですよね」

 少し悔しそうに咲恵は、身を乗り出して聞いている。

「咲恵ちゃん、そんなに興味があるんだったら、今晩にでもやってみたら。わたしが、瑞樹のカラダを支えてあげるから」

「えっ、萌ちゃん、ほんと。お願いしようかな」

 うれしそうにノリノリになって喜んでいる咲恵に、ボクは冷たく言ってみた。

「夜まで頑張れる体力が、残ってるとは思えません」

「瑞樹さん、わたしにはなんでそんな意地悪を言うんですか」

 咲恵は唇を尖らせて、拗ねたように訴えてきた。

「咲恵ちゃん、大丈夫よ。瑞樹は変態の色魔だから、なんだかんだ言っておちんちんを硬くするんだからさ。もし、勃たなかったらお尻の穴に指を突っ込んで勃ててあげるからさ」

 中指を立てて笑っている萌が、ボクを見ている。

「瑞樹さんのおうちって、結構壮絶なんですね」

 哀れなモノを見る目で、律子もこちらを見ていた。

「律子さん、信じちゃいけませんよ」

「わたしは、ちゃんとしてくれることを祈ってますから」

 真面目な顔をして言っている咲恵が、すこし恐ろしく見えた。

「さあ、次の体位をするんでしょ。あまり厳しい話をすると、ボクのモノが萎えちゃうよ」

 話題を元の本筋に戻そうと、ボクはあえて、おどけたように言った。

「はいはい。じゃあ、瑞樹のモノが元気なうちに再開しましょう。咲恵ちゃん、今度は瑞樹の背中を支えてくれる。わたしが、律子さんを支えるから」

「はーい」

 咲恵はボクの後ろに回って、交代に萌は律子の背中を持った。

「萌さん、よろしくお願いします」

「ええ。じゃあ、瑞樹の前に行きましょうか」

 萌えは、両脇に手を入れて律子をボクの前に連れてきた。2対2でお見合いする感じになって、みんなが一瞬不思議な顔になる。

「乱交パーティーみたいだね」

「なに言ってるんですか。わたしたちは黒子のサポーターなんですからね。瑞樹さんは律子さんに集中してくださいね」

「わかってますよ」

 咲恵に促されて、律子を見た。萌と重なると、律子のカラダは余計に華奢に見える。あまり太陽に肌を晒していないであろう律子の肌は、青白くさえ見える。膝を立てられた太ももは、萌の上腕とさして変わらない太さだ。

「瑞樹、足は伸ばしたままで少し広げてくれる」

「はい」

 ボクが返事をする前に、咲恵が応えて手で膝を伸ばされて足を広げさせられた。背中に咲恵の乳房の膨らみを感じて、ボクのペニスは硬さを保っていた。

「じゃあ、わたしが律子さんの膝を抱えて瑞樹の足の間に入るから、咲恵ちゃんは瑞樹のおちんちんを持って、おまんこの位置に合わせてね」

「うん、わかったわ」

 咲恵が背中から手を出して、ボクのペニスを持つ。そこに、萌えに抱えられた律子の割れ目が近づいてくる。

「萌ちゃん、いいわ。そのままゆっくりと前に進んで」

 咲恵の誘導で、ゆっくりとボクのペニスが、律子の膣に飲み込まれてゆく。

「はあぁぁ」

 律子の口から、声が漏れる。

「一旦、律子さんのカラダを瑞樹に預けるから、咲恵ちゃんはしっかり支えていてね」

 結合されたまま、ボクの胸に律子の胸が密着する。律子の唇が目の前に見えたので、思わずボクは自分の唇を重ねた。

「んっ」

 声にならない声を出して、ボク達は舌を絡ませる。萌えは、律子の腕をボクの肩に乗せさせ、バランスを取るように少し離れた。律子の腕に力が入り、ボクを抱きしめて密着度をより一層上げた。咲恵は、背中にまわされた律子の手に干渉しないように、それでもしっかりとボクを支えてくれていた。

「すこし、腰を動かしてみようか」

 萌は、脇に手を入れて上下に動かし始めた。

「ああっっ、あっあっ」

 ボクの耳に、熱い律子の息がかかる。

「ああ、気持ちいいわぁ」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

お父さんのお嫁さんに私はなる

色部耀
恋愛
お父さんのお嫁さんになるという約束……。私は今夜それを叶える――。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

処理中です...