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13歳と白百合の…
納得
しおりを挟む「そう、ね……」
何故か舌足らずに純粋な眼差しで疑問を呈すルネに、思わず色々ときゅんっとしてしまったマリアンヌだが、ひとまずか、かわええ――! という思考を必死に逸らし、混乱する頭を整理しようと、とりあえずの言葉を溢した。
そしてルネの言葉を理解しようとしてまた更に混乱した。そして混乱のままにこう考えた。これはまさか――えっ、もしかして今までずっと夫が何か分かっていなかったということ……? と。
それにしては今まで饒舌? とは言わないまでも会話は成立していたはずなのにおかしいな、とも思い至る。
そしてそうやってマリアンヌが混乱に陥ってる最中、またしても下腹部に力が入ったせいなのか、ルネが再び射精した。それなのにずっとマリアンヌを純粋無垢な綺麗な瞳で見つめ続けるだけで興奮していないようなルネの様子にまさかね、と思った。
マリアンヌの膣内でギンギンのまま元気に射精までしちゃってるのに、いやそんなバカなことがあるか――と。
「――ねぇ、ルネ。あなた、性行為って知っているかしら」
「せい、こうい?」
――そ、そのまさかだったあああ――!
とマリアンヌは思わず天を仰ぎそうになった。もう態勢が仰いでたが。
とにかくマリアンヌは咄嗟に頑張ってルネに迫っていた己の過去のアレコレに思いを馳せた。――どおりで手ごたえが全く感じられなかったわけだよ!
唯一媚薬を使った後はずっと所構わず凄いハッスルしていたが、あれもよくよく思い返せば、子どもが与えられた玩具で訳も分からず一生懸命遊ぶ感覚や依存症等と似ていた、気がした。――そうか、そういうことだったのか。
色々とマリアンヌの中で腑に落ちたところで、さらなる難問がマリアンヌを困らせていた。つまり、ルネはそういった知識を持っていそうな見目や年齢なのに、実は会話が成立していたようで実際にはこっち方面が真っ新と言っていいほど何も知らなかったのだ。……どおりで夫婦の契りが発動しないわけである。
いわば、サインも出来ないのに契約を結べるはずもない状態なのだ、今の状況は。
「困ったわね……」
ルネの腰は微塵も動いていないのに、マリアンヌの膣内に入れたまま呼吸や会話の衝撃のせいなのか、その度にひたすら射精だけを続けているルネをどうしたものかとマリアンヌは見つめ返した。
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