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一章
6,晩さん会①
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晩さん会は立食パーティの形式で、肩ひじ張らないものだった。
中王宮の大庭園は六角形をしており、各辺にそって料理の乗ったテーブルが設置されていた。広い庭園のあちこちに歓談用の丸い白いテーブルが置かれ、参加者は好きに飲んだり食べたり賑やかに過ごしていた。
「ほんに兄上らしい宴じゃのう。嬉しいことじゃ。長々しいテーブルで、しゃっちょこばった飯を食うても楽しくないからの」
アプリリスは上機嫌に苺を齧った。その左手に持つ皿には、果物やクリームたっぷりの焼き菓子やらが高く積まれていた。
「ええ、本当に! 凄いごちそうだし、お義兄さまに感謝~!」
同じく皿を料理で山盛りにしたジューンが、満面の笑顔で同意した。ユリウスは、そんな二人に苦笑しながら、音楽隊の見事な演奏に耳をそばだてていた。
三人が集まっているテーブルは、庭園の至る所にある大きな木の陰にあり、衆目にさらされにくい。どうしても悪目立ちする三人も、のんびりと宴の雰囲気を楽しめていた。
ジューンは、色とりどりの灯りに照らされたユリウスの穏やかな顔を見て、ほっと息をつく。
婚儀の間もどことなく浮かぬ表情だった夫を、ひっそり心配していたのだ。
(久しぶりに宮を出てしんどいのかなって思ってたけど……よかった!)
ジューンはにこにこして、ユリウスにご馳走を勧める。
「ほら、ユリウス様も水なんか飲んでないで! めちゃうまですよ、この野菜まいた皮みたいのとか、どろどろの米みたいのとか」
「そ、そうか?」
「そうじゃそうじゃ。せっかくのタダ飯じゃ、楽しまねばのう!」
アプリリスが、朗らかに笑いながら杯を掲げてみせた。
ジューンの微妙な説明に首を傾げていたユリウスだったが、押し負けて料理を口に運ぶ。すぐに、ぱちぱちと目を瞬かせた。
「これは……よくわからんがうまい!」
「ね! 食いなれない味だけど、うまいですよねえ」
「妾もあまり食いつけぬ味じゃ。たぶんどれもルフスの料理じゃろ」
料理人が聞けば悔し涙を流しそうな感想を言い合って、三人はしばし料理に舌鼓を打った。
「ところで、お義兄さまにご挨拶、いかなくていいんでしょうか?」
「ほむ」
ジューンの疑問に、エビを頬張っていたアプリリスは間の抜けた応えを返した。
人間、お腹もいっぱいになってくると、義務を思い出してくるものだ。本日の主役に、まだ一度もお祝いを言っていないことにジューンは気がついた。
ユリウスもハッとして、齧っていた果物を取り落とす。
「確かに……食べてばかりもいられないよな」
「しかしのう。そなたら、あそこに突っ込んでいく勇気があるかえ?」
真面目に頷きあう二人に、アプリリスは気だるげに庭園の前方を指し示す。そこは、新郎新婦を囲むように数多の参列者がひしめいていた。
一気に青ざめたユリウスに、アプリリスが追い打ちをかける。
「想像しても見よ、「どいてたもれ~」と言いながら割って入っていく己の姿。割入った後、貴族どもにじろじろ見られながら「兄上おめでとうござります~」と歓談する己の姿……」
「あああ……」
「もう、お義姉さま! ユリウス様をおどかしちゃ駄目ですっ」
頭を抱え込んだユリウスを庇い、ジューンがずいっと進み出る。
アプリリスは低く笑うと、エビの残りを口に詰め込んだ。
「ふっ、冗談じゃ。妾とて、兄上を祝いたくてここに来ておるのだぞ。それに、彼方も我らを気にしておられるしの」
確かに、先ほどからオーガストはこちらに来たそうな素振りを見せているようだ。しかし、その度に周りを囲む貴族に引き留められている。
「では、行くとしよう」
「はい!」
アプリリスを先頭に、新郎新婦のもとに歩みだした刹那。
「ちょっと待て!」
甲高い声の静止が、三人に向かって放たれる。
見れば、進行方向に少年が一人、肩を怒らせ立っていた。
彼は、琥珀色の目を剣呑にきらめかせ、ずかずかと大股で近づいてきた。
「なんじゃ、ハオシェン。ずい分ご機嫌じゃのう」
「今、どこに行こうとしていたっ?」
アプリリスのからかいを無視し、ハオシェン・エブル王子は三人をじろりとねめつけた。
ジューンは、えらく剣呑だなと思いつつ、口を開いた。
「ハオちゃん、私たち今からお義兄さまにお祝いを――」
「ふん、やはりなっ。お前たちの魂胆など、この僕がわからないと思ったかっ! お前たちはきっと兄上のお気遣いを踏みにじるに違いないと――僕はとっくに見通していたぞ!」
「魂胆って? 私たちただ――」
「匹夫どもめ、僕の目が黒いうちは兄上のもとには行かせん!」
「えぇ~……」
全部言い終わる前につぎつぎ言葉を被せられ、ジューンはげんなりした。アプリリスも鼻白んだ顔で、小指で耳をほじっている。
ユリウスは真っすぐな目で、一歩ハオシェンに歩み寄る。
「ハオシェン。俺達は何も企んでなどいない。ただ、兄上に直接お祝いを言いたいだけなのだ」
「ふん、ぬけぬけと。それが兄上の足を引っ張ることだと何故気づけぬ?」
「……何故」
ハオシェンは小馬鹿にするように鼻で笑った。
「しんから馬鹿な奴だな。いいか? こんな人目のあるところで、咎者のお前たちが近づけば兄上の風聞に傷がつくんだよ。まったく、わざわざこんな隅っこに、兄上がお前たちの席を置かれた理由を考えろ。お前たちに出てこられると、迷惑だからだろ! わかったら分際を弁えて、慎ましくひっこんでいるんだなっ」
「……えらく見下げてくれること。そなたの愛する兄君も、我らと同じ咎者であらせられるはずだがのう」
こちらを見下し切った態度の弟に、アプリリスが半眼で言い返した。
すると、ハオシェンはかっと顔面を怒りに火照らせた。
「ふざけるなっ! 兄上は違う!! 兄上は、弛まぬ努力と忍耐で、不運な境遇を跳ね返そうと戦っておられるんだ! 貴様らのような堕落した不良のせいで、どれほど兄上が足を引っ張られていることか――それをよくも同じなどと!」
ハオシェンは怒りのままにアプリリスに掴みかかろうとする。ユリウスが姉を庇うように立ちふさがった。
ジューンはさらに素早く、ハオシェンに近づくとその両肩を抑え込む。
「なっ、放せこの!」
「はーいハオちゃん、落ち着こうね~」
ハオシェンとジューンとでは、ジューンの方がわずかに背が高い。じたばた藻掻く義弟に体重をかけて抑えながら、ニッコリ笑った。
「あのさあハオちゃん、今日はおめでたい日なんだよね? なんでそーんなけんか腰なのかなあ。やいやい怒鳴ってさ、お義兄さまのパーティの雰囲気壊してるのは誰かなあ~」
「うっ。そ、それは……」
ハオシェンはうっと口ごもる。いくら庭園の片隅と言えど、怒声につられて好奇の目で窺うものがいることに気づいたのだ。ジューンは、さらに畳みかける。
「あとさ、お義兄さまは私たちのこと、迷惑なんて思ってないから。この席だって、のんびり楽しめるようにしてくれたんだよ――ですよね? お義兄さま」
ジューンは、ハオシェンの背後を見上げた。ユリウスが「あ」と声をあげる。
「その通りだ、ジューン」
突如頭上に降った敬愛する兄の声に、ハオシェンの顔が蒼白になる。
「オーガスト兄上!」
アプリリスが驚きの声で、兄を呼んだ。
いつの間に近づいたのか、そこには本日の主役であるオーガスト・エブル王子が深紅の肩布を夜風になびかせ立っていた。
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「ほんに兄上らしい宴じゃのう。嬉しいことじゃ。長々しいテーブルで、しゃっちょこばった飯を食うても楽しくないからの」
アプリリスは上機嫌に苺を齧った。その左手に持つ皿には、果物やクリームたっぷりの焼き菓子やらが高く積まれていた。
「ええ、本当に! 凄いごちそうだし、お義兄さまに感謝~!」
同じく皿を料理で山盛りにしたジューンが、満面の笑顔で同意した。ユリウスは、そんな二人に苦笑しながら、音楽隊の見事な演奏に耳をそばだてていた。
三人が集まっているテーブルは、庭園の至る所にある大きな木の陰にあり、衆目にさらされにくい。どうしても悪目立ちする三人も、のんびりと宴の雰囲気を楽しめていた。
ジューンは、色とりどりの灯りに照らされたユリウスの穏やかな顔を見て、ほっと息をつく。
婚儀の間もどことなく浮かぬ表情だった夫を、ひっそり心配していたのだ。
(久しぶりに宮を出てしんどいのかなって思ってたけど……よかった!)
ジューンはにこにこして、ユリウスにご馳走を勧める。
「ほら、ユリウス様も水なんか飲んでないで! めちゃうまですよ、この野菜まいた皮みたいのとか、どろどろの米みたいのとか」
「そ、そうか?」
「そうじゃそうじゃ。せっかくのタダ飯じゃ、楽しまねばのう!」
アプリリスが、朗らかに笑いながら杯を掲げてみせた。
ジューンの微妙な説明に首を傾げていたユリウスだったが、押し負けて料理を口に運ぶ。すぐに、ぱちぱちと目を瞬かせた。
「これは……よくわからんがうまい!」
「ね! 食いなれない味だけど、うまいですよねえ」
「妾もあまり食いつけぬ味じゃ。たぶんどれもルフスの料理じゃろ」
料理人が聞けば悔し涙を流しそうな感想を言い合って、三人はしばし料理に舌鼓を打った。
「ところで、お義兄さまにご挨拶、いかなくていいんでしょうか?」
「ほむ」
ジューンの疑問に、エビを頬張っていたアプリリスは間の抜けた応えを返した。
人間、お腹もいっぱいになってくると、義務を思い出してくるものだ。本日の主役に、まだ一度もお祝いを言っていないことにジューンは気がついた。
ユリウスもハッとして、齧っていた果物を取り落とす。
「確かに……食べてばかりもいられないよな」
「しかしのう。そなたら、あそこに突っ込んでいく勇気があるかえ?」
真面目に頷きあう二人に、アプリリスは気だるげに庭園の前方を指し示す。そこは、新郎新婦を囲むように数多の参列者がひしめいていた。
一気に青ざめたユリウスに、アプリリスが追い打ちをかける。
「想像しても見よ、「どいてたもれ~」と言いながら割って入っていく己の姿。割入った後、貴族どもにじろじろ見られながら「兄上おめでとうござります~」と歓談する己の姿……」
「あああ……」
「もう、お義姉さま! ユリウス様をおどかしちゃ駄目ですっ」
頭を抱え込んだユリウスを庇い、ジューンがずいっと進み出る。
アプリリスは低く笑うと、エビの残りを口に詰め込んだ。
「ふっ、冗談じゃ。妾とて、兄上を祝いたくてここに来ておるのだぞ。それに、彼方も我らを気にしておられるしの」
確かに、先ほどからオーガストはこちらに来たそうな素振りを見せているようだ。しかし、その度に周りを囲む貴族に引き留められている。
「では、行くとしよう」
「はい!」
アプリリスを先頭に、新郎新婦のもとに歩みだした刹那。
「ちょっと待て!」
甲高い声の静止が、三人に向かって放たれる。
見れば、進行方向に少年が一人、肩を怒らせ立っていた。
彼は、琥珀色の目を剣呑にきらめかせ、ずかずかと大股で近づいてきた。
「なんじゃ、ハオシェン。ずい分ご機嫌じゃのう」
「今、どこに行こうとしていたっ?」
アプリリスのからかいを無視し、ハオシェン・エブル王子は三人をじろりとねめつけた。
ジューンは、えらく剣呑だなと思いつつ、口を開いた。
「ハオちゃん、私たち今からお義兄さまにお祝いを――」
「ふん、やはりなっ。お前たちの魂胆など、この僕がわからないと思ったかっ! お前たちはきっと兄上のお気遣いを踏みにじるに違いないと――僕はとっくに見通していたぞ!」
「魂胆って? 私たちただ――」
「匹夫どもめ、僕の目が黒いうちは兄上のもとには行かせん!」
「えぇ~……」
全部言い終わる前につぎつぎ言葉を被せられ、ジューンはげんなりした。アプリリスも鼻白んだ顔で、小指で耳をほじっている。
ユリウスは真っすぐな目で、一歩ハオシェンに歩み寄る。
「ハオシェン。俺達は何も企んでなどいない。ただ、兄上に直接お祝いを言いたいだけなのだ」
「ふん、ぬけぬけと。それが兄上の足を引っ張ることだと何故気づけぬ?」
「……何故」
ハオシェンは小馬鹿にするように鼻で笑った。
「しんから馬鹿な奴だな。いいか? こんな人目のあるところで、咎者のお前たちが近づけば兄上の風聞に傷がつくんだよ。まったく、わざわざこんな隅っこに、兄上がお前たちの席を置かれた理由を考えろ。お前たちに出てこられると、迷惑だからだろ! わかったら分際を弁えて、慎ましくひっこんでいるんだなっ」
「……えらく見下げてくれること。そなたの愛する兄君も、我らと同じ咎者であらせられるはずだがのう」
こちらを見下し切った態度の弟に、アプリリスが半眼で言い返した。
すると、ハオシェンはかっと顔面を怒りに火照らせた。
「ふざけるなっ! 兄上は違う!! 兄上は、弛まぬ努力と忍耐で、不運な境遇を跳ね返そうと戦っておられるんだ! 貴様らのような堕落した不良のせいで、どれほど兄上が足を引っ張られていることか――それをよくも同じなどと!」
ハオシェンは怒りのままにアプリリスに掴みかかろうとする。ユリウスが姉を庇うように立ちふさがった。
ジューンはさらに素早く、ハオシェンに近づくとその両肩を抑え込む。
「なっ、放せこの!」
「はーいハオちゃん、落ち着こうね~」
ハオシェンとジューンとでは、ジューンの方がわずかに背が高い。じたばた藻掻く義弟に体重をかけて抑えながら、ニッコリ笑った。
「あのさあハオちゃん、今日はおめでたい日なんだよね? なんでそーんなけんか腰なのかなあ。やいやい怒鳴ってさ、お義兄さまのパーティの雰囲気壊してるのは誰かなあ~」
「うっ。そ、それは……」
ハオシェンはうっと口ごもる。いくら庭園の片隅と言えど、怒声につられて好奇の目で窺うものがいることに気づいたのだ。ジューンは、さらに畳みかける。
「あとさ、お義兄さまは私たちのこと、迷惑なんて思ってないから。この席だって、のんびり楽しめるようにしてくれたんだよ――ですよね? お義兄さま」
ジューンは、ハオシェンの背後を見上げた。ユリウスが「あ」と声をあげる。
「その通りだ、ジューン」
突如頭上に降った敬愛する兄の声に、ハオシェンの顔が蒼白になる。
「オーガスト兄上!」
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