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そもそもの話の章
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森住とは、一年の教室がずらりと並ぶ、A校舎の手前で別れた。
藤空木高校は、何故か三年生だけ昇降口の場所が違った。そのため森住とは、いつも分岐点であるA校舎で解散となった。光としては、そんな立地でなければもっと一緒にいられるのにと、残念に思った。
光は、上履きから外靴に履き替えると、鞄から傘を取り出した。
外は悪天候のせいか、六月の夕方と思えないほど、暗かった。バケツをひっくり返したような雨が、地面に叩きつけるように降っている。
昇降口の出入り口からは、何か覚悟を決めたような顔で、生徒たちが雨の中へ走り出ていった。光も傘を開くと、雨の中を西門へ向かった。
「ああ、無駄だなー。わざわざ来た道、戻るの」
一、二年の昇降口は東門の目前にある。
光の登下校時に使っている西門は真逆の位置にあった。そこからはむしろ、美術室のある棟の方が近い。
ぶつくさ言いながら歩いていると、胸ポケットのスマホが振動した。取り出して見ると、星からのメッセージだった。
『星:お疲れ様です。ゆっくりでいいですよ。車と、藤間くんに気をつけて』
心配性の星らしい言葉に、光はほっこりした。「わかった!」と返事を打っていると、またスマホが震え、通知のバナーが降りてきた。メッセージの送信者の名を確認して、「げっ」と呻く。
陽だ。
『陽:おまえ今どこ?』
「誰が教えるか!」
光は既読スルーした。しかし、陽はしつこかった。
『陽:読んだろ』
『陽:で。どこ?』
『陽:おい』
『陽:無視すんなって』
『陽:おーい』
『陽:おーーーーーーい』
「うるさっ!」
光は叫んだ。星にたった一度返信する間に、何度も何度も通知がやってきて、やりにくい事この上ない。叶うことなら、スマホを捨ててしまいたいくらいだった。
こうなったら、意地でも返信するものかと心に決める。しかしーー。
星とやりとりしていたはずのスマホが、はたと着信画面に切り替わる。発信者には、もちろん――藤間陽と表示されていた。
「あ、あんの野郎!」
光は激怒した。しつこいにも程がある。無視してやろうかと思ったが、スマホは震え続け、止みそうもない。
歯噛みしながら、「通話」に画面をスライドする。
「ちょっと、しつこいんですけどっ!?」
『お、やっとでたか。反応遅ぇーぞ』
「無視してんの! わかってそれくらい!」
電話から能天気な声が聞こえてきて、光は青筋を立てた。
『で、お前どこ? 美術部もう終わってるみてーだけど、まだ学校は出てねんだろ』
「へ? 何で終わったって知ってんの」
『だって、部室の明かり消えてんじゃん。で、どこよ。まだ昇降口か? もう星とは合流し――』
ピッ。
光は思わず通話を切った。すぐに着信し、震え続けているが、知ったことではない。
(やばいやばい……!)
美術室の明かりを確認できたということは、その付近にいるということである。
そこから導きだされる答えは、陽の現在地は、限りなく西門に近いということだ。
つまり、このまま行くと、鉢合わせする可能性が高い。
こっそり行こうにも、あの目ざとい陽のこと、光のピンクのウサギの傘くらい、すぐに見つけるだろう。見つかったが最後、星と合流するまでついてくることが、はっきりと想像できた。
光は、近くの駐輪場の軒に隠れて、時間稼ぎすることにした。
そこは、生徒が置いて帰ったのか、自転車がまばらに残っている。それらの隙間に体を滑りこませて、身を潜ませた。トタン屋根から、噴き出すように落ちてくる雨水が、足元に跳ねてくるが仕方ない。
(星ちゃんに遅れるって事情説明したいけど……)
陽からの絶え間ない連絡のせいで、それが叶わない。
光は、仕方なく震え続けるスマホを胸ポケットにしまった。
身を潜めて、五分くらい経った頃、スマホが震え続けるのを止めた。一呼吸おいて、一度だけ短く振動する。
「何だろ」
スマホを取り出すと、ロック画面に不在着信の通知と、メッセージの受信の通知があった。両方、最新のものは陽である。
『陽:お前、靴ねーじゃん! もう門出たのかよ?』
「昇降口行ってんの!?」
光は驚愕の声を上げた。なんと、陽は返事を待たずに昇降口に向かっていたらしい。つくづく謎の行動力を発揮する男だと光は呆れた。
それより、陽が西門を離れていた。これは、帰る好機だ。
駐輪場に隠れたせいで、しっとり濡れた制服を思うと腹立たしいが、この機会を逃すわけにはいかない。
光は、大慌てで雨の中に飛び出し、傘を開いた。西門を通ると、早足に坂を下り始める。朝と違って殆ど無人のため、足止めを食らうことはない。
急がなければいけないと、気が逸った。「出る」と連絡してから、時間が経ってしまっていた。星は心配しているに違いないと、光は焦った。
「もう! 星ちゃんが迎えにきちゃったりしたら、よっくんのせいだ――あ、そうだ、連絡きてるかも!」
幸いにも、陽の鬼電がピタリと止んでいた。
歩きながらでも、連絡しておこうと光はスマホを取り出した。着信と受信の通知を急ぎ見ると、
(あれ?)
星の通知はあった。予想通り、かなり心配している文面で申し訳なくなる。
しかしそれと別に、目に引っかかったのは、意外な名前だった。
この四月。知り合ったばかりの頃、義理で連絡先を交換したっきり、使用することのなかった宛先――冨嶋螢から、メッセージを受信していた。
『冨嶋螢:藤間さん、おはなしがあります。いまから、城跡公園にきてもらえませんか』
「なんで、冨嶋先輩が?」
光は、首を傾げかけて、すぐに「あっ」と思い至る。
今日、美術室で日香里に頼まれたことが、光の脳裏によみがえった。
――光、不二磨さんとトミーの話し合いを、取り持ってやってくれないか。
螢が、勝手に被写体にしてしまったのは、星なのだと日香里は言った。
口下手な螢は、許可を貰うどころか、星を酷く怒らせてしまい、話もできない状態なのだ、とも。
「光、図々しいのはわかってる。でも、勝手に撮ったのは良くなかったけど、いい写真なんだよ。オレとしては、頑張らせてやりたいんだ。だから、頼む!」
そう言って、日香里は光に頭を下げたのだ。
そのときは、勢いに押されてつい「わ、わかりました……」と前向きな返答をしてしまった。しかし、いま冷静になってみると、星の気持ちを確かめる前に、頷くべきではなかったと思う。
「やっぱり、ちょっと考えさせてって、断っとこうかな。一回頷いちゃったから、気まずいけど……」
螢のメッセージをもう一度読み返した。
城跡公園は坂を上りきったところにある。行くならば、来た道を戻った上で、さらに上っていかないといけない。せっかく下りてきたのに、また上るのかと思うと、うんざりした。
だけど、どうせ断るなら、早い方が良いだろう。それに、一度引き受けたものを、顔も見ずに断るのは、とても失礼な気がした。
光は、螢へ公園へ向かう旨を返信すると、星へのメッセージを打った。
『光:星ちゃん、ごめん! ちょっと教室に忘れ物しちゃったから、取りに戻る>< すぐだから、本屋で待っててね』
螢に会いに行くことは伏せておいた。心配をかけたくないのと、星が揉めている相手に会うと知られるのが、少し後ろめたいせいでもあった。
「これでよしっ、と。早く行ってこなきゃ!」
光は、くるりと身を翻すと、先刻まで下っていた坂を、今度は大急ぎで上り始めた。
藤空木高校は、何故か三年生だけ昇降口の場所が違った。そのため森住とは、いつも分岐点であるA校舎で解散となった。光としては、そんな立地でなければもっと一緒にいられるのにと、残念に思った。
光は、上履きから外靴に履き替えると、鞄から傘を取り出した。
外は悪天候のせいか、六月の夕方と思えないほど、暗かった。バケツをひっくり返したような雨が、地面に叩きつけるように降っている。
昇降口の出入り口からは、何か覚悟を決めたような顔で、生徒たちが雨の中へ走り出ていった。光も傘を開くと、雨の中を西門へ向かった。
「ああ、無駄だなー。わざわざ来た道、戻るの」
一、二年の昇降口は東門の目前にある。
光の登下校時に使っている西門は真逆の位置にあった。そこからはむしろ、美術室のある棟の方が近い。
ぶつくさ言いながら歩いていると、胸ポケットのスマホが振動した。取り出して見ると、星からのメッセージだった。
『星:お疲れ様です。ゆっくりでいいですよ。車と、藤間くんに気をつけて』
心配性の星らしい言葉に、光はほっこりした。「わかった!」と返事を打っていると、またスマホが震え、通知のバナーが降りてきた。メッセージの送信者の名を確認して、「げっ」と呻く。
陽だ。
『陽:おまえ今どこ?』
「誰が教えるか!」
光は既読スルーした。しかし、陽はしつこかった。
『陽:読んだろ』
『陽:で。どこ?』
『陽:おい』
『陽:無視すんなって』
『陽:おーい』
『陽:おーーーーーーい』
「うるさっ!」
光は叫んだ。星にたった一度返信する間に、何度も何度も通知がやってきて、やりにくい事この上ない。叶うことなら、スマホを捨ててしまいたいくらいだった。
こうなったら、意地でも返信するものかと心に決める。しかしーー。
星とやりとりしていたはずのスマホが、はたと着信画面に切り替わる。発信者には、もちろん――藤間陽と表示されていた。
「あ、あんの野郎!」
光は激怒した。しつこいにも程がある。無視してやろうかと思ったが、スマホは震え続け、止みそうもない。
歯噛みしながら、「通話」に画面をスライドする。
「ちょっと、しつこいんですけどっ!?」
『お、やっとでたか。反応遅ぇーぞ』
「無視してんの! わかってそれくらい!」
電話から能天気な声が聞こえてきて、光は青筋を立てた。
『で、お前どこ? 美術部もう終わってるみてーだけど、まだ学校は出てねんだろ』
「へ? 何で終わったって知ってんの」
『だって、部室の明かり消えてんじゃん。で、どこよ。まだ昇降口か? もう星とは合流し――』
ピッ。
光は思わず通話を切った。すぐに着信し、震え続けているが、知ったことではない。
(やばいやばい……!)
美術室の明かりを確認できたということは、その付近にいるということである。
そこから導きだされる答えは、陽の現在地は、限りなく西門に近いということだ。
つまり、このまま行くと、鉢合わせする可能性が高い。
こっそり行こうにも、あの目ざとい陽のこと、光のピンクのウサギの傘くらい、すぐに見つけるだろう。見つかったが最後、星と合流するまでついてくることが、はっきりと想像できた。
光は、近くの駐輪場の軒に隠れて、時間稼ぎすることにした。
そこは、生徒が置いて帰ったのか、自転車がまばらに残っている。それらの隙間に体を滑りこませて、身を潜ませた。トタン屋根から、噴き出すように落ちてくる雨水が、足元に跳ねてくるが仕方ない。
(星ちゃんに遅れるって事情説明したいけど……)
陽からの絶え間ない連絡のせいで、それが叶わない。
光は、仕方なく震え続けるスマホを胸ポケットにしまった。
身を潜めて、五分くらい経った頃、スマホが震え続けるのを止めた。一呼吸おいて、一度だけ短く振動する。
「何だろ」
スマホを取り出すと、ロック画面に不在着信の通知と、メッセージの受信の通知があった。両方、最新のものは陽である。
『陽:お前、靴ねーじゃん! もう門出たのかよ?』
「昇降口行ってんの!?」
光は驚愕の声を上げた。なんと、陽は返事を待たずに昇降口に向かっていたらしい。つくづく謎の行動力を発揮する男だと光は呆れた。
それより、陽が西門を離れていた。これは、帰る好機だ。
駐輪場に隠れたせいで、しっとり濡れた制服を思うと腹立たしいが、この機会を逃すわけにはいかない。
光は、大慌てで雨の中に飛び出し、傘を開いた。西門を通ると、早足に坂を下り始める。朝と違って殆ど無人のため、足止めを食らうことはない。
急がなければいけないと、気が逸った。「出る」と連絡してから、時間が経ってしまっていた。星は心配しているに違いないと、光は焦った。
「もう! 星ちゃんが迎えにきちゃったりしたら、よっくんのせいだ――あ、そうだ、連絡きてるかも!」
幸いにも、陽の鬼電がピタリと止んでいた。
歩きながらでも、連絡しておこうと光はスマホを取り出した。着信と受信の通知を急ぎ見ると、
(あれ?)
星の通知はあった。予想通り、かなり心配している文面で申し訳なくなる。
しかしそれと別に、目に引っかかったのは、意外な名前だった。
この四月。知り合ったばかりの頃、義理で連絡先を交換したっきり、使用することのなかった宛先――冨嶋螢から、メッセージを受信していた。
『冨嶋螢:藤間さん、おはなしがあります。いまから、城跡公園にきてもらえませんか』
「なんで、冨嶋先輩が?」
光は、首を傾げかけて、すぐに「あっ」と思い至る。
今日、美術室で日香里に頼まれたことが、光の脳裏によみがえった。
――光、不二磨さんとトミーの話し合いを、取り持ってやってくれないか。
螢が、勝手に被写体にしてしまったのは、星なのだと日香里は言った。
口下手な螢は、許可を貰うどころか、星を酷く怒らせてしまい、話もできない状態なのだ、とも。
「光、図々しいのはわかってる。でも、勝手に撮ったのは良くなかったけど、いい写真なんだよ。オレとしては、頑張らせてやりたいんだ。だから、頼む!」
そう言って、日香里は光に頭を下げたのだ。
そのときは、勢いに押されてつい「わ、わかりました……」と前向きな返答をしてしまった。しかし、いま冷静になってみると、星の気持ちを確かめる前に、頷くべきではなかったと思う。
「やっぱり、ちょっと考えさせてって、断っとこうかな。一回頷いちゃったから、気まずいけど……」
螢のメッセージをもう一度読み返した。
城跡公園は坂を上りきったところにある。行くならば、来た道を戻った上で、さらに上っていかないといけない。せっかく下りてきたのに、また上るのかと思うと、うんざりした。
だけど、どうせ断るなら、早い方が良いだろう。それに、一度引き受けたものを、顔も見ずに断るのは、とても失礼な気がした。
光は、螢へ公園へ向かう旨を返信すると、星へのメッセージを打った。
『光:星ちゃん、ごめん! ちょっと教室に忘れ物しちゃったから、取りに戻る>< すぐだから、本屋で待っててね』
螢に会いに行くことは伏せておいた。心配をかけたくないのと、星が揉めている相手に会うと知られるのが、少し後ろめたいせいでもあった。
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