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実力測定
11話 その3
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「次は重力の部屋に行くが、実はこの部屋の奥にある。
少し小さい部屋なので一気にこの人数は入らない。重力に耐えきれずに押しつぶされる前にハヨクの転移で部屋から出す。それが全員が終わりしだい昼食をとる」
『昼食』という言葉に新兵達は喜び、叫ぶ者もいる。
皆お腹が減っていた。体力と精神が疲れ一息ついても体を動かすとやはりお腹が減ってしまう。シュオナも小腹が空いて来てしまっていた。
「喜ぶのはいいがこの実力測定が終わったあとだ。食事は食堂に戻るからな。ちゃんと用意されているはずだから安心しろ。
話を戻すがハヨクが食堂で説明した通りだ。部屋に入り次第に2倍3倍となる。これも10秒ごとに増えていく。これは岩と同じく根性も必要だから頑張ってくれ。この訓練やらなくていいんじゃ?とか思うなよ?地域によったりして元々重力が重い所もあるし、モンスターが重力系の能力を使って攻撃してくることもある。民間人を守るのも国兵の務めだ」
「ケンがいいことを言っていますね。
では、測定に入りますが先にシュオナ。また貴女から入ってくれますか?貴女が1番(時間が)かかりそうですね」
無言で何も言わずに頷き部屋に入る。
何故言わなかっただと?そんなもの言っても結局肯定されるからだよ!言うのも疲れたんだよ!
入って10秒で体が重くなる。更に10秒経つと最初より少し重くなった。
ちゃんと機能しているようだ。
だが、支えるのが先程の岩よりも自分の体を全体で支えるだけなのでさっきよりは楽だ。1部に集中的にやられるよりは楽なのだ。体のバランスが取りにくくて余計な力を使ってしまう。
「師匠の修行の重力は楽だな」
平然と立っているが今現在、シュオナに200倍の重力がかかっている。
もちろん平然としている。
師匠の重力はこんなものでは無い。この数千倍の重力を操って修行させるのだから。
そこまでこの部屋はできるのか、それとも部屋自体が耐えきれるのだろうか。
「ケン隊長ー!ハヨク副隊長ー!
今すぐ1000倍の重力にできますか?重くしたらこの部屋耐えられますか?」
その質問は予想外のものだった。
今は自身を200倍重くしているにもかかわらず、更に1000倍…合計20万倍となる。部屋はもしかしたら耐えきれなくなってしまう可能性が出てくるかもしれない。そうなればこれから行う新兵たちができなくなってしまう。
「シュオナ、何故そう言い始めた?」
「師匠の訓練も重力の訓練してまして。その時この1000倍から始めてたので軽すぎてきっとかなりかかると思ったので質問のため声をかけさせてもらいました」
今、からって言わなかったか?200倍だけでも超人的だというのに…今の1000倍から始めてた。と…。
「そ、そうか。なら仕方が無いな。だが、そうだとなんとも…」
「ふふふ。本当に規格外の強さだね。本来の200倍の重力だと禁じの森へ平気で入れるね」
「僕の家禁じの森にあるので普通に入りますよ?」
シーン。
………は?
「ちょ、ちょっと待てシュオナ」
「ん?」
「今、禁じの森にお前の家があるって聞こえたんだが…?」
「あってますよ?僕と師匠の家は禁じの森と言われる250倍の重力と高レベルモンスターが腐るほどいる森。ケン隊長たちが言っている禁じの森です」
「「「「…………」」」」
超人として育てられた場所が更なる原因だった。
あそこは一度入れば二度と戻っては来れない死の森でもある。
そう言われてたのに目の前に普通に行って帰ってくる奴がいた。
しかも里帰りの気分で…
「分かった…シュオナ、お前はやらなくていい。測定不能にしとく。
一応聞いとくが最高どのぐらいの重力に耐えた?」
「たしか家の庭でやりましたから元々250倍されたことを差し引いて最大が約9000倍ですね。細かく言うと9223倍だったな~。あの時師匠に嫌がらせのように急にやらされたな…懐かしい」
「……悪いがそれはできない。こちらに戻ってきてくれ」
そう言われたので出入り口へと足を運び部屋から出る。何事も無かったかのように出てくるので拍子抜けだ。
「……これも報告だな」
「そうですね…」
しみじみいう2人。
僕が一体何したというんだ…?そう思わずにはいられなかった。
そこからまた5人ずつ入っていき粘る新兵たちを見ていた。
たまに重力の中で全員が一斉に膝を付き危なそうだったので、中に入って助けに行ったりもした。ハヨクの転移は最大で3人までなので残り2人を重力軽減を本人達にかけて身体強化を自身にかけて持ち上げ肩に乗せて小走りで出ていく。
そんな救助活動しながら重力測定は2時間後に終了した。
少し小さい部屋なので一気にこの人数は入らない。重力に耐えきれずに押しつぶされる前にハヨクの転移で部屋から出す。それが全員が終わりしだい昼食をとる」
『昼食』という言葉に新兵達は喜び、叫ぶ者もいる。
皆お腹が減っていた。体力と精神が疲れ一息ついても体を動かすとやはりお腹が減ってしまう。シュオナも小腹が空いて来てしまっていた。
「喜ぶのはいいがこの実力測定が終わったあとだ。食事は食堂に戻るからな。ちゃんと用意されているはずだから安心しろ。
話を戻すがハヨクが食堂で説明した通りだ。部屋に入り次第に2倍3倍となる。これも10秒ごとに増えていく。これは岩と同じく根性も必要だから頑張ってくれ。この訓練やらなくていいんじゃ?とか思うなよ?地域によったりして元々重力が重い所もあるし、モンスターが重力系の能力を使って攻撃してくることもある。民間人を守るのも国兵の務めだ」
「ケンがいいことを言っていますね。
では、測定に入りますが先にシュオナ。また貴女から入ってくれますか?貴女が1番(時間が)かかりそうですね」
無言で何も言わずに頷き部屋に入る。
何故言わなかっただと?そんなもの言っても結局肯定されるからだよ!言うのも疲れたんだよ!
入って10秒で体が重くなる。更に10秒経つと最初より少し重くなった。
ちゃんと機能しているようだ。
だが、支えるのが先程の岩よりも自分の体を全体で支えるだけなのでさっきよりは楽だ。1部に集中的にやられるよりは楽なのだ。体のバランスが取りにくくて余計な力を使ってしまう。
「師匠の修行の重力は楽だな」
平然と立っているが今現在、シュオナに200倍の重力がかかっている。
もちろん平然としている。
師匠の重力はこんなものでは無い。この数千倍の重力を操って修行させるのだから。
そこまでこの部屋はできるのか、それとも部屋自体が耐えきれるのだろうか。
「ケン隊長ー!ハヨク副隊長ー!
今すぐ1000倍の重力にできますか?重くしたらこの部屋耐えられますか?」
その質問は予想外のものだった。
今は自身を200倍重くしているにもかかわらず、更に1000倍…合計20万倍となる。部屋はもしかしたら耐えきれなくなってしまう可能性が出てくるかもしれない。そうなればこれから行う新兵たちができなくなってしまう。
「シュオナ、何故そう言い始めた?」
「師匠の訓練も重力の訓練してまして。その時この1000倍から始めてたので軽すぎてきっとかなりかかると思ったので質問のため声をかけさせてもらいました」
今、からって言わなかったか?200倍だけでも超人的だというのに…今の1000倍から始めてた。と…。
「そ、そうか。なら仕方が無いな。だが、そうだとなんとも…」
「ふふふ。本当に規格外の強さだね。本来の200倍の重力だと禁じの森へ平気で入れるね」
「僕の家禁じの森にあるので普通に入りますよ?」
シーン。
………は?
「ちょ、ちょっと待てシュオナ」
「ん?」
「今、禁じの森にお前の家があるって聞こえたんだが…?」
「あってますよ?僕と師匠の家は禁じの森と言われる250倍の重力と高レベルモンスターが腐るほどいる森。ケン隊長たちが言っている禁じの森です」
「「「「…………」」」」
超人として育てられた場所が更なる原因だった。
あそこは一度入れば二度と戻っては来れない死の森でもある。
そう言われてたのに目の前に普通に行って帰ってくる奴がいた。
しかも里帰りの気分で…
「分かった…シュオナ、お前はやらなくていい。測定不能にしとく。
一応聞いとくが最高どのぐらいの重力に耐えた?」
「たしか家の庭でやりましたから元々250倍されたことを差し引いて最大が約9000倍ですね。細かく言うと9223倍だったな~。あの時師匠に嫌がらせのように急にやらされたな…懐かしい」
「……悪いがそれはできない。こちらに戻ってきてくれ」
そう言われたので出入り口へと足を運び部屋から出る。何事も無かったかのように出てくるので拍子抜けだ。
「……これも報告だな」
「そうですね…」
しみじみいう2人。
僕が一体何したというんだ…?そう思わずにはいられなかった。
そこからまた5人ずつ入っていき粘る新兵たちを見ていた。
たまに重力の中で全員が一斉に膝を付き危なそうだったので、中に入って助けに行ったりもした。ハヨクの転移は最大で3人までなので残り2人を重力軽減を本人達にかけて身体強化を自身にかけて持ち上げ肩に乗せて小走りで出ていく。
そんな救助活動しながら重力測定は2時間後に終了した。
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