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折れない心
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レンジャーの障害走は馬鹿みたいにきついって話
空挺レンジャーは地上訓練とよばれる
駐屯地でリペリングの基礎や登坂技術を学ぶのだがその中には体力向上運動ってのがある腕立て伏せやらかがみ跳躍やらどうねじやらなんやらまぁそれらもきついしその後にあるハイポートもきつい、だがワイにとっては1番きついのは障害走だったと思う
最初は5周程度だけど最終的には15周を
55分以内にクリアしなければならない
障害も多種多様でロープや匍匐前進等で身体から体力が奪われていく
ワイは途中まで補備訓練行きはないもののクリアタイム基準には全然およばずずっと苦戦していた(まぁ半分ほど同じ状態であったが)
いよいよ体力調整運動もおわり、障害走の検定の日が来た、いわずもがな
障害15周55分以内にクリアしなければ
数日後から行われる山地訓練に参加できない、落ちても補備で次の日再検定があるらしかったが1日で変わるものではないだろう、やるしかないのだ
全員が気合充分で障害走に挑む
ワイの鬼門は7周目のい壁であった
高い壁を蹴って乗り越えるのだが
ワイは必ず7周目で足をつるという現象に悩まされていた
しかし今日は体力調整運動もない、
いけるはずだ、いける
障害走がはじまる、身体がいつもより軽い、一周目、2周目も終わり快調であった一周目終わりと報告する場所に
時計がありそこでペースを確認する
問題無いいける
鬼門の7周目が来た、い壁を登りきり着地する足は若干違和感を感じたが問題は無い、しかし残るは5周のときにそれは起こったやはり足をつったのである、足を引きずり、他の隊員の邪魔にならない所で足を伸ばす、凄まじい痛みだが行くしかない、足を叩き痛みをこらえながら走りつづける、時計は途中隠されペースもわからない
呼吸も馬鹿みたいに苦しい
障害走のまわりには各中隊が応援に来ていた後輩があと何分しかないぞ!と叫ぶ、わかってても身体は動かない、足も痛いだがラスト一周やれんことはない
限界も限界、残すはしぼりかすのわずかな体力、生命すら前借りしているような状態だがワイはなんとか走りきる
おそらくだが55分以内に入ったらしい
中隊の後輩がガッツポーズをしている泥だらけの身体で銃の点検を受ける
クリアした、クリアしたぞと生き悶えながら時間差で出発した隊員の応援に行く足を引きずりながら走っている隊員もいるなか無情にも終了がつげられた
次の日合格したものは山に行く準備をし、落ちたものは再度障害走に挑んでいた、ワイ達の小隊も数人いた
そのとき一人の学生が松葉杖でワイ達の前にあらわれた
この隊員は少し前の障害走の時に
足を怪我をし原隊に戻っていた
レンジャーを脱落する人間は二種類いる、1つは心が折れた者、もう一つは怪我をした者である
彼は皆に一緒にいけなくてごめんと言っていた、だが誰も責めるやつなんかいない怪我は誰にでもあるのだ
彼が心が折れた訳では無い、それは皆わかっていた
彼は笑顔でワイ達を見送ってくれた
全員で卒業したかっただろうとな思いながらも彼の気持ちは山に連れて行こう、そして残った者達だけでも誰1人欠けることなく帰ろうと誓った
事実、彼の心のおかげか全員無事に卒業することになる
彼自身も翌年立派に卒業をした
申し受け物品、折れない心
申し送り物品、折れない心
糸冬
空挺レンジャーは地上訓練とよばれる
駐屯地でリペリングの基礎や登坂技術を学ぶのだがその中には体力向上運動ってのがある腕立て伏せやらかがみ跳躍やらどうねじやらなんやらまぁそれらもきついしその後にあるハイポートもきつい、だがワイにとっては1番きついのは障害走だったと思う
最初は5周程度だけど最終的には15周を
55分以内にクリアしなければならない
障害も多種多様でロープや匍匐前進等で身体から体力が奪われていく
ワイは途中まで補備訓練行きはないもののクリアタイム基準には全然およばずずっと苦戦していた(まぁ半分ほど同じ状態であったが)
いよいよ体力調整運動もおわり、障害走の検定の日が来た、いわずもがな
障害15周55分以内にクリアしなければ
数日後から行われる山地訓練に参加できない、落ちても補備で次の日再検定があるらしかったが1日で変わるものではないだろう、やるしかないのだ
全員が気合充分で障害走に挑む
ワイの鬼門は7周目のい壁であった
高い壁を蹴って乗り越えるのだが
ワイは必ず7周目で足をつるという現象に悩まされていた
しかし今日は体力調整運動もない、
いけるはずだ、いける
障害走がはじまる、身体がいつもより軽い、一周目、2周目も終わり快調であった一周目終わりと報告する場所に
時計がありそこでペースを確認する
問題無いいける
鬼門の7周目が来た、い壁を登りきり着地する足は若干違和感を感じたが問題は無い、しかし残るは5周のときにそれは起こったやはり足をつったのである、足を引きずり、他の隊員の邪魔にならない所で足を伸ばす、凄まじい痛みだが行くしかない、足を叩き痛みをこらえながら走りつづける、時計は途中隠されペースもわからない
呼吸も馬鹿みたいに苦しい
障害走のまわりには各中隊が応援に来ていた後輩があと何分しかないぞ!と叫ぶ、わかってても身体は動かない、足も痛いだがラスト一周やれんことはない
限界も限界、残すはしぼりかすのわずかな体力、生命すら前借りしているような状態だがワイはなんとか走りきる
おそらくだが55分以内に入ったらしい
中隊の後輩がガッツポーズをしている泥だらけの身体で銃の点検を受ける
クリアした、クリアしたぞと生き悶えながら時間差で出発した隊員の応援に行く足を引きずりながら走っている隊員もいるなか無情にも終了がつげられた
次の日合格したものは山に行く準備をし、落ちたものは再度障害走に挑んでいた、ワイ達の小隊も数人いた
そのとき一人の学生が松葉杖でワイ達の前にあらわれた
この隊員は少し前の障害走の時に
足を怪我をし原隊に戻っていた
レンジャーを脱落する人間は二種類いる、1つは心が折れた者、もう一つは怪我をした者である
彼は皆に一緒にいけなくてごめんと言っていた、だが誰も責めるやつなんかいない怪我は誰にでもあるのだ
彼が心が折れた訳では無い、それは皆わかっていた
彼は笑顔でワイ達を見送ってくれた
全員で卒業したかっただろうとな思いながらも彼の気持ちは山に連れて行こう、そして残った者達だけでも誰1人欠けることなく帰ろうと誓った
事実、彼の心のおかげか全員無事に卒業することになる
彼自身も翌年立派に卒業をした
申し受け物品、折れない心
申し送り物品、折れない心
糸冬
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