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連帯責任です
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私達の顧問だった先生は、違う学校に移動になってしまったので、井上先生と川崎先生が私達の顧問になった。
今日は朝練の日で、学校には7:00にはつかないといけない。でも、先輩は7:05でいいというルールが毎年あった。だって、後輩が先輩より先にくるのは当たり前と、言われてきたからだ。でも、私は一年生の時と同じく、7:00につくようにしていた。別に早いぶんには、誰も文句は言わないだろう。
そして、私は学校につき後輩たちと一緒に準備をしていた。7:04くらいに、他のチームメイトも来て準備に加わった。しかし、その行動が彼女に火をつけた。
「2年生、ちょっと来て」
「はーい」
私達は先生の前に集まった。先生はとても、不機嫌そうな顔をしている。怒られるのだろうか。
「朝練7:00からだよね、なんで遅いの?それに、遅く来たのに着替える時間が長いの?」
私は関係ない内容だが、先生は気づいてないのかもしれない。連帯責任で怒られるのやだな…。私、悪いことはしてないのに。
「えーと、先輩は7:05に来るんです」
「前から、そうだったので」
先生の顔色は変わらない。まだ、怒っている。
「それはわかった、でも、着替えるのが遅い。一年生だけに、準備させるのは先輩として良くないでしょ?」
私はどうなんでしょうか。忘れられてます?準備してましたよ?
「返事!」
「は…はい」
私達は、朝から説教をうけた。そのせいで、チームメイトの一人が苛立って、プレーが乱暴になり色々大変だった。彼女は3年の先輩がいなくなったとたん、豹変した。私達に厳しくなったのだ。でも、一年生には優しい。これはもう、差別なのではないだろうか…。
そして、ある日のこと私は時間に少し遅れてしまった。なので、急いで着替えていたのだが、もう1年生が準備を始めていた。私はそれは、駄目だと思い『皆に早く行こ!』と、言った。でも、皆は『大丈夫』といって、話をしながらゆっくりと着替えていた。私は皆を置いて先に外に出て、1年生が手を付けていない準備はあるか確認した。すると、雑巾が出ていないことに気づいた。私は急いで水道に向かい、雑巾を濡らしていった。
「あっ、輝先輩!雑巾私がやります」
「いや、遅れちゃったから私やるよ。だから、他の手伝ってきてくれる?」
「わかりました!ありがとうございます」
そして、後輩は別の仕事をしにいった。私的には、仕事を奪われなかったので少し安心した。何もしてなかったら、また先生に怒られそうだからね。それは、絶対に避けていきたい。
そんなことを考えていると、雑巾を全部濡らし終わった。そして、私は雑巾をドアの近くとポールの近く、合計6ケ所に置いていった。
「よし、次は…って、ほとんど1年生がやってくれてるwじゃあ、もう準備運動するために集めちゃったほうがいいかな?」
私は皆を集め、円になっておいた。後から仕事を終えた子たちも集合して、いざ始めるというときに先生に集合をかけられた。
私達は先生の前に並び、挨拶をしっかり行った。
「気をつけ、礼。お願いします」
先生は挨拶を終えても何も言わなかった。
これはもしや、お説教くるのでは?
と、思っていたら予想通り説教だった。
「ねぇ、なんでさ。先輩は遅れてきた上に、準備しないの?それが先輩なの?先輩は後輩をリードする立場にいるんでしょ?だったら、先輩が準備しなくてどうするの…?」
あの~、私準備したんですけど…。
そう思って、私は勇気を振り絞り宣言した。
「私…準備やりましたけど…」
川崎先生の鋭い目が、こっちを向く。
あ~、言わなきゃよかった…。
そんな、後悔をしていた。そんなとき、後輩の二人が私が準備していたことを証言してくれた。
本当に、後輩可愛いな。もう、神じゃん。仲良くしててよかった。
でも、川崎先生は問答無用だった。
「でも、貴方も準備するのは遅かった。それにこれは連帯責任です。誰も、早く行こうとか言わなかったんでしょ?」
はーい、私言いました!でも、また怖い目を向けられるのは嫌なので口をつぐんだ。
「それなら、今日は2年生は出さずに1年生を出します。終わり」
そう言って、川崎先生は手であっちいつ行ってと言うように手を振った。私達は目を見合わせた。皆まだ状況を理解していないのだろう。私も理解できていない。どういうことだ?連帯責任で試合に出れない?せっかくの練習試合なのに…?
「マジ、先生信じらんない」
「ほんとに、何でこうなるの?」
「絶対に、私達のこと嫌いだからだよ」
皆、批判の声を並べている。
そして、試合が始まるとき川崎先生は私達に『審判もやらないの?』と言ってきた。私達はこれで、半ギレ状態だった。仕方がないので、試合に出ない残った後輩と私が審判をすることにした。
「いいの?ひかるちゃん、やらなくてもいいんだよ?」
「ううん、主審はまだ一年生には早いからね。その間にどうするか決めといてよ」
皆は、わかったとコクリとうなずいた。
私が審判を終え、みんなのもとに帰るとこんなことを言われた。
「もうさ、試合出れないんだったらここにいる意味なくない?」
「それな。もう、帰っちゃおうよ」
みんな一致で帰るに決定された。私はここで、帰ってしまったら川崎先生との溝がもっと広がりそうだと思ったが、ストライキは一人やらなかったら意味がない。私は仕方がなく皆と帰った。
なんで、こうなっちゃうんだろう。まぁ、私も遅れてきたけどさ、ちゃんと準備やったよ?見てなかったの…?それに、帰ったら親になんで早く帰ってきたの?って怒られるし、本当に辛い一日だった。
この日から、どんどんバレーが嫌いになっていく…。私は楽しくやりたいだけなのに…。
今日は朝練の日で、学校には7:00にはつかないといけない。でも、先輩は7:05でいいというルールが毎年あった。だって、後輩が先輩より先にくるのは当たり前と、言われてきたからだ。でも、私は一年生の時と同じく、7:00につくようにしていた。別に早いぶんには、誰も文句は言わないだろう。
そして、私は学校につき後輩たちと一緒に準備をしていた。7:04くらいに、他のチームメイトも来て準備に加わった。しかし、その行動が彼女に火をつけた。
「2年生、ちょっと来て」
「はーい」
私達は先生の前に集まった。先生はとても、不機嫌そうな顔をしている。怒られるのだろうか。
「朝練7:00からだよね、なんで遅いの?それに、遅く来たのに着替える時間が長いの?」
私は関係ない内容だが、先生は気づいてないのかもしれない。連帯責任で怒られるのやだな…。私、悪いことはしてないのに。
「えーと、先輩は7:05に来るんです」
「前から、そうだったので」
先生の顔色は変わらない。まだ、怒っている。
「それはわかった、でも、着替えるのが遅い。一年生だけに、準備させるのは先輩として良くないでしょ?」
私はどうなんでしょうか。忘れられてます?準備してましたよ?
「返事!」
「は…はい」
私達は、朝から説教をうけた。そのせいで、チームメイトの一人が苛立って、プレーが乱暴になり色々大変だった。彼女は3年の先輩がいなくなったとたん、豹変した。私達に厳しくなったのだ。でも、一年生には優しい。これはもう、差別なのではないだろうか…。
そして、ある日のこと私は時間に少し遅れてしまった。なので、急いで着替えていたのだが、もう1年生が準備を始めていた。私はそれは、駄目だと思い『皆に早く行こ!』と、言った。でも、皆は『大丈夫』といって、話をしながらゆっくりと着替えていた。私は皆を置いて先に外に出て、1年生が手を付けていない準備はあるか確認した。すると、雑巾が出ていないことに気づいた。私は急いで水道に向かい、雑巾を濡らしていった。
「あっ、輝先輩!雑巾私がやります」
「いや、遅れちゃったから私やるよ。だから、他の手伝ってきてくれる?」
「わかりました!ありがとうございます」
そして、後輩は別の仕事をしにいった。私的には、仕事を奪われなかったので少し安心した。何もしてなかったら、また先生に怒られそうだからね。それは、絶対に避けていきたい。
そんなことを考えていると、雑巾を全部濡らし終わった。そして、私は雑巾をドアの近くとポールの近く、合計6ケ所に置いていった。
「よし、次は…って、ほとんど1年生がやってくれてるwじゃあ、もう準備運動するために集めちゃったほうがいいかな?」
私は皆を集め、円になっておいた。後から仕事を終えた子たちも集合して、いざ始めるというときに先生に集合をかけられた。
私達は先生の前に並び、挨拶をしっかり行った。
「気をつけ、礼。お願いします」
先生は挨拶を終えても何も言わなかった。
これはもしや、お説教くるのでは?
と、思っていたら予想通り説教だった。
「ねぇ、なんでさ。先輩は遅れてきた上に、準備しないの?それが先輩なの?先輩は後輩をリードする立場にいるんでしょ?だったら、先輩が準備しなくてどうするの…?」
あの~、私準備したんですけど…。
そう思って、私は勇気を振り絞り宣言した。
「私…準備やりましたけど…」
川崎先生の鋭い目が、こっちを向く。
あ~、言わなきゃよかった…。
そんな、後悔をしていた。そんなとき、後輩の二人が私が準備していたことを証言してくれた。
本当に、後輩可愛いな。もう、神じゃん。仲良くしててよかった。
でも、川崎先生は問答無用だった。
「でも、貴方も準備するのは遅かった。それにこれは連帯責任です。誰も、早く行こうとか言わなかったんでしょ?」
はーい、私言いました!でも、また怖い目を向けられるのは嫌なので口をつぐんだ。
「それなら、今日は2年生は出さずに1年生を出します。終わり」
そう言って、川崎先生は手であっちいつ行ってと言うように手を振った。私達は目を見合わせた。皆まだ状況を理解していないのだろう。私も理解できていない。どういうことだ?連帯責任で試合に出れない?せっかくの練習試合なのに…?
「マジ、先生信じらんない」
「ほんとに、何でこうなるの?」
「絶対に、私達のこと嫌いだからだよ」
皆、批判の声を並べている。
そして、試合が始まるとき川崎先生は私達に『審判もやらないの?』と言ってきた。私達はこれで、半ギレ状態だった。仕方がないので、試合に出ない残った後輩と私が審判をすることにした。
「いいの?ひかるちゃん、やらなくてもいいんだよ?」
「ううん、主審はまだ一年生には早いからね。その間にどうするか決めといてよ」
皆は、わかったとコクリとうなずいた。
私が審判を終え、みんなのもとに帰るとこんなことを言われた。
「もうさ、試合出れないんだったらここにいる意味なくない?」
「それな。もう、帰っちゃおうよ」
みんな一致で帰るに決定された。私はここで、帰ってしまったら川崎先生との溝がもっと広がりそうだと思ったが、ストライキは一人やらなかったら意味がない。私は仕方がなく皆と帰った。
なんで、こうなっちゃうんだろう。まぁ、私も遅れてきたけどさ、ちゃんと準備やったよ?見てなかったの…?それに、帰ったら親になんで早く帰ってきたの?って怒られるし、本当に辛い一日だった。
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