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ルートイベント12
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「いや……でも、もう少し筋肉ついた方が色々作業しやす」
「そのままがいい。……そのままでいてくれ」
……まあ、私にばきばき筋肉つきにくいだろうから、良いけど。
あんまり筋肉つき過ぎると、身長伸びなくなるっていうし。(え? もう手遅れだって? ……認めぬ)
「…………」
「うおっ」
そのまま無言で後ろにまたがったルートさんに、思わずびくっと体が跳ねる。
なんか、ルートさんでかくて重量がある分、いきなり真後ろ来られるとビビるよね。威圧感がのしかかるっていうか。ルートさんのお馬さんは、さすがに慣れているのか全く動じてないけど。
「……リッカは軽いから、振り落とされないか心配だ。暑苦しいかもしれないが、俺の胸に身を預けていてくれ」
そう言って手綱を手に取るルートさん。
気温はそこまででもないから、暑苦しくはないけれど……伝わる心臓の音がすごいのだけど。あと、単純にめちゃくちゃ硬い。
「……ルートさん」
「……なんだ?」
「いや、何でもないです」
……やっぱり突っ込んじゃ駄目な所だよなー。これ。多分、後戻りできなくなるし。
下から見上げたルートさんの耳が、やっぱり赤い所も含めて。
「……とりあえずセルドアの結界、この密着はセーフみたいでよかったよ」
これで弾かれてたら、そもそも移動自体できなあたしな。
「--…っか、リッカ。着いたぞ。起きろ」
「んあ?……っ!?」
ルートさんに揺り起こされ、ぎょっとする
……え、嘘ん。
「よく、寝てたな。……馬に乗せて、寝た奴は初めてだ」
微かに唇を歪めて、苦笑いを浮かべる!ルートさんに、顔がかあっと赤くなる。
……私もびっくりだよ! あんな不安定な場所でぐーすか寝られるなんて! 下手したら馬から落ちてたよ!
「い、いや、ルートさんの乗馬スキルがあまりに素晴らしいから! ばっきばき筋肉に包まれて、ものすごい体勢が安定してましたし!」
「そのままがいい。……そのままでいてくれ」
……まあ、私にばきばき筋肉つきにくいだろうから、良いけど。
あんまり筋肉つき過ぎると、身長伸びなくなるっていうし。(え? もう手遅れだって? ……認めぬ)
「…………」
「うおっ」
そのまま無言で後ろにまたがったルートさんに、思わずびくっと体が跳ねる。
なんか、ルートさんでかくて重量がある分、いきなり真後ろ来られるとビビるよね。威圧感がのしかかるっていうか。ルートさんのお馬さんは、さすがに慣れているのか全く動じてないけど。
「……リッカは軽いから、振り落とされないか心配だ。暑苦しいかもしれないが、俺の胸に身を預けていてくれ」
そう言って手綱を手に取るルートさん。
気温はそこまででもないから、暑苦しくはないけれど……伝わる心臓の音がすごいのだけど。あと、単純にめちゃくちゃ硬い。
「……ルートさん」
「……なんだ?」
「いや、何でもないです」
……やっぱり突っ込んじゃ駄目な所だよなー。これ。多分、後戻りできなくなるし。
下から見上げたルートさんの耳が、やっぱり赤い所も含めて。
「……とりあえずセルドアの結界、この密着はセーフみたいでよかったよ」
これで弾かれてたら、そもそも移動自体できなあたしな。
「--…っか、リッカ。着いたぞ。起きろ」
「んあ?……っ!?」
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……え、嘘ん。
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微かに唇を歪めて、苦笑いを浮かべる!ルートさんに、顔がかあっと赤くなる。
……私もびっくりだよ! あんな不安定な場所でぐーすか寝られるなんて! 下手したら馬から落ちてたよ!
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