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ある日、選別工場の深夜バイトの午前1時
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さっきからこのクズはコチラの神経を逆なですることしかしない
声を出すなと言えば叫ぶし、動くなと言えば動かせもしない腕と足で抵抗する
言ったことと逆のことをするので言葉が通じているのか?言葉は通じていないはず、だがそんなことはバイトである末端に関係ないため思考を切り替える
まず最初に勝手に漏らさないように下の穴はすべて塞ぐ
細い針金みたいなのを下の穴に入れる
前の穴は掴んで針金っぽいのは入れやすいけど、問題は後ろの穴
左右の肉を割って針金を入れる だけど、細すぎてなかなか入っていかないから
すぼんでる穴に、あー?、なんだっけ?差したあと中を広げられるヤツ?を入れて針金っぽいのを入れる
この時、面倒なのは決められてる針金の長さ穴に入れなきゃいけないこと
針金にメモリが刻まれてあるので入った長さが分かるようになってる
ちょっとでも短いと針金が外れてやり直しになって面倒だから規定より長めに入れてれば問題ない
下の穴、前後から出てる針金の端から、空気を送る
まず前の穴に空気を入れる
空気を入れると中で針金みたいなのが膨らんで、特殊な構造になってるのか、一定量空気が溜まると針金から何百本の小さなカエシのついた針が出現して肉を掴んで離さないようになってる
入れた空気は抜けることなく、水分に触れるとさらに固くなる効果があるらしい
後ろの穴にも同様に空気を送る
どこまででも膨らむよう設計されてるのかさっきより多く空気をいれる
栓をして一応抜けないか確認のため2本のいれた針金の端を持ちあげる
前後の穴から生えた針金のみで体重を支えられることを確認した
クズが騒いでうるさいけど、最近は高音質ヘッドフォンから曲を流して作業してる
深夜だから怒られない
次に、声を出す機能を失わせる薬をクズにぶち込む
これも一回分の量が決まってる
声を消すならうるさいから一番最初にやれと思うんだけど、なんでもルールらしく、工場見学の時にその声が映えるそうだ 意味が分からない 深夜なら工場見学もねぇっての
声はクズが一呼吸するくらいで出せなくなり、呼吸はできても声が出せず狼狽える様を見ているのが面白い
バーコードピアスが耳からぶら下げられてあるので機械で読み込ませる
ここまでは全部のクズ共通に行われる
クズはこの工場に来ることなく例外的に世に出回るってことがあるらしいが、普通はこんな感じでだいたい似ている工場で似たように処理される
ここからはクズ別に違う処理をする
バーコードを読み取った結果はすぐに画面に表示される
このクズの行先が決まった 食用だそうだ
食用となれば生かしたまま鮮度がいいことが望ましいため 上の穴で1番大きな穴から
中に液体なのか固体なのかわかんねぇけど、流し込む、飲ませてるヤツが何かは知らない
規定量入れ終えたら 下の穴から空気を入れら
これで食用の処理はおしまい
最後は発泡スチロールに氷を溢れるほど詰めてさっき処理したクズを入れる
蓋をして バーコードから読み取った時に印刷された【食用出荷専用バーコード】シールを発泡スチロールに貼る。
後はバーコードが読み取られ、勝手に食用コンテナに積まれて食用工場に運ばれる
この工場で行われるのは選別だ
声を出すなと言えば叫ぶし、動くなと言えば動かせもしない腕と足で抵抗する
言ったことと逆のことをするので言葉が通じているのか?言葉は通じていないはず、だがそんなことはバイトである末端に関係ないため思考を切り替える
まず最初に勝手に漏らさないように下の穴はすべて塞ぐ
細い針金みたいなのを下の穴に入れる
前の穴は掴んで針金っぽいのは入れやすいけど、問題は後ろの穴
左右の肉を割って針金を入れる だけど、細すぎてなかなか入っていかないから
すぼんでる穴に、あー?、なんだっけ?差したあと中を広げられるヤツ?を入れて針金っぽいのを入れる
この時、面倒なのは決められてる針金の長さ穴に入れなきゃいけないこと
針金にメモリが刻まれてあるので入った長さが分かるようになってる
ちょっとでも短いと針金が外れてやり直しになって面倒だから規定より長めに入れてれば問題ない
下の穴、前後から出てる針金の端から、空気を送る
まず前の穴に空気を入れる
空気を入れると中で針金みたいなのが膨らんで、特殊な構造になってるのか、一定量空気が溜まると針金から何百本の小さなカエシのついた針が出現して肉を掴んで離さないようになってる
入れた空気は抜けることなく、水分に触れるとさらに固くなる効果があるらしい
後ろの穴にも同様に空気を送る
どこまででも膨らむよう設計されてるのかさっきより多く空気をいれる
栓をして一応抜けないか確認のため2本のいれた針金の端を持ちあげる
前後の穴から生えた針金のみで体重を支えられることを確認した
クズが騒いでうるさいけど、最近は高音質ヘッドフォンから曲を流して作業してる
深夜だから怒られない
次に、声を出す機能を失わせる薬をクズにぶち込む
これも一回分の量が決まってる
声を消すならうるさいから一番最初にやれと思うんだけど、なんでもルールらしく、工場見学の時にその声が映えるそうだ 意味が分からない 深夜なら工場見学もねぇっての
声はクズが一呼吸するくらいで出せなくなり、呼吸はできても声が出せず狼狽える様を見ているのが面白い
バーコードピアスが耳からぶら下げられてあるので機械で読み込ませる
ここまでは全部のクズ共通に行われる
クズはこの工場に来ることなく例外的に世に出回るってことがあるらしいが、普通はこんな感じでだいたい似ている工場で似たように処理される
ここからはクズ別に違う処理をする
バーコードを読み取った結果はすぐに画面に表示される
このクズの行先が決まった 食用だそうだ
食用となれば生かしたまま鮮度がいいことが望ましいため 上の穴で1番大きな穴から
中に液体なのか固体なのかわかんねぇけど、流し込む、飲ませてるヤツが何かは知らない
規定量入れ終えたら 下の穴から空気を入れら
これで食用の処理はおしまい
最後は発泡スチロールに氷を溢れるほど詰めてさっき処理したクズを入れる
蓋をして バーコードから読み取った時に印刷された【食用出荷専用バーコード】シールを発泡スチロールに貼る。
後はバーコードが読み取られ、勝手に食用コンテナに積まれて食用工場に運ばれる
この工場で行われるのは選別だ
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