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第拾弍録 魔物と人間
しおりを挟む「暑い……」
「たしかに、少し暑わね……脱ごうかしら?」
ニーチェさんよ、それ以上脱いだら全裸だぞ……。
僕らは王都を出て、情報収集のための最初の村を目指し砂原を歩いていた。
「そんなに暑くねぇだろにぃちゃん。 男ならもっとシャキッとしろ、シャキッと!」
そりゃあんたは上半身裸だからな!……なんて言えず、喉まで出かかった言葉をそっと飲み込む。
「こんなことなら、あの馬車を貰ってくるんだった……」
僕らが王都を出る時に、スフィアから馬車を贈呈されたのだが、いつまで続くかもわからない旅に、なんの罪もない馬を連れていくことができず、僕は断った。 ものすごい後悔をしているが、馬的にはいいことだっただろう。
馬の「え、行かなくていいの?!」とでも言いたげなあの歓喜の満ちた表情が忘れられない。
帰ったらあの馬もらおう。
「おい、クソ! あれ村じゃないの? 」
「いってぇ!」
凛花が僕の膝を蹴り抜きながら言う。
「なぁ、愚昧よ。 過剰な暴力は破滅しか産まないぞ……」
「はぁ? あたしとクソ兄貴の関係は破滅してるから関係ないでしょ? だから、あたしのクソ兄貴への暴力は、破滅しか産まなかった過剰な暴力はは何も産まない、人畜無害な暴力っていう前者の上位版なんだよ……理解出来る?」
「そんなことはこの際どうでもいいんだ、そんなことより村はどこだ……」
僕は泣きそうなか細く震えた声で凛花に訊く。
「そんな全身ぶるぶる震わせながら何を言っておるのだ貴様は……はっ! その首をうち取れば良いのか!」
こいつらもう嫌……
全員が全員、自分勝手すぎて僕の手には負えない……
絶大な不安を抱えながら、僕ら勇者一行は、初めての村に入っていった。
村の入口に木彫りの看板が立っている。
「モブ村……?」
看板の前に立っていると、中から杖をついた老人と幼い少女が歩いてきて、僕らの前で深々と頭を下げた。
「お待ちしておりました、勇者様。わざわざ御足労いただき、感謝しかございませぬ。 わたしはこの村の村長をさせて頂いております、モブ 一郎(もぶ いちろう)と申します」
モブ一郎(以降モブ村長)が少し後ろに立っていた少女を手招きする。
「お待ちしておりました勇者様。 私の名前はリナと申します」
リナと名乗った少女は、軽くお辞儀をする。
「僕たちは…………」
「ご丁寧にありがとうございます。 私しの名は姫龍ミラと申します。 そしてこちらは私しの自慢の妹、姫龍サナです。 続いてこちらが…………」
流石は執事といったところだろうか、ミラは僕ら全員の紹介を一人でしてしまった……ここは普通、一応勇者である僕がみんなを紹介する場面では? と思いはしたものの、よくよく考えてみれば、ちゃんとできていた気がしなかったのでとても有難い。
けどね、わざわざ僕の言葉を遮ってまですることではないと思うよ?
「長旅でお疲れでしょうし、本日はゆっくり身体を休めていってはどうでしょうか? 今夜はこのモブ村、村を挙げての勇者様御一行の歓迎会を致しますゆえ、準備が整い次第声をかけさせていただきます。 それまではどうか、宿舎で休憩でも」
「ではそうさせてもらおうかな? みんなもそれで良いですか?」
僕は仲間に問う。
「にぃちゃんの決めることに異論はねぇよ」
「そうね、汗掻いちゃったからお風呂に入りたいわね」
「余は構わん」
「承知いたしました、太我裏様」
「…………。」
約一名無言のやつがいるが、沈黙は肯定と受け取る僕からすれば、立派な返事を聞いた。
「では、お言葉に甘えて……」
モブ村長の表情が明るくなる。
「ではリナ、宿舎へお連れしなさい」
「はい、おじいさま。 では、皆さまこちらへどうぞ。 宿舎までご案内いたします」
僕らはリナの後を追い、宿舎へと向かった。
ーーーーーーーー
「ふぅ~……疲れた」
案内された宿舎の一室で装備を脱ぎ、ベッドへダイブする。
「そんなに歩いてねぇだろにぃちゃん。 鍛え方がたんねぇよ! 俺なんて筋肉があったまってきてパンパンよっ‼︎ ガハハッ!」
スキンさん、あんた本当に僧侶かよ……。
完全に仕上がっている上半身が、疑惑を加速させる。
「にしても暇だな……にぃちゃん、一緒にトレーニングするぞ!」
「はぁ⁈ 僕は別にスキンさんみたいに筋骨隆々にならなくても……」
「男は筋肉、女は度胸! つまり、筋肉は男の武器だ! さぁ! やるぞ!」
「えっ、男は度胸、女は愛嬌じゃなくて?!」
「細かいことは気にするな!」
「いや、ちょ、ちょっと待っ……!」
言うが早いがスキンさんは僕をヒョイっと担ぎ、猛スピードで宿を出る。
「えっ、どこ行くんですか!」
「筋トレといったら森だ! トレーニングの成果も魔物で測れるし、食材も調達できる! 一石二鳥じゃねぇか、ガハハハハ‼︎」
「いやちょっとまってぇぇぇぇ!!!!!!」
こうして僕とスキンさんは村の近隣にたまたまあった森林の中に姿を消していった。
ーー30分後
「後70回だ! 頑張れにぃちゃん!」
森林の中で木に吊るされ芋虫のように状態を起こしては宙ずりを繰り返している奇妙な二人組の姿があった。
紛れもなく僕らだった。
「はぁ……はぁ……いや、無理ですって! もう許してください……」
「30回……まぁ初めてにしては上出来か、当面は100回が目標だな、にぃちゃんは」
宙ずりになり、精根尽き果てている僕の背中をバシバシ叩きながらスキンさんがガハハと笑う。
笑い事じゃないって……ほんとにやばい。
横で豪快に笑っているスキンさんの上半身は先ほどのトレーニングでパンクアップされており、宿で見た時よりも一回り筋肉が大きく見えるほどパンパンになっている。 しかもなんか湯気まで出ている。
こんな人が僧侶とか、ふつうに騎士でも逃げるわ。
ーーカサッ
「おっ?」
「はぇっ?」
スキンさんの後ろの茂みがわずかに動いた。
「なんかいるな……にぃちゃん気をつけろ。 危ないと思ったら逃げろ」
「はい……」
意識を茂みに集中させる。
いや待てよ。 さっきふつうにはいって言ってしまったけれど、この状況完全に僕、餌では? ここからどうやって逃げろと?
宙ずりの状態から逃げる術を知らない……。
全身の毛穴から汗が噴き出る。
「あのスキンさん? とりあえず降ろしてもらっても」
いいですか? と声を出そうとした瞬間、スキンさんの大声が響く。
「くるぞっ!」
「来ないでぇええ!!」
茂みの中から勢いよく影が飛び出す。
「グルルルル……」
「おいおいまじかよ……」
スキンさんが出てきた影を見て少し後ずさりした。
影の正体は完全に魔物であった。
体長2mはある巨体、四足歩行で、四肢の筋肉はまさに獣そのもので、僕の腕の3倍以上の太さ。 敵意むき出しの顔は牙が印象的で、ぱっと見ただけでもゆうに10cmは超えている。
一言で表すのであれば、ドーピングしまくって、筋力、殺傷能力にパラメーターを極振りした犬。
「グルルルル……」
魔物と目が合う。
「にぃちゃん、逃げろ!」
スキンさんが叫ぶ。
「いや、無理!!!!」
「キャイン!」
魔物がいきなりひれ伏す。
「はぁ~……ほんと無能……」
後ろから声がした。
「え、誰? 味方? 敵?」
僕が混乱していると吊るされていたロープが切れ、地面に叩きつけられる。
「嬢ちゃん、助かった……」
スキンさんの顔にいつもの笑顔が戻る。
「こんなの朝飯前よ……で、クソはなんで吊るされてたの? 新たな性癖の扉でも開いちゃったの? それとも魔物に食われたかったの?」
助けてくれたのは凛花だった。
「いや、全く違うんだけれど……」
凛花は目も合わせずに言う。
「スキンさん、この魔物はどうしますか? というか、この魔物ってなんなんですか? ここにくる途中に一匹同じような見た目のも倒してきたのですが、物理がてんで効かなくて……」
凛花がスキンさんに聞くと、スキンさんは魔物(動きは封じられているが、生きているしめっちゃ威嚇している)に近づきしゃがみこむ。
品定めをするように一通り魔物を視ると立ち上がる。
「いやー俺も存在は知っていたが、実際に見るのは初めてでな……おそらくこいつはファングウルフだな。 物理が効かないのは、こいつの皮膚は強い衝撃を受けると衝撃を受けた箇所が硬化するんだ。 だから、殴る、蹴る等の武術は効かない。 ただ、硬化よりも速く当てれば話は別だ、斬撃、魔法系統でこいつは基本的に討伐可能だ。 ちなみに……」
スキンさんの顔が明るくなる。
「こいつは高級食材でもあるが、頭がいいから主従関係だけちゃんと築ければ飼いならすことも可能だ。 乗って移動したり、狩をさせたりとめちゃくちゃ役立つ! もし他にも居て、俺らの人数分集めれば移動、戦闘面でだいぶ楽なんだが……」
それならと、凛花がファングウルフに近づき魔法を解く。
ファングウルフはむくりと立ち上がり、凛花を睨みつける。
すると、凛花の両手がバチバチと紫電を帯び出す。
「にぃちゃんの妹すげえな。 紫雷も使えんのか……」
「ねぇ、仲間はどこにいるの? 連れて行ってもらえる?」
紫電を見たファングウルフの凛花に対する態度が激変した。
今まで逆立っていた体毛は逆立つことをやめ、勝負を諦めたかのようにストンと落ち、いまにも噛みつきそうであった形相は穏やかに、奮い立たせていた尻尾もぺたんと落ち込んでしまった。
きっと本能的に負けを認めたのだろう。
ただの大きい犬みたいになってしまった。
「さぁ……」
凛花の言葉に反応しファングウルフは踵を返し、森の奥の方へと僕らを案内する。
兄ながらに、いまの殺意増しましの凛花の姿はさながら暴君のようにしか見えないが、黙っておくことにする。 きっと言葉にしてしまったら僕の生前最後の言葉になるから…………怖すぎ。
しばらく歩くと、洞窟のような場所に出た。
「ここに仲間がいるの?」
進行形で両手に紫電を纏っている凛花がファングウルフに問うと、ファングウルフはコクリと頷いき吠えた。
ファングウルフが吠えると、洞窟の中から10匹程度のファングウルフがぞろぞろと出てくる。
「スキンさん、人数分飼い慣らして、残りは食料として討伐しておきますか?」
凛花がスキンさんに聞く。
「そうだなー、それで……」
「いや待て凛花。 残りも飼い慣らそう」
「は? あたしは今、あんたじゃなくてスキンさんに聞いているんだけど?」
凛花が切れ気味に言い放つ。
「いや、たしかに高級食材ってことはわかったけれど、何もそんなに怯えている魔物を無慈悲……無情に討伐することはないんじゃないか? 僕はなるべく生物を、例えそれが魔物でも命までは奪いたくない……僕たちが生きていくために食料として命を奪うのも最小限にしたいんだ……頼む凛花」
深々と頭を下げる。
「ほんと甘すぎて反吐が出そう」
言いながら凛花は両手の紫電を引っ込めこちらへ歩いてくる。
「あたしは先に討伐しちゃったやつを運びながら先に戻ってるから、お好きにどうぞ」
ひらひらと手を振り凛花は森の中へ消えて行った。
「にぃちゃんのその精神は大事だけどな、命を失いかねないぞ?」
スキンさんがやれやれと言う。
「で、妹さんがいなくなったわけだが、どうやって飼いならすんだ?」
「今から考えます」
考え込む。
僕は凛花のように戦闘能力が高いわけでもないし……何かいい方法は……。
『あんたいい人間だな』
「!!!! スキンさんなんか言いました?」
「いや俺は何も言ってないぞ?」
スキンさんが訝しげな顔をする。
「じゃあいったい誰が……」
ファングウルフが僕の目の前まで歩いてきてその場に座り、頭を下げる。
『さっきは襲おうとして申し訳なかった。 あんた達を脅かして食料を分けてもらおうと思っただけなんだ。 端からあんた達を襲う気は無かったんだ』
「え、話してるのお前?」
ファングウルフに問うとコクリと頷いた。
「喋れたの? 人間の言葉」
『隠していて申し訳なかった……ただ、この会話はあそこに立っている男には聴こえない』
目が点になる。
『我々の命をあの女から救っていただいた恩を返したい、ぜひ我一族をあんたのもとで働かせてくれ』
妹よ……お前ってやつはどれだけの殺気を放ってたんだよ……。
「それは願っても無いことだ。 こちらからもよろしく頼むよ」
ファングウルフの頭を撫でると嬉しそうに尻尾を振ってくれる。
「スキンさん、村に帰りましょう、こいつらを連れて」
「おいおい大丈夫かよ、そんな凶暴な魔物連れて行ってら村中が混乱するぞ」
「こいつらは人を襲わないと約束してくれると思います」
『勿論だ、そもそも我々とて人間と争いたくなどない。 飯さえいただければ何もしないことを誓おう』
「約束してくれたんで行きますか!」
「おいおい、どう言うことか説明してくれよ……」
「それは村に帰りながら説明します」
こうして僕ら二人はファングウルフにまたがり村へ向かった。
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ボス部屋手前のセーフエリアを拠点に、俺はひとりダンジョンを生き延びていく。
――そんなある日。
聞こえるはずのない女性の悲鳴が、ボス部屋から響いた。
盾のまちがった使い方から始まる異世界サバイバル、ここに開幕。
【AIの使用について】
本作は執筆補助ツールとして生成AIを使用しています。
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