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邂逅
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目の前には得体の知れない魔導士が現れた。
軽薄そうな言葉遣いだが、不気味な圧力を感じた。
シオン達は警戒レベルを最大限に上げて対峙した。
「貴様は何者だ!」
仮面の魔導士は大げさな仕草で自己紹介してきた。
「フフフッ、これは初めまして。僕は『ノーフェイス』と申します。実はシオン君の実力を見たくて侵入して来ちゃいました♪」
アハッ♪と言う様に戯けた感じで言ってきた。
アッシュがポンッと手を叩くとシオンを前に出した。
「なんだシオンのファンか。なら後は頼んだよ」
そう言うアッシュをルビーはボコボコにした。
流石のノーフェイスも呆気にとられて笑い出した。
「クククッあっーーーーはははははははっ!!!!これは愉快なパーティーですね!やはり面白い!」
「そこまで爆笑されるとはアッシュも本望だろう。それで、オレと殺り合えばクラスメイトは解放してくれるのか?」
「ええ、勝っても負けても解放しますよ♪ただ、負けた場合はシオン君が生きているとは限りませんがねっ!」
言い切る前にノーフェイスは腕を振ると、そこから炎が巻き起こった。
「私に任せて!」
ルビーは襲いくる炎を絡め取るように打ち消した!
「流石はルビーだよ!」
アッシュは褒めたがルビーは厳しい目をノーフェイスから離さなかった。
「アッシュ君の意見には同意するけど、僕はシオン君と戦いたいのだけれどね~?」
シオンは周囲を見渡しながら状況を確認していた。
「ルビー、アッシュ、手を出さないでくれ。オレが1人でやるよ」
シオンは大広間に入らずに通路で待機しているマリンにも気を遣いながら、他にも敵がいないか二人に注意すると、ノーフェイスの前に出た。
「楽しみにしていますよ?」
「お前こそあっさりと終わるなよ?」
しばしの沈黙の後───
弾ける様にお互いが動き出した。
【赤の魔弾を作成】
【魔弾装填】
【トリガーセット】
「赤の魔弾、フレイム・バレット!」
シオンが魔弾を放つと同時にノーフェイスも魔法を放った。
「ストーンショット!」
拳大の石が複数シオンに向かって飛んでいった。
お互いの魔法が交差するように発射され着弾した。
ドーーーーン!!!!
「ちっ!」
直撃はしなかったが、衝撃のダメージが襲った。
「フフフッ、まだまだこれからだよ!ストーンショット!」
どんどん石のつぶてをシオンに向けて発射する。
シオンは魔力で作った盾を出して、防ぎながら走った。
「お前こそ、その程度か?」
挑発しながらノーフェイスに近付いていった。
『それはお互い様だよね~』
仮面で表情はわからないがお互いが様子の状態だった。シオンはある程度まで近づくと、剣で斬り掛かった。
「おっ、王国最強である剣術が見れるのかな?」
ガキッーーーン!!!
どこから出したのか、ノーフェイスも剣を握っておりシオンの剣を防いだ。
『やりずらい…………オレの事を調べているのか?』
「ほらほら、どうしたのかな?この程度ならサクッと殺しちゃうよ!」
剣の応酬が激しくなり、シオンが押されていった。
軽薄そうな言葉遣いだが、不気味な圧力を感じた。
シオン達は警戒レベルを最大限に上げて対峙した。
「貴様は何者だ!」
仮面の魔導士は大げさな仕草で自己紹介してきた。
「フフフッ、これは初めまして。僕は『ノーフェイス』と申します。実はシオン君の実力を見たくて侵入して来ちゃいました♪」
アハッ♪と言う様に戯けた感じで言ってきた。
アッシュがポンッと手を叩くとシオンを前に出した。
「なんだシオンのファンか。なら後は頼んだよ」
そう言うアッシュをルビーはボコボコにした。
流石のノーフェイスも呆気にとられて笑い出した。
「クククッあっーーーーはははははははっ!!!!これは愉快なパーティーですね!やはり面白い!」
「そこまで爆笑されるとはアッシュも本望だろう。それで、オレと殺り合えばクラスメイトは解放してくれるのか?」
「ええ、勝っても負けても解放しますよ♪ただ、負けた場合はシオン君が生きているとは限りませんがねっ!」
言い切る前にノーフェイスは腕を振ると、そこから炎が巻き起こった。
「私に任せて!」
ルビーは襲いくる炎を絡め取るように打ち消した!
「流石はルビーだよ!」
アッシュは褒めたがルビーは厳しい目をノーフェイスから離さなかった。
「アッシュ君の意見には同意するけど、僕はシオン君と戦いたいのだけれどね~?」
シオンは周囲を見渡しながら状況を確認していた。
「ルビー、アッシュ、手を出さないでくれ。オレが1人でやるよ」
シオンは大広間に入らずに通路で待機しているマリンにも気を遣いながら、他にも敵がいないか二人に注意すると、ノーフェイスの前に出た。
「楽しみにしていますよ?」
「お前こそあっさりと終わるなよ?」
しばしの沈黙の後───
弾ける様にお互いが動き出した。
【赤の魔弾を作成】
【魔弾装填】
【トリガーセット】
「赤の魔弾、フレイム・バレット!」
シオンが魔弾を放つと同時にノーフェイスも魔法を放った。
「ストーンショット!」
拳大の石が複数シオンに向かって飛んでいった。
お互いの魔法が交差するように発射され着弾した。
ドーーーーン!!!!
「ちっ!」
直撃はしなかったが、衝撃のダメージが襲った。
「フフフッ、まだまだこれからだよ!ストーンショット!」
どんどん石のつぶてをシオンに向けて発射する。
シオンは魔力で作った盾を出して、防ぎながら走った。
「お前こそ、その程度か?」
挑発しながらノーフェイスに近付いていった。
『それはお互い様だよね~』
仮面で表情はわからないがお互いが様子の状態だった。シオンはある程度まで近づくと、剣で斬り掛かった。
「おっ、王国最強である剣術が見れるのかな?」
ガキッーーーン!!!
どこから出したのか、ノーフェイスも剣を握っておりシオンの剣を防いだ。
『やりずらい…………オレの事を調べているのか?』
「ほらほら、どうしたのかな?この程度ならサクッと殺しちゃうよ!」
剣の応酬が激しくなり、シオンが押されていった。
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