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第5章:邪神復活編
剣魔大会がはっじまっるよ~!
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シオンは、いやシオン達は剣魔大会に向けて着々と準備していた。
「ねぇ?確かに剣魔大会に参加することは名誉だけど、まだ早くないかな?」
アイギスがシオンを見て尋ねた。
「アイギスちゃん!大会に参加する事に遅い、早いはないんだよ?もし、まだ早いと気後れしたらまた、まだ早い、もう少し待とうってずっと後送りにしてしまうよ」
アイギスはぐっと、何も言えなくなった。
「それに、参加することが目的じゃないからね?優勝こそが最終目的だから!」
ビシッ!と指を突き付けるシオン!
「で、でも!大怪我することだってあるんだよ?学生の私達がどこまで戦えるのかな?」
心配そうにしているアイギスにシオンは笑顔で答えた。
「いつもの地獄の特訓を受けていて、まだそんな事がいえるアイギスちゃんは大物だね♪でも、大怪我が心配なら大丈夫だよ?レグルスが治すからね♪」
何処までも他力本願なシオンだった。いや、レグルスの回復魔法などはスキルによって最大10倍の威力が出る。今のレグルスなら1000人同時にフルヒールを掛ける事が出来るだろう。
「おーい!ランキング戦の結果発表があったぞ!」
噂をすればレグルスがやってきた。
「何とかみんな50位以内に入れたから剣魔大会に出場出来るぜ!」
「おおっ!やったね♪」
「はぁ~本当にですか?」
ガックリするアイギスと喜ぶシオンが対極的だった。
「それで今度、準備期間中は家に戻って来いってさ。みんなで」
「みんな?」
「ああ、アイギスやカウスも連れて来いってさ。まぁ、チームメイトを見たいんだろうな」
アイギスの目がキラキラと輝き出し、さっきまでとは違っていた。
「まさか、英雄王にお会いできるのでしょうか!?」
お父様とお母様は数年前に、大会初の三冠王に輝いた事で多くの人々から畏怖と敬意を受けていた。アイギスちゃんもアイドルに会える見たいにテンションが上がっていた。
「うん!お父様とお母様は気さくな方だから喜んで会ってくれるよ!」
「感激です~!」
ピョンピョンと跳ねて喜んでいた。
「ねぇ、レグルスもそのまま戻るの?」
レグルスは剣魔大会でいずれかで優勝すれば王族に戻る事が出来るのだ。
「いや、スピカと一緒に城へ戻って挨拶してくるよ。正直、王族に戻る事に執着はしてないんだ」
シオンは少し驚いた様子でレグルスを見た。
「なんて言うか、アクエリアス家での生活に満足しているからな。レインとも仲が良いし………それに………」
「それに?」
「いや、何でもない。でもスピカだけに王族の責務を押し付けるのも嫌だからな。だから王族に戻ったらスピカと一緒に頑張るつもりだ。あいつばかり苦労させたくないから」
「えへへ、良いお兄ちゃんじゃん!スピカは良い子だしね♪」
「あいつはこんな俺でも、戻ってきてくれる事を信じていたからな。無下には出来ないよ」
レグルスはやれやれといった仕草で話したが、顔は笑っていた。
「よっしゃ!剣魔大会、頑張るぞぉ~!」
エイエイオー!と、気合いを入れるシオンであった。
それからしばらくして、剣魔大会に参加する準備のため、一時的に実家に戻る事になった。
「シオン!頑張ってきてね!」
「シオン、頑張れ!」
「一回戦ぐらい勝って来いよ!」
クラスメイトから励ましのエールをもらい、シオン達はアクエリアス家に里帰りするのでした。レグルスは一度王都へ戻り、王様に報告してからアクエリアス家に遅れて行く予定だ。
久しぶりの実家にシオンはワクワクするのだった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「ちょっと準備期間を入れて大会です!」
「ねぇ?確かに剣魔大会に参加することは名誉だけど、まだ早くないかな?」
アイギスがシオンを見て尋ねた。
「アイギスちゃん!大会に参加する事に遅い、早いはないんだよ?もし、まだ早いと気後れしたらまた、まだ早い、もう少し待とうってずっと後送りにしてしまうよ」
アイギスはぐっと、何も言えなくなった。
「それに、参加することが目的じゃないからね?優勝こそが最終目的だから!」
ビシッ!と指を突き付けるシオン!
「で、でも!大怪我することだってあるんだよ?学生の私達がどこまで戦えるのかな?」
心配そうにしているアイギスにシオンは笑顔で答えた。
「いつもの地獄の特訓を受けていて、まだそんな事がいえるアイギスちゃんは大物だね♪でも、大怪我が心配なら大丈夫だよ?レグルスが治すからね♪」
何処までも他力本願なシオンだった。いや、レグルスの回復魔法などはスキルによって最大10倍の威力が出る。今のレグルスなら1000人同時にフルヒールを掛ける事が出来るだろう。
「おーい!ランキング戦の結果発表があったぞ!」
噂をすればレグルスがやってきた。
「何とかみんな50位以内に入れたから剣魔大会に出場出来るぜ!」
「おおっ!やったね♪」
「はぁ~本当にですか?」
ガックリするアイギスと喜ぶシオンが対極的だった。
「それで今度、準備期間中は家に戻って来いってさ。みんなで」
「みんな?」
「ああ、アイギスやカウスも連れて来いってさ。まぁ、チームメイトを見たいんだろうな」
アイギスの目がキラキラと輝き出し、さっきまでとは違っていた。
「まさか、英雄王にお会いできるのでしょうか!?」
お父様とお母様は数年前に、大会初の三冠王に輝いた事で多くの人々から畏怖と敬意を受けていた。アイギスちゃんもアイドルに会える見たいにテンションが上がっていた。
「うん!お父様とお母様は気さくな方だから喜んで会ってくれるよ!」
「感激です~!」
ピョンピョンと跳ねて喜んでいた。
「ねぇ、レグルスもそのまま戻るの?」
レグルスは剣魔大会でいずれかで優勝すれば王族に戻る事が出来るのだ。
「いや、スピカと一緒に城へ戻って挨拶してくるよ。正直、王族に戻る事に執着はしてないんだ」
シオンは少し驚いた様子でレグルスを見た。
「なんて言うか、アクエリアス家での生活に満足しているからな。レインとも仲が良いし………それに………」
「それに?」
「いや、何でもない。でもスピカだけに王族の責務を押し付けるのも嫌だからな。だから王族に戻ったらスピカと一緒に頑張るつもりだ。あいつばかり苦労させたくないから」
「えへへ、良いお兄ちゃんじゃん!スピカは良い子だしね♪」
「あいつはこんな俺でも、戻ってきてくれる事を信じていたからな。無下には出来ないよ」
レグルスはやれやれといった仕草で話したが、顔は笑っていた。
「よっしゃ!剣魔大会、頑張るぞぉ~!」
エイエイオー!と、気合いを入れるシオンであった。
それからしばらくして、剣魔大会に参加する準備のため、一時的に実家に戻る事になった。
「シオン!頑張ってきてね!」
「シオン、頑張れ!」
「一回戦ぐらい勝って来いよ!」
クラスメイトから励ましのエールをもらい、シオン達はアクエリアス家に里帰りするのでした。レグルスは一度王都へ戻り、王様に報告してからアクエリアス家に遅れて行く予定だ。
久しぶりの実家にシオンはワクワクするのだった。
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【後書き】
愚者の声
「ちょっと準備期間を入れて大会です!」
応援ありがとうございます!
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