異世界転生戦記!少女は能力を封印されて、異世界で勝ち上がっていく(仮)

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第5章:邪神復活編

激突!(気持ち良いー♪)

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シオン達はやっぱり不戦勝で勝ち抜け、スピカとアイギスも楽勝で決勝戦まで勝ち進んだ。

「やっとだよ………」

感無量!?

ようやく戦えるんだよー!やったよ!スピカ、アイギス、ありがとうね!君達の事は忘れないよ!キランッ☆

「お~い!帰って来いよ~!」

はっ!?余りの嬉しさに我を忘れていたよ!

「ご、ごめん!我を忘れていたわ」
「おいおい、嬉しいのはわかるが頼むぜ?」

レグルスは呆れ顔でシオンを見た。そこにスピカ達がやって来た。

「お待たせしました」
「お待たせ!お兄様!」

シオンとスピカ達は一定の距離で向かい合った。

「やっほ~!アイギス、スピカ!今日はよろしくね♪」

「緊張感ねぇな!」

いつものようにツッコミを入れるレグルス。

「シオンは変わらないわね?ええ、本気で殺りましょう!」

スピカは殺気を込めて威圧してきた。
ゾクゾクッ!

「あはぁん♪良いわ~♪」

シオンはMに目覚めた………訳ではない。(多分)
これまで試合を見てきて、ようやく自分も殺気の飛び交う戦場にやってきたんだと感じたにだった。

「おい!シオン!いつまでバカな事をやっている!闘気を溜めておけよ!」

レグルスの言葉にシオンは目付きが変わり、視線で準備OKと会話した。そこに─

『遂に剣魔大会デュオ決勝戦を始まります!』


遂に決勝戦が始まった。スピカはカレン戦と同じく特攻してきた。スピカは攻撃主体のシオンに狙いを定めた。

「支援魔法!」

アイギスが攻撃力と防御力の強化魔法を重ねて掛ける。

「はあぁぁぁぁぁぁああああああ!!!!!」

スピカは剣を振りかぶり全力で斬りかかった!

「我が悠久の鎖から時放たれん!ブレイク・リリース!!!」

シオンは封印を解除し、真っ向からぶつかった!

ガキーーーーーン!!!!!

キンッ!キンッ!キンッ!

激しい打ち合いが続いた。レグルスはシオンとスピカが戦っている内に、アイギスへと向かった。

「アイギス!悪く思うなよ!武技 《双波》!!!」

レグルスは攻撃魔法が使えない。短剣を両手に持ちアイギスへと攻撃を放つ!しかし、アイギスは強力な防御魔法で防いでしまう。レグルスはそのまま止まらず攻撃を続ける!

「流石はアイギス………なんて硬い結界だ!」

攻撃を続けながら隙を探す。

「無駄です!レグルスさんの攻撃力では私の結界は破壊出来ませんよ!」

いつになく弱気なアイギスが強気であった。

「確かにな!だが─」

レグルスが咄嗟に横に飛ぶと、スピカと斬り合っていたシオンがちょうど技を放つ所だった。

!?

「油断大敵だよ!秘技 《流星斬激》!!!」

名前の通り、数多の斬激がアイギスの結界へぶつかった。

「くっ!?」

アイギスの結界は強固であったが、無数の斬激を次々に受けた結界はだんだんと削られ、遂には破壊された!

ガギンッ!

結界が壊れた瞬間だった。追撃しよとしたシオンにスピカが攻撃を仕掛けた!

「アイギスはやらせないわ!」

シオンはスピカの猛攻に防戦になる。レグルスは新たな結界が張られる前にアイギスに突撃すたが………

「くははははっ!おもしれーじゃないかよ!」

ドカンッ!

「がはっ!?」

アイギナとチェンジした攻撃にレグルスは虚を突かれ、蹴り技を受けてしまった!

「くそっ!相変わらずやりづらい相手だぜ!」
「くくくっ!お前とは本気でやって見たかったんだ!楽しもうぜ!」

体術の達人であるアイギナと支援魔法に特化し、スピード重視の双剣使いレグルスとの戦いが始まった。

「オラオラ!どうした!」

「なんで拳で剣が弾けるんだよ!」

スピード強化のスキルを持つレグルスのスピードは速かった!しかし、接近戦では対人の場数で野生の勘で、レグルスの双剣を掻い潜り打撃を与える。

キンッ!!!

ザザザッ!

距離が空き、1度仕切り直しとなる。シオンとスピカも少し離れた場所で斬り合っている。アイギナはシオンの攻撃がまた来ないか、そちらにも気を配っている。

スピカとシオンは互角の戦いを繰り広げているが、シオンには時間制限がある。

そのリミットは近付いていた。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】

愚者の声
「久々の戦いにどうなる!?」



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