61 / 109
ついに乙女ゲームが始まり………ます?
しおりを挟む
ついに学園に通う日になりました。
「シオン、その制服とても似合っているよ」
お兄様が褒めてくれました。お兄様はすでに学園に通っています。本来なら学園の寮にいるはずですが、今日は私のために戻ってきてくれたのです。
そして私も今日から学園の寮に住む事になります!
「お兄様、ありがとうございます♪」
クルリッと廻って制服姿を見せました。
「………少しスカートが短くないかな?」
真面目な顔をして風紀員的な事を言って来ました。
「これくらい普通ですよ?メリッサとか見てよ?」
ちょうど向こうからメリッサがやって来ました。成長したし、ちゃん付けは止めたのです。
「あっ、ルーク様!おはようございます!そしてシオンもおはよー!」
う~む?
私は気にしないのですが、最近のメリッサはフレンドリー過ぎて侍女長から怒られているんですよね。
「メリッサ、修行はサボっていないだろうな?」
「はい!ルーク様から出された課題は毎日やっております!」
ビシッと敬礼する姿は制服を着ていなかったら騎士そのものでした。
「メリッサ、お兄様、そろそろ出ないと遅刻しますよ?」
「おっと、そうだな。では一緒に行こうか」
入口に馬車が用意してあり、馬車の所へ行くとレインお兄様とジークが待っていました。
「遅いよシオン。でも、その制服は似合ってるね。可愛いよ」
「ジーク、ありがとう♪もうすっかり、うちに馴染んでいるわね。三人目のお兄様みたいよ♪」
「私としてはそろそろ婚約者となりたいんだけどね?」
ジークはおどけた様子で言ったが、お兄様ズが怖い目で睨んでいました。
「よしジーク!今日はこのままうちで修行していくか?」
「はははっ………今日は入学式なので遠慮しておきます!」
他愛ない会話をしているとメリッサが馬車に乗り込み、早く出発しますよ~と言って来ました。
「あっ、いけない。遅刻しちゃいます!急ぎましょう!」
こうしてシオン達は馬車で優雅に学園へ向かいました。
コソッ
『ねぇ、シオン。ヒロインがいるはずだから注意してね』
フィーネが小声で言ってきました。
ってか、いるんだ。ヒロイン………
『ヒロインは転生者じゃないはずだから、普通の行動をしてくるだけのはずなんだけど、何が起こるかわからないのがシオンだから、取り敢えず気を付けておいてね』
ちょっと!?
いつも私が何かするとでも思っているのかしら?フィーネの忠告を確認して、馬車は学園に着きました。
「そういえば、小龍の2匹も連れていくんですね」
そう、シオンの膝の上には小龍のカーマインとマリンが気持ちよく眠っていた。
「うん、私はこの子達の契約者だし、育て親でもあるからね。学園には許可は取ってあるよ」
子龍を撫でながら言った。
「さぁ、起きて。降りるよ」
子龍を肩に乗せて馬車を降りました。すると学園の入口に大勢の生徒が待っていて、出迎えてくれました。
えっ!?
何事ですかーーーーーーーーーー!!!!!!!!
「シオン、その制服とても似合っているよ」
お兄様が褒めてくれました。お兄様はすでに学園に通っています。本来なら学園の寮にいるはずですが、今日は私のために戻ってきてくれたのです。
そして私も今日から学園の寮に住む事になります!
「お兄様、ありがとうございます♪」
クルリッと廻って制服姿を見せました。
「………少しスカートが短くないかな?」
真面目な顔をして風紀員的な事を言って来ました。
「これくらい普通ですよ?メリッサとか見てよ?」
ちょうど向こうからメリッサがやって来ました。成長したし、ちゃん付けは止めたのです。
「あっ、ルーク様!おはようございます!そしてシオンもおはよー!」
う~む?
私は気にしないのですが、最近のメリッサはフレンドリー過ぎて侍女長から怒られているんですよね。
「メリッサ、修行はサボっていないだろうな?」
「はい!ルーク様から出された課題は毎日やっております!」
ビシッと敬礼する姿は制服を着ていなかったら騎士そのものでした。
「メリッサ、お兄様、そろそろ出ないと遅刻しますよ?」
「おっと、そうだな。では一緒に行こうか」
入口に馬車が用意してあり、馬車の所へ行くとレインお兄様とジークが待っていました。
「遅いよシオン。でも、その制服は似合ってるね。可愛いよ」
「ジーク、ありがとう♪もうすっかり、うちに馴染んでいるわね。三人目のお兄様みたいよ♪」
「私としてはそろそろ婚約者となりたいんだけどね?」
ジークはおどけた様子で言ったが、お兄様ズが怖い目で睨んでいました。
「よしジーク!今日はこのままうちで修行していくか?」
「はははっ………今日は入学式なので遠慮しておきます!」
他愛ない会話をしているとメリッサが馬車に乗り込み、早く出発しますよ~と言って来ました。
「あっ、いけない。遅刻しちゃいます!急ぎましょう!」
こうしてシオン達は馬車で優雅に学園へ向かいました。
コソッ
『ねぇ、シオン。ヒロインがいるはずだから注意してね』
フィーネが小声で言ってきました。
ってか、いるんだ。ヒロイン………
『ヒロインは転生者じゃないはずだから、普通の行動をしてくるだけのはずなんだけど、何が起こるかわからないのがシオンだから、取り敢えず気を付けておいてね』
ちょっと!?
いつも私が何かするとでも思っているのかしら?フィーネの忠告を確認して、馬車は学園に着きました。
「そういえば、小龍の2匹も連れていくんですね」
そう、シオンの膝の上には小龍のカーマインとマリンが気持ちよく眠っていた。
「うん、私はこの子達の契約者だし、育て親でもあるからね。学園には許可は取ってあるよ」
子龍を撫でながら言った。
「さぁ、起きて。降りるよ」
子龍を肩に乗せて馬車を降りました。すると学園の入口に大勢の生徒が待っていて、出迎えてくれました。
えっ!?
何事ですかーーーーーーーーーー!!!!!!!!
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
127
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる