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☆行動開始
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ヒジリに言われて、当初の目的の村へ向かうことになった。
道中、シオン達は罪悪感から事情を話すことにした。
「では、昨日の神託を受けた新しい聖女はシオンお姉様だと?」
「神託じゃないんだ。なんか私の前世をうっかりミスで死なせたみたいで謝られたの」
!?
「いえ、それでも直接女神様が謝ってくるなんて凄いです!」
「私は旅人であって聖女にはなりたくないの。わかってくれるよね?」
ヒジリちゃんはう~んと腕を組んで悩んだ。
「それは難しい問題ですね」
「えっ、どうして?」
「すでにシオンお姉様の似顔絵が出回っているでしょうから、検問を突破するのが難しいですし、女神様と会話できた時点で聖女認定確定なんですよ」
検問は飛んで越えれるから問題ないけど、似顔絵が出回っているのが問題だな。
シオンとジークは視線で会話してどうしようか考えることになった。
「はぁ~なんかトラブルばかりで嫌になっちゃうね」
「その全てがシオンが原因なんだけどね?」
「女神様が話しかけてくるなんて私にわかる訳ないじゃん!冤罪だよ~」(泣)
よよよ~~と泣き顔で言うシオンにヒジリちゃんはクスリッと笑った。
「取り敢えず教皇様に相談してみましょう。教皇様は気の良いお爺ちゃんで信用できますよ」
「うぅ~~結局戻るのか~」
「まぁ、シオンは空が飛べるからいつでも逃げ出せるでしょ」
!?
「シオンお姉様は空が飛べるのですか!?」
「うん、風魔法を使ってね」
「凄いデス!」
いや、あはははっ・・・
シオンは少し困った風に頭をかいた。
「まぁシオンと一緒にいたら退屈はしないよ」
「それ、褒めてる?」
馬車の中で笑い声が響いた。
そして一時間ほどで目的の村に到着した。
「油断しないように」
「ヒジリちゃんも結界を張れるよう準備はしていてね」
「は、はい!」
村には丸太でできた防壁があり、入口にも木材でできた城門が備えられていた。
馬車を村の入口に止めるとジークが叫んだ。
「夜分に失礼する!魔物避けの結界が壊れたと連絡を受けて聖女様をお連れした!開門を求む!」
村の防壁の中に見張り台があり、そこにいた村人が慌てて降りるのが見えた。
中から声が聞こえて少しすると代表者らしき人物から声が発せられた。
「私は冒険者のレオナだ。故あってこの村で世話になっているものだ」
門の後ろから聞こえていた声が見張り台から聞こえてきた。
『いつの間に?』
ジークは警戒を強めた。
「なぜこんな夜分にやってきた」
警戒しているのがわかる。
「道中、野党に襲われて時間が掛かったんだ」
ジークがそういうとレオナは聖女の証拠を見せろと言ってきた。
「なら結界を張りますね。それが証拠になるかと」
いつの間にか馬車から降りたヒジリがジークの横で言った。
「勝手に降りてこられては困ります」
「大丈夫です。ここは私に任せてください」
ヒジリは結界を展開すると暗闇で青白い光が周囲を照らした。
!?
「これは失礼した!みんな、本物の聖女様だ!開門急げ!」
冒険者レオナの言葉に村の門が開いた。
「流石だな」
「辺境の村や地方の村は警戒心が強いんです。盗賊のなりすましなどありますから、証拠を見せれば信用してくれます」
なるほど。慣れているね。
馬車を動かしてようやく村の中に入ることができた。
村の中は火が落ちて夜だと言うのに多くの村人が外に出ていた。
「・・・何かあったのか?」
ジークは警戒しながら尋ねた。
「ああ、魔物の襲撃が酷くてね。ようやく聖女様が来てくれて助かったよ。食料もヤバかったからね」
????
「ちょっと待て。どういうことだ?」
ジークはヒジリを見た。ヒジリも首を振ってわからないと言った感じだった。
「ヒジリ・・・聖女様は今日、村の魔物避けの結界が壊されたので、緊急で夜遅くにでもこの村に強行してきたんだが?」
「バカな!村の魔物避けの結界が壊されたのは1ヶ月も前のことだ。私はたまたまこの村に来ていたから、何とかなっていたに過ぎないんだぞ!?」
1ヶ月も前とは、よく無事でいられたね。
この世界では魔物襲撃を防ぐために、必ず各村や街に魔物避けの結界が張ってある。水晶玉みたいな特別な宝珠で、定期的に魔力を補充しないといけないのだ。ただそれは平民でも魔力持ちがいるから問題なのだけど、今回はその水晶が壊されたと言うことで聖女ちゃんがきたと言う訳である。作るより直すほうが難しいのだ。これは完全に教会が独占している技術でもある。
強力な魔物には効かないこともあるけどね。
シオン達は詳しい話をするために、一軒の家に移動した。
道中、シオン達は罪悪感から事情を話すことにした。
「では、昨日の神託を受けた新しい聖女はシオンお姉様だと?」
「神託じゃないんだ。なんか私の前世をうっかりミスで死なせたみたいで謝られたの」
!?
「いえ、それでも直接女神様が謝ってくるなんて凄いです!」
「私は旅人であって聖女にはなりたくないの。わかってくれるよね?」
ヒジリちゃんはう~んと腕を組んで悩んだ。
「それは難しい問題ですね」
「えっ、どうして?」
「すでにシオンお姉様の似顔絵が出回っているでしょうから、検問を突破するのが難しいですし、女神様と会話できた時点で聖女認定確定なんですよ」
検問は飛んで越えれるから問題ないけど、似顔絵が出回っているのが問題だな。
シオンとジークは視線で会話してどうしようか考えることになった。
「はぁ~なんかトラブルばかりで嫌になっちゃうね」
「その全てがシオンが原因なんだけどね?」
「女神様が話しかけてくるなんて私にわかる訳ないじゃん!冤罪だよ~」(泣)
よよよ~~と泣き顔で言うシオンにヒジリちゃんはクスリッと笑った。
「取り敢えず教皇様に相談してみましょう。教皇様は気の良いお爺ちゃんで信用できますよ」
「うぅ~~結局戻るのか~」
「まぁ、シオンは空が飛べるからいつでも逃げ出せるでしょ」
!?
「シオンお姉様は空が飛べるのですか!?」
「うん、風魔法を使ってね」
「凄いデス!」
いや、あはははっ・・・
シオンは少し困った風に頭をかいた。
「まぁシオンと一緒にいたら退屈はしないよ」
「それ、褒めてる?」
馬車の中で笑い声が響いた。
そして一時間ほどで目的の村に到着した。
「油断しないように」
「ヒジリちゃんも結界を張れるよう準備はしていてね」
「は、はい!」
村には丸太でできた防壁があり、入口にも木材でできた城門が備えられていた。
馬車を村の入口に止めるとジークが叫んだ。
「夜分に失礼する!魔物避けの結界が壊れたと連絡を受けて聖女様をお連れした!開門を求む!」
村の防壁の中に見張り台があり、そこにいた村人が慌てて降りるのが見えた。
中から声が聞こえて少しすると代表者らしき人物から声が発せられた。
「私は冒険者のレオナだ。故あってこの村で世話になっているものだ」
門の後ろから聞こえていた声が見張り台から聞こえてきた。
『いつの間に?』
ジークは警戒を強めた。
「なぜこんな夜分にやってきた」
警戒しているのがわかる。
「道中、野党に襲われて時間が掛かったんだ」
ジークがそういうとレオナは聖女の証拠を見せろと言ってきた。
「なら結界を張りますね。それが証拠になるかと」
いつの間にか馬車から降りたヒジリがジークの横で言った。
「勝手に降りてこられては困ります」
「大丈夫です。ここは私に任せてください」
ヒジリは結界を展開すると暗闇で青白い光が周囲を照らした。
!?
「これは失礼した!みんな、本物の聖女様だ!開門急げ!」
冒険者レオナの言葉に村の門が開いた。
「流石だな」
「辺境の村や地方の村は警戒心が強いんです。盗賊のなりすましなどありますから、証拠を見せれば信用してくれます」
なるほど。慣れているね。
馬車を動かしてようやく村の中に入ることができた。
村の中は火が落ちて夜だと言うのに多くの村人が外に出ていた。
「・・・何かあったのか?」
ジークは警戒しながら尋ねた。
「ああ、魔物の襲撃が酷くてね。ようやく聖女様が来てくれて助かったよ。食料もヤバかったからね」
????
「ちょっと待て。どういうことだ?」
ジークはヒジリを見た。ヒジリも首を振ってわからないと言った感じだった。
「ヒジリ・・・聖女様は今日、村の魔物避けの結界が壊されたので、緊急で夜遅くにでもこの村に強行してきたんだが?」
「バカな!村の魔物避けの結界が壊されたのは1ヶ月も前のことだ。私はたまたまこの村に来ていたから、何とかなっていたに過ぎないんだぞ!?」
1ヶ月も前とは、よく無事でいられたね。
この世界では魔物襲撃を防ぐために、必ず各村や街に魔物避けの結界が張ってある。水晶玉みたいな特別な宝珠で、定期的に魔力を補充しないといけないのだ。ただそれは平民でも魔力持ちがいるから問題なのだけど、今回はその水晶が壊されたと言うことで聖女ちゃんがきたと言う訳である。作るより直すほうが難しいのだ。これは完全に教会が独占している技術でもある。
強力な魔物には効かないこともあるけどね。
シオン達は詳しい話をするために、一軒の家に移動した。
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