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忙しいよ〜
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シオンはヒジリちゃんに魔物や悪魔に対する魔法を教えてもらった。教皇様から聖女の聖魔法についての魔術書を借りてきていたので助かった。
「やっぱり地面に魔法陣を描いて発動するのが効果的なんだね」
「そうですね。魔法陣の良いところは、自分の魔力以外に仲間の魔力も利用できるので、大規模な魔術を発動できるところです。デメリットは、魔法陣を描くのに時間が掛かる所と、発動場所が限られる所です」
なるほどね。
これなんとか使えないだろうか?
ヒジリちゃんに悪魔を弱体化させる魔法があるか調べてもらって、シオンは森に溢れた魔物の対策に乗り出しました。
「森だと火属性の魔法は使えないし、森を破壊する魔法も使えないから本当に面倒なんだよね。何か便利な魔法ってないのかな?」
「それなら『聖水』とかどうですか?教会で祝福を授けた聖水なら、アンデット以外にも、魔物にも効きますよ?」
「ふむふむ、でもそんな大量の聖水って売ってないよね」
「まぁ、普通は小瓶にいれて、投げるか剣にかけて斬るとかの使い方ですしね」
あれ?ちょっと待てよ?
シオンは思いついたことがあったので試してみる事にしました。
レオナについ着てきてもらい、里の外に出るとシオンは水の魔法を使ってみた。
「えい、水魔法~として、ナムナムとお祈り!」
水魔法で女神像の形を一度作って祈ると光りました。そしてその水を魔物に掛けてみると───
魔物が苦しみ出して死に絶えました。
「これはいったい!?」
驚くレオナにシオンは実験の成果を伝えた。
「ほら、私、女神様に、女神像を祈るとぴかー!って光ようにしてもらったじゃない?でもそれって少なからず女神様の力で光っていると思ったの。女神様の力🟰(イコール)神聖力って思ったのよ。だから神聖力の浴びた水なら聖水の代わりになるんじゃないかと思ったの♪」
シオンの言葉にレオナはドン引きした。
「やだ、シオンそれって女神様の力を利用しているんじゃ・・・」
「利用しているよ。だって女神様のお詫びにもらった能力?だもん。使えるものは使わないとね」
エルフは人間以上に女神様を信仰している種族である。
まがいなりにも、女神様の力を使う事に抵抗があるのだ。
「さ、里を救うためよ。私は何も見ていない。見ていない・・・」
レオナはブツブツと現実逃避したが、シオンはレオナの背中を叩いて正気に戻すと、魔物を倒しながら村と大聖堂に行ってくるね~と言って空を飛んでいった。
「さて、私の水魔法で恵みの雨を降らせましょうかね♪」
シオンは大樹の周囲を回りながら水魔法を使って雨を降らせた。
最初は森の上を飛んで移動しながら水魔法を使っていたが、広大な森に水を撒くのはめんど・・・大変だとわかり、やり方を変える事にした。なんと膨大な魔力を使い、雨雲を呼び寄せてそのまま『聖水の雨』を降らせたのである。
そしてこの何気ない出来事が後から大変な事態を引き起こす事に、今はまだ気づいていなかった。
「はぁはぁ、魔力をゴッツリ持っていかれたけど、これで森や周囲の魔物はいなくなるでしょう。さて、森に近い村に向かいますか」
ビューンとあっという間に村に到着です。
「おや、あなたは聖女様と一緒にいた・・」
村長に会うとかいつまんで説明した。
「エルフの里が崩壊していたと!」
「ええ、エルフたちは強力な悪魔を里全員で喰い止めてくれていたんです。ただもうすぐその強大な悪魔が復活します。そこで避難所を作るので、森で異変や大きな爆発音が響いたら避難して欲しいのです」
「しかし、この村の周囲に隠れる場所などありませんが・・・」
村長の言葉にシオンは大丈夫!魔法で地下室作るからと明るくいった。
「はい?」
「村の中で邪魔にならない場所はありますか?」
「それなら村の角に何もない区画がありますが・・」
その場所に移動するとシオンは土魔法で、村人が全員入れるほどの地下室を作ってしまった。
「こ、これは凄い!」
「普段は作物などの倉庫に使ってくださいな。では、私はこの事を教皇様にお伝えしないといけないので失礼します」
シオンは挨拶もそこそこに、空を飛んで大聖堂に向かうのだった。
「は~、忙しい。忙しい」
この空を飛ぶ少女を、後から大聖女の御業として語り継がれる事になるのだが、シオンは知るよしもなかった。
(なんでだよ!)
「やっぱり地面に魔法陣を描いて発動するのが効果的なんだね」
「そうですね。魔法陣の良いところは、自分の魔力以外に仲間の魔力も利用できるので、大規模な魔術を発動できるところです。デメリットは、魔法陣を描くのに時間が掛かる所と、発動場所が限られる所です」
なるほどね。
これなんとか使えないだろうか?
ヒジリちゃんに悪魔を弱体化させる魔法があるか調べてもらって、シオンは森に溢れた魔物の対策に乗り出しました。
「森だと火属性の魔法は使えないし、森を破壊する魔法も使えないから本当に面倒なんだよね。何か便利な魔法ってないのかな?」
「それなら『聖水』とかどうですか?教会で祝福を授けた聖水なら、アンデット以外にも、魔物にも効きますよ?」
「ふむふむ、でもそんな大量の聖水って売ってないよね」
「まぁ、普通は小瓶にいれて、投げるか剣にかけて斬るとかの使い方ですしね」
あれ?ちょっと待てよ?
シオンは思いついたことがあったので試してみる事にしました。
レオナについ着てきてもらい、里の外に出るとシオンは水の魔法を使ってみた。
「えい、水魔法~として、ナムナムとお祈り!」
水魔法で女神像の形を一度作って祈ると光りました。そしてその水を魔物に掛けてみると───
魔物が苦しみ出して死に絶えました。
「これはいったい!?」
驚くレオナにシオンは実験の成果を伝えた。
「ほら、私、女神様に、女神像を祈るとぴかー!って光ようにしてもらったじゃない?でもそれって少なからず女神様の力で光っていると思ったの。女神様の力🟰(イコール)神聖力って思ったのよ。だから神聖力の浴びた水なら聖水の代わりになるんじゃないかと思ったの♪」
シオンの言葉にレオナはドン引きした。
「やだ、シオンそれって女神様の力を利用しているんじゃ・・・」
「利用しているよ。だって女神様のお詫びにもらった能力?だもん。使えるものは使わないとね」
エルフは人間以上に女神様を信仰している種族である。
まがいなりにも、女神様の力を使う事に抵抗があるのだ。
「さ、里を救うためよ。私は何も見ていない。見ていない・・・」
レオナはブツブツと現実逃避したが、シオンはレオナの背中を叩いて正気に戻すと、魔物を倒しながら村と大聖堂に行ってくるね~と言って空を飛んでいった。
「さて、私の水魔法で恵みの雨を降らせましょうかね♪」
シオンは大樹の周囲を回りながら水魔法を使って雨を降らせた。
最初は森の上を飛んで移動しながら水魔法を使っていたが、広大な森に水を撒くのはめんど・・・大変だとわかり、やり方を変える事にした。なんと膨大な魔力を使い、雨雲を呼び寄せてそのまま『聖水の雨』を降らせたのである。
そしてこの何気ない出来事が後から大変な事態を引き起こす事に、今はまだ気づいていなかった。
「はぁはぁ、魔力をゴッツリ持っていかれたけど、これで森や周囲の魔物はいなくなるでしょう。さて、森に近い村に向かいますか」
ビューンとあっという間に村に到着です。
「おや、あなたは聖女様と一緒にいた・・」
村長に会うとかいつまんで説明した。
「エルフの里が崩壊していたと!」
「ええ、エルフたちは強力な悪魔を里全員で喰い止めてくれていたんです。ただもうすぐその強大な悪魔が復活します。そこで避難所を作るので、森で異変や大きな爆発音が響いたら避難して欲しいのです」
「しかし、この村の周囲に隠れる場所などありませんが・・・」
村長の言葉にシオンは大丈夫!魔法で地下室作るからと明るくいった。
「はい?」
「村の中で邪魔にならない場所はありますか?」
「それなら村の角に何もない区画がありますが・・」
その場所に移動するとシオンは土魔法で、村人が全員入れるほどの地下室を作ってしまった。
「こ、これは凄い!」
「普段は作物などの倉庫に使ってくださいな。では、私はこの事を教皇様にお伝えしないといけないので失礼します」
シオンは挨拶もそこそこに、空を飛んで大聖堂に向かうのだった。
「は~、忙しい。忙しい」
この空を飛ぶ少女を、後から大聖女の御業として語り継がれる事になるのだが、シオンは知るよしもなかった。
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