悪徳領主の娘に転生しました。『魔法学園恋愛編!』たぶん!

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まだまだこれからだよ!

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すみません。体調を崩したため次回はお休みします。次の更新は9月8日になります。
m(__)m

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

洞窟を進んで行くと、何度かリザードマンの襲撃があり、3枚の銅メダルをゲットした。
そして、どんどん奥に行くと気配が変わった。

「…………みんな止まって。この気配、気付いている?」

フレイがみんなを止めた。

「ええ、気配が変わったね」
「なんか寒気がするよ」

周囲に気を付けながら話し合った。

「この気配はかなりの『大物』がこの先にいるようですわ。このまま進んで戦うのか、引き返すのかを決めませんか?」
「そうだな。フレイの言う通りだ。どうするかな?」

クリスがみんなを見渡して意見を求めた。

「私は奥にいる大物を倒す方に1票よ!兎に角、金のメダルを取らないと勝ち目がないからね!」

シオンは実力に自信があるため、戦う方を選んだ。

「私は引き返した方が良いと思います」
「私も賛成です。この気配は異常です!」

慎重派のセリスとミレイユは引き返す方を選択した。

「フレイはどうなの?」
「私はどっちでもいいけど…………まだ序盤だし、怪我とか負うよりは雑魚の魔物を狩ってメダルを増やした方がいいかな?」

それを見たクリスが言った。

「じゃ、引き返えそうか」

えっ?私の意見は???

シオンはちょっとへこんだ。

「シオン、へこまないの。それに、そもそもの前提おかしいのよ?それをクリスが気付いただけなのよ」

「いや、フレイも気付いたんじゃないか。シオン、確かにリザードマンのリーダー格はメダルを落とす。でも、この先の大物がメダルを【必ず】落とすとはわからないんだよ?苦労して倒してもメダルを落とさなかったらどうする?」

!?

「私達はここまで来るのに、魔物を倒してメダルを手に入れたけど、魔物でも落とす者と落とさない者がいたでしょう?多分、意識の誘導されているのだと思うわ」

な、なるほど…………
いつの間にか、強い魔物を倒せばメダルが手に入ると思い込まされていたのか。

こうして、シオン達は奥まで行った洞窟を引き返すのだった。
洞窟をでると、まだ周囲には人影は無かったが、遠くで爆発音が聞こえてきた。

「すでに、他のチームも魔物と戦っているのか、それともクラス同士で戦っているのか………どちらにしても気を付けて進もう」

シオン達は岩山を登ることにした。高台から周りの状況を知る事にしたのだ。

ゴゴゴッ!!!!!

「ちっ!?ゴーレムだ!気を付けろ!」

ただの岩だと思っていたら突然動きだし、起き上がって襲い掛かってきた。

「『水神剣』!!!」

クリスの高圧力の水の刃がゴーレムを切り裂く!

「周囲を警戒しろ!まだいるぞ!!!」

クリスの言葉に反応して、幾つかの岩が動きだした。

「フレイは火力を抑えて!爆発音で周りに居場所を知られたくないわ」
「了解よ!煉獄の焔よ!我が前に立ち塞がる敵を燃やし尽くせ!『紅蓮蝶』!」

炎の蝶がゴーレムの周辺で小規模な爆発を起こし、ゴーレムの動きを止めた。
そこにミレイユが紙を巻き付けて転ばし、クリスが止めをさした。

ちなみに、シオンは魔法の威力が強すぎるという事で、後ろで応援していた。

「がんばれー!」

いずれ、シオンの出番を作る事にしよう。なんか可哀想だ。

「おっ、初めて銀のメダルを落としたぞ!」

これでシオン達はようやく1点と言うことである。

「もう少しで山頂だし頑張ろう!」

ゴーレムを片付けて、周囲を見渡せる山頂にたどり着いた。

「…………マジで凄いね。ここがダンジョンだなんて誰もわからないよ」

上を見れば青空が広がり、辺りは森があったり草原が広がっていたりしている。遠くには壁が見当たらず、どこまでも広がっていた。

その景色の中に、ようやく他のクラスメイト達を見付ける事ができた。

「ちょっと、遠いけど森の方で爆発音がしているね」
「そうね。あれは?森から十数人が飛び出してきたよ」

森から出てきた生徒は何から逃げるように走っていた。

「さっきの爆発音は、クラスメイト同士の戦闘だったみたいね」
「どうします?敵の人数を減らしますか?」

山頂から見ていたシオン達は次の目標を定めるのだった。





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