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2、クッキー
なんというか……
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あー、可愛いのがいっぱーい(≧∇≦)。私は100均のお菓子コーナーの前にいた。クッキーの型を買うためだ。お菓子作り、2週目はクッキーにした。一回目のシュークリームは皮が全く膨らまないという失態をしたので、今回は失敗のしようがないクッキーを選んだのだ。散々迷ったあげく、型を5個買い家にダッシュ!早速、お菓子作りスタート。
何しろ先週、大量の洗い物を放置してママを怒らせてしまったので<ちゃんと後片付けをする>、<キッチンを占領しない>という約束でお菓子作りを許可してもらったのだ。よし、やるぞ。髪を一つ結びにし、エプロンと三角巾を装着した。
まず薄力粉をパタパタ振るう。それにバターと砂糖をまぜまぜ。かったいなー。何気なくレシピを確認すると、あー、やらかした(;゚Д゚)、バターを常温に戻してない!
5分後… まあ、しゃーないか。このままごり押しにつぶす。そして、一つにまとめる。紙粘土のようにコネコネ。ふう。かたまりをラップに包み冷蔵庫にいれほっと一息。アイドルのYouTubeを見ているうちに、あっという間に30分。台の上に粉を雪のようにまき散らし、かたまりをどんと置く。これまた、たっぷり粉をつけた棒でぐりぐり伸ばす。
その時、弟のケンジが降りてきた。
「あんた、型抜きやる?」
「やるやる。」
ハートに星、天使、猫、魚の型を2人で次々と抜いていった。
楽しい、楽しすぎる(*´▽`*)。クッキーは、この作業が一番楽しい。シートをしいた天板に次々並べる。約時間は15分程度なので、その間に洗い物。作っている間に洗い物をするというのは、ママに教えてもらった。私って段取り上手?
チン!出来た!わー、いい匂い。お皿に取り出す。これは成功なのでは。
「じゃあ、食べようか」
私はハート、ケンジは魚をパクリ。
「……」「……」もぐもぐ。無言でもう1枚、私は天使、ケンジはネコを手に取り再びモグモグ。ザクザクと咀嚼音だけが響く。
その後、余ったクッキーを2人で分けそれぞれの部屋に入った。
今度は1人で3枚目を食べる。
うーん、何というか…うーん。私もケンジも無言になってしまったのは味がふつーだったからだ。何なんだ、不味くはないが、このフツーは…。
今回は失敗しなかったが、フツーという何ともいえない結末に終わった。
何しろ先週、大量の洗い物を放置してママを怒らせてしまったので<ちゃんと後片付けをする>、<キッチンを占領しない>という約束でお菓子作りを許可してもらったのだ。よし、やるぞ。髪を一つ結びにし、エプロンと三角巾を装着した。
まず薄力粉をパタパタ振るう。それにバターと砂糖をまぜまぜ。かったいなー。何気なくレシピを確認すると、あー、やらかした(;゚Д゚)、バターを常温に戻してない!
5分後… まあ、しゃーないか。このままごり押しにつぶす。そして、一つにまとめる。紙粘土のようにコネコネ。ふう。かたまりをラップに包み冷蔵庫にいれほっと一息。アイドルのYouTubeを見ているうちに、あっという間に30分。台の上に粉を雪のようにまき散らし、かたまりをどんと置く。これまた、たっぷり粉をつけた棒でぐりぐり伸ばす。
その時、弟のケンジが降りてきた。
「あんた、型抜きやる?」
「やるやる。」
ハートに星、天使、猫、魚の型を2人で次々と抜いていった。
楽しい、楽しすぎる(*´▽`*)。クッキーは、この作業が一番楽しい。シートをしいた天板に次々並べる。約時間は15分程度なので、その間に洗い物。作っている間に洗い物をするというのは、ママに教えてもらった。私って段取り上手?
チン!出来た!わー、いい匂い。お皿に取り出す。これは成功なのでは。
「じゃあ、食べようか」
私はハート、ケンジは魚をパクリ。
「……」「……」もぐもぐ。無言でもう1枚、私は天使、ケンジはネコを手に取り再びモグモグ。ザクザクと咀嚼音だけが響く。
その後、余ったクッキーを2人で分けそれぞれの部屋に入った。
今度は1人で3枚目を食べる。
うーん、何というか…うーん。私もケンジも無言になってしまったのは味がふつーだったからだ。何なんだ、不味くはないが、このフツーは…。
今回は失敗しなかったが、フツーという何ともいえない結末に終わった。
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