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第4章 決まっている勝利
疲れきった幹部二人
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最終的に、今年の国家民間親善大会へのエントリー数は、千を大きく超えた。
その中から書類審査と予選を突破し、本選への出場を許されたのはたったの二百人。
実に、五倍以上もの倍率だ。
本選への出場を認められた二百人は、まずランダムに百人ずつのAブロックとBブロックに分けられる。
そして各ブロックごとにトーナメント形式で勝ち上がっていき、最終的にAブロックの優勝者とBブロックの優勝者で決勝戦が行われ、大会の優勝者が決められるのだ。
今年の見物は、なんといっても大会四連覇がかかっているディアラントの動向。
そしてそのディアラントが、自分の弟子だと公表したキリハの腕前だという。
ディアラントの実力はすでに周知の事実となっている手前、大会前の取材を一切拒否した上に、宮殿からも出なかったキリハに注目が傾いているというのが現状だった。
大会の開催は国民の関心の高さも考慮し、毎年土日に設定されている。
今週の土日で各ブロックとも上位八人に絞られるまで試合が行われ、翌週の土曜日に各ブロックの準決勝までの試合が行われる。
そして次の日曜日の午前に、各ブロックの決勝戦。
午後にはいよいよ、大会の優勝者を決める本決勝戦が行われる。
そんなハードなスケジュールだからか、大会の開会式は朝の七時から始まる。
しかし早朝にもかかわらず、会場付近には日が昇る前から人が集まってきていた。
大会の会場は、フィロア市の北に位置している国立運動公園。
豊かな自然に囲まれた敷地の中心に巨大な中央アリーナがあり、中央アリーナを囲むようにして四つの競技場が設置されている。
各競技場とも、整備次第でいくつもの競技会場として利用が可能だ。
そのため、この公園ではいつも何かしらの競技大会が開催されているのである。
国家民間親善大会は、大会一日目と二日目は中央アリーナ以外の各競技場で同時に試合を進行し、三日目と四日目は中央アリーナへと会場を移す。
どの競技場もそれなりの収容人数を有しているが、それでもチケットが完売した上に、立ち見でも構わないという人々が、こうして早朝から会場に押し寄せているわけだ。
「うわぁ…。本当にすごいね。こんなに人が集まってるの、今まで見たことないよ。」
カーテンの隙間から外の様子を見下ろし、キリハは目を丸くした。
ここは中央アリーナの特別控え室。
神官であるターニャの控え室として用意されている部屋で、彼女によって、ドラゴン殲滅部隊と竜騎士隊だけが入室を許されている。
「ほんとだなー。いつもはテレビで十分って思ってた人たちも、今年は生で見に来た感じかな。」
キリハの頭にのしかかり、ディアラントも外の様子を見て、その圧倒的な景色に口笛を吹いた。
どこか暢気な様子の師弟コンビに対し。
「はあ…。マジで、早く終わってくれねぇかな。」
「まったくだね。」
辟易とした表情でソファーに身をうずめているミゲルと、そんなミゲルを同情的な視線で見やるジョー。
「あれ? なんか二人とも、やけに疲れてない?」
疑問に思ったキリハが訊ねると、ディアラントがとても面白そうな声音で答えた。
「二人とも、昨日は丸一日情報部に缶詰めだったからな。」
「そうなの?」
そういえば、確かに昨日は、いつも顔を見に来てくれる二人が部屋に来なかった。
大会前日だから休んでいるのだろうと思いきや、そうではなかったらしい。
「さすがに、前年度の大会トップスリーが、揃いも揃って取材拒否なんてできないからね。」
「どこかの馬鹿隊長殿が取材を拒否してるもんだから、そのお鉢がぜーんぶこっちに来てんだよ。」
ジョーが苦笑いでそう告げ、ミゲルが恨みのこもった眼差しをディアラントに向ける。
「まったくよ…。取材拒否なら、おれの方がしたいっての。」
「えー。だって、去年オレが取材に応えようとしたら、先輩が全力で止めたんじゃないですかぁ~。」
「当たり前だ! お前が取材に応えたら、周りを煽ることしかしねぇだろうが!」
「その方が面白いのに……」
「馬鹿野郎!」
ソファーから立ったミゲルがずかずかとディアラントに近寄り、その頭を遠慮なしの威力で殴る。
相当苛立ちが募っているのか、ディアラントを射すくめる目には、ミゲルらしくない凶暴な光が宿っていた。
「あてて…。そういう目をしてると、大学時代の先輩を見てるみたいですね。」
「……ほほう。お前はおれに喧嘩売ってんのか。そうかそうか……」
なんだか、今のミゲルには近づかない方がよさそうだ。
キリハはそっとディアラントから離れ、安全圏に避難することにする。
「なんか、ミゲルが怖い……」
ミゲルが座っていたソファーに座ったキリハが呟くと、隣のジョーがその理由について話してくれた。
「ま、仕方ないね。僕には口で敵わないって分かってるのか、記者の人たちったら、ミゲルにばっか質問を飛ばしてたし。そうでなくても、この時期になると、嫌でも大学の時のことを蒸し返されるからね。」
「大学の時って、〝覇王〟と〝君子〟っていうやつのこと?」
キリハが首を傾げて問うと、ジョーはきょとんとして目をまたたいた。
「あれ? いつの間に知ってたの?」
「昨日、ディア兄ちゃんから聞いた。」
「あっ、こら!」
ディアラントが冷や汗を浮かべて制止するも、時すでに遅し。
キリハの無邪気な声は、しっかりとミゲルの耳に届いていた。
「お前は、また余計なことを……」
「い、いや! ほら! どうせ、そのうちばれるんだし!」
「そういう問題じゃねぇんだよ!」
「だって半年以上も一緒にいたのに、そのことを知らないとは、逆に思わなかったんですもーん!!」
「嘘つけ!! お前、絶対に面白がってるだろ!? その笑顔でむごいとこ、いい加減少しは振り返ってみやがれ!」
「せ、先輩落ち着いてー!!」
「………あれ?」
ヒートアップしていくディアラントたちのやり取り。
それでふと、ミゲルが荒れている原因の一端を察した。
その中から書類審査と予選を突破し、本選への出場を許されたのはたったの二百人。
実に、五倍以上もの倍率だ。
本選への出場を認められた二百人は、まずランダムに百人ずつのAブロックとBブロックに分けられる。
そして各ブロックごとにトーナメント形式で勝ち上がっていき、最終的にAブロックの優勝者とBブロックの優勝者で決勝戦が行われ、大会の優勝者が決められるのだ。
今年の見物は、なんといっても大会四連覇がかかっているディアラントの動向。
そしてそのディアラントが、自分の弟子だと公表したキリハの腕前だという。
ディアラントの実力はすでに周知の事実となっている手前、大会前の取材を一切拒否した上に、宮殿からも出なかったキリハに注目が傾いているというのが現状だった。
大会の開催は国民の関心の高さも考慮し、毎年土日に設定されている。
今週の土日で各ブロックとも上位八人に絞られるまで試合が行われ、翌週の土曜日に各ブロックの準決勝までの試合が行われる。
そして次の日曜日の午前に、各ブロックの決勝戦。
午後にはいよいよ、大会の優勝者を決める本決勝戦が行われる。
そんなハードなスケジュールだからか、大会の開会式は朝の七時から始まる。
しかし早朝にもかかわらず、会場付近には日が昇る前から人が集まってきていた。
大会の会場は、フィロア市の北に位置している国立運動公園。
豊かな自然に囲まれた敷地の中心に巨大な中央アリーナがあり、中央アリーナを囲むようにして四つの競技場が設置されている。
各競技場とも、整備次第でいくつもの競技会場として利用が可能だ。
そのため、この公園ではいつも何かしらの競技大会が開催されているのである。
国家民間親善大会は、大会一日目と二日目は中央アリーナ以外の各競技場で同時に試合を進行し、三日目と四日目は中央アリーナへと会場を移す。
どの競技場もそれなりの収容人数を有しているが、それでもチケットが完売した上に、立ち見でも構わないという人々が、こうして早朝から会場に押し寄せているわけだ。
「うわぁ…。本当にすごいね。こんなに人が集まってるの、今まで見たことないよ。」
カーテンの隙間から外の様子を見下ろし、キリハは目を丸くした。
ここは中央アリーナの特別控え室。
神官であるターニャの控え室として用意されている部屋で、彼女によって、ドラゴン殲滅部隊と竜騎士隊だけが入室を許されている。
「ほんとだなー。いつもはテレビで十分って思ってた人たちも、今年は生で見に来た感じかな。」
キリハの頭にのしかかり、ディアラントも外の様子を見て、その圧倒的な景色に口笛を吹いた。
どこか暢気な様子の師弟コンビに対し。
「はあ…。マジで、早く終わってくれねぇかな。」
「まったくだね。」
辟易とした表情でソファーに身をうずめているミゲルと、そんなミゲルを同情的な視線で見やるジョー。
「あれ? なんか二人とも、やけに疲れてない?」
疑問に思ったキリハが訊ねると、ディアラントがとても面白そうな声音で答えた。
「二人とも、昨日は丸一日情報部に缶詰めだったからな。」
「そうなの?」
そういえば、確かに昨日は、いつも顔を見に来てくれる二人が部屋に来なかった。
大会前日だから休んでいるのだろうと思いきや、そうではなかったらしい。
「さすがに、前年度の大会トップスリーが、揃いも揃って取材拒否なんてできないからね。」
「どこかの馬鹿隊長殿が取材を拒否してるもんだから、そのお鉢がぜーんぶこっちに来てんだよ。」
ジョーが苦笑いでそう告げ、ミゲルが恨みのこもった眼差しをディアラントに向ける。
「まったくよ…。取材拒否なら、おれの方がしたいっての。」
「えー。だって、去年オレが取材に応えようとしたら、先輩が全力で止めたんじゃないですかぁ~。」
「当たり前だ! お前が取材に応えたら、周りを煽ることしかしねぇだろうが!」
「その方が面白いのに……」
「馬鹿野郎!」
ソファーから立ったミゲルがずかずかとディアラントに近寄り、その頭を遠慮なしの威力で殴る。
相当苛立ちが募っているのか、ディアラントを射すくめる目には、ミゲルらしくない凶暴な光が宿っていた。
「あてて…。そういう目をしてると、大学時代の先輩を見てるみたいですね。」
「……ほほう。お前はおれに喧嘩売ってんのか。そうかそうか……」
なんだか、今のミゲルには近づかない方がよさそうだ。
キリハはそっとディアラントから離れ、安全圏に避難することにする。
「なんか、ミゲルが怖い……」
ミゲルが座っていたソファーに座ったキリハが呟くと、隣のジョーがその理由について話してくれた。
「ま、仕方ないね。僕には口で敵わないって分かってるのか、記者の人たちったら、ミゲルにばっか質問を飛ばしてたし。そうでなくても、この時期になると、嫌でも大学の時のことを蒸し返されるからね。」
「大学の時って、〝覇王〟と〝君子〟っていうやつのこと?」
キリハが首を傾げて問うと、ジョーはきょとんとして目をまたたいた。
「あれ? いつの間に知ってたの?」
「昨日、ディア兄ちゃんから聞いた。」
「あっ、こら!」
ディアラントが冷や汗を浮かべて制止するも、時すでに遅し。
キリハの無邪気な声は、しっかりとミゲルの耳に届いていた。
「お前は、また余計なことを……」
「い、いや! ほら! どうせ、そのうちばれるんだし!」
「そういう問題じゃねぇんだよ!」
「だって半年以上も一緒にいたのに、そのことを知らないとは、逆に思わなかったんですもーん!!」
「嘘つけ!! お前、絶対に面白がってるだろ!? その笑顔でむごいとこ、いい加減少しは振り返ってみやがれ!」
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「………あれ?」
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それでふと、ミゲルが荒れている原因の一端を察した。
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