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第8章 それぞれが歩んだ道
軍を離れた人
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空港から向かった先は、フィロア中心部にある高級ホテル。
今日はここで、年に一回の慰安パーティーがあるのだ。
「シ・ア・ノ・くーん!!」
貸し切ったホールに入るや否や、エリクがシアノに突撃する。
メッセージで〝まだ? あとどのくらい?〟と訊かれまくっていたので、想像どおりの展開だ。
「うわぁ、こんなに背が伸びて…っ。筋肉もしっかりついてるし、バッチリの健康体! でも、最近寝不足かな? 後で疲れ目に効く目薬を処方してあげるから、宮殿までおいで! まったくもう、全然セレニアに帰ってこないんだから!! どんだけ心配したと思ってるの!! そういうところは、ルカに似なくていいんだよーっ!!」
シアノのサングラスを勝手に取り上げ、エリクは体を触りまくったり、頬ずりをしたり。
あまりにも嬉しかったのか、目には涙が浮かんでいる。
「……父さんが言ってたとおり、うざぁ。エリクって、こんなにうざかったっけ?」
半ば呆気に取られていたシアノは、ぽつりと呟く。
すると、それを聞いたエリクが大袈裟に両目を開いた。
「そんな、うざいなんて…っ。シアノ君がぐれちゃった!?」
「いや、お前がうざいのはあってる。それとシアノも成長して、自立してきたってことだろ。」
ずっとツッコミを入れるタイミングを図っていたらしい。
エリクの後ろから、ミゲルが問答無用の拳骨を叩き落とした。
「久しぶりだな、シアノ。仕事が忙しいのは分かるが、あんまり根詰めて無理しすぎるなよ。この心配性をなだめるのも大変だからよ。」
エリクとは対照的に、ミゲルはあっさりとした挨拶にとどめてシアノの頭をなでた。
「あれ? ミゲルはぼくの仕事を知ってるの?」
「お前な……一応、おれが関連業界で副社長やってるってこと、忘れないでくれねぇか?」
きょとんとしたシアノの反応に、ミゲルは苦々しい笑顔。
ドラゴン殲滅部隊が解散された後、隊員には極力希望する部署に配属するという選択権が与えられた。
その際にミゲルは軍人を辞める意向を示し、父親が経営する紳士服ブランドへと転職したのだ。
元より剣以上の素質があったのか、父を支えたいという想いが強かったのか、あっという間に副社長の座に収まってしまった。
昔から店にはよく顔を出していたようで、現場に馴染むのも早かったという。
「あとはまあ……これだ。」
ミゲルが指し示すのは下。
そこには、ミゲルの足にくっついてシアノをまっすぐに見上げている女の子が一人。
ミゲルとララの娘で、今年四歳になるロッティだ。
「テレビのお兄ちゃん!」
ロッティはシアノを指差して頬を赤らめる。
そして次に、とある歌のフレーズを口ずさみ始めた。
「へぇ……」
軽く目を見開いたシアノは、ゆっくりとしゃがんでロッティと目線を合わせる。
「ブラノワ迷宮か。かなり初期の歌を知ってるね。それ、ぼくが始めて作詞作曲した歌なんだよ?」
そう言ったシアノが、ロッティから引き継ぐように続きを歌う。
その繊細かつ澄んだ歌声に、彼女は一気にテンションを上げた。
「テレビとおんなじだ! お兄ちゃんすごーい!!」
「まあ、本人ですから。それにしても、なんでぼくの歌を知ってるの?」
「ママがいつも見てるーっ!!」
ロッティが指を差した先では、ララが恥ずかしそうに顔を覆っていた。
「シアノがファッション業界で上手くやってるらしいって話をしたら、あいつも勉強のために調べるって言ってな。その結果、どっぷりはまっちまったんだ。」
「だってぇー…。シアノ君の歌って、歌詞が共感を誘うっていうか。孤児院にいた時の悩みや苦しさをそのまま代弁してくれてて、どうしても引き込まれちゃうのよぉ……」
娘と旦那にみなまで言われてはごまかすこともできず、ララは顔を赤くするばかり。
そんな彼女に、シアノはくすりと笑った。
「そこまでお褒めいただけるとは光栄ですよ、レディ。どうぞこれからも、応援よろしく。」
シアノが手を差し出すと、ララがファンモードで手を握り返す。
と、シアノがその耳元に唇を寄せた。
「ぼくの歌を聞いている時だけは、旦那も子供も忘れて、ぼくだけを見ててくれると嬉しいな。」
「はわわわわっ!?」
「シアノーっ!!」
プチパニックに陥ったララと、そんなララからシアノを引き剥がすミゲル。
「お前! 他人の嫁に何やっとんじゃい!!」
「あ…。いつもの癖で、ついファンサービスを……」
「お前はホストか!? いつか刺されるぞ!?」
「でも実際、これがファンを黙らせる一番の手なんだよ?」
「おい、キー坊!! 誰だ、こいつを教育したの!! どうしてこんなに垢抜けちまったんだよ!!」
「あはは……」
ミゲルに嘆かれ、キリハは何とも言えない表情。
しかし、当人にはミゲルの嘆きなど心にかすりもしていない。
「いいじゃん、表で見せる顔なんてこのくらいでさー。他人を信じてまた馬鹿を見るよりは、高嶺の華になってお馬鹿さんを踊らせてた方がよくなーい?」
「………!?」
シアノの大胆発言に、ミゲルが目を剥く。
「なあ……なんでかなぁ…? こいつに、厄介な奴が乗り移ってるように見えるんだが…?」
「奇遇だな。オレも、空港からその面影を感じてんだ。」
ミゲルのひきつった声に、ルカが複雑そうな顔で同意する。
「あははははー…」
キリハは空笑いでその場をごまかすのみ。
「あ、そうだ。」
その時、シアノがぽんと両手を打つ。
「ぼく、今のところカジュアルばっかりで、スーツ系の服は着たことなかったっけ。……ミゲル。ミゲルんとこのブランド、着てみてあげようか?」
「いや、お前がスーツなんか着たら、それこそただのホストじゃねぇか。」
と、第一声では否を唱えたミゲルだったが……
「いや、待てよ。カジュアルとフォーマルの間を行くデザインか…。若い層が着ても着られてる感がなくて、なおかつチャラさは控えめになる。アクセサリーと合わせてラフに着ることができて、とはいえフォーマルな場でも顰蹙を買うほど華美ではなくて……うん。提携先の会社も巻き込めば、若者向けのコーナーくらい刷新できそうだな。」
「で、それをぼくが着れば完璧と。セレニアではすぐに流行らないと思うけど、ルルア向けにオンラインショップを開設すれば、まあまあいけるかもよ? 武術大国だったルルアでは、スーツってまだ発展途上だし。物珍しさで飛びつく人もいるんじゃない?」
「そうか…。こりゃ、予想外のところから販路拡大の道筋が……」
その後、ミゲルとシアノの話はそこそこに盛り上がり、シアノ起用の話は割と現実的なものになった。
皆がシアノに上手く話を逸らされたことに気付くのは、もう少し後の話である。
今日はここで、年に一回の慰安パーティーがあるのだ。
「シ・ア・ノ・くーん!!」
貸し切ったホールに入るや否や、エリクがシアノに突撃する。
メッセージで〝まだ? あとどのくらい?〟と訊かれまくっていたので、想像どおりの展開だ。
「うわぁ、こんなに背が伸びて…っ。筋肉もしっかりついてるし、バッチリの健康体! でも、最近寝不足かな? 後で疲れ目に効く目薬を処方してあげるから、宮殿までおいで! まったくもう、全然セレニアに帰ってこないんだから!! どんだけ心配したと思ってるの!! そういうところは、ルカに似なくていいんだよーっ!!」
シアノのサングラスを勝手に取り上げ、エリクは体を触りまくったり、頬ずりをしたり。
あまりにも嬉しかったのか、目には涙が浮かんでいる。
「……父さんが言ってたとおり、うざぁ。エリクって、こんなにうざかったっけ?」
半ば呆気に取られていたシアノは、ぽつりと呟く。
すると、それを聞いたエリクが大袈裟に両目を開いた。
「そんな、うざいなんて…っ。シアノ君がぐれちゃった!?」
「いや、お前がうざいのはあってる。それとシアノも成長して、自立してきたってことだろ。」
ずっとツッコミを入れるタイミングを図っていたらしい。
エリクの後ろから、ミゲルが問答無用の拳骨を叩き落とした。
「久しぶりだな、シアノ。仕事が忙しいのは分かるが、あんまり根詰めて無理しすぎるなよ。この心配性をなだめるのも大変だからよ。」
エリクとは対照的に、ミゲルはあっさりとした挨拶にとどめてシアノの頭をなでた。
「あれ? ミゲルはぼくの仕事を知ってるの?」
「お前な……一応、おれが関連業界で副社長やってるってこと、忘れないでくれねぇか?」
きょとんとしたシアノの反応に、ミゲルは苦々しい笑顔。
ドラゴン殲滅部隊が解散された後、隊員には極力希望する部署に配属するという選択権が与えられた。
その際にミゲルは軍人を辞める意向を示し、父親が経営する紳士服ブランドへと転職したのだ。
元より剣以上の素質があったのか、父を支えたいという想いが強かったのか、あっという間に副社長の座に収まってしまった。
昔から店にはよく顔を出していたようで、現場に馴染むのも早かったという。
「あとはまあ……これだ。」
ミゲルが指し示すのは下。
そこには、ミゲルの足にくっついてシアノをまっすぐに見上げている女の子が一人。
ミゲルとララの娘で、今年四歳になるロッティだ。
「テレビのお兄ちゃん!」
ロッティはシアノを指差して頬を赤らめる。
そして次に、とある歌のフレーズを口ずさみ始めた。
「へぇ……」
軽く目を見開いたシアノは、ゆっくりとしゃがんでロッティと目線を合わせる。
「ブラノワ迷宮か。かなり初期の歌を知ってるね。それ、ぼくが始めて作詞作曲した歌なんだよ?」
そう言ったシアノが、ロッティから引き継ぐように続きを歌う。
その繊細かつ澄んだ歌声に、彼女は一気にテンションを上げた。
「テレビとおんなじだ! お兄ちゃんすごーい!!」
「まあ、本人ですから。それにしても、なんでぼくの歌を知ってるの?」
「ママがいつも見てるーっ!!」
ロッティが指を差した先では、ララが恥ずかしそうに顔を覆っていた。
「シアノがファッション業界で上手くやってるらしいって話をしたら、あいつも勉強のために調べるって言ってな。その結果、どっぷりはまっちまったんだ。」
「だってぇー…。シアノ君の歌って、歌詞が共感を誘うっていうか。孤児院にいた時の悩みや苦しさをそのまま代弁してくれてて、どうしても引き込まれちゃうのよぉ……」
娘と旦那にみなまで言われてはごまかすこともできず、ララは顔を赤くするばかり。
そんな彼女に、シアノはくすりと笑った。
「そこまでお褒めいただけるとは光栄ですよ、レディ。どうぞこれからも、応援よろしく。」
シアノが手を差し出すと、ララがファンモードで手を握り返す。
と、シアノがその耳元に唇を寄せた。
「ぼくの歌を聞いている時だけは、旦那も子供も忘れて、ぼくだけを見ててくれると嬉しいな。」
「はわわわわっ!?」
「シアノーっ!!」
プチパニックに陥ったララと、そんなララからシアノを引き剥がすミゲル。
「お前! 他人の嫁に何やっとんじゃい!!」
「あ…。いつもの癖で、ついファンサービスを……」
「お前はホストか!? いつか刺されるぞ!?」
「でも実際、これがファンを黙らせる一番の手なんだよ?」
「おい、キー坊!! 誰だ、こいつを教育したの!! どうしてこんなに垢抜けちまったんだよ!!」
「あはは……」
ミゲルに嘆かれ、キリハは何とも言えない表情。
しかし、当人にはミゲルの嘆きなど心にかすりもしていない。
「いいじゃん、表で見せる顔なんてこのくらいでさー。他人を信じてまた馬鹿を見るよりは、高嶺の華になってお馬鹿さんを踊らせてた方がよくなーい?」
「………!?」
シアノの大胆発言に、ミゲルが目を剥く。
「なあ……なんでかなぁ…? こいつに、厄介な奴が乗り移ってるように見えるんだが…?」
「奇遇だな。オレも、空港からその面影を感じてんだ。」
ミゲルのひきつった声に、ルカが複雑そうな顔で同意する。
「あははははー…」
キリハは空笑いでその場をごまかすのみ。
「あ、そうだ。」
その時、シアノがぽんと両手を打つ。
「ぼく、今のところカジュアルばっかりで、スーツ系の服は着たことなかったっけ。……ミゲル。ミゲルんとこのブランド、着てみてあげようか?」
「いや、お前がスーツなんか着たら、それこそただのホストじゃねぇか。」
と、第一声では否を唱えたミゲルだったが……
「いや、待てよ。カジュアルとフォーマルの間を行くデザインか…。若い層が着ても着られてる感がなくて、なおかつチャラさは控えめになる。アクセサリーと合わせてラフに着ることができて、とはいえフォーマルな場でも顰蹙を買うほど華美ではなくて……うん。提携先の会社も巻き込めば、若者向けのコーナーくらい刷新できそうだな。」
「で、それをぼくが着れば完璧と。セレニアではすぐに流行らないと思うけど、ルルア向けにオンラインショップを開設すれば、まあまあいけるかもよ? 武術大国だったルルアでは、スーツってまだ発展途上だし。物珍しさで飛びつく人もいるんじゃない?」
「そうか…。こりゃ、予想外のところから販路拡大の道筋が……」
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