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第三話
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美都留の声を出そうと口を大きく開けて、『玉の輿』と言ってみたが、やはり依然声を出すことはできなかった。
「鶴姫様、どうぞこちらに。」
女中に案内されて、控室のほうに移動した。大きな樽のようなものが目に付いた。
湯気が出ている。
「ここでお召し物を脱いでいただき、あの湯船に入って頂きます。
私たちは体を綺麗に洗い清めさせていただきます。」
美都留は、脱ぐことを躊躇していたが、女中に促されて巫女姿の汚れた衣装を床に落とした。
巫女衣装の下には何も下着らしきものがなかった。
転生したら私は巫女から、鶴という姫になってイケメン大名に言い寄られたのか。何歳くらいだろう。
さっと乳房や下腹やヒップを手で触ってみたが、胸は転生前のBカップで、スタイルはイマイチのプロポーションと変わっていない気がする。
転生して美女に生まれ変わったのでしょうか。
体つきは同じような気がするし、お肌の張りや艶の年齢も転生とかわっていないような気がするわ。
赤龍の宝など、どうでもいいから、早く玉の輿に乗って、イケメン大名の正室になりたいものね。
脇と下の毛も処理してなさそうだし、どう見ても令和のそのままの体で転生してみたい。
「鶴姫様、湯船にお入りください。」
樽の横に小さな踏み台があったので、それに乗って樽の風呂の湯船につかった。
湯加減も丁度いいし、極楽気分ね。和風ゴージャスホテルに来たみたい。
「鶴姫様、湯船から立ってみてください。手を上にあげてください。
女中が、かいがいしく、私の体を洗ってくれている。
何か塩のような、石鹸のような香草のようなもので何度も肌を洗っているようだわ。
「これは!」
女中の一人が私の背中を見て驚いた声を出したが、女中頭にたしなめられているようだ。
「何か背中についているの。」
小さな刀を持った女中が気にしていた腋毛の処理もしてくれるようだ。
そのあと上半身のムダ毛もすべてきれいになぞらえてくれた。
「鶴姫様、湯船からでてあちらの寝床に仰向けになってください。」
湯船から降りると、高さの低いベッドのような寝床が用意されていて、そこに鶴姫と呼ばれた私は寝転がった。
くすぐったい。まるで和風高級スパでマッサージをされているようだ。デリケートゾーンにも小刀が肌をなぞり、下半身もきれいにしてくれるようだ。
「次はうつ伏せになってください。」
マッサージ風の施術が続き、いつの間にか美都留、いや鶴姫は、気持ちよさに体全体が広がり、胸の突起が尖り、太ももの根元部分が熱く疼く様になっていった。
そして目蓋が重くなっていった。
「殿、ご検分を。」
鶴の意識の遠くから声が聞こえる。
「これは、確かに赤龍の印。鶴と結婚するには、やはり赤龍の三つのお宝が必要だな。」
鶴の目蓋が空いた。うつ伏せのままだ。
イケメン大名の声に、はっとして意識を戻した。上体を上げて振り向くと、イケメン大名と目が合った。
鶴は、何も纏っていないことに気が付いて、慌ててイケメン大名に背を向けた。
「これは美しい。
背中に赤龍の紋。
鶴姫、私は必ず赤龍の紋が入った三つのお宝を見つけて、鶴姫に捧げるつもりだ。
もう一度、振り向いて素敵な体を見せてくれ。」
鶴はあざとく胸と茂みを手で覆い、ゆっくりとイケメン大名のほうに振り向いた。
イケメン大名の顔が真っ赤になっていたが、大きな瞳は薄くし過ぎる物をみているかのように輝いていた。
女中頭が言った。
「殿、背中の紋のご検分が終わられましたら、お部屋でお待ちください。
今から鶴姫様には、豪華な御着物をお召いただきます。」
鶴は、顔や首筋に何か白いものを塗りたくられて、そのあと豪華で綺麗な小袖や打掛を何層にも着せられた。
イケメン大名にふさわしい衣装だろうか、鏡がないからどうなっているのか自分ではわからないが、女中から次々と、鶴姫様、本当に美しいと、感嘆している声が漏れる。
それにしても私の背中には赤い龍の痣のようなものがあるらしい。これだけは転生前になかったはず。
先ほど胸の桃色の二つの乳首が固くとがっていたことや下半身の茂みが疼いていたのも見られたのだろうか。
それを思い出し、鶴は、赤龍より顔が赤くなるのを感じていた。
赤龍のお宝より、鶴は早く結婚してイケメン大名に抱いてほしいと思った。
イケメン大名の顔つきと戦国時代の栄養から推定すると、令和のBカップでも十分魅力があるプロポーションではないかと思い始めていた。
あの市川家の殿は意外と初心なのかも。
鶴は令和のあざとく魅せるSNSのテクニックを思い出そうとした。
この玉の輿を逃してはいけない。
私も赤龍の3つの宝を探す手伝いをして、早く結婚にゴールしたい。早く抱いてほしい。
「鶴姫様、どうぞこちらに。」
女中に案内されて、控室のほうに移動した。大きな樽のようなものが目に付いた。
湯気が出ている。
「ここでお召し物を脱いでいただき、あの湯船に入って頂きます。
私たちは体を綺麗に洗い清めさせていただきます。」
美都留は、脱ぐことを躊躇していたが、女中に促されて巫女姿の汚れた衣装を床に落とした。
巫女衣装の下には何も下着らしきものがなかった。
転生したら私は巫女から、鶴という姫になってイケメン大名に言い寄られたのか。何歳くらいだろう。
さっと乳房や下腹やヒップを手で触ってみたが、胸は転生前のBカップで、スタイルはイマイチのプロポーションと変わっていない気がする。
転生して美女に生まれ変わったのでしょうか。
体つきは同じような気がするし、お肌の張りや艶の年齢も転生とかわっていないような気がするわ。
赤龍の宝など、どうでもいいから、早く玉の輿に乗って、イケメン大名の正室になりたいものね。
脇と下の毛も処理してなさそうだし、どう見ても令和のそのままの体で転生してみたい。
「鶴姫様、湯船にお入りください。」
樽の横に小さな踏み台があったので、それに乗って樽の風呂の湯船につかった。
湯加減も丁度いいし、極楽気分ね。和風ゴージャスホテルに来たみたい。
「鶴姫様、湯船から立ってみてください。手を上にあげてください。
女中が、かいがいしく、私の体を洗ってくれている。
何か塩のような、石鹸のような香草のようなもので何度も肌を洗っているようだわ。
「これは!」
女中の一人が私の背中を見て驚いた声を出したが、女中頭にたしなめられているようだ。
「何か背中についているの。」
小さな刀を持った女中が気にしていた腋毛の処理もしてくれるようだ。
そのあと上半身のムダ毛もすべてきれいになぞらえてくれた。
「鶴姫様、湯船からでてあちらの寝床に仰向けになってください。」
湯船から降りると、高さの低いベッドのような寝床が用意されていて、そこに鶴姫と呼ばれた私は寝転がった。
くすぐったい。まるで和風高級スパでマッサージをされているようだ。デリケートゾーンにも小刀が肌をなぞり、下半身もきれいにしてくれるようだ。
「次はうつ伏せになってください。」
マッサージ風の施術が続き、いつの間にか美都留、いや鶴姫は、気持ちよさに体全体が広がり、胸の突起が尖り、太ももの根元部分が熱く疼く様になっていった。
そして目蓋が重くなっていった。
「殿、ご検分を。」
鶴の意識の遠くから声が聞こえる。
「これは、確かに赤龍の印。鶴と結婚するには、やはり赤龍の三つのお宝が必要だな。」
鶴の目蓋が空いた。うつ伏せのままだ。
イケメン大名の声に、はっとして意識を戻した。上体を上げて振り向くと、イケメン大名と目が合った。
鶴は、何も纏っていないことに気が付いて、慌ててイケメン大名に背を向けた。
「これは美しい。
背中に赤龍の紋。
鶴姫、私は必ず赤龍の紋が入った三つのお宝を見つけて、鶴姫に捧げるつもりだ。
もう一度、振り向いて素敵な体を見せてくれ。」
鶴はあざとく胸と茂みを手で覆い、ゆっくりとイケメン大名のほうに振り向いた。
イケメン大名の顔が真っ赤になっていたが、大きな瞳は薄くし過ぎる物をみているかのように輝いていた。
女中頭が言った。
「殿、背中の紋のご検分が終わられましたら、お部屋でお待ちください。
今から鶴姫様には、豪華な御着物をお召いただきます。」
鶴は、顔や首筋に何か白いものを塗りたくられて、そのあと豪華で綺麗な小袖や打掛を何層にも着せられた。
イケメン大名にふさわしい衣装だろうか、鏡がないからどうなっているのか自分ではわからないが、女中から次々と、鶴姫様、本当に美しいと、感嘆している声が漏れる。
それにしても私の背中には赤い龍の痣のようなものがあるらしい。これだけは転生前になかったはず。
先ほど胸の桃色の二つの乳首が固くとがっていたことや下半身の茂みが疼いていたのも見られたのだろうか。
それを思い出し、鶴は、赤龍より顔が赤くなるのを感じていた。
赤龍のお宝より、鶴は早く結婚してイケメン大名に抱いてほしいと思った。
イケメン大名の顔つきと戦国時代の栄養から推定すると、令和のBカップでも十分魅力があるプロポーションではないかと思い始めていた。
あの市川家の殿は意外と初心なのかも。
鶴は令和のあざとく魅せるSNSのテクニックを思い出そうとした。
この玉の輿を逃してはいけない。
私も赤龍の3つの宝を探す手伝いをして、早く結婚にゴールしたい。早く抱いてほしい。
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